Archive for the ‘卓話’ Category

会長卓話

2023-12-27

「上半期を終えて」 

日田ロータリークラブ会長 北郷太門

 

 

早いもので、私の年度も半年が過ぎました。 

前年の石松会長から、「北郷年度は、60周年とガバナー年度の地区大会があり、多忙な1年になるだろうから」とご配慮をいただき、定款細則の見直しと、ロータリー財団への寄付金の変更といった細やかな作業は、済ませていただきました。お蔭で、ずいぶん助かりました 

また石松年度では、地区補助金を活用した子供食堂の支援事業にも取り組みましたが、今年度は、大きな事業が控えているため、対外的な事業より、足元のクラブを充実させようと思いました。まず会員増強に取り組みますと、佐竹会友に増強委員長をお願いしました。今年度は、「60周年、60人」を目指しましょうと、早くから勧誘活動に取り掛かっていただきました。 

会長エレクトの時は、出席義務の研修会などが多くて、大変でしたが、7月5日に初めての例会を迎えました。 

この日に、桑野、山本会友の二名が入会しました。また菅、佐藤親一郎会友は、前会友からの交代による入会となりました。また事務局に、麻生恵美子さんが地区大会事務局として、お手伝いいただけるようになりました。 

7月10日には、地区よりガバナー補佐推薦の依頼がありました。武内真司会友に、快く引き受けていただきました。次年度の活躍を祈念しています。 

7月22日、23日で、米山の夏季セミナーが、東有田の羽田交流館で行われました。米山の学生22名、膳所ガバナーご夫妻、地区米山委員の橋本会友など、総勢80名の参加がありました。暑い中、2日間の研修、バーべキュー、祇園祭の見学を行いました。 

8月16日の例会では、奥村日田病院でうつ病や統合失調症の患者に多く接してきた看護師の園田様に卓話をお願いしました。マッキナリーRI会長が、メンタルヘルスへの理解を重要テーマにしているため、このような企画をしました。 

9月6日の例会では、新調したスタッフジャンバーをお披露目しました。選挙やウクライナ情勢が重なり、手元に届くまで、半年以上かかりましたが、6月にバングラディシュの港を出たと聞いたときは、ホッとしました。地区大会でも活用していただきたいと思います。 

この日に、稲葉会友の入会式を行いました。しばらく会っていませんが、あちこちで活躍されています。ロータリーでも頑張っていただけると思います。 

9月22日には、織田60周年実行委員長と共に、椋野日田市長の元を訪ね、60周年事業として、災害時、避難所で役に立つクイックパーテーションと簡易ベッドの寄贈式に出席しました。この時の話の中で、椋野市長のお父様が、日田クラブのチャーターメンバーだったと分かりました。 

9月27日には、松浦親睦委員長のお骨折りで、久しぶりに、納涼夜間例会が行われました。サッポロ森のビール園で、楽しい時間を過ごすことが出来ました。女性会員さんのおそろいのTシャツも良かったです。 

10月は行事が多くて、多忙な一カ月でした。 

10月4日の例会で、宮崎陽治会友の入会式を行いました。新しいデザインのロータリーバッジを購入することになりました。購入がまだの方は事務局にありますので、各自申し出て下さい。 

10月17日には、マリエールで、膳所和彦ガバナー公式訪問例会が行われました。会長幹事懇談会の後、膳所ガバナーからのガバナーアドレスを拝聴し、懇親会も盛会裏に終わりました。 

10月21日には、日田青年会議所創立70周年記念式典に出席しました。60周年の前日であったため、あまり気乗りしなかったのですが、将来のロータリアンの勧誘を兼ねて、出席しました。 

翌22日には、かねてから準備していた60周年記念式典と祝賀会が盛大に行われました。色々な反省点はありましたが、無事に終わりました。特に台湾嘉儀玉山クラブの方々の氏名、人数がギリギリまで分からず、冷や冷やしましたが、祝賀会を歌で盛り上げていただきました。 

10月28日には、4地区合同ポリオデーキャンペーンが、大分のガレリア竹町で行われました。バザーと募金活動に日田クラブの数名のメンバーと共に赤いシャツを着て、参加しました。ロータリーの公共イメージ向上になったと思います。 

11月12日には、IM(インターシテイミーテイング)が中津ロータリークラブの主催で行われました。「蘭学の里、中津の未来に向けて」というテーマで、シンポジウムと懇親会がありました。次年度は、ガバナー補佐を輩出する日田クラブが主催となりますので、ご協力を宜しくお願いします。 

10月31日には、パトリアで、畑英次郎氏をしのぶ会に、出席しました。日田クラブからも数名の方が出席していました。畑先生は、日田市長から、農水大臣、通産大臣を務められ、その功績に感心しました。 

