9月, 2018年

会長の時間12 平成30年9月26日(水)

2018-09-26

日田ロータリークラブ 会長 膳所和彦

 

日田市医師会は昭和24年(1949年)に「日田郡市医師会」の名称で設立され、今年で69年目となります。また平成17年には日田郡が日田市に併合され、それに伴い「公益法人日田郡市医師会」も「公益法人日田市医師会」と名称を変更いたしました。さらに平成24年全国で施行された公益法人改革により、公益法人から「非営利社団法人日田市医師会」として再スタートすることとなりました。現在総会員数は102名で、私が第14代目の医師会長となっております。

日田市医師会は、各医療機関における医事業務をサポートするだけでなく、日田市における医療・介護・保健・福祉などのサービスの充実・発展のため重要な役割を果たしてきております。医師会が直接経営している事業としては、検診センター、准看護学院、訪問看護ステーションがあります。准看護学院が生徒数減少のためやや苦戦しておりますが、検診センターと訪問看護ステーションにつきましては現在安定した事業内容となっています。また行政から委託されています夜間・休日当番医制度、学校医制度、予防接種事業、検死業務などを、全医師会員の協力のもと堅実に取り組んでいます。夜間・休日当番医制度では、1年365日毎日夜間19時から22時まで、さらに休日(日曜日、正月、お盆を含む)には夜間だけでなく9時から17時までの昼間の時間帯も、医師会の各医療機関が交代で診療を行っています。また検死業務も医師会が委託されており、不審死や事件死などがあると輪番制で登録されている医療機関から検死のため医師が派遣されます。これは夜中であってもお構いなしです。大変ストレスのかかる辛い仕事ですが、日田市には専属の警察医はおらず、医師会が請け負わざるを得ないのです。さらに最近では2025年に日本において高齢化率がピークを迎えることが予測されており、それに対応するため医師会を中心に様々な取り組みがなされています。市民の皆さんが住み慣れた地域で安心して暮らせるためには、医療・介護・福祉・生活支援のサポートが継続的にかつ包括的に実施されなければなりません。つまりいわゆる「地域包括ケアシステム」を確立することが急務となっています。医師会はその目的達成のための中心的リーダーとなることが期待されています。

日田市の医療機関は現在4つの救急告示病院を含む17の病院、そして37の有床または無床診療所から構成されています。特に同地域の拠点病院であります済生会日田病院を中心として、各医療機関が密な連携を取りながら、日田市および日田市民の健康や生活を守るため、医師会員一丸となって医療業務に取り組んでいます。昨年発生した九州北部豪雨災害の際にも、医師会・済生会日田病院・西部保健所・日田市が連携し、災害時医療支援活動を行ってまいりました。今後も地元医師会として日田市の皆様の生活をサポートするため最大限の努力してゆく所存です。ご理解、ご支援の程宜しくお願い申し上げます。

10月の例会

2018-09-20

・10月 6日(土)昭和学園体育館 日田市のマリエールオークパイン日田(13時30分〜21時)
創立55周年記念式典

・10月10日(水)休会

・10月17日(水)午後0時30分 日田市のマリエールオークパイン日田
創立55周年記念式典を振り返って

・10月24日(水)午後6時30分 日田市の紙音
観月例会

・10月31日(水)午後0時30分 日田市のマリエールオークパイン日田
高山ガバナー公式訪問例会(2クラブ合同)

 

会長の時間11 平成30年9月19日(水)

2018-09-19

日田ロータリークラブ 会長 膳所和彦

 

テニスについて

 

先日全米オープンテニス大会で大阪なおみ選手が、日本人として初めてテニスのグランド・スラム(4大大会)で優勝しました。これはゴルフであればマスターズ大会優勝、サッカーであればワールドカップ優勝に匹敵するくらいの大快挙です。彼女がハイチ人の父親と日本人の母親を持つハーフであること、そして外見は完全に外人であり、ことばも日本語をほとんどしゃべらないことなどから、真の日本人ではないのではと疑問視する人もいます。しかし彼女は大阪生まれで、日本国籍を持つ立派な日本人です。私達は今回の結果を素直に喜ぶべきだと思います。実は現在日田テニス協会の会長は石井先生で、笹倉会友と私が副会長しており、テニスに関わっている私達にとって今回の大阪選手の優勝は夢のような出来事です。

テニスの起源は、古代エジプト時代に見ることができます。数人が集まり球を打ち合う姿が壁画に残されています。現在のテニスの原型となったのは11-12世紀のフランスの修道院の回廊で貴族が手のひらや手袋を使って、球の打ち合いを楽しんだことに始まるようです。その後16世紀になり、「ジョドポーム」と呼ばれるゲームとして定着するようになりました。1877年にイギリス・ロンドンでウインブルドン選手権が開催され、さらにアメリカでも全米テニス選手権がスタートしました。

さて、テニスをプレーされる方またテレビなどでテニスの試合を見られる方は御存じだと思いますが、テニスのゲームにはやや不可解な点があります。まずそのゲームポイントのカウントの仕方です。1ポイント取ると15(フィフティーン)、2ポイント取ると30(サーティー)、そして3ポイント取ると45(フォーティー・ファイブ)ではなく、何故か40(フォーティー)となります。さらに4ポイント目を取るとそのゲームが勝ちになるのです。15そして30となるのは、まだ分かるのですが、どうして次は40になるのか? 実はテニスがゲームとして始まった16世紀頃のフランスでは60進法が採用されており、15刻みの数え方が基本となっていました。このためテニスのカウントは、15, 30, 45となったのですが、45(フォーティー・ファイブ)はコールしにくいため40(フォーティー)となったと言う説が有力なようです。もう一つテニスにおける疑問点は、サーブが2回できる点です。サーブでゲームが始まる球技としては、テニス以外に卓球、バレーボール、バドミントンなどがありますが、これらのスポーツではすべてサーブは一度しかできません。一度サーブを失敗すると相手のポイントになります。しかしテニスだけは何故か、一度サーブを失敗しても2回目が許されるのです。その理由として挙げられているのが、テニスが他の球技と比べてプレーが難しく、サーブを一度にするとゲームとして成立しなくなるからだと言われています。確かにトッププロでも、試合中のファーストサーブ成功率は60-70%、良くて80%です。ゲームとして面白くするには、サーブを2回にする必要があったようです。大阪なおみ選手の一つの武器はこのサーブです。一方錦織圭選手は男子選手の中ではサーブの力がかなり劣ります。もしサーブが1回しか許されないのであれば、錦織選手も全米オープンテニス選手権やウインブルドンテニス選手権で優勝できるかもしれません。いずれにしても大阪選手と錦織選手の今後の活躍が楽しみです。東京オリンピックでの金メダルを期待しましょう。

 

会長の時間10 平成30年9月12日(水)

2018-09-12

日田ロータリークラブ 会長 膳所和彦

膳所姓について

日本には現在漢字で約11万種類、そして読み方にすると約17万種類の姓(苗字)があると言われています。これはアメリカに次いで世界では2番目に多い数になります。日本で多い姓としては、「佐藤」、「鈴木」、「高橋」などがあります。一方珍しい姓としては、「雲母(きらら)」、「回り道(まわりみち)」、「凸守(でこもり)」、そして有名人にも榮倉奈々さんの「榮倉(えいくら)」、綾瀬はるかさんの本名でもある「蓼丸(たでまる)」などがあり、これらの姓は日本に1~5世帯しかないそうです。さて、「膳所」も比較的珍しい姓ですが、現在日本に約19世帯で110人程度おり、全国で30,148番目に多い姓です。福岡県に約30人、大分県に約20人、兵庫県に約20人、その他三重県、神奈川県、埼玉県、大阪府に各々約10人分布しています。大分県では特に宇佐市に多くの膳所姓の人が住んでおり、これには理由があります。その理由は「膳所」のルーツを辿ると明らかになります。

現在滋賀県大津市に膳所と言う地名があるのは御存じだと思います。今年の春の選抜高校野球において21世紀推薦枠で滋賀県立膳所高校が出場しました。そして膳所にはJR膳所駅、膳所神社、膳所城跡公園などがあります。その歴史を振り返ってみると、1,400年以上前に天智天皇が都を飛鳥から大津に遷した時、この地を「御厨所(みくりどころ)」つまり料理をする所と定めたようです。その後「天皇のめしあがりもの」と言う意味のある「陪膳(おもの)」の所と言われるようになり、それが時を経て「膳のところ」つまり「膳所(ぜぜ)」となりました。膳所を姓として名乗るようになったのもこの頃からであったとされています。そしてここからは父膳所美光の著書からの引用です。膳所家は藤原氏の一族として皇室で重要な職務を果たしていたようですが、935年の平将門の乱や939年の藤原純友の乱が起こる前に近江より西へ下り、宗像を経てその後現在の宇佐市に上陸したと推論しています。父の計算によると、膳所家の九州上陸が925年となっています。そして宇佐上陸地点には小さな高塚があり、そこではこれまで上陸記念850年祭や、1,000年祭が行われていたことが「膳所文書」と言う古文書に記載されていました。私も父が中心となって開催した1,050年祭の時にその高塚を訪れたことがあります。現在も宇佐市に膳所姓が多いのは膳所家九州上陸記念の場所が宇佐であったからです。また父美光がまとめ上げた著書には、さらに詳しく膳所文書のことや膳所家の歴史のことが書いてありますが、それらの紹介は今回省かせていただきます。

4年前に私と家内は膳所姓を名乗ることとなりました。そして私の次女夫婦とその2人の子供たちも2年前に膳所となり、膳所姓の人間が合計6人も増えたことになります。膳所と言う氏姓はもはや希少ではないかもしれません。

会長の時間9 平成30年9月5日(水)

2018-09-05

日田ロータリークラブ 会長 膳所和彦

日本の喫煙状況

 

日本における成人喫煙率は2010年時点で19.5%でした。国はこれを2022年までに12%までに減らそうと計画していましたが、2016年においても18.3%と依然として高い状況です。2020年には東京オリンピックが開催されますので、それまでに受動喫煙対策を徹底し、望まない受動喫煙のない社会をできるだけ早く実現することが国の近々の課題となっています。ご存知のように喫煙は人の健康を害する大きな原因の一つです。ガン、循環器疾患、呼吸器疾患だけでなく、喫煙は骨粗鬆症、糖尿病、高血圧、不妊、認知症などの発症に深く関係しています。欧米ではこの喫煙による健康障害を重要し、積極的に対策を講じています。まずタバコの価格ですが、日本では1箱約4ドルであるのに対し、アメリカでは約6ドル、フランスでは約9ドル、英国では約12ドル、オーストラリアでは何と約16ドルと日本の4倍にもなっています。またそれにかかる税率も日本が約20%で、欧米では30〜50%となっています。さらに受動喫煙対策についても、海外では公共の場やレストランでは喫煙はほとんどできませんが、日本においてはまったく逆で、喫煙できないレストランがほとんどないのが現状です。2020年の東京オリンピックに向け、国はかなり焦っています。と言うのも、1988年のカルガリー大会以降IOCはオリンピックでの禁煙を宣言し、「タバコフリー・オリンピック」を目指しています。最近開催された大会では、鉄道、バス、タクシーなどの公共交通機関、また飲食店、ホテル、運動施設などにおいてほぼ完全禁煙が徹底されました。あの北京でさえ実践されたのです。本年3月に健康増進法が改正され、飲食店は原則屋内禁煙となりましたが、客席面積100m2以下の既存の飲食店は対象外とされています。この例外規定が適用されると、全国で55%のお店が喫煙可能になるとされています。但し、東京では条例により、面積に関係なく従業員のいる飲食店は原則屋内禁煙となり、国より規制が厳しくなっています。

以上、日本は世界と比べると喫煙に対する規制はまだまだかなり緩いようです。果たして東京オリンピックが開催される2020年には、町でタバコを吸う人がいなくなるでしょうか? 乞うご期待です。

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