雑誌月間卓話 井上太香美会友

2014-04-02

雑誌月間にちなみ、ロータリーの友の卓話の泉から卓話いただきました。

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卓話 ロータリークラブ雑誌月間にあたって 雑誌委員長 井上太香美

今月は雑誌月間ということで、毎月発行されている「ロータリーの友」の中から話題を探ってみます。この雑誌の中に「卓話の泉」という欄があります。この欄は、各クラブの会報、週報に掲載の卓話の中から、客観的内容の話題、ミニ知識となるものを主に選んで編集されています。今月掲載されている話題に「労使間のルール」というものがあります。たまたま私の本業がこれに絡んでおりますので解説を加えてお話しいたします。

近年、労使間におけるもめ事、紛争が大変多くなっていると記されておりますが、私の周りでも顕著に見受けられます。筆者も述べていますが、昔の紛争は集団的な労働争議が主たるものでしたが、現在は個々の労働者と会社との間の「法規」を根拠とする個別紛争に変化してきました。この流れから、未然に紛争を防止するため労働契約法ができました。今日はこの法律についてお話したいと思います。

私が感じますに多くのトラブルは、使用者の勘違いにおいて発生するということです。つまり使用者に労働契約すなわち「契約」という意識が薄く、「使用従属関係」の意識が抜けていないように見受けられます。次に中小企業の甘え「法律を守ったら会社がつぶれる。だから守れない。」という意識があります。いずれも法治国家においては通用しない理論です。個別紛争は「会社の命取り」になります。資料として関係法規を抜粋してまいりました。今一度、会社の現状と条文を見比べて個別紛争が発生しないよう対策を立てていただきたいと思います。

 

 

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