11月15日の例会では、藤原会友より、60周年の決算報告がされました。皆さんのおかげで、140万円の余剰金が出ました。一部、家族会で使いましたが、残りは65周年で活用してほしいと思います。 

12月6日の例会で、60人目の会員となる斎藤秀晟さんの入会が認められました。とりあえず、当初の目標に達しましたので、ホッとしています。 

12月15日には、日田市が主催した「台湾情勢と日台交流」という講演会に出席しました。講演の内容は、来年の会長の時間で話しますが、講演者の藤 重太(ふじ じゅうた)さんが、突然日田ロータリークラブと嘉儀玉山ロータリークラブの交流を取り上げてくれ、びっくりしました。椋野市長はTSMCに触発されたのか、台湾企業の誘致を考えているようです。講演会の終了後、「日田ロータリークラブが次回台湾に行くときは、一緒に行きたいと思うので、声をかけて下さい。」と言われました。私たちも、協力したいと思います。 

今後のことになりますが、4月7日に、久しぶりに、中央クラブとのゴルフ対抗戦を予定しています。おそろいのポロシャツを準備して、迎え撃ちたいと思います。ポロシャツは、佐藤親一郎会友にお願いしていますので、間に合うように宜しくお願いします。4月24日から26日には、台湾嘉儀に訪問予定です。たぶん市長さんも同行することになると思います。 

そして5月17、18日にはいよいよ地区大会が開催されます。実行委員会のメンバーを中心に準備が始まっていますが、全会員で協力して、成功させたいと思います。どうぞ宜しくお願いします。 

会長卓話を終わります。良い年をお迎えください。 

 

会長卓話『上半期を終えて』 石松雅彰会長

2022-12-28

会長卓話『上半期を終えて』

上半期は、ドタバタした慌ただしい幕開けとなりました。

 

前年度末で、北川良親会友、中野隆之会友、鬼武公洋会友、澤熊正明会友そしてメンバーの入れ替わりを希望された佐藤英治会友が退会され、会員数は53名となりました。7月に入って、佐藤英治前会友と入れ替わり佐藤賢吾会友が加入され、吉冨今日子会友にも再加入いただきました。また、事業所の人事異動により、大分銀行豆田支店の中野哲朗会友が佐藤隆光会友に、九州ネクスト(株)日田営業所の門松孝治会友が迫靖豪会友へと替わられました。

これらの手続きが、私ども役員の不手際により、「クラブ現況報告及活動計画書」への整理に行き届かず、関係者の皆さんに大変ご不快な思いをおかけいたしました。改めて、お詫びを申し上げます。

 

 このような中ではありましたが、理事会メンバーや会友の皆さんに支えられて、何とか年間行事や例会が始まりました。

 まず、例会についてです。一ノ宮プログラム委員長の企画で理想的な例会スケジュールを組むことができましたが、コロナ感染拡大が続く中、8月に夜間納涼例会と2度の通常例会、そして12月の年末夜間例会を中止せざるを得なくなり、また年内最終例会も緊急的に中止することになりました。夜間例会を楽しみにされていた皆さんや、企画を練ってくださった親睦活動委員会の皆さんには、大変申し訳なく思っています。

 

 しかしながら、開催できた例会では出前セミナーを2回、職場例会を1回、会員の近況や体験談、職業上の情報提供などのお話をいただく「会員の時間」もほぼ予定通り行うことができました。また、10月12日には上半期ただ1度とはなりましたが、観月夜間例会を行うことができました。

 

 さらに、11月30日に開催いたしました年次総会では、前年度の決算報告、当該年度の収支の中間報告と合わせ、会長ノミニ―選挙が行われ江藤秀平会友が会長ノミニ―に選出、北郷会長エレクトからは次年度理事候補者の指名発表も行われ、次年度に向けた体制が固まってまいりました。

 

 次に、地区補助金を活用した社会奉仕事業「こども食堂ハッピータイム支援事業」についてであります。

 この事業は、前年度社会奉仕委員長でありました江藤秀平会友が繋いでくれた取り組みで、日田市で唯一のこども食堂「ハッピータイム」さんが、食事会場に空調機がなく夏場の開催に苦慮しているとの情報でありました。

早速、江藤社会奉仕委員長と現地で、開設者の日野良弘、真由子さんご夫妻と面談し、日田ロータリークラブとして支援協力できるものはないか協議した結果、空調機の設置、表示看板の設置、横断幕作成等について支援を受けたい旨の要望を受けました。このため、3月に開催した第1回次年度理事会において地区補助金受給計画申請の了承を得て、直ちに計画書を提出。5月8日に開催した第2回次年度理事会にて、「ロータリー財団地区補助金申請書」提出の理事会決定を受け、本申請書の提出を行いました。

