7月, 2011年

藤蔭高校インターアクトクラブ「インターアクト年次大会」に参加

2011-07-30

国際ロータリー第2720地区のインターアクト年次大会が、湯布院自然の家 ゆふの丘プラザで開かれ、7月30日藤蔭高等学校のインターアクトクラブ(顧問 濱田祥子先生)の生徒4名が参加しました。

 

今大会のテーマは「~愛~ 今、わたしたちにできること」。東日本大震災の災害派遣に参加した第41普通科連隊長藤原氏の講演を聞きグループ討論をしたり、スリランカからの留学生であるスッチタ氏の講演を聞き、日本とスリランカの経済や文化の違いを学んだりしました。

この大会に参加したインターアクトクラブは、第2720地区である大分県と熊本県から合わせて19クラブ。多くの学校の生徒さんや引率してきているロータリークラブの方々、それに関係者が参加したグループ討論では、様々な意見を聞きたくさんの学びがありました。交流も広がり有意義な時間を過ごしました。

 

 

※インターアクトクラブって?

インターアクトは、12歳から18歳までの青少年のための国際ロータリーの奉仕クラブです。インターアクト・クラブは、支援や指導を与えるロータリー・クラブが提唱して結成されます。クラブ会員の構成はさまざまで、その規模も大小様々です。会員基盤は1つの学校の学生から集められる場合もあれば、同じ地域社会内の2つ以上の学校から成る場合もあります。(日田の場合は藤蔭高等学校にあります)社会奉仕プロジェクトを行い、プロジェクトを通じて、地元社会や海外のクラブと友情のネットワークを築きます。奉仕活動は、インターアクターの活動の真髄です。奉仕活動を行うことでインターアクターたちは次のような大切なことを学びます。

・指導力と人間としての高潔さ

・他者を助け、他者を尊重すること

・個人の責任と懸命に努力することの価値

・国際理解と親善を推進すること

 

ロータリーの奉仕の中で最も顕著かつ急速に発展しているプログラムの1つです。現在109余りの国や地域に10,700以上のクラブがあり、20万人近く若者がインターアクトとかかわりを持っています。

 

 

名前に想いを馳せる 7月27日(水)

2011-07-27

日田ロータリークラブ会長 武内眞司

 

中国の高速鉄道事故と事故処理のオソマツさは、あきれるばかりです。原発もそうですが、

文明の利器は、油断すれば凶器にもなりえることを私達は再確認いたしました。中国で公共交通機関を利用する場合、くれぐれも注意しましょう。

 

前回に続き私事で恐縮ですが、今日は私の「眞司」という名前の由来を紹介したいと思います。私の名前の命名者は父ではなく、祖父(兵吉)が眞司にすると家族に宣言し命名したと聞いたことがあります。

 

私の生まれた1951年は朝鮮戦争の真最中で、この戦争の朝鮮特需が、戦後日本復興のキッカケとなったのはご案内の通りです。

祖父兵吉は、政治にある程度関心が深かったようで、戦後日本を占領したのが共産国のソヴィエトではなく、民主主義の国アメリカで本当によかったと、心から喜んでいたそうです。そんなアメリカに感謝し、民主主義日本の基盤を造ったGHQ最高司令官「ダグラス・マッカーサー」元帥のマッカーサーを日本語に当て字し、孫の名前を「眞司・・・マッカーサー」と命名いたしました。

 

祖父のアメリカ好きは徹底していまして、私の姉の名前は瑞里(みずり)と言いますが、1945年のポツダム宣言受諾を記念し、戦艦ミズーリー号の名称を参考にして命名したそうです。ちなみに、マッカーサー元帥が引退したのは、私の生まれる1ヶ月前の1951年4

月ですが、引退にあたり、ワシントンDCの上下両院合同会議の席上で、「Old soldiers never die they just fade away・・老兵は死なず、ただ去り行くのみ」という有名な言葉を残したのは、ご存じの通りです。

 

自分があまり気に入らない名前だろうと、名前は決して自分で決めることは出来ません、しかし名前に込められた両親や祖父母の想いは、子供や孫にそそぐたっぷりの愛情であり、家の希望であり歴史です。

お盆も近いことです、たまには、自分の名前に込められた先祖の夢や願いに想いを馳せ、感謝しながら、思い出に浸るのもいいかもしれません。

私が日田ロータリークラブに入会した理由(わけ)  7月20日(水)

2011-07-20

日田ロータリークラブ会長 武内眞司

四十数年前、私がまだ紅顔の美少年だった高校生の時、10数名の同級生を誘い自転車で九州一周旅行をしたことがあります。各自が親のスネをかじって得た1万円で行く、1週間の貧乏旅行でした。

 

そんな計画を教室で話し合っている時、同級生のT君から「日田ロータリークラブが、青少年活動を応援しているから、相談したらいい」とアドバイスを受けました。聞けばT君のお父さんが会員で、一度例会に来て計画を説明しろとのこと。資金援助を期待し、ホイホイと例会に出かけました。

100万ドルの日だったのかはわかりませんが、昼食はカレーでした。

色んな説明をしたところ、「寝る場所だけは紹介するから安心しろ」が結論、資金援助では無く、少しがっかりしたことを覚えています(笑)。

しかし、行く先々で九州各地のロータリアンが教会やお寺の本堂、会社の休憩室等を用意してくれ、テントを使ったのは宮崎の青島海岸だけ、大助かりしました。

 

その旅行中、諫早で台風に遭遇し、風と雨でびしょ濡れになり全員ダウン。救援を求めT君に電話し雨宿りしていると、諫早に「杉谷おこし」というロータリアンの会社があり、日田クラブが連絡したからそこに避難しろとのこと。紹介されるまま急遽訪問したところ、社長さん自らが笑顔で出迎え、近所の銭湯に連れて行き、夜はチャンポンのご馳走。その上、職人さんの部屋に泊まってもいいとのことで、まさに、地獄で仏に会った心境だったのを今でも覚えています。

 

そんな思い出があり、長じて、もし奉仕団体に誘われたら、日田ロータリークラブに入ろうと私は18才で決めていました(笑)。すいめいライオンズ、日田ライオンズ、日田中央ロータリーの順で誘われましたが断り続け、最後に石井会友・草野会友に誘われ、相思相愛で日田ロータリークラブに入会した次第です。

その際、「もう一人連れて来い!」と半ば脅され、仲の良い故円川先輩を誘うと、「お前が入るなら間違いなかろう いいよ」と即応諾、二人一緒に1991年9月に入会、その後、二人が日田クラブを明るく照らし続けたのは、ご案内の通りです。

 

そう言う訳で、ロータリークラブの新世代奉仕は絶対有効です、私が身を持って経験したから間違いありません。種を蒔けばいつかは実がなります。

今年度、会友各位が従前以上に新世代奉仕活動に注力されますよう願いまして、会長の時間といたします。

会長の時間2  7月13日(水)

2011-07-13

日田ロータリークラブ会長 武内眞司

ご案内の通り、激戦の日田市長選が終わりました。番狂わせと思う人、はたまた予想通りだと思う人、色んな感想がみなさんにはあると思います。

しかし、勝負が終わればラグビー用語でいうノーサイドです。勝ち負けにいつまでもこだわらず、日田市の活性化・発展のため、市民一丸となり頑張りましょう。

 

今日は、クラブ協議会開催にあたり、先週発表したクラブ運営方針を少し補足したいと思います。

 

先週もお話しましたが、大震災復興につらなるニッポン復活の原点は家族の絆であり、地域との絆であります。

そういう視点から、管理運営委員会の親睦委員会活動であるお花見や観月例会等に、参加費用の一部負担をお願いして、ご夫人方も参加できる会に変更したらどうかと考えております。会友みなさまでのご検討・ご意見をお願いいたします。

 

広報活動委員会では、先日開催した理事会の承認を得て、老朽化していた事務所のパソコンを買い換えるべく、中央ロータリーと共同購入することに決定いたしました。それに伴い前回ご案内した通り、広報活動を一段と強化するため、日田クラブのHPをなるべく早く刷新いたします。

そこで提案ですが、美しい日田の四季のうつろい等を撮影するチャンスがあれば、デジカメや携帯カメラで是非写真撮影をしてください。日田クラブの新HPでは、ロ-タリー活動の広報とともに、その写真を掲載し、ふる里日田の情報も一緒に全国発信していきたいと考えております。

 

会員増強維持委員会は、新年度発足以来活発に活動していただき、ご異論が無ければ、今月だけで3名の新会員を迎える予定になっております。私の年度目標の50名まであとわずか1名です、目標を超えることはいっさいかまいませんので、会友各位のさらなる勧誘努力をお願いいたします。大きいだけがいいことだとは思いませんが、多彩な人が集まることが、会の魅力につながることは間違いありません。よろしくお願い致します。

また、他のクラブでは新会員を紹介した会友を表彰する制度があります。検討課題の一つだと思います。

 

奉仕プロジェクト委員会 新世代委員会は既に大委員長 小委員長に新しいプロジェクトの腹案があると聞いております。決定したら会員全員でサポートし、伝統ある日田ロータリークラブの歴史に、さらなる1ページを加えることが出来れば幸いに存じます。

 

以上、会友各位へご協力をお願いし、会長の時間といたします。

クラブ運営方針 7月6日(水)

2011-07-06

日田ロータリークラブ会長 武内眞司

2011~2012年度、国際ロータリー カルヤン・バネルジー会長はテーマを「心の中を見つめよう 博愛を広げるために」とし、強調事項として○家族○継続○変化の三つを挙げておられます。

また2720地区の本田ガバナーは就任にあたり、「心機一転」を地区スローガンに掲げ、国難にあたり、今わたしたちロータリアンに何ができるのか?をテーマに設定され、

①東日本大地震災害復興を強力に支援しよう! ②長期計画のもとで地区・クラブを強化しよう!③新世代を強力に支援育成しよう!と力強く表明されました。

 

東日本大震災、その後の福島原発の放射能汚染問題は、この国の有りようさえ問われる大災害となり、東北の人々に限らず、ロータリアンはもちろん国民全てがこの国難を共有し、今何をなすべきかが問われております。復興へ向け力強く進む時必要な原点が、家族の絆であり地域との絆であることは、言を待ちませんし、それこそがロータリーが実践してきた理念でもあります。

復興構想会議がまとめた復興への提言の中に、「悲惨の中の希望」という言葉があります。いつまでも災害に打ち萎れているわけには行きません、この国の明日を信じて、それぞれの持ち場で復興に向かい努力しましょう。

 

さて、私は今年度、クラブ会長のテーマを「温故創新」といたしました。

伝統に立脚し必要なものは継続し、見直すべきものは改善し、新しくスタートさせるものを模索して、これまで以上に顔の見える、また、地域との絆が強固なロータリークラブを目指します。そのため今まで以上に広報活動に注力する目的で、今年度はHPを新規作成し、日田クラブの活動状況を出来る限り発信して行きたいと考えております。

 

また、CLPの長期計画に基づき、奉仕プロジェクト委員会に「震災復興支援委員会」、新世代奉仕委員会の中に「ブライダル推進委員会」「青少年スポーツ育成委員会」を新設いたしました。加えて、近年活動が低調気味なインターアクト委員会を活性化させるべく、多くの会友を配置し、強力に支援する体制を整え、それぞれに予算措置を講じております。会員各位のご協力をよろしくお願いいたします。

 

昨年度、当クラブが導入したCLP(クラブリーダーシッププラン)は、まだ緒についたばかりで試行錯誤の途中であり、会員各位と相談・検討をして、よりよきクラブ運営へと改善を重ねて行かねばなりません。地域社会が必要とし、日田ロータリークラブへの加入申し込みが、後を絶たないようなクラブの確立を目指す所存です。

 

二年後に創立50周年を迎える伝統あるクラブの会長として、またCLP導入後の第二走者の会長として、よりよきバトンを確実に後継会長につなぎ、50周年の栄えあるテープを会員全員で迎え、祝いたいと考えております。応援のほど、よろしくお願い申し上げます。

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