Archive for 2011

会長の時間11 9月21日(水)

2011-09-21

日田ロータリークラブ会長 武内眞司

 

私には人生の師として故筑紫哲也さんがいることは先日紹介しましたが、商いの師としては世界的に有名なアニメ映画監督の宮崎駿(はやお)さんがおります。

筑紫さんのご縁で以前お泊り頂いた際親しくお話する機会があり、その際頂いた言葉が私のその後のサービス業経営の指針となりました。

 

宮崎アニメといえば「千と千尋の神隠し」や「風の谷のナウシカ」「魔女の宅急便」「もののけ姫」等々の作品全てが大ヒットしたのはご案内の通りです、そんな作る映画作る作品が次々にヒットする秘訣をお聞きした際の言葉は衝撃的なものでした。

 

監督曰く「みんなを喜ばそうと思って作った映画は1本も無く、自分が一番大切に想う人達のために全ての作品を作って来ただけで、それが孫であったり姪であったり亡くなった母であったりしただけの話。そんな私の想い人が喜んでくれたらそれでいいんだよ」続けて「みんなが喜ぶ作品は単に面白いだけで、感動はそれほど与えないものだからね」でした。そんな話を風早のラウンジで深夜まで話したのが、秋子想を創業し15年ほど経た時であり、マンネリが原因で経営全般に迷いのあった時期でもあったので、正に目からウロコの心境になったのを昨日のことのように覚えています。

 

その後、レストランでもホテルでも全てのお客様に満足してもらおうなんていう無謀な試みはスパッとやめました。お客様の味の好みやホテル室礼(しつらえ)の好み等は千差万別ですし、地域でもかなりの差があると考え、例えば今日は誰を想い描き料理を作るのかを厨房に訊ねたり、またホテルの予約名簿に関東の方が多い時には、味噌汁の味は少し濃くしてみようとか等を皆で検討するようになりました。

 

そんなわけで、ロータリーの家族会を2回私のお店で開催しましたが、2回ともご夫人方を喜ばせる献立を厨房に指示し、同じ食材、例えばデザートで使うマスカルポーネチーズ一つとっても、最高級のものを準備させたりしてきました。

 

来年6月の家族会は3回目となることもあり、やっと男性陣を対象にした料理を作るように厨房スタッフに指示するつもりです、美味しい本格的なローストビーフ等を今から考えておりますので、会友の皆様!来年の家族会は来なきゃきっとソンしますよ(笑)。

 

来年のことを言うと鬼が笑うと言いますので、この辺で会長の時間を終わります。

会長の時間10 9月14日(水)

2011-09-14

日田ロータリークラブ会長 武内眞司

 

先週二人目の孫が誕生しました、私に似て色白で髪のフサフサした男の子です。石井会友にまたお世話になりました、ありがとうございます。オギャーオギャーという赤ちゃんの泣き声ほど人間が元気になる素はありません、子供は国の宝、国の希望、そして国の力の源泉です。そんな意味から言っても、小子化はこの国の由々しき問題であり、人口減少がもたらす影響は社会の成り立ち、国の根幹にかかわるものと言っても過言ではないでしょう。

 

現在深刻な問題は、少子化対策に貢献をする当事者の適齢期および適齢期を過ぎた若者が結婚しないことです。最近の調査では、彼らは全く結婚したくないのではなく、真面目な若者ほど将来の伴侶との出会いの場が中々見つからず、加えて伝統的な仲人・仲立制が崩壊したことで益々結婚の機会が失われたこととあります。

そんな意味合いから、2720地区ではロータリークラブが仲人になり、より多くの若者に結婚の機会を提供しようと、本田ガバナーは今年度「ブライダル推進委員会」を立ち上げました。先日の北郷委員長の報告では県単位でこのプロジェクトを推進するとのことですが、地域が広過ぎて現実的ではないように思います。

 