 

例年ですと、7月中には承認連絡書が交付されるところでしたが、本年度は地区内の受給計画書申請件数が多く申請額の減額調整があり、本申請の差し替えなどの作業もあって、なかなか承認連絡が届かない状態となりました。我々の計画は夏場の暑さ対策がメインの事業であり、事業に早期着手する必要があり、工事は見切り発車で行われることとなりました。

8月末になってやっと承認連絡書が届き、ホッと胸を撫で下ろすことができました。

 

しかしながら、空調機などの設置工事は何とか終わりましたが、支援事業の一つであるイベント協賛事業の調整が、コロナ感染拡大などによりスムーズにいかず、12月のクリスマス会協賛でやっと完了することができました。

地区補助金を活用する事業は、例年2月の補助金管理セミナーから始まりますので、実施予定があれば早めに対応を検討しておくことが必要だと思います。

 

 

三つめは、公共イメージ委員会による情報発信強化事業です。

永田耕一委員長の発案・企画により、ロータリーに関する各種の情報発信を強化することによりロータリークラブのイメージアップを図り、会員増強にも繋げたいとの思いから、今年度、初めて「地元新聞」に「なぜ!なに?ロータリー  もっと知りたい!ロータリークラブ」のコーナーを開設いたしました。月1回の掲載で年間12回を計画しています。

取りあげるテーマや、文章、写真、構成は永田委員長がすべて担当しており、中西会友の助言も受けながら、【堅苦しくなく、分かりやすいコーナーづくり】に努めています。見たよと言ってくれる方々も多く、ロータリーのことを知ってもらい、興味を待ってくださる方が少しでも増えればと期待しています。

 

 

四つ目は、ポリオ根絶街頭募金活動です。

2720地区では、熊本市において熊本マチナカ音楽会と連携を取って、10月23日(日)にサクラマチプロムナードを中心とした市街地での「世界ポリオデー募金活動」を企画し、地区内の各クラブに参加を要請しました。そして、この事業に参加できないクラブは、これに合わせ各クラブやグループでポリオ根絶のための活動を行うよう合わせて要請されました。

当クラブでは、この取組みについて9月の理事会において協議いたしました。今回は参加を見送り、膳所ガバナー年度に企画してはどうかとの考えもありましたが、「次年度に膳所ガバナー年度を迎える今年度にこそ、日田市での取り組みを行うべきではないか」との声もあり、急遽、日田市での独自での取組を行うこととなりました。その後、大分市での街頭募金活動なども計画に上がったようですが、実現には至りませんでした。

準備期間が短く十分な対応はとれませんでしたが、日田中央RCや日田中央RACとの共催の形をとることができ、日田市やKCVコミュニケーションズ、地元新聞社の後援を受け、何とか実施することができました。 特に今回は、少人数ではありましたが日田中央RCなどと共同で活動できたことが大きな収穫ではなかったかと思っています。

募金活動の詳細については、すでに報告済みですので割愛いたします。

 

 

五つ目は、定款・細則の見直しについてであります。

9月28日の例会に出前セミナーとして、地区管理運営部門長 本庄伸子氏にお越しいただき、規定審議会と定款・細則について卓話を頂きました。玉名RCの大石勉副部門長もオンラインでご参加を頂きました。当クラブの定款・細則は2015年に全面的に見直し、改定されました。しかしながら、2016年、2019年および2022年の規定審議会により、定款の改正が行われ、これに伴い細則の整理が必要となっていましたが、全段階で未整理のままとなっています。このため、本年度中に、定款・細則を手続要覧に則って整理したいと考えています。定款につきましては、標準定款によることとなっていますので、問題はありませんが、細則については多少手を加えることが必要です。現在、改正のための準備を進めていますので、近いうちに、定款細則委員会を設置して、協議してまいりたいと考えています。その節には、また数名の会友の皆さんに委員としてご協力をお願いいたすこととなりますので、よろしくお願いいたします。

 

 

今年度のクラブ運営方針に掲げた会長方針は『ロータリーの輪を深めよう』です。

そのための具体的な取り組みとして7つの項目を掲げましたが、多少なりとも全て動き出すことができました。本当に、ありがとうございました。

年を越しますと、次年度に関わる行事が次々に開催されてきます。

 両年度にかかる行事が、スムーズにそして効果的に行われますよう、残り半期も頑張っていきたいと思っています。

 理事会メンバーの皆さんをはじめ、会友すべての皆さんのご指導、ご協力をお願いし、「上半期を終えて」の卓話を終わります。

ありがとうございました。

石松会長 新年度運営方針

2022-07-06

卓話原稿(令和4年7月6日)

