会長の時間24

2021-04-14

日田ロータリークラブ会長 井上太香美

会長の時間も1年近くなるとネタが切れてまいります。通常1週間前あたりから話す内容を考えるのですが、この1週間くらい構想がまとまらず、今日に至りました。

今朝たまたま目にした雑誌の広告欄に、先日亡くなった橋田寿賀子さんの記事を見つけ、彼女が38年前脚本を書いたテレビドラマ「おしん」の1場面が思い出されたので、そこから引っ張って詩の一部を紹介します。与謝野晶子の「君死にたまふことなかれ」という詩で、旅順口包囲軍の中に在る弟を歎きてという副題がついています。

現在においてさえも、表現しにくい表題ですが、当時の世相の中で発表することに、如何ほどの勇気が必要であったかと思いを巡らすところです。昨今戦争というものにいささか「勇ましすぎる」発言を聴くことが増えてきましたが、戦争というものが、いかに多くの人々を悲劇に導くものであるか、冷静に考える必要があります。ちょっとだけでもこの詩の言わんとするところを味わってください。

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