6月, 2017年

会長の時間41 平成29年6月28日(水)

2017-06-28

日田ロータリークラブ会長 功能重雄
最初に下半期の行事を振り返り、感想を述べたいと思います。1月11日の小松軒での新年会で今年のスタートを切りました。2月1日の夜、入会3年未満の新人研修会がありました。織田ロータリー情報委員長のご尽力で、3年未満の出席義務者全員参加で、佐竹、草野、武内パスト会長の談話があり大変有意義な会でした。3月25日は2720地区の地区大会が大分であり、14名が参加し、例年は数名だけ全体の懇親会に出席し、残りは別の場所で懇親を行っていましたが、今年は全員が全体懇親会に出席して、そのあと二次会に行きました。この方法はよかったと思います。3月29日は里山散策があり、小学生32名、保護者5名、藤蔭高校IAC6名の参加がありました。なかなかいい企画だったと思います。4月2日は会長杯ゴルフ大会があり、雹も降る悪天候でしたが熱い戦いの末、中野会友が優勝しました。4月12日の花見例会は、今年の天候不順のせいで桜の方は三分咲きでしたが、当クラブでは初めてテーブル、イスが用意されての花見でした。この時、米山奨学生のキム・キョンソン君が初めて来訪されました。5月14日は月出山岳登山が行われ20名が参加しました。天候にも恵まれ楽しい1日でした。6月14日の献血例会、6月21日の家族会で下半期の行事は終了しました。  次に会長職の1年について感想を述べます。ロータリー歴20年になりますが、今まで経験しなかったことを色々と経験することができました、仕事が忙しいとか、色々理由をつけてさぼっていましたが、責任上出席しないといけないため、年度前の2日間に亘る会長エレクト研修会に始まり、地区協議会の出席、大分第一分区の各クラブの会長、幹事とガバナー補佐との懇談会、これは熊本地震の余震の続く中、玖珠の北山田でありました。会長になってからは、まづ日田中央R.C.と玖珠R.C.への訪問、ガバナー公式訪問時のガバナーとの会長、幹事懇談会への出席、それからいままで出席したことのなかった他クラブの周年行事にも、宇佐R.C.玖珠R.C.日田中央R.C.に出席しました。出席してみると、いづれも楽しめました。玖珠であった大分第一分区I.M.にも出席しました。その他、担当理事と一緒に藤蔭高校インターアクトクラブへの訪問や、市役所にある日田記者クラブへの訪問もありました。こうしてみると、結構ロータリー関連に時間を割いていて、又たくさんの人との出会いもありました。一番大変だったのは、やはり毎週やってくる会長の時間でした。人前で話すのも、文を書くのも苦手でしたので今日で最後と思うと本当にほっとします。話すテーマを決めるのが一番大切だと言われていますが、話については、江戸後期の歌人で良寛和尚の「言葉の戒め」があります。一部紹介します。1、口のはやき これは話が伝わりません。2、話の長さ 聞いている方はつかれます。3、人の物言わぬうちに物言う 人の言葉はできるだけ最後まで聞きましょう。4、自慢話 聞く方は「それがどうしたの」って事が多いです。5、ことわりのすぎたる 理屈ばかりだと話が面白くありません。6、おしのつよき 気持ちのいいものではありません。7、よく物のこうしゃくをしたがる 不快になります。これらを戒めとして話せたかどうかわかりませんが、唯一守れたのは話の短さではなかったでしょうか。  今年度のテーマは「ロータリを楽しもう」で、色々と企画したつもりですが、それぞれの会員が自ら積極的に参加することが必要と感じました。例会の出席も同じだと思います。時間の都合をつけて出席することで、ロータリーに親しみ楽しむことになるんだろうと思います。最後になりますが、会友の皆様がそれぞれの役割を果たしてくださったことに感謝いたします。1年間ご協力ありがとうございました。

献血例会

2017-06-14

6月14日に実施いたしました献血活動には、多数の会友の皆様にご協力いただき、誠にありがとうございました。幸いお天気にも恵まれ、早くからたくさんの市民の皆様のご協力をいただきお陰様をもちまして、当初の目標を達成することができました。特に、会友の皆さんの積極的な呼びかけによりまして、それぞれの所属事業所よりたくさんの新規献血のご協力をいただき、心より御礼申し上げます。また、イオン会場や九電の会場では炎天下での活動をお願いすることになり、会場担当の皆様には、大変申し訳ございませんでした。ここ数年、全県下的にも献血協力者の減少傾向が続く中、今回は九電会場が時間短縮されたにも関わらず、昨年とほぼ同様の実績を上げることができ、日赤の担当の方からも、感謝の言葉をいただきました。事前の連絡調整、周知ポスターの掲示や折り込みチラシ、新聞等での広報、ネットでの呼びかけ等々、事務局を始め会友各位の取組に、心から感謝し、お礼に代えます。有難うございました、そしてお疲れ様でした。