本日の卓話は、会長の新年度運営方針となっています。

 お手元に、私の今年度の運営方針並びに活動計画をまとめたものを配布いたしていますので、ご参照いただきながら、説明をさせていただきます。

 まずは、ジェニファーE・ジョーンズRI会長の2022~2023年度のテーマについてです。

 

 皆さんすでにご案内のことと思いますが、 ジェニファーE・ジョーンズ会長はRIで初めての女性会長です。ジョーンズ氏は、1997年にロータリーに入会し、RI副会長、理事、研修リーダー、地区ガバナー等を歴任され、ロータリー強化顧問グループ委員長も務められロータリーのブランド活性化の取組でリーダー的役割を担ったとのことです。

そして、超我の奉仕賞、ロータリー財団功労表彰状を受賞しているほか、夫のニック・クラヤシッチさんと共に、アーチ・クランフ・ソサエティ(財団へ累計25万ドル以上の寄付者)、ポール・ハリス・ソサエティ、ロータリー財団遺贈友の会の会員だそうです。

 その会長テーマは、「IMAGINE ROTRY」とされました。そして、テーマ講演会で、「想像してください、私たちがベストを尽くせる世界を。私たちは毎朝目覚めるとき、その世界に変化をもたらせると知っています。昨日のことをイマジン(想像)する人はいません。それは未来を描くことです。」と説明され、さらに「ポリオのない世界を想像してください。みんなが安全な水を使える世界を想像してください。疫病のない世界、すべての子どもが読むことのできる世界を想像してください。やさしさ、希望、愛、平和を想像してください。だからこそ、『イマジンロータリー』がテーマとなります。」と結んでいます。

 また、堀川貴史ガバナーは、地区スローガンを

 「ロータリーはつながりであふれている」~友情いっぱいの仲間となにかよいことをしましょう~とされました。そして、「例会に集い、例会の場で、職業上の発想の交換を通じて、分かち合いの精神による事業の永続性を学び、友情を深め、自己改善を図り、その結果として奉仕の心が育まれてきます。」としています。

そして、地区方針を 【地区戦略計画(2021年7月~2024年6月)の継続と具現化】とし、その他の重点項目として、

  •  ・2720地区のやる気スイッチON(クラブ活性化ワークショップ開催)
  •  ・新入会員の退会防止(ロータリーを学ぶオリエンテーションの開催)
  •  ・各クラブの例会サポート(出前セミナーの推進・公式訪問12か月で)
  •  ・メディア対応のワンストップ化(奉仕活動の取材依頼を公共イメージ部門で)
  •  ・Zoomミーティング窓口の開設(研修委員会でホスト役を行う)
  •  ・休日は家庭生活に奉仕の理想を最大限適用(休日は家族と一緒に過ごしましょう)  

を掲げています。

 

  私が、特に面白いと感じたのは、⑥の「休日は家族と一緒に過ごしましょう」の項目です。

 これまで、日曜日を中心に開催されることが多かった部門別セミナーは今年度休止となり、どうしても日曜日でないとできない行事を除いて、基本的には休日の行事は行わないとしています。

私の勝手な思い込みですが、ロータリーは、職業奉仕が金看板で、それぞれの会員の皆さんが自らのお仕事に倫理観を高め、職業人として社会の役に立つことが求められていると思っています。そのためには、皆さんのお仕事がまずは優先されることだと思います。そして、その仕事を成し遂げるためには、家庭が重要です。本来の仕事や家庭を犠牲にしたロータリー活動は難しいのではないか、バランスの取れた活動が必要ではないかと思っています。そんな私の思いに、この項目はピシャリとはまりました。ガバナーの優しいお気持ちも大変ありがたく思います。

 このような、RIテーマや地区スローガンを踏まえ、私の今年度の活動方針を

「ロータリーの輪を深めよう」

としました。

 

これまでよくロータリーの輪を広めようとは言われてきましたが、私は、今年度は広げると言うより、敢えて深めるとしました。

それぞれの会友が、例会を通じて、多様な情報の受発信と相互の親睦・友情を深め、「日田ロータリークラブ会友」として輪(つながり)をさらに強固なものにしたいと考えています。そのために、知っているようで知らないことも多い会友たちの話をたくさん聞き、そして話す機会を「会員の時間」として設けたいと思っています。

また、膳所ガバナー年度の前年度として、各種の協議会・研修会が当地域で開催されることから、協力体制を強化し、それらの研修機会等を活用した2720地区内の他クラブのロータリアンとの輪・和も深めたいと考えています。

