5月, 2018年

外部卓話 「難聴について」上野耳鼻咽喉科医院 上野哲子様

2018-05-30

耳の構造は、音を集めて鼓膜まで伝える外耳、音を増幅する中耳、音の振動を電気信号に変換する内耳の3つの部分からなり、聴こえはそこから蝸牛神経、大脳へと連携して認識される。  難聴は純音聴力検査の結果により伝音難聴、感音難聴、混合性難聴に大きく分けられ、加齢による難聴は感音難聴である。  加齢による難聴は、高音域を中心に40歳代から始まり、60歳代になると自覚する方が急激に増える。聞き間違いが起こる、大きな音はうるさい、言葉がはっきりしないなどの特徴がみられる。家族や友人とのコニュニケーションがうまくいかなくなる、危険を察知する能力が低下するなど、社会的に孤立することで生活に支障を来し、認知症のリスクを大きくすると言われている。  機序は、内耳にある音を感知する細胞=有毛細胞の数が減少、その聴毛が脱落するためであり、残念ながら根本的な治療法がない。補聴器をつけて聴こえを補う対策をする。  予防には、テレビ・音楽を大音量で1時間以上連続して聴いたりしない、騒音など大きな音が常時でている場所をさける、騒音下の仕事では耳栓をする、静かな場所で耳を休ませる時間を作ることが大切である。また、栄養のバランスのとれた食事、規則正しい睡眠、適度な運動、禁煙に努め、生活習慣の見直しも心がける。補聴器には耳あな形、耳かけ形、箱形の3タイプ。小型のものは電池交換やボリューム調整など手先の操作が細かくなる点にも注意を。補聴器を使いこなすには、耳栓をあわせる、7割程度の音量で開始し静かな所から、できれば常時装用をする、2週間から1か月ごとに徐々に音量を大きくし音の刺激の少ない状態に慣れた脳をトレーニングしていく、おおよそ安定までに3か月はかかると心構えを。補聴器をつけて聴こえが悪くなったと感じるときは聴力検査をうける、ピーピー音がする、はっきり聞こえないと感じるのは再調整が必要なサイン。補聴器の限界として、聞きたい音だけを大きくすることはできない、早口言葉は不明瞭、うるさい・広い場所では完全ではないこともある。高齢の方への話しかけは、特にゆっくり、はっきりと。大きいだけでは不充分。  皮膚は自分でキレイになる(外耳の自浄作用)。耳掻きのしすぎは、外耳真菌症、炎症、鼓膜にふれても痛みを感じにくくなり鼓膜穿孔、耳垢塞栓を起こすことがある。耳の癌は100万人に1人、その7割は耳掻き愛好者ともいわれている。耳垢のたまる場所は入口部から1cm程度、その場所を軽くふき取る程度で充分。

会長の時間42 平成30年5月30日(水)

2018-05-30

日田ロータリークラブ 会長 諌山高之

日田川開き観光祭の、5月26日27日に、日田ラグビー協会主催の「ラグビーにチャレンジ」に中央公園に行ってきました。日田ロータリークラブと日田ラグビー協会は、青少年スポーツの関係で、河津会長に協賛金を持っていきました。今日は、第40回全国伝統的建造物保存地区協議会の日田大会があります。全国から250人が屋形船に乗り、8時から花火大会があります。亀山亭ロビーを開放します。5月31日には、豆田町の現地視察のため午前中一方通行になります。

 

外部卓話「献血について」大分県赤十字血液センター献血推進課 小原 友也様

2018-05-23

平成30年6月13日㈬に日田ロータリークラブ様からのご協力をいただき、日田市内で献血が実施されます。 今回は献血実施前の卓話として、輸血を受けられた患者さんのDVDを視聴していただき、その後、献血の現状について説明をさせていただきました。輸血を受けられる患者さんは1日平均で約3,000人いらっしゃいます。患者さんのもとへ安定的に血液をお届けするためにも、一人でも多くの方からの献血へのご協力が必要となります。 また、献血をお願いするうえで、皆様に知っていただきたい事柄が2点ございます。 1.60歳から64歳までに献血の経験がある方は、69歳まで献血にご協力いただ けます。   献血にご協力くださる方の中には、65歳を過ぎると献血に協力できなくなると思われている方もいらっしゃいますが、上記の条件を満たせば69歳まで献血にご協力をいただくことができます。 2.お薬を服用されていても、種類によっては献血をお願いすることができます。 薬を服用したら献血ができなくなると思われる方もいらっしゃいますが、降圧剤などのお薬でしたら当日服用されていても献血にご協力いただけます。献血が可能なお薬なのか献血会場で調べることも可能です。薬品名が必要となりますのでお薬手帳などをご持参ください。    以上の点を踏まえ、当日は献血とお声がけのご協力をいただけると幸いです。  よろしくお願いいたします。

会長の時間41 平成30年5月23日(水)

2018-05-23

日田ロータリークラブ 会長 諌山高之

大分県赤十字血液センター様、毎年献血例会でお世話になっています。日田ロータリークラブの献血は、創立6年目の宮崎直人会長年度の1969年12月に会員、会員事業所の従業員、市民などの261人が献血を行いました。この献血活動は、日田ロータリークラブ、社会奉仕委員会の最も重要なプログラブとして48年後の現在も継続されています。2012年8月に、献血活動特別功労団体として、厚生労働大臣賞を受けました。私も50歳の時、献血30回の表彰を受けました。6月13日の献血例会をよろしくお願いします。

会長の時間40 平成30年5月16日(水)

2018-05-16

日田ロータリークラブ 会長 諌山高之

今月、5月26日、27日と日田川開き観光祭があります。観光祭は、昭和12年に始まり今年で71回目になります。昭和23年に川開き観光祭が復活しました。また、昭和24年に花火大会が始まりました。昔、5月20日に筑後川の鮎解禁の日に、川開き観光祭になりました。観光祭のメインの花火は土日で一万発の花火があがります。花火大会のスポンサーは一番大きいところで150万円です。例年2日で、20万人の人出が予想されています。

マイナンバーに関する卓話「個人情報保護に関心を」 井上太香美会友

2018-05-16

平成30年5月より、公共職業安定所に提出する書類にマイナンバーの記載が必要になりました。この番号は当初平成28年の1月から記載が義務付けられる予定でしたが、行政の不手際が続き、厚労省の分野では宙に浮いたような状態になっていました。導入当時神経過敏になっていましたが、いよいよ記載が義務化され、収集に回って感ずるところはちょっと管理が緩いように感じます。3年前にここでお話しさせて頂きましたが、その復習版です。番号を集めるときには次の手順を踏んでください。 1.番号通知書と本人が相違ないか、公的証明書(運転免許証等)で確認する。 2.使用目的を明示する。(就業規則等に記載すること) 3.事務責任者と番号の保管方法を通知する。 4.外部の者に管理させるときは、本人にその旨を通知し同意を得る。 5.配偶者の番号を預かるときは、本人の委任状を預かる。 6.廃棄の方法、時機を説明しておく 等が必要です。  個人番号の管理は、自社のセキュリティーの一環です。自社を守るために今一度管理体制の見直しをいたしましょう。

地区研修・協議会報告

2018-05-09

幹事部会 松本 裕二  クラブ幹事の仕事内容、役割の研修内容であった。幹事の仕事としての重要な点としては、会長の支え役となり、会長、クラブ全体、事務局との調整役となり、全体の流れを掌握していくことである。 ガバナー補佐・会長部門 日田RC会長エレクト 膳所 和彦 <青少年交換委員会 井上邦広委員長> 青少年学生(高校生)派遣 ◆短期青少年交換プログラム  1、派遣先:北中南米、欧州、オーストラリア、台湾、タイなど  2、滞在先:来年度来日する留学生の家庭  3、期 間:2018年夏休み期間(約40日間)  4、募集人員;熊本2名、大分2名  5、ホストファミリー:来日学生受入家庭  6、申込期限:2018年4月以降随時受付 ◆長期青少年交換プログラム  1、派遣先:北中南米、欧州、オーストラリア、台湾、タイなど  2、滞在先:交換で来日する留学生の家庭  3、期間:2019年夏出発〜2020年夏帰国  4、募集人員:2名  5、ホストファミリー:来日学生受入家庭  6、締め切り:2018年6月30日必着 <作守順子 地区研修副リーダー> 2016年4月に開催された規定審議会で決議されたクラブ例会に関する変更事項(緩和策) ◆例会と出席に関する規定の例外について  1、例会は月に2回以上  2、休会可能な場合:①祝日、②会長が死亡、③流行病や災害、       ④武力時紛争、⑤1年に4回例会を休会できる  3、例会時には60%以上の時間の出席が必要     (ただし、細則で明記すれば50%以上でも可)  4、ロータリー歴+年齢>85年以上で出席免除  5、公職者(議員や市長など)でも入会可能(細則の変更が必要)  6、4回連続欠席でメーキャップなしの場合は出席を促し、    無効な時は退会勧告を行う。 <赤山武興 規程審議会代議員>  規程審議会及び決議審議会についての説明 次期ガバナー補佐 橋本 信一郎  協議会で正式に発表されたように、ガバナーノミニーに中津RCの瀧満さんが指名されました。次期高山ガバナーのあと、瀧さんがガバナーになります。ついては、高山年度の補佐はもちろんのことですが、瀧年度の準備にもグループ全体で取り組みたいと考え、5月10日に中津で第1グループ会長幹事会を開催します。日田クラブでも役割分担すべきことがあると思いますが、会友各位のご協力をお願いします。 会員増強委員会 石井 博基  地区研修・協議会が4月8日、大分市のホルトホール大分で行われました。全体大会ではガバナーの挨拶、地区研修リーダー挨拶、ガバナーエレクト高山泰四郎氏の次年度RIテーマと地区方針が述べられ、足立功一氏の基調講演がありました。  午後には各部門別協議会が行われ、私は担当の会員増強部門会に出席しました。次年度会員増強部門長は熊本の硯川昭一氏で、委員長は大庭由樹氏でした。約1時間半熱心な研修会が行われました。特に会員増強が各クラブの活性化と資金力の増加につながるということが強調されました。会員増強がなされたクラブの代表が称賛され、各クラブの代表がいかにして会員を増やしたかの経験談を話されました。日田クラブはそれには入っていませんでした。また女性会員の入会増強が推奨されました。100名の会員を目標とするクラブもありました。  私個人としては、会員維持のためには会員間の親睦、友情を高め、例会に出席し経験を積んだ有能な多くの会員と話や相談事をすることにより何らかの楽しみや知識やメリットを得ることができることが大切と思われます。良好なクラブ運営をするためには、適正規模の会員数と会員の適正が求められるような気がします。  次年度は適正な会員増強に努めます。  会員維持のためには楽しい会にする、会員がお互いに友人になれるようSAAや親睦委員会、趣味同好委員会と協力してつとめます。会員の適正規模はどの程度か検討します。 ロータリー財団部門 武内 眞司  2018〜2019年度の目標  ・年次基金への個人寄付額の増加    …地区より依頼は一人当 150$          <現況は60$、10年未満の会員は100$>  ・ポリオ撲滅への募金活動の継続 一人当 35$  ・ロータリークレジットカード(会員専用)への加入促進   <利用額の0.3%がポリオ撲滅の活動資金へ。年会費無料、手数料無料> 青少年奉仕部門 永田 耕一  青少年奉仕とはそもそも何を目的に行うのか?まずは次年度委員長としてそれを理解することが最も大事だと考え今回の研修・協議会に参加してきました。本来の基本目的は青少年および若者に対して、指導力養成や様々な奉仕活動への参加を促し、異文化・世界平和の理解を深めはぐくみ、将来の指導者たる青少年に好ましい変化をもたらす活動のお手伝いをすることであります。 我々ロータリークラブが率先して推進するのではなく、青少年および若者が率先して何か!行動を起こすことを促し、時には一緒になってその目的に対して行動することです。目的の実現に対して、青少年奉仕部門は以下の4つの活動に分けられます。  1)青少年交換委員会〜海外のロータリーと留学生の交換  2)ローターアクト委員会〜18歳〜30歳までの青少年および   若者が組織するクラブへの奉仕活動  3)インターアクト委員会〜12歳〜18歳までの青少年および   若者が組織するクラブへの奉仕活動  4)ライラ委員会〜14歳~30歳の青少年および若者を対象に   ロータリークラブが率先してロータリーの価値観を学ぶ機会   を提供していう活動 要点をまとめれば以上の活動になります。  その中で当該クラブが行っているメインの活動がインターアクト委員活動になります。青少年が奉仕活動と国際理解を深めるための様々なプロジェクトや事業に対して手助けや応援、そして時には金銭的補助を行い、青少年の健全な成長を後押ししていくことだと理解しました。 その中で当該年度の重点目標は:インターアクトを推奨・提唱しているロータリークラブには責任が発生するということ。そのためにはこれまで以上にロータリアンのかかわりを「増やす」ということです。 具体的には、  1)インターアクトクラブの定款・細則の制定を促す  2)インターアクトクラブの例会開催を促し、積極的にそれに参加する  3)従来のインターアクトクラブの定例的な活動により積極的に   参加し、お手伝いをする  次年度青少年奉仕委員会はこの方針に沿ってインターアクトクラブを積極的に応援し、かつ様々な提案を行い、インターアクトクラブの生徒たちと楽しいロータリー活動をしていきたいと思います。 「楽しむ」「楽しいことを行う」「楽しい委員会にする」が私の次年度の目標です。

「経営への一歩」 井上百合会友

2018-05-09

後継者として帰郷して4年が経つ。小さい頃から家業を継ぐと言う自覚はあったものの、妻として蔵元を支えるイメージ。まさか自分が酒を造り、営業、そして会社経営をするとは思わなかった。人生はわからない。本音は、酒を造るのならば醸造学科、経営するなら経営学や経済学専攻の道を選びたかった。美術大学への推薦が決まっていたが、急遽、親の助言により家政科へ変更。専業主婦であった50歳前のわからんちんが経営の道に飛び込んだ4年間をお話したいと思います。  入社時の呼び名は百合さん。皆とても親切で、一番下っ端なのにと申し訳なかった。焼酎・清酒・詰口・営業・事務の順番で現場を経験。同時進行で経営状況、資金繰りを学ぶ日々。売上減少が続いているにも拘らず借入金返済金額が上がる仕組みは危機的状況。手の届かない目標は返ってやる気を無くす。そこで、実現性の高い経営計画を新たに策定する決意をし、メインバンクに相談。計画書作成に向けてベンチャー企業1社を選んだ。この選択は運命の分かれ道だったと思う。今日に至るまで詳細なご指導をいただきながら経営改善を継続中。先ずは、社員向けに「中期経営計画策定に向けたご協力のお願い」という資料の作成に入る。そして、社員に協力を要請。売上が減少傾向にあり、改善に取り組む必要がある。改めて現状を見つめ直し、今後の方向性を明確化し、新たなステップに進んでいく為に中期計画を策定する旨を伝えた。現場で起こっている事を是非教えて欲しい、主役は皆さん。多数の意見に心を打たれたこの日、経営の一歩を踏み出したと思っている。  H27/7~30/6(3か年)経営改善計画書の作成に入る。先ず、経営理念を策定。「品質」「伝統」「革新」品質を第一に考え、安全安心の酒造りに努め、伝統を大切にしつつ、新しいことへ挑戦する企業を目指す。これは中期経営計画の骨子。作成中、財務状況において理解できず苦悩。例えば部門別損益、償却前当期利益、棚卸資産、利益償還財源、キャッシュフロー等々。「私は今現在、分からない事が分かりません。10年後に分からないでは済まされない。どうか助けて欲しい。」と申し出る。自社の月次について金融機関にも質問する始末。内部環境分析として社員からの意見を集約し、遂に資料が出来上がる。  この策定されたソフト面ハード面の実行計画、設備投資計画、人員計画、損益計算書の数値計画の達成を追う日々が始まった。更に、この計画書を分かり易くまとめて新たに資料を作成し「井上酒造を支えてくれる従業員の皆様へ」として、かなり踏み込んで開示。今置かれている状況を打破していくために、現場での意見を可能な限り聞きながら、経営上のムダや足りない点を顕著化させ経営計画を策定した事を説明。社員に向けて「得た利益は必ず皆さんにお返しする」と約束した。ここから5S活動が始まり、利益率や生産性UPについて自主的に意見が出るようになる。この年、売上減少は続くも販管費大幅削減により利益が出て決算賞与を支給。サイクルが出来たと言える。  今年は計画の重要な最終年度であったが豪雨災害に見舞われた。再度、目標からかけ離れつつあるが、社員一丸となって目指す姿を追っている。災害はつらく悲しい出来事だったが学ぶ事が沢山あった。今迄守るべき人は娘ひとりだけだった。しかし今は社員達とその家族がいる。私は経営者として彼ら全てに責任がある。この気持ちが支えとなり災害を乗り越えられた。経営の道は始まったばかりだが、一歩一歩確実に前進していきたい。

会長の時間39 平成30年5月9日(水)

2018-05-09

日田ロータリークラブ 会長 諌山高之

三隈川の観光の定番となっている遊船ですが、日田の船遊びも鵜飼いも歴史は古いです。日田の鵜飼いは、日隈城主となった宮本長次郎が、文禄三年(1594年)、鵜匠4人を岐阜の長良川から連れてきたことから始まったと伝えられています。代官の時に船を浮かべて日田在宮中の最高の娯楽としていました。また、文政元年に頼山陽がやってきました。また、夏目漱石、森鴎外、田山花袋が日田に訪れて、遊船や鵜飼い見物にやって来ました。昭和15年に今のように双胴船の屋形船になりました。5月26日、27日に日田観光祭が始まります。

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