向笠廣次 元国際ロータリークラブ会長について 川嶌眞人ガバナー補佐

2012-04-18

向笠廣次 元国際ロータリークラブ会長について

 

川嶌 眞人ガバナー補佐

 

向笠廣次(むかさ ひろじ)氏

 

日本から出た二人目のRI会長(1982-83年度)。テーマは「人類はひとつ 世界中に友情の橋をかけよう(MANKIND IS ONE Build Bridges of Friendship Throughout the World)」。

 

国際的にも著名な精神科医の向笠氏は。明治44年11月9日、九州の福岡県久留米市の医師の家に生まれました。父も祖父も叔父も兄弟も2人の息子も全て医師です。向笠氏は九州帝国大学で精神科を学びながら、人類はひとつと確信するようになりました。また、すべての人々が本能的に平和を求めると信じました。

 

孫が先祖の人数を知りたがったとき、次のように答えたものでした。「20世代経過すると、100万人の先祖を持ち、30世代では、10億人、40世代を経過すると1兆人の先祖をもつことになります。要するに私たちすべて『いとこ』なのです」。

 

九州帝国大学医学部を卒業してからも、同大学の精神病教育センターで研究を続けました。後に、中津市で、精神科医院を開院しました。向笠氏は、電気ショック療法のパイオニアで、向笠氏の考案した研究設備は、ワシントンD.C.にある米精神医学協会に常時展示されています。向笠廣次氏は、1957年に中津ロータリークラブに入会すると、「人類はひとつ」という点でロータリアンが自分と同じ信念をもっていることに程なく気付きました。向笠氏は、クラブ、地区、RIにおいて熱心にいろいろな役職を務めました。根っからの国際人でしたので、特に国際レベルの役職を楽しみました。喜代子夫人とは学生結婚で、関心事は二人とも共通していました。二人は、ロータリーにおいても、旅行、読書、絵画、文学、クラッシク音楽、きのこ採りなどにおいてもボランティア奉仕においても非常に熱心でした。二人は世界各地できのこ採りに情熱を傾け、きのこを選別し、調理し、世界中のロータリアンの友情の橋をかけ続けてきました。

 

向笠氏は、1982年ダラス国際大会で、次のように述べています。

 

「人間の考えには似たところがあります。どの国の芸術であっても称賛できます。どの国のことでも、素晴らしい行為には感動します。どこかの国に悲劇が発生すれば、私たちは涙をこぼさずにいられません。こういった事実は、他の何よりも、世界のいたるところで考え方が似ていることを裏付けています」。また同じ1982年、ボカラトン国際協議会で「人類は疑いもなくひとつの家族です。さあ、みなさん、左右にいるオジサンやイトコと初対面のあいさつをしてください」と述べたのは有名。

 

1967-68年度第370地区ガバナー、1978-80年度RI理事などを歴任。

 

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