さらに、せっかくロータリークラブに入会したのだから、ロータリーに関する情報、活動状況などを学ぶ機会を増やし、ロータリアンとして意識を高め、つながりを深めたいと思っています。

 <そのための具体的な取り組み>として、

 ・会員が、年に一度は自分の職業上の情報や体験談、近況などを発言する機会として、例会に「会員の時間」を設けたい。会員の時間は、1回につき3名程度の会友から発表をお願いしたいと考えています。

 

 ・会員満足度アンケートなどのツールを活用し、クラブ評価を行いたい。

私がクラブに入会してからこれまで、会員満足度調査をされた記憶はありません。

他クラブでは、毎年調査を行うところもあるようです。例会の在り方や、活動の方向性、内容などについて皆さんの御意見をお尋ねすることは大変意義があると思っています。

そのため、来年5月に「クラブ評価例会」として満足度アンケート調査を実施し、

反省と改善に取り組みます。

 

・各委員会での卓話に積極的に「出前セミナー」を活用したい。

今年度の地区の重点項目でもあります「出前セミナー」を例会時に招聘し、ロータリーの各分野における理解を深め、情報収集に努めたいと思います。

 ロータリーには活動強化月間がありますので、その折に各分野のセミナーを活用できたらと思っています。

 

・昨年度ガバナー公式訪問時に大森ガバナーから、当クラブの定款が標準定款と相違しているとの指摘を受けました。

 当クラブの定款・細則は2015年(織田莊太郎会長年度)に、設置された定款細則委員会(佐藤武朗、橋本信一郎、草野義輔、梅野親典、佐竹享、武内眞司会友)において作成改定されました。この時点では、適切に整備された定款細則でありましたが、その後、3年ごとのRI規程審議会とそれに基づく手続要覧の改正項目が見直し、整理されていない状態となっています。膳所ガバナー年度が次年度から始まりますので、その前には整備を終える必要があると思っています。そのため、今年度にクラブ内に新たに「定款細則委員会」を設置し、標準ロータリークラブ定款及び推奨ロータリークラブ細則に準じ、定款細則の整備を行います。

 

・社会奉仕事業として、地区補助金を活用し「こども食堂ハッピータイム支援事業」を実施します。

 この事業は、前年度社会奉仕委員長でありました江藤秀平会友が手掛けておられました「こども食堂ハッピータイム支援活動」を拡大し、施設の環境整備と周知PR活動を支援しようとするもので、江藤会友のご尽力により実現できた事業であります。

 理事会での承認を経て現在事業を進めており、8月には贈呈式を計画いたしております。

 

 

・マスコミやホームページを活用し、ロータリークラブの考え方や活動内容などを積極的に情報発信し、クラブの広報・周知を図りたいと考えています。

また、ホームページ上では定款細則が調整中となっていますので、定款細則の整備後にリンクさせたいと考えています。

 

 

・最後に、膳所ガバナーエレクトと連携を強化し、ホストクラブとしての役割を果たしたいと考えています。今年度中に当地で各種の研修会や協議会が開催されると聞いています。これらの機会を通じ可能な範囲で、ロータリアンとしての繋がりの強化と親睦の輪を深める場にしたいと思っています。

 

 

会員の皆さんのご協力・ご支援宜しくお願いいたします。

*7月23日(土)に地区クラブ活性化ワークショップが開催されます。これに次年度会長・幹事と共に出席予定ですが、事前に「会員満足度アンケート」を実施するよう求められました。つきましては、ただ今からアンケート調査票を配布いたしますので、次回例会時までに事務局までご提出くださいますようお願いいたします。無記名となっています。

会員卓話 重要文化財草野家住宅 平成令和大修理の経過 草野義輔会友

2021-09-22

重要文化財草野家住宅 平成令和大修理の経過

草野義輔会友

 

本日は我家の重要文化財の修理の話を少しさせて頂きます。

もう数ヶ月でスタートから8年かけた工事が終わります。あわせまして今日卓話の資料として皆様にお配りしている大分合同新聞の 「灯」コラムを書いております。特にこの黒漆喰と白漆喰の話を中心にしていきたいと思います。

 

実は17年コラムを書いておりまして180回目のコラムになりました。春よ来いという文章は春よ来いで始まり、しめくくりも春よ来いとなっており、この文章の作り方はコラムのお手本と大分合同新聞に褒められました。

 

古文書からの油断大敵とありますが、古文書は読めないので内容はわからないのですが、幸い織田会友が天瀬の古文書研究会の主宰をしておりまして、声をかけて頂き大変感謝をしています。いくつもの古文書を解読して頂きました。

 

 