私の周りだけでも、同じような悩みを抱えた若い人達や親御さんが数多くいますし、10年前の市町村合併以来日田市では3千人近く人口が減少し、当地でもその対策は焦眉の急であります。そんな訳で、ブライダル推進は日田市の若者を対称として、日田ロータリークラブが単独ででもやるべきプロジェクトではないかと考えております。

ただし、このプロジェクトはガバナーの言う通り、単年度でやれるものではなく、長期計画のもと、じっくり時間をかけ推進するプロジェクトです、会友のご理解をいただきクラブの総意が無ければ出来ないことは、言うまでもありません。

 

新しい事業を始める際、難しいや面倒だ等の否定的な意見はすぐに見つかるものですが、やるべき価値のあるものに挑戦することは、組織の活性化になると同時に、賛同者や応援者が数多く現れるものです。この事業は市内の奉仕団体の中でも伝統と品格ある「日田ロータリークラブ」でしか取り組めないような気がいたします。会友各位からの色んなご意見を頂いて検討を重ねたいと思いますので、よろしくお願いいたします。

 

尚、当クラブには現在18名のパスト会長がおられます、パスト会長は経験や識見、さらに人脈の豊富な方々ばかりですので、近々立ち上げる予定のパスト会長会が、このプロジェクトの核となる「奉仕プロジェクト委員会」の強力なサポーターとして応援願えれば心強く、またその際、本部同様にパスト会長のご夫人方にコーディネーターになって頂ければ幸いだと考えております。

 

 

 

藤蔭高等学校インターアクトクラブ年次大会報告

2011-09-14

藤蔭高等学校インターアクトクラブの生徒2名と担当の先生が日田ロータリークラブの例会に来訪。

7月に開かれた年次大会の報告をしていただきました。

会長の時間9 9月7日(水)

2011-09-07

日田ロータリークラブ会長 武内眞司

 

先日の地元新聞に「ジュニアボウリング大会」の写真と記事が掲載されました、募集案内から始め都合3回も掲載していただき、中西委員長には心より感謝いたします、日田ロータリークラブの広報に大いに役立ったのではと思います。

 

今回の12号台風の惨禍は死者・行方不明者の数100名以上という大きな災害となり、改めて自然の猛威のすごさを再確認した次第です。その中でも那智勝浦町では町長夫人とお嬢さんが共に水に流され、さらにそれが結納の日だったというニュースには特に衝撃を受けました。さらに家族の安否以上に公務を優先した寺本町長の姿勢には、感動すら覚えました。お亡くなりになられた方々のご冥福をお祈りいたしますと共に、被災された方々にお見舞い申し上げます。

 

和歌山や三重、奈良の山崩れの災害現場の映像をTVで見ましたが、日田の郡部の山の景観と変わりなく、時速10キロという超スローな台風が日田を直撃し、1000ミリ以上の雨が降り続ければ、日田の山間部でも起こりえることであり、またそうなれば、三隈川が氾濫して市内の水没も懸念されます。

 

「備えあれば憂いなし」の言葉通りに、日頃から非常食や懐中電灯の準備等を心がける必要があります、来月には「大震災復興支援委員会」のお骨折りで、例会に日田市の防災担当者をお招きし、地震や台風等に対する日田市の防災計画を聞く予定です。

 

自然災害を避けることは難しいとは思いますが、準備をしていれが被害を最小限に押さえることは可能です。常日頃より身のまわりのライフライン確保に心がけながら生活したいと思います。

 

会長の時間8 8月31日(水)

2011-08-31

日田ロータリークラブ会長 武内眞司

 

民主党の代表選に勝利した野田佳彦さんが95代、62人目の総理になられたことはご案内の通りです。今、日本はエネルギー問題、安全保障問題、円高問題等々、国家の将来を左右する正念場を迎えておりますが、その国の民度以上の政治家は育たないと言うのが社会の通説です。政党や政治家の無能を嘆くより、国民一人一人が国の行く末に心を配り、品格ある国家形成に向け、これまで以上に考え、行動する必要があると思います。

 

