会長の時間6

2021-08-11

日田ロータリークラブ会長  河津 龍治

 

職域接種

我々建設業界は平成29年の災害復旧が終わらないうちに、令和2年の7月に集中豪雨に見舞われ、通常の2倍から3倍の工事量を抱えています。そういった中で、一人でもコロナの感染者が出れば、現場はもちろん、会社全体が2週間休まなければなりません。度重なる災害で、工事は遅れている中で、1日でも休むわけにはいきません。そこで私は職域接種を申し込むことにしました。まず千人集まるかが問題だったので、接種希望者の集計を取るのに、3日かかってしまい、大分県で21番目になってしまいました。大手企業は早くから情報を得ており、準備も整っており、素早い申し込みが出来たのだと思います。

 

次は接種会場です。駐車場も広いので建設会館で行うようにしました。まず、アオーゼに行ってどういった流れで、ワクチンを接種しているか調査させ、同じようにするようにしました。看護師については、建設業に従事している社員の奥さんが、看護師をしている方はたくさんいると思っているので、1日3万円で来てもらうようにしました。問題はお医者さんです。私が知っている限りのお医者さんにお願いしたら、皆さん快く引き受けてもらいました。

 

ワクチンを保管するフリーザーの管理など、まだまだいろんな問題があり、不安でいっぱいでした。そういった中で、医師会の理事会で、膳所先生の口添えもあって、済生会病院でワクチン接種をやっても良いということになりました。我々としては、ほっとしているところです。そして皆さんもご存じの通り、6月22日に記者会見を開くことになりました。当時は予想もしていなかったのですが、今年の5月23日にエアコン付きの発熱外来棟を寄贈したことが、今回の結果につながったのではないかと思います。我々が申請した2日後に職域接種が停止になり、どうなるかと思いましたが、来週ワクチンが届きそうなので、しっかり準備をして、職域接種を完了したいと思います。

 

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