話は戻りまして平成26年から令和3年の約8年間の工事、よく工事金額はいくらなのか聞かれます。最終的には9億円ほどになりました。 1期から4期工事があります。各工事を行うごとに国は必ず入札をするよう指示があります。約9億の80%が国から出ます。残りが県や市そして私個人が負担しながらこの改修工事にたどり着いたという事であります。

 

 

店棟は黒漆喰の仕上げになりました。この下の小さな蔵は白漆喰です。ここは物置になっていましてミシミシ言っているような状態でした。この建物は今回の解体工事で分かったのですが、天保2年、1832年か1831年位です、180年ほど前に2階を増築していたことがわかりました。その時よりあたっていませんので今回180年ぶりの改修工事となります。誰も最初の姿は見たことがないという風な事が言えると思います。店棟ですが解体をするために鉄骨ですべて覆いますが一部道路に出るのでここが難しいところでした。ここに河津建設さんが「平成の大修理」の言葉を入れております。 壁の解体は手作業で行います。土が溜まっていますが全部保管し復元するときに再利用します。瓦は1枚1枚はがします。すべての瓦に青いテープを張ってそれぞれに番号がついています。この瓦の番号をチェックして使えるものは再利用するわけです。この建物だけでも6000枚から10000枚の瓦があります。すべて手作業で1枚1枚おろしていくとういうような作業になります。こうやって瓦を下ろし、土を下ろし、板を下ろして梁や柱を外していきます。全部手作業で大変な作業です。解体の段階では何があるかわからないので建築会社はあまり儲からないらしいです。そして柱や梁に番号を付けて使えるものは再利用するようになります。鉄骨の下はコンクリートの塊で補強します。重要文化財の指定になると勝手に穴を掘って足場を作ってはいけないので、重しとなるコンクリートを使ってます。木材は腐った箇所を新しい木で繋ぎ再利用します。大工さんの手間暇かかった仕事となっています。

 

 

ようやく再構築が始まります。瓦は特注になりますがかなり新しくしました。屋根が出来たら鉄骨の解体になります。ここで吉野さんの日田クレーンが活躍してくれます。復元中は左官さんが一つ一つ丁寧に仕上げてくれます。なまこ壁の下は実は互でその上に漆喰を付けるわけです。この写真は日田そして全国的にも有名な原田左研が黒漆喰を仕上げている状況です。光るような黒で感動いたしました。これからは白漆喰の話ですが、壁を壊す前にチェックしたら、下塗りがあり中塗りがあり上 塗りがあって最後に漆喰で仕上げてます。4回の塗工程をしていることが解体時に分かりました。仕上がり後の鉄骨解体時に白い屋根が出てきたときは感動しました。先日床屋に行った際に「あの白い壁や屋根は素晴らしいですね」と大変喜んで頂きました。民間の家では九州ではまずほとんどないと設計事務所は言っていました。

 

 

この写真は国宝姫路城です。規模は違えど仕組みとしては同じ白漆喰でやっています。上から我家を見ますと屋根を白漆喰で固めています。修理としてはここまでです。我が家にも有名な人の書が残っていまして、これは綺麗なすっきりした字で頼山陽の字です。次にこの字は、普通は読めませんが一人だけ一目見て読んだ方がいらっしゃいます。有馬頼底さんです。この書は山岡鉄舟が書いたものです。次に松方正義が書いたものです。生花は假屋崎省吾の作品です。

 

このようなことで予定通り行けば12月に工事が終わり、3月までに最後の仕上げをして一応我家の修理は全て終わる段取りとなっています。

 

 

最後にもう一つ話を用意しています。ゴルフについてですが、オーナーなのかオナーなのかという疑問があります。オナーが正しい言葉です。 最初に打つ名誉でオナーです。私は最初に打つ権利を持つことでオーナーかと思っていました。

次にディポットから打つのは難しいといいますがこの表現は正しいのか、厳密にいえば正しくないです。ディボットは正確にはショットで取れたターフの事を指すので、正確には「ディボット跡から打つのは難しい」となります。

最後にこれもよく間違えるのですが、6インチリプレースと6インチプレース、どちらが正しいかといいますと、言葉としては両方ありますが、リプレースとは元に戻すという意味になるので、6インチ動かしてよいのは6インチプレースになります。グリーンではリプレースが正しいという ことだそうです。 以上これで本日の責任を終えたいと思います。本日は有難うございました。

草野義輔会友

 

本日は我家の重要文化財の修理の話を少しさせて頂きます。

もう数ヶ月でスタートから8年かけた工事が終わります。あわせまして今日卓話の資料として皆様にお配りしている大分合同新聞の 「灯」コラムを書いております。特にこの黒漆喰と白漆喰の話を中心にしていきたいと思います。

