会長の時間33 平成25年3月27日(水)

2013-03-27

「歓迎 嘉義玉山ロータリークラブ(嘉義玉山扶輪社)」2013.03.27

日田ロータリークラブ会長 橋本信一郎

 

「大家 好」「こんばんは」

嘉義からの長旅、お疲れ様でした。今、九州は桜の花が満開です。とても良い時期にいらっしゃいました。桜の花とともに皆様を歓迎します。

 

本日は嘉義玉山ロータリークラブをお迎えしての例会です。

嘉義玉山ロータリークラブとは2007年(平成19年)に友好クラブとなり、毎年、相互に訪問して友好を深めてまいりました。今日も嘉義玉山ロータリークラブの会友(社員)及びご奥様方を日田にお迎えできますことは、私どもの喜びとするところであります。

 

台湾と日本には長い歴史がありますが、今日でもお互いが親近の情を持っていることは、親戚、兄弟のようであります。私は台湾人と日本人の感性や行動規範は世界の中で一番近いと思っています。

台湾を訪れた日本人で、台湾に悪い印象を持つ者はいません。みんな台湾が大好きになって帰ってきます。

 

最近ではこういうこともありました。野球の世界選手権(WBC)の2次予選で台湾チームと日本チームが東京ドームで対戦しました。

台湾チームは2対1で惜敗したのですが、試合後、台湾チームはドームの観客席に向かって円陣を作り、満員の観客に礼をしました。観客からは暖かい拍手が起こりました。

 

これには、前段の話があります。

台湾との試合が決まった時、ある若い日本人が、ツイッターで、東北大震災の時、台湾の人たちが200億円を超える義捐金を送ってくれたことに感謝のプラカードを持って集まろうと呼びかけ、これ見た多くの若い人たちが沢山のプラカードを持って集まったのです。これを場内のスクリーンで見た台湾選手が、試合後、感謝の御辞儀(おじぎ)をしたのです。

「謝謝台湾」、「謝謝日本」とお互いのエールの交換です。

 

ちなみに、嘉義農林は昭和8年に夏の甲子園で準優勝していますが、若い人は知らない人が多いと思います。

台湾と日本の歴史を余りよく知らない若い日本人たちから、新しい親善・友好の動きが出てきたことは誠に喜ばしいことです。

 

これからも、嘉義玉山ロータリークラブと日田ロータリークラブ、そして日台関係がますます発展することを祈念してご挨拶にかえます。

 

 

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