外部卓話「地域における大分合同新聞の役割」大分合同新聞社日田支社岩本聡支社長

2013-11-20

大分合同新聞社日田支社岩本聡支社長の卓話。

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よく支局長といわれるのですが、大分合同新聞では2人以上社員がいるところは支社と言っております。正確には支社長の岩本です。

本日はよろしくお願いします。

みなさんは新聞業界の裏話などを本日期待されているかもしれませんが、本日は裏話ではなく実際は合同新聞の宣伝です。

私はこの前純文学の九州芸術祭文学賞で県代表に選ばれております。最優秀になれば本が出たり、芥川賞になったりするのですが、文壇では注目された賞です。芥川賞を取っていればここにいなかっただろうと思いますが(笑)、合同新聞では正しいものを見ているんだ、というだと思います。合同新聞では県内に7支社、11支局あります。日田支社には4人社員がいます。4年前に赴任しまして、facebookなどを始めて市民の方と交流をしてきました。

合同新聞が何を目指しているかというと、それは明確に「地域密着」であります。私が記者になりまして臼杵支局に初めて赴任しましたけれども、その時教えられたのは「合同新聞は地域の広報で良い、地域のPRをして来なさい。」ということでした。私は元々の文化部の出身で、政治部などの硬派な分野は苦手です。広報だけやってこいというのは気が楽でした。地域活性化のためには何が必要でしょうか。基本的には「やる気」だと思います。情報発信でのツールとして新聞なのですが、地域の人に元気になってもらいながら、日田っていいところだなってっていう記事だけを書いて行きたいと思っています。
わかりやすい指標としてどれだけ地域密着かというと、日田の記事がどれだけ載っているか、ということですが、合同新聞は他誌より先に書いた記事がこれだけあります(図表)。日田の記事が多いのでそれだけで立て混んでます。先ほどの情報発信の面ということで言えば、大分県内では合同新聞が圧倒的に部数が多いということがわかっていただけると思います。県内の部数でいうと圧倒的です。

老朽化の中央公民館の問題をいち早く伝え、この間大山町でコスプレイベントがあったのですが、それは2011年から紹介しています。まるはらさんの肉醤、去年の時点でこういうものを作ります、ということで紹介させていただきました。ネット関係では自動販売機を作った武内さんをご紹介させていただきました。私はこういう柔らかいネタが好きなので、こういうものをよく出させていただいてます。水害の時も行動が早くて大山の災害の記事でおばあちゃんが自衛隊に助けられている写真が出たのもうちだけです。合同新聞が率先して出しています。あそこにはああいう被害があるんだ、という被害の報道を一回だけじゃなくて、生活情報が大事だと思っていて被災者の方に有益な情報を出そうということで、真っ先に何回も何回も出そうとしています。同じ情報を毎日載せるのは如何なものか、ということですが現地の方たちのために私が押し通しました。
あと大事なことですが情報は複数から取ってください。同じ内容の報道でも記事によって伝え方が違います。何かの施策に対しての批判は、複数の紙面をとって考えていただきたい。何のために記事を書くかは行政の批判記事を書くためということもありますが、やはり地域を元気にするためにしています。地域を元気にするためにより多くの購読をお願いします。本日はご清聴いただきありがとうございました。

 

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