 

実は17年コラムを書いておりまして180回目のコラムになりました。春よ来いという文章は春よ来いで始まり、しめくくりも春よ来いとなっており、この文章の作り方はコラムのお手本と大分合同新聞に褒められました。

 

古文書からの油断大敵とありますが、古文書は読めないので内容はわからないのですが、幸い織田会友が天瀬の古文書研究会の主宰をしておりまして、声をかけて頂き大変感謝をしています。いくつもの古文書を解読して頂きました。

 

 

話は戻りまして平成26年から令和3年の約8年間の工事、よく工事金額はいくらなのか聞かれます。最終的には9億円ほどになりました。 1期から4期工事があります。各工事を行うごとに国は必ず入札をするよう指示があります。約9億の80%が国から出ます。残りが県や市そして私個人が負担しながらこの改修工事にたどり着いたという事であります。

 

 

店棟は黒漆喰の仕上げになりました。この下の小さな蔵は白漆喰です。ここは物置になっていましてミシミシ言っているような状態でした。この建物は今回の解体工事で分かったのですが、天保2年、1832年か1831年位です、180年ほど前に2階を増築していたことがわかりました。その時よりあたっていませんので今回180年ぶりの改修工事となります。誰も最初の姿は見たことがないという風な事が言えると思います。店棟ですが解体をするために鉄骨ですべて覆いますが一部道路に出るのでここが難しいところでした。ここに河津建設さんが「平成の大修理」の言葉を入れております。 壁の解体は手作業で行います。土が溜まっていますが全部保管し復元するときに再利用します。瓦は1枚1枚はがします。すべての瓦に青いテープを張ってそれぞれに番号がついています。この瓦の番号をチェックして使えるものは再利用するわけです。この建物だけでも6000枚から10000枚の瓦があります。すべて手作業で1枚1枚おろしていくとういうような作業になります。こうやって瓦を下ろし、土を下ろし、板を下ろして梁や柱を外していきます。全部手作業で大変な作業です。解体の段階では何があるかわからないので建築会社はあまり儲からないらしいです。そして柱や梁に番号を付けて使えるものは再利用するようになります。鉄骨の下はコンクリートの塊で補強します。重要文化財の指定になると勝手に穴を掘って足場を作ってはいけないので、重しとなるコンクリートを使ってます。木材は腐った箇所を新しい木で繋ぎ再利用します。大工さんの手間暇かかった仕事となっています。

 

 

ようやく再構築が始まります。瓦は特注になりますがかなり新しくしました。屋根が出来たら鉄骨の解体になります。ここで吉野さんの日田クレーンが活躍してくれます。復元中は左官さんが一つ一つ丁寧に仕上げてくれます。なまこ壁の下は実は互でその上に漆喰を付けるわけです。この写真は日田そして全国的にも有名な原田左研が黒漆喰を仕上げている状況です。光るような黒で感動いたしました。これからは白漆喰の話ですが、壁を壊す前にチェックしたら、下塗りがあり中塗りがあり上 塗りがあって最後に漆喰で仕上げてます。4回の塗工程をしていることが解体時に分かりました。仕上がり後の鉄骨解体時に白い屋根が出てきたときは感動しました。先日床屋に行った際に「あの白い壁や屋根は素晴らしいですね」と大変喜んで頂きました。民間の家では九州ではまずほとんどないと設計事務所は言っていました。

 

 

この写真は国宝姫路城です。規模は違えど仕組みとしては同じ白漆喰でやっています。上から我家を見ますと屋根を白漆喰で固めています。修理としてはここまでです。我が家にも有名な人の書が残っていまして、これは綺麗なすっきりした字で頼山陽の字です。次にこの字は、普通は読めませんが一人だけ一目見て読んだ方がいらっしゃいます。有馬頼底さんです。この書は山岡鉄舟が書いたものです。次に松方正義が書いたものです。生花は假屋崎省吾の作品です。

 

このようなことで予定通り行けば12月に工事が終わり、3月までに最後の仕上げをして一応我家の修理は全て終わる段取りとなっています。

 

 

最後にもう一つ話を用意しています。ゴルフについてですが、オーナーなのかオナーなのかという疑問があります。オナーが正しい言葉です。 最初に打つ名誉でオナーです。私は最初に打つ権利を持つことでオーナーかと思っていました。

次にディポットから打つのは難しいといいますがこの表現は正しいのか、厳密にいえば正しくないです。ディボットは正確にはショットで取れたターフの事を指すので、正確には「ディボット跡から打つのは難しい」となります。

最後にこれもよく間違えるのですが、6インチリプレースと6インチプレース、どちらが正しいかといいますと、言葉としては両方ありますが、リプレースとは元に戻すという意味になるので、6インチ動かしてよいのは6インチプレースになります。グリーンではリプレースが正しいという ことだそうです。 以上これで本日の責任を終えたいと思います。本日は有難うございました。

委員会卓話 雑誌委員会白石章二委員長

2021-09-01

委員会卓話

雑誌委員会白石章二委員長

今日は、今月号の「ロータリーの友」皆さんと一緒に見ていきましょう。まずは横書きページからです。ここは、ロータリークラブ運営のための様々な情報が載っています。まずはRIシェカール・メータ会長のメッセージです。9月は基本的教育と字率向上月間とのことです。次に目とまったページはヘルプマークを普及させようというページで 。なかなか普段気が付かないマークですが、これをつけているには気をつけて接していきたいものです。 次は、ロータリークラブの公式ロゴについての記事です。私自身あまり気に留めていませんでしたが、改めて知ることができ、とてもためになりました。 次にロータリー財団についての手引きが載っています。今後就される会長さん、幹事さんにとって大変重要な内容だと思います。

 

そして次に「ロータリー希望の風奨学金」についての説明です。これは東日本大震災で両親もしくはひとり親を失い、現在大学や専門学校で学ぶ学生を対象にした奨学金で、月5万円支給される還不要の奨学金です。私も初めて知り、とても素晴らしい事業だなぁととても感心しました。さて、逆から開く縦書きのページですが、こちらは各クラブや会員の皆さんの活動報告、現況報告が載っています。また、俳句、短歌、川柳の投稿ページもあります。早く私たちもこのページに掲載されるような奉仕活動が再開できたらと思っています。 せっかく毎月会員全員に配られる雑誌ですので、有効に活用できるように、これからも面白い記事があれば皆さんにお知らせしていきたいと思います。

新入会員卓話 門松孝治会友

2021-08-25

 

新入会員卓話門松孝治会友

7月から入会させていただきました九州電力の門松と申します。宜しくお願い致します。

 

本日卓話という事でしたので営業所の方のキッチンスタジオでエプロン姿で冷凍食品等をIH器具で調理してお見せしようかと思いましたが、最初ですので真面目にやらせていただきます。自己紹介と今話題になっている「カーボンニュートラル」について簡単に説明させて頂きたいと思います。

 

お手元の資料は九州電力のカーボンニュートラルに向けた取り組みのダイジェスト版になっております。お持ち帰りいただきお時間のある時にゆっくり見て頂ければと思います。

 

生年月日は昭和41年5月25日で、今年で55歳になります。門松という名前は大分にはあまりいないと思います。私は高校時代3 年間野球をしておりまして、私の時代で一番強かったのが春の大会でベスト4に行きました。高校を出て学校の先生になって野球の指導等に携われたらいいなと当時は思っていました。しかし当時就職担当していた野球部の部長から呼び出されまして「九電から求人が来ている」と、今年は誰も希望者がいないらしく今年受けないと来年から求人が来なくなるとの事で、受けるだけでもいいから受けてくれと言われ受ける事にしました。試験当日、性格上負けたくないという気持ちになりアピールし合格してしまいました。その後担任と野球部長から親共々呼び出され、合格したのに断る と後々学校に迷惑がかかってしまうので行ってこいと言われ就職した流れとなります。

 

電力の自由化が始まって、その後福島の事故、計画停電や電気料の値上げ等皆様に大変ご迷惑をお掛けしました、営業活動も10年間ぐらい出来ませんでした。創業以来大変厳しい時代を経験し、4~5年前からやっと営業活動も再開しました。今では別会社を作り関東関西に営業をかけ、出来るだけ九州にお金を持ってこようと考えてます。

 

カーボンニュートラルについてご説明させていただきます。テレビや新聞でよくみられるとは思いますが、資料にあるようにこれは人類のエネルギー消費量のグラフです。19世紀半ばからエネルギーの消費がのびてます。これは蒸気機関が発明され、発電が行われるようになって人類の生活様式が急激に進化したことによるものです。世界のエネルギーの消費量と世界のCO2の排出量を見るとヨーロッパ等は横ばいの状態ですがアジア圏は急激にのびています。これらを踏まえて菅総理がカーボンニュートラルを宣言しました。今年の7月のサミットの中でも2030年度に温室効果ガスを2013年度から45%削減と表明しています。2018年の時に2013年比2030年度までにマイナス25%~26%という数字が出ていたのにいきなり20ポイントも変わってます。これを達成するためには日本全国で取り組まないと難しいです。日本は取り組みが遅いと世界から圧力をかけられてこのような宣言をしたと思