会長の時間24

2022-01-19

日田ロータリクラブ会長 河津龍治

市議会議員

 

市役所の執行部と市議会議員がギクシャクしているのが気になります。市役所の1階にある階段を撤去するか、しないかでもめています。当初、あの階段は我々建設業者が一番使っていました。1回の入札に10名から20名が参加し、9時から始まり30分おきに開催され、午後まで続くときもあります。入札室は2階ですので、1階の待合室におり、時間が来れば、ぞろぞろと、例の階段を使って、入札室に行くわけです。大変便利が良かったです。このことは石松副会長が当事のことは、一番分かっていると思います。

 

しかし今では電子入札です。市役所に行かなくて良いようになりました。入札の日は駐車場を探すのも大変で、多くの人が、例の階段を上ったり、降りたりしていたのですが、今は使っていません。だから撤去するという話が出たときは、当然だと思いました。費用はコロナ対策で国から出るし、待合場所も広くなるので、大変良いことだと思いました。しかし市議会議員が反対し撤去されなくなりました。

 

2~3人の市議会議員になんで反対か聞きました。答えは「事前に相談が無かった」ということでした。これを聞いたときは、唖然としました。つまり、根回しが無かったから、反対したそうです。私は、当時の入札の話をし、事前に相談があったか、無かったかは、関係なく、市民にとって、どの選択が一番良いかが、大事じゃ無いでしょうか、と話をしたら、黙りこくっていました。余りにも、程度の低さにあきれてしまいました。

 

次は中津江ホールです。令和2年7月の豪雨で、中津江高齢者生活福祉センターが、土砂災害で全壊しました。日田市は老朽化した中津江ホールを解体し、跡地に高齢者生活福祉センターと上津江、中津江が一体化したこども園を整備することにしました。しかし、市議会は、また反対しました。ホールは28年前に当社が建設しました。当時、なんでこんな物を立てるか不思議でなりませんでした。当時の村長は箱物を造るのが大好きでした。上津江や中津江、前津江は村営住宅をたくさん建てましたが、誰も入る人がいなく、役場の職員が入っていました。市町村合併になると、その職員たちは日田市に家を建て、今では誰も住んでいません。中津江ホールも当初はお盆にミュージシャンを呼んで、賑わっていましたが、今は誰も使ってなく、老朽化が進み、大規模な修繕が必要でした。場所は津江小中学校の前で、一番便利が良く、安全な場所です。何で反対するか、分かりませんでした。しかしこの件は、お年寄りに、早く住む場所を造ってやる、ということで、ホールを解体し、公共福祉施設を造る案は、ようやく議会を通ったみたいです。何でもかんでも、反対すれば、自分の存在価値が見いだされる、と思っているのでは無いでしょうか。このように、今の市議会議員は、なんかおかしいと思っているのは、私だけでしょうか。

 

 

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