会長の時間40 平成29年6月14日(水)

2017-06-14

日田ロータリークラブ 会長 効能重雄

6月14日、社会奉仕委員会により日赤の献血事業に対する支援活動が行われました。午前中3か所、午後3か所で行われ、準備から片付けまで、会員の皆様には大変ご苦労様でした。また、各会員の知り合いの方に声掛けをしていただきました。たくさんの方に協力して献血してもらうことができました。御礼申し上げます。追記 受付中佐藤浩之会友がスマホで調べていたら、血液型がA型、O型ばかりで、B型がほとんどいない国がありました。主にヨーロッパの国に多いようです。私は、初めて知りました。

会長の時間39 平成29年6月7日(水)

2017-06-07

日田ロータリークラブ会長 功能重雄

5月28日に高校時代の同級生と、長崎の軍艦島に行きました。軍艦島は、2015年明治日本の産業革命遺産の一つとして、世界文化遺産に登録されています。日本の近代化を支えた端島炭鉱の石炭は、主に八幡製鉄所に運ばれ使用されたそうです。エネルギー革命により、エネルギーの需要が石炭から石油に移ったことで、1974年に閉山しています。木は、二酸化炭素をすって高い圧力で石炭になるので、その使用で温室効果ガスである二酸化炭素を排出します。現在、世界で使用されているエネルギーの30%が石炭とされています。イギリスは石炭による火力発電所は全廃されていて、アメリカでは厳しい二酸化炭素排出基準があり、フランスは石炭の使用に関しては、投資引き揚げ対象となっています。トランプ大統領になり、アメリカのパリ協定からの離脱が話題になっていますが、今後、水力、風力、太陽光、地熱等の自然エネルギーの活用が、更に重要になってくると思われます。

外部卓話 弁護士 梅木自敬 氏

2017-06-07

「相続について」
 弁護士 梅木自敬 氏

 本日は2574例会にお呼び頂きありがとうございます。今日は「相続」についてのお話ですが、最近の業界の状況や弁護士とはどういった事をしているかもお話します。平成19年に司法試験に合格しました。この年に司法制度改革が行われ、1990年の後半から国が規制緩和を進めていて、大企業を中心として競争原理を肯定して企業が色々な活動が出来るように国内が動き始めていました。競争原理が働くと紛争も起きる訳で、法曹人口の需要も見込まれるだろうということで、これまでの司法試験の制度を大きく変えて法科大学院卒業後5年以内に3回受験が出来る制度に変わりました。私が法科大学院の2期生になり、その頃はブームでもあり多くの人が受験して入学定員の10倍の人達が受験していました。入学できた40%の人達が司法試験に合格していました。大学院で3年間、法律を一から勉強していくのですが、私は法学部を出て法律の勉強をしていたので2年からの法科大学院入学になりました。合格した年の11月から10ヶ月は福岡地方裁判所に配属になり、2年間司法修習生をしていました。その後、司法研修所に戻り弁護士登録を行いました。弁護士になるには司法試験に合格すればなれるというわけではありません。厳密に言うと、弁護士になるには司法研修所に行ってその中の試験をパスしなければ弁護士資格は得られません。
 私たちの日常生活は、法律に裏づけされています。例えば、家を借りる際も賃貸借契約を結び、使用する者はその対価として賃金を払うことになっています。馴染みのある賃貸・売買はささいなことが紛争にあることは信頼が結ばれていれば滅多にありませんが、(相続)は決して身近なものではありません。殆どの方が人生の一度は経験するもので、ここで動く資産は非常に大きなお金が動きます。皆さんが(相続)に関して余り持っていない状況で、相続に直面すると大きなトラブルに発展するケースがあります。(相続)というと相続税が思い浮かぶと思います。統計では1年間で120万人が亡くなっていますが、その中で相続税が発生する相続は、全体の4%しかありません。残りの96%は、相続税が発生しない相続です。ところが、相続税が発生しないケースでも法的紛争になるケースが非常に多いです。一番問題になるのが、長男が実家等で親の面倒をみていて、兄弟が都市部等に住んでいる場合です。両親は亡くなった途端に、仲の良い兄弟が豹変する姿も見てきました。眼に見えない不満が相続の時に表面化します。(相続)の問題は、これまで仲の良かった家族を根本的に壊してしまう危険性を孕んでいますので、(相続)に関する最低限の知識は持っていた方がいいと思います。相続対策は、(遺言書)を残しておくと法定相続分とは関係なく遺産の配分を決めることが出来ます。(遺言書)の中で「自筆遺言」がありますが、これは家庭裁判所で手続をする必要がありますが、一番いい方法は、「公正証書遺言」というもので、公証役場に行って公証人の先生に認証してもらう(遺言書)が一番いい形です。この「公正証書遺言」を持っておくと、公証役場でも保管するので万が一紛失した場合でも大丈夫です。よって、(遺言)書くなら「公正証書遺言」をお勧めします。

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