会長の時間15

2020-11-18

日田ロータリークラブ会長 井上太香美

NHKのど自慢


 パトリアのスケジュール表を見ていたら「NHKのど自慢出場者募集」の記事がありました。40年近く前、私はこの予選に挑戦したことがあるのです。今回の募集要項では18組となっていましたが、当時は25組でした。番組を見ていると、たいしてうまくない人が出場しているので、気楽に応募しました。ところが、参加者の多いこと多いこと、中津の文化ホールは超満員でした。順番が来て歌ったのは2小節ぐらいで、あっけなく落選しました。

その時の経験から、のど自慢に出場するために、参考になると思われることをお話します。


予選が始まる前の挨拶で言われたのは、「明るく、楽しく、元気よく がポイント」とのことでした。合格者の発表を見たときに、「なるほど」と合点がいきました。

合格の鐘のレベルは高いです。予選に出てくる人のかなりの割合の人が、ある程度自信を持っています。番組を見た方は気づいたと思いますが、合格するのは大体5人から7人ぐらいです。

そのうちヤング、ミドル、シニア、男女が絶妙に配置されていますから合格するのは至難の業なのです。同じ合格者でもチャンピオンになるクラスですと、きちんとレッスンを受けているなとわかります。即ち、「超うまい、うまい、ゲストサービス」かなという出場者のランク分けができます。それに歌の流行度、難易度も加味されているようです。審査員は会場にはいません。前方に3台のカメラがあります。右、正面、左、と映していました。きっとテレビ映りで選考しているなと思いました。こんなこと考えていたから落選したんだと反省しました。


ステージには✖マークがついていて、そこで歌えといわれました。はやりの歌を選曲すると、20人、30人と1まとめに選考します。その時はキーの確認が大切です。生バンドはカラオケとはちょっと違います。ゲストの歌は必ず選抜されますので、上手、下手を問わなければ、出場のチャンスがでてきます。「のど自慢マニア」のような人もいて、予選会は面白いですよ。やはり、一生懸命懸命にならないと出場は難しいですね。合格しなかったけれど、楽しい思い出になりました。

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