会長の時間11 9月21日(水)

2011-09-21

日田ロータリークラブ会長 武内眞司

 

私には人生の師として故筑紫哲也さんがいることは先日紹介しましたが、商いの師としては世界的に有名なアニメ映画監督の宮崎駿(はやお)さんがおります。

筑紫さんのご縁で以前お泊り頂いた際親しくお話する機会があり、その際頂いた言葉が私のその後のサービス業経営の指針となりました。

 

宮崎アニメといえば「千と千尋の神隠し」や「風の谷のナウシカ」「魔女の宅急便」「もののけ姫」等々の作品全てが大ヒットしたのはご案内の通りです、そんな作る映画作る作品が次々にヒットする秘訣をお聞きした際の言葉は衝撃的なものでした。

 

監督曰く「みんなを喜ばそうと思って作った映画は1本も無く、自分が一番大切に想う人達のために全ての作品を作って来ただけで、それが孫であったり姪であったり亡くなった母であったりしただけの話。そんな私の想い人が喜んでくれたらそれでいいんだよ」続けて「みんなが喜ぶ作品は単に面白いだけで、感動はそれほど与えないものだからね」でした。そんな話を風早のラウンジで深夜まで話したのが、秋子想を創業し15年ほど経た時であり、マンネリが原因で経営全般に迷いのあった時期でもあったので、正に目からウロコの心境になったのを昨日のことのように覚えています。

 

その後、レストランでもホテルでも全てのお客様に満足してもらおうなんていう無謀な試みはスパッとやめました。お客様の味の好みやホテル室礼(しつらえ)の好み等は千差万別ですし、地域でもかなりの差があると考え、例えば今日は誰を想い描き料理を作るのかを厨房に訊ねたり、またホテルの予約名簿に関東の方が多い時には、味噌汁の味は少し濃くしてみようとか等を皆で検討するようになりました。

 

そんなわけで、ロータリーの家族会を2回私のお店で開催しましたが、2回ともご夫人方を喜ばせる献立を厨房に指示し、同じ食材、例えばデザートで使うマスカルポーネチーズ一つとっても、最高級のものを準備させたりしてきました。

 

来年6月の家族会は3回目となることもあり、やっと男性陣を対象にした料理を作るように厨房スタッフに指示するつもりです、美味しい本格的なローストビーフ等を今から考えておりますので、会友の皆様!来年の家族会は来なきゃきっとソンしますよ(笑)。

 

来年のことを言うと鬼が笑うと言いますので、この辺で会長の時間を終わります。

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