会長の時間34 平成26年3月19日(水)

2014-03-19

「人吉市での地区大会報告」2014.03.19

日田ロータリークラブ会長 橋本信一郎

 

3月15日と16日に人吉市で開催された「第2720地区・地区大会」に8名で行って参りました。

 

地区大会にはRI会長代理の台湾のフレデリック林さんがご婦人と出席され、全ての日程に熱心に参加されました。

林さんは「自分の父母は日本語を話していたが、戦後、日本語が禁止されたために私は日本語を喋れない。これは私にとって残念なことだ」と自己紹介され、全て英語で話されました。

 

しかし、二日目の武田恒㤗さんの講演を最前列で通訳なしでお聴きになっていたようです。家庭内ではご両親から日本語で教育されたようなことを話されていましたので、聞く方はある程度、お分かりになるのかなと思いました。

 

フレデリック林さんは、日本と台湾の特別な関係についても話されました。

一つの例として、次期RI会長であるゲイリー黄さんが、日本も含めた第4ゾーンで、何かの重要な役職に立候補したときに、日本からの候補者が全て立候補を取り下げ、黄さんの当選に協力してくれたことがあったということを紹介されました。

林さんは体格も風貌も立派で、誠実で有能な方でした。台湾の一流の方とお会いすると感じることですが、台湾人の明るさや優しさと礼儀正しさに加えて、アメリカや中国との経済交流で国際感覚があると思います。日本人も頑張らなければいけません。

 

祝賀会は広い体育館でありました。千人を超える人数を収容できる会場が無かったのでしょう。

祝賀会場では、福岡県のパストガバナーの大島さんが、わざわざ私を探してこられました。日台ロータリー親善会議に関する私の1月29日の会長卓話を読まれたらしく、びっくりしました。当日、大島さんもロータリー日台親善会議の会場におられて壇上にも上がられたそうです。会長卓話はインターネットに出しているので、迂闊なものは出せないなと改めて思いました。

 

二日目の朝8時から行われた会長・幹事・ガバナー補佐会議のR財団報告書の中で、木村財団部門長が「日田RCの国外プロジェクトは実施国が経済制裁国ミャンマーの為『米国財務省資産管理局審査チェックリスト』で再審査後、承認となりました。再審査に根気よく対応、努力された日田RCに称賛の言葉を申し上げたい」書いて下さったことを嬉しく思います。

 

9時から本会議が再開され、講演会の前の各クラブの周年行事の紹介では、日田クラブは中西会友が作ってくれた2分半の日田の紹介ビデオを使って50周年の案内をしました。

 

夕暮れ時の遊船を見せて、この船上で祝賀会をやりますと言ったら、会場から「オー」という声が上がりました。多くの方の登録を期待したいと思います。

 

その後の武田恒㤗さんの講演は、笑いあり、考えさせられることありの息もつかせぬ熱演で時間をオーバーするほどでした。

 

一般市民を含めた聴衆が武田さんのお話に同感したのだと思いますが、講演後の本の販売では黒山の人だかりの大混雑で、売り切れの本も出ました。

 

武田さんは冗談で「最近、私はジャパネット・タケタと言われる」と言っていましたが、著書やDVDのセールストークはとてもお上手で、明治天皇の玄孫とは思えないほどです。

武田さんは、戦後、失われた日本を取り戻すためには、日本神話と歴史を学ぶべきとおっしゃっていました。私も武田さんの「現代語古事記」他をアマゾンで注文しました。

 

最後のRI会長代理の大会所感で、フレデリック林さんはRI会長に提出する地区大会の報告書の評価点はエクセレントとしますと発表し、赤山ガバナーはとても感動していました。

 

日田よりも小さい人吉で開催された地区大会を、赤山ガバナーを初めホスト及びコ・ホストクラブの皆様が見事にやり遂げられたことに敬意を表します。1164名のロータリアンが参加した素晴らしい大会でした。

 

ロン・バートンRI会長のテーマは「ENGAGE ROTARY CHANGE LIVES (ロータリーを実践し、みんなに豊かな人生を)」ですが、地区大会や、いろいろな行事に参加することによって、素晴らしい方たちと会うことが出来ます。特に新しい会員は出来るだけ参加してほしいと思います。

 

 

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