新入会員卓話:大塚智会友

2021-07-28

新入会員卓話 大塚 智会友

株式会社オオツカ 大塚酒店の大塚智 です。本日は、新入会員卓話ということで、会社や個人について何か話しをと うことでしたので、簡単な自己紹介と仕事について、お話しさせていただきます。

1971年10月18日生まれ、10月で50歳になります。咸宜小学校入学、東部中学校入学、日田高校入学、立正大学入学、株式会社マイカル入社 (旧ニチイ、ビブレ)、26歳の時に日田に戻り、家業の酒屋を継ぎます。

もともとは、うきは市吉井で「花吹雪」というお酒を造る酒蔵をしていたようですが、曾祖父さんの時に2~3年連続で作りに失敗して、三芳小渕町に移転して小売の酒屋を始めたようです。残念ながら当時の記録が、昭和28年の筑後川大水害で全て流れてしまい詳しいことはよくわかりません。

全て流されたのち、現在の中央一丁目に移転し酒屋を再開。三芳小渕町では新たに木履製造業を始めました。私の父である、大塚武明が酒類販売業を継承し、叔父である豊三郎が木履製造業を継承。現在は、酒類部を私が、履物部を従兄弟の裕一が経営しています。

ホテル、レストラン、居酒屋、スナック、バーなどの飲食店を対象とした業務用酒類卸。市内近郊、約200件ほどの飲食店様や、企業、事業所様とお取引しております。地元日田の地酒や焼酎、全国の銘酒、自然派ワイン、シャンパーニュ、シングルモルトなど2,000種類以上の品揃えです。

J.S.A 認定ソムリエ・J.S.A 認定 SAKE DIPLOMA・SSI 認定馴 酒師・SSI認定 焼酎朔酒師などワイン、日本酒、焼酎の資格を持ち、お客様のお好みや料理にあうお酒選びのお手伝いをします。

また、ホームページを刷新し情報発信やオンラインショップでの販売にも力を入れています。フェイスブックやインスタグラムといったSNSもやっておりますので、ぜひご登録お願いします。

「なしのお酒 梨園」は、今から15年ほど前に、「水郷ひたを代表するような特産品を作りたい」という思いから開発した商品になります。当時、美味しいのに少し傷があったり、形や大きさが基準をクリアしていないことから市場に流通しない梨が年間130トンほどありました。しかし梨は、味や香りが繊細で、色も褐変しやすく 加工が難しい為、有力な加工品がありませんでした。そこで農商工 業連携ということで各分野のプロにお集まりいただき梨園プロ ジェクトチームとして梨園を開発しました。


私と、全日本フレアバーテンダー協会の会長を努め、世界一にも輝いたことのあるBar if の江田氏が、企画、監修を務め、JAおおいた日田梨部会の130軒の梨農家さんが、丹精を込めて作った梨 を、株式会社つえエーピーさんで搾汁。出来上がった高品質の日田梨果汁をベースに老松酒造さんの高い技術力により、「なしのお酒 梨園」を作り上げました。

 

トップバーテンダーの江田氏が満足する味と品質の梨リキュールの開発は、困難を極め、完成まで3年の月日を費やしました。その分、味も香りも素晴らしく同業他社が真似できないクオリティーの「なしのお酒 梨園」が生まれました。まるで梨そのものを食べているようなみずみずしい美味しさと、日田梨の梨袋をイメージしたパッケージが話題となり、日本全国、さらには台湾や香港などの海外へと販路が広がります。発売から10年を超えるロングセラー商品となり、累計40万本以上を販売する大ヒット商品に成長しました。なしの生産者、食品加工メーカー、酒造メーカー、流通・小売業者、レストラン・飲食店など関連する分野の裾野が広く、大分県の農商工連携のモデルケースとし て取り上げていただきました。このように、地域に貢献できる商品 の開発に携われたことは本当に嬉しく、また光栄に思っています。

 

以上、私の自己紹介と事業内容、取扱商品についてお話しさせていただきました。コロナ禍により、酒類業界、飲食・旅行業界は、大変苦労しておりますが、精一杯、頑張りたいと思います。

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