私の人生の師匠とも言うべき人物の一人は、故筑紫哲也さんでした。氏の評価は世間では色々あると思いますが、私にとっては懐深く、博学ではあるが知識をひけらかすことのない、人間として見本とするべき人柄でした。

実際身近にいて多くを学びましたが、その中でも一番印象に残っているのは、人の悪口を言わない、若い人をけなさない、いつもその人物の良いところだけを見つめ「褒めて 励まし やる気にさせる」という手法で、それは見事なものでした。

 

その点で言えば、私の父も同じタイプだったのでしょうか、私は父から怒られた記憶が一度もありません、いつも「お前なら出来る そんなことなら苦も無くやれる」と褒められ続け成長し、良い例か悪い例かわかりませんが、こんな人間になりました。

今、同じ手法を息子に使っておりますが、けなすより褒めて褒めて褒め倒すという手法はかなり有効で、自分には能力があると勘違いし、人一倍やる気を出し、色んなことに挑戦する気概を持った作品(後継者)になりつつあります。

 

客観的に見てそれほど才能が無くとも、良い所を探し出し気長に褒め続ければ、いつの日か大化けする可能性があるものです。誰しも、けなされるより褒められる方が心地よく、やる気になるのは間違いありません。今日は役に立つかどうかはわかりませんが、還暦を迎える人生で私が学んできた、「褒め倒し教育論」をご紹介し、会長の時間といたします。

 

会長の時間7 8月24日(水)

2011-08-24

日田ロータリークラブ会長 武内眞司

 

8月3日の公式訪問からかなり時間が経ちましたが、会友のみなさん当日は本当にお疲れさまでした、特にガバナー協議会に参加いただきました大委員長各位には、素晴らしい報告をして頂き心より感謝いたします。また、お酒の強いガバナーのため、懇親会後の二次会、その後の三次会、さらに四次会までお付き合いして頂きました会友のみなさん、本当にご苦労さまでした。

本田ガバナーおよび川嶋ガバナー補佐からは、「歴史と伝統に立脚した日田クラブの品格ある会の運営は、他のクラブの模範とするものです」等、何度となくお褒めの言葉をいただいたことをご報告いたします。

また、8月17日の納涼例会は、十数名のご夫人方をお迎えして予想以上の盛会になり、会の席上でご夫人方から「これからも参加しますから、是非毎回誘ってください」と依頼されました。みなさんに喜んでいただいたようで、秋・冬の夜間例会が盛大になるのは間違いないようです。

 

8月21日に開催しました、第一回「日田ロータリークラブ会長杯 ジュニアボウリング大会」は、予定の60名を超える78名の参加者があり、当初の目的は達成し、さらに西日本と大分合同の新聞社二社とKCVの取材があり、もちろん地元新聞を加え、当クラブの広報に大いに貢献したものと思います。一ノ宮委員長を始め、商品を提供していただいた会友と当日のお世話等でお骨おりいただいた委員会のみなさま、またアストロボウルの関係者に、心より感謝申し上げます。

これからも「ロータリーってなんぞや?」に応えるため、色んな事業を実施・広報するつもりですし、それが新会員獲得に結びつくのは間違いないと思います。大変でしょうが、これからもご協力のほど、宜しくお願いいたします。

第1回日田ロータリークラブ会長杯「ジュニアボウリング大会」、多くの参加者で賑わう

2011-08-21

今年度、日田ロータリークラブに新設された新世代奉仕委員会の小委員会「青少年スポーツ育成委員会」による、日田ロータリークラブ会長杯「ジュニアボウリング大会」が初めて開かれました。

小学生、中学生、高校生を対象としゲーム代、貸靴代も無料で募集。

小学生35名、中学生25名、高校生18名の総勢78名が参加し、会場の日田アストロボウルは子ども達の歓声で包まれました。

小中高それぞれ優勝者にはトロフィーを授与、2位、3位にもメダルを渡し表彰、ゲーム後の抽選会では日田ロータリークラブ会員企業の協賛賞品が抽選で全員に手渡されました。

青少年スポーツ育成委員会 一ノ宮委員長

各メディアの取材も入りました

日田ロータリークラブの武内眞司会長は「次世代を作っていくのは子どもたちや若い人達です。地域企業や地域社会が活性化し繁栄を持続していくためには、次代を担う人材が必要不可欠なのです。ロー タリーの奉仕精神の中のひとつに、『新世代奉仕』というのがあります。今期、日田ロータリークラブに新設した青少年スポーツ育成委員会での初めての試みでした。スポーツを通して子どもたちや若い人達が、汗を流すことの素晴らしさ、コミュニケーションの楽しさを少しでも感じることができる手助けになればと考え企画しました。今後も、ロータリークラブとしてできることを継続していきたいと考えています。多くの参加者の皆さんに感謝します」と話しました。

 

会長の時間6  8月17日(水)

2011-08-17

日田ロータリークラブ会長 武内眞司

 

みなさんこんばんは 今日は恒例の納涼例会です、ご当地ビールのサッポロビールと美味しい焼肉をどうぞお楽しみください。

 

今年度、「原点に帰ろう」をテーマにし、家族の絆、地域との絆をより一層大切にしようということで、夜間例会等にできるだけご家族の参加をお願いしておりますが、今夜、多くのご婦人方のご参加をいただき心から感謝申し上げます。

納涼例会を手始めとし、秋には屋形船での観月会、年末の家族会のあとには、鍋を囲んだ雪見例会も計画しております。日本復活の基本は家族の絆と考えておりますので、今後ご案内する「観月会」「クリスマス家族会」「雪見例会」に、より多くのご家族の参加をお願いし、会長挨拶といたします。

ガバナー公式訪問 日田ロータリークラブが出来ること 8月3日(水)

2011-08-03

日田ロータリークラブ会長 武内眞司

 

会友皆様にご案内のとおり、先月末に発行された地元新聞の広告紙面に「第1回日田ロータリークラブ会長杯 ジュニアボウリング大会」参加者募集の記事が掲載されております。

実現のためにお骨おり頂いた、新世代奉仕プロジェクト「青少年スポーツ支援育成委員会」の一ノ宮委員長はじめ、日田ボウリング協会会長の石松会友、会場を安価で提供して頂きました日田アストロボウルの合原会友、また広報をお願いしました中西会友他関係者の皆様に、心より感謝いたします。

 

わずか1ヶ月前に提案したことが、すぐに実現できる運びとなったのは、当クラブに多士済々な会友がいるからこそであり、日田ロータリークラブが持つ潜在能力とその可能性は、われわれが考えるより、もっと大きな力を持っていることを再確認いたしました。

 

そこで例えば、橋本会友の「ひまわり保育園」の子供達と、松本会友の介護サービスセンター「ほうゆう」や河津会友の「ケアマンションひだか」にいる高齢者の方達をカップリングし、新たな社会奉仕活動ができないか?

また以前、私が社会奉仕委員長の時開催した、日田養護学校の生徒さんを招いた音楽会は、演奏家や関係者に深い感銘を与えたようで、その後大分県下他色んな地域で今も開催されているそうです。

 

「ロータリーってなんぞや?」が世間一般の評価だと思われますが、色んな奉仕活動を通し、またそれを広報周知することが、その疑問に答えることになるのではないでしょうか?そう考えると、当クラブが出来ることは、地域にまだかなりあるのではと思われます。

 

公式訪問をいい機会とし、地域に無くてはならない日田ロータリークラブの存在価値をもう一度会員各位と考えてみたいと思います。

藤蔭高校インターアクトクラブ「インターアクト年次大会」に参加

2011-07-30

国際ロータリー第2720地区のインターアクト年次大会が、湯布院自然の家 ゆふの丘プラザで開かれ、7月30日藤蔭高等学校のインターアクトクラブ(顧問 濱田祥子先生)の生徒4名が参加しました。

 

今大会のテーマは「~愛~ 今、わたしたちにできること」。東日本大震災の災害派遣に参加した第41普通科連隊長藤原氏の講演を聞きグループ討論をしたり、スリランカからの留学生であるスッチタ氏の講演を聞き、日本とスリランカの経済や文化の違いを学んだりしました。

この大会に参加したインターアクトクラブは、第2720地区である大分県と熊本県から合わせて19クラブ。多くの学校の生徒さんや引率してきているロータリークラブの方々、それに関係者が参加したグループ討論では、様々な意見を聞きたくさんの学びがありました。交流も広がり有意義な時間を過ごしました。

 

 

※インターアクトクラブって?

インターアクトは、12歳から18歳までの青少年のための国際ロータリーの奉仕クラブです。インターアクト・クラブは、支援や指導を与えるロータリー・クラブが提唱して結成されます。クラブ会員の構成はさまざまで、その規模も大小様々です。会員基盤は1つの学校の学生から集められる場合もあれば、同じ地域社会内の2つ以上の学校から成る場合もあります。(日田の場合は藤蔭高等学校にあります)社会奉仕プロジェクトを行い、プロジェクトを通じて、地元社会や海外のクラブと友情のネットワークを築きます。奉仕活動は、インターアクターの活動の真髄です。奉仕活動を行うことでインターアクターたちは次のような大切なことを学びます。

・指導力と人間としての高潔さ

・他者を助け、他者を尊重すること

・個人の責任と懸命に努力することの価値

・国際理解と親善を推進すること

 

ロータリーの奉仕の中で最も顕著かつ急速に発展しているプログラムの1つです。現在109余りの国や地域に10,700以上のクラブがあり、20万人近く若者がインターアクトとかかわりを持っています。

 

 

名前に想いを馳せる 7月27日(水)

2011-07-27

日田ロータリークラブ会長 武内眞司

 

中国の高速鉄道事故と事故処理のオソマツさは、あきれるばかりです。原発もそうですが、

文明の利器は、油断すれば凶器にもなりえることを私達は再確認いたしました。中国で公共交通機関を利用する場合、くれぐれも注意しましょう。

 

前回に続き私事で恐縮ですが、今日は私の「眞司」という名前の由来を紹介したいと思います。私の名前の命名者は父ではなく、祖父(兵吉)が眞司にすると家族に宣言し命名したと聞いたことがあります。

 

私の生まれた1951年は朝鮮戦争の真最中で、この戦争の朝鮮特需が、戦後日本復興のキッカケとなったのはご案内の通りです。

祖父兵吉は、政治にある程度関心が深かったようで、戦後日本を占領したのが共産国のソヴィエトではなく、民主主義の国アメリカで本当によかったと、心から喜んでいたそうです。そんなアメリカに感謝し、民主主義日本の基盤を造ったGHQ最高司令官「ダグラス・マッカーサー」元帥のマッカーサーを日本語に当て字し、孫の名前を「眞司・・・マッカーサー」と命名いたしました。

 

祖父のアメリカ好きは徹底していまして、私の姉の名前は瑞里(みずり)と言いますが、1945年のポツダム宣言受諾を記念し、戦艦ミズーリー号の名称を参考にして命名したそうです。ちなみに、マッカーサー元帥が引退したのは、私の生まれる1ヶ月前の1951年4

月ですが、引退にあたり、ワシントンDCの上下両院合同会議の席上で、「Old soldiers never die they just fade away・・老兵は死なず、ただ去り行くのみ」という有名な言葉を残したのは、ご存じの通りです。

 

自分があまり気に入らない名前だろうと、名前は決して自分で決めることは出来ません、しかし名前に込められた両親や祖父母の想いは、子供や孫にそそぐたっぷりの愛情であり、家の希望であり歴史です。

お盆も近いことです、たまには、自分の名前に込められた先祖の夢や願いに想いを馳せ、感謝しながら、思い出に浸るのもいいかもしれません。

私が日田ロータリークラブに入会した理由(わけ)  7月20日(水)

2011-07-20

日田ロータリークラブ会長 武内眞司

四十数年前、私がまだ紅顔の美少年だった高校生の時、10数名の同級生を誘い自転車で九州一周旅行をしたことがあります。各自が親のスネをかじって得た1万円で行く、1週間の貧乏旅行でした。

 

そんな計画を教室で話し合っている時、同級生のT君から「日田ロータリークラブが、青少年活動を応援しているから、相談したらいい」とアドバイスを受けました。聞けばT君のお父さんが会員で、一度例会に来て計画を説明しろとのこと。資金援助を期待し、ホイホイと例会に出かけました。

100万ドルの日だったのかはわかりませんが、昼食はカレーでした。

色んな説明をしたところ、「寝る場所だけは紹介するから安心しろ」が結論、資金援助では無く、少しがっかりしたことを覚えています(笑)。

しかし、行く先々で九州各地のロータリアンが教会やお寺の本堂、会社の休憩室等を用意してくれ、テントを使ったのは宮崎の青島海岸だけ、大助かりしました。

 

その旅行中、諫早で台風に遭遇し、風と雨でびしょ濡れになり全員ダウン。救援を求めT君に電話し雨宿りしていると、諫早に「杉谷おこし」というロータリアンの会社があり、日田クラブが連絡したからそこに避難しろとのこと。紹介されるまま急遽訪問したところ、社長さん自らが笑顔で出迎え、近所の銭湯に連れて行き、夜はチャンポンのご馳走。その上、職人さんの部屋に泊まってもいいとのことで、まさに、地獄で仏に会った心境だったのを今でも覚えています。

 

そんな思い出があり、長じて、もし奉仕団体に誘われたら、日田ロータリークラブに入ろうと私は18才で決めていました(笑)。すいめいライオンズ、日田ライオンズ、日田中央ロータリーの順で誘われましたが断り続け、最後に石井会友・草野会友に誘われ、相思相愛で日田ロータリークラブに入会した次第です。

その際、「もう一人連れて来い!」と半ば脅され、仲の良い故円川先輩を誘うと、「お前が入るなら間違いなかろう いいよ」と即応諾、二人一緒に1991年9月に入会、その後、二人が日田クラブを明るく照らし続けたのは、ご案内の通りです。

 

そう言う訳で、ロータリークラブの新世代奉仕は絶対有効です、私が身を持って経験したから間違いありません。種を蒔けばいつかは実がなります。

今年度、会友各位が従前以上に新世代奉仕活動に注力されますよう願いまして、会長の時間といたします。

会長の時間2  7月13日(水)

2011-07-13

日田ロータリークラブ会長 武内眞司

ご案内の通り、激戦の日田市長選が終わりました。番狂わせと思う人、はたまた予想通りだと思う人、色んな感想がみなさんにはあると思います。

しかし、勝負が終わればラグビー用語でいうノーサイドです。勝ち負けにいつまでもこだわらず、日田市の活性化・発展のため、市民一丸となり頑張りましょう。

 

今日は、クラブ協議会開催にあたり、先週発表したクラブ運営方針を少し補足したいと思います。

 

先週もお話しましたが、大震災復興につらなるニッポン復活の原点は家族の絆であり、地域との絆であります。

そういう視点から、管理運営委員会の親睦委員会活動であるお花見や観月例会等に、参加費用の一部負担をお願いして、ご夫人方も参加できる会に変更したらどうかと考えております。会友みなさまでのご検討・ご意見をお願いいたします。

 

広報活動委員会では、先日開催した理事会の承認を得て、老朽化していた事務所のパソコンを買い換えるべく、中央ロータリーと共同購入することに決定いたしました。それに伴い前回ご案内した通り、広報活動を一段と強化するため、日田クラブのHPをなるべく早く刷新いたします。

そこで提案ですが、美しい日田の四季のうつろい等を撮影するチャンスがあれば、デジカメや携帯カメラで是非写真撮影をしてください。日田クラブの新HPでは、ロ-タリー活動の広報とともに、その写真を掲載し、ふる里日田の情報も一緒に全国発信していきたいと考えております。

 

会員増強維持委員会は、新年度発足以来活発に活動していただき、ご異論が無ければ、今月だけで3名の新会員を迎える予定になっております。私の年度目標の50名まであとわずか1名です、目標を超えることはいっさいかまいませんので、会友各位のさらなる勧誘努力をお願いいたします。大きいだけがいいことだとは思いませんが、多彩な人が集まることが、会の魅力につながることは間違いありません。よろしくお願い致します。

また、他のクラブでは新会員を紹介した会友を表彰する制度があります。検討課題の一つだと思います。

 

奉仕プロジェクト委員会 新世代委員会は既に大委員長 小委員長に新しいプロジェクトの腹案があると聞いております。決定したら会員全員でサポートし、伝統ある日田ロータリークラブの歴史に、さらなる1ページを加えることが出来れば幸いに存じます。

 

以上、会友各位へご協力をお願いし、会長の時間といたします。

クラブ運営方針 7月6日(水)

2011-07-06

日田ロータリークラブ会長 武内眞司

2011~2012年度、国際ロータリー カルヤン・バネルジー会長はテーマを「心の中を見つめよう 博愛を広げるために」とし、強調事項として○家族○継続○変化の三つを挙げておられます。

また2720地区の本田ガバナーは就任にあたり、「心機一転」を地区スローガンに掲げ、国難にあたり、今わたしたちロータリアンに何ができるのか?をテーマに設定され、

①東日本大地震災害復興を強力に支援しよう! ②長期計画のもとで地区・クラブを強化しよう!③新世代を強力に支援育成しよう!と力強く表明されました。

 

東日本大震災、その後の福島原発の放射能汚染問題は、この国の有りようさえ問われる大災害となり、東北の人々に限らず、ロータリアンはもちろん国民全てがこの国難を共有し、今何をなすべきかが問われております。復興へ向け力強く進む時必要な原点が、家族の絆であり地域との絆であることは、言を待ちませんし、それこそがロータリーが実践してきた理念でもあります。

復興構想会議がまとめた復興への提言の中に、「悲惨の中の希望」という言葉があります。いつまでも災害に打ち萎れているわけには行きません、この国の明日を信じて、それぞれの持ち場で復興に向かい努力しましょう。

 

さて、私は今年度、クラブ会長のテーマを「温故創新」といたしました。

伝統に立脚し必要なものは継続し、見直すべきものは改善し、新しくスタートさせるものを模索して、これまで以上に顔の見える、また、地域との絆が強固なロータリークラブを目指します。そのため今まで以上に広報活動に注力する目的で、今年度はHPを新規作成し、日田クラブの活動状況を出来る限り発信して行きたいと考えております。

 

また、CLPの長期計画に基づき、奉仕プロジェクト委員会に「震災復興支援委員会」、新世代奉仕委員会の中に「ブライダル推進委員会」「青少年スポーツ育成委員会」を新設いたしました。加えて、近年活動が低調気味なインターアクト委員会を活性化させるべく、多くの会友を配置し、強力に支援する体制を整え、それぞれに予算措置を講じております。会員各位のご協力をよろしくお願いいたします。

 

昨年度、当クラブが導入したCLP(クラブリーダーシッププラン)は、まだ緒についたばかりで試行錯誤の途中であり、会員各位と相談・検討をして、よりよきクラブ運営へと改善を重ねて行かねばなりません。地域社会が必要とし、日田ロータリークラブへの加入申し込みが、後を絶たないようなクラブの確立を目指す所存です。

 

二年後に創立50周年を迎える伝統あるクラブの会長として、またCLP導入後の第二走者の会長として、よりよきバトンを確実に後継会長につなぎ、50周年の栄えあるテープを会員全員で迎え、祝いたいと考えております。応援のほど、よろしくお願い申し上げます。

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