会長の時間18 平成26年11月19日(水)

2014-11-19

日田ロータリークラブ会長 田嶋 篤

11月8日に宇佐の文化会館ウサノピア小ホールで第2720地区クラブ管理運営セミナーがありました。RIが推奨する戦略計画について安満良明第2730地区パストガバナーRI第3地区ゾーンロータリーコーディネーターの講演があり、その後、小グループに分かれてのグループディスカッションがありました。最近のセミナー、ただ黙って聞くだけでなく、こういう風にブレーンストーミング形式が行われている。  まず、戦略計画とは「中核となる価値観」(奉仕、親睦、多様性、高潔性、リーダーシップ)を踏まえた上で、「3つの優先項目」に当てはまる奉仕活動を各クラブの特色を生かせる計画を立案するように推奨している。  奉仕とは、ロータリーの奉仕活動とプログラムは、さらなる世界理解と平和をもたらすものであると、私たちは信じている。奉仕は、私たちの使命の主要な要素である。私たちは、個々のクラブの計画と行動を通じて、奉仕するものに無類の喜びを与え、組織全体に奉仕の文化を創造しているのである。  親睦とは、力を合わせて活動すれば、その力は無限となり、多くのリソース(資源)をもたらし、私たちの人生を豊かにし、視野を広げるものとなる。親睦は、民族や国家といったさまざまな違いを超越し、寛容の精神へと導くものである。  多様性とは、ロータリーは奉仕の理想の下にすべての人々を国際的に結束させると私たちは信じている。私たちは、会員組織において、また活動や奉仕において、職業の多様性を信じている。事業や専門職務の社会を反映させているクラブが、将来の繁栄の鍵を握るクラブである。  高潔性とは、私たちは、仕事においても人間関係においても倫理と職業の観点から、常に高い基準を固く守っている。私たちは、公平さと尊敬の念を保ちながら人々と付き合い、また、私たちに託されたリソース(資源)を良心的に管理する。  リーダーシップとは、私たちは、それぞれの活動分野に於けるリーダーからなる世界的な集まりである。私たちは指導力を進展させることの重要性、及び会員の優れた資質としてのリーダーシップを信じている。  私たちロータリアンは、これらの中核となる価値観を率先して実行していくリーダーである。  3つの「戦略計画の優先項目」とは、 [クラブのサポートと強化]=各クラブが今まで行ってきた活動内容やクラブの体質・方向性を今一度見直して現状を把握し、継続するべきものはより効果的になる様に洗練させ、さらには新たに活動を計画すること。 [人道的奉仕の重点化と増加]=ポリオプラス・地区補助金を使った活動・GSE・未来の夢等への積極的参加や地元地域社会や海外で多大な成果が期待できるプロジェクトを計画すること。また、他団体との協力やつながりを深める活動も奨励する。 [公共イメージと認知度の向上]=中核となる価値観や職業奉仕の概念を強調し、行動を主体とした奉仕を通して公共イメージと認知度が向上する活動を計画する。  3年、10年の長期計画(戦略計画) *戦略計画委員会設置へのモデルケース、その手順と立案方法  6つの手順  各クラブは日頃から素晴らしい奉仕活動をしている。その奉仕がどのような効果があり、どの程度有効なものなのか確認・認識し、改善もしくは新たな奉仕を考えることにより活動意欲を駆り立て、クラブを活性化させるツールに用いる。  より効果的な奉仕を生き生きと行えていることが実感できれば、ロータリーはさらに有意義で楽しいものになり、2次的効果として退会防止・会員増強も期待できる。  さて、野田三郎ガバナーエレクトがグループリーダーのディスカッションの中で、今クラブが抱えている問題点・行っている事。  退会者は3年未満の方が多い。新規入会者は孤独である。推薦者が隣に座りサポートする。推薦者は事情を聞いてクラブに連絡する。  クラブの戦略(長期計画)は単年度では出来ない(クラブ研修リーダー、委員長等)  前会長、現会長、会長エレクトとの連携が必要 3年未満の会員に研修を行った。社会奉仕委員会はロータリーデイによろず相談会を行った。足りない職種を導入するきっかけになる。  綱領と目的は、綱領は額に入れて掲げておき、目的をアレンジする。出席委員会は休んだ会員に1本電話をする。  プログラム委員会は内部卓話は自分の仕事でも良い、外部卓話は何が聞きたいかアンケートを取る。  夜間の委員会や同好会には必ず飲み会をする(親睦の非常に良い手段です)女性会員を増やす。15%が目標です。家事専業という職業分類有ります。  多年度計画としては、10年ビジョンとして10年後に会員を150人にする(現在60名)国際奉仕として、タイで飲み水の井戸掘りプロジェクト、クラブ研修リーダーは、炉辺会合、若い人たちの研修、飲み会、スペシャルオリンピックスへの支援、青少年のスポーツ交換、2016年のソウル世界大会への参加、山間部と海浜部の小学生の交換。韓国との姉妹クラブは交流が自然と無くなった。 〈わからないことは、自分から求める=求めて学ぶ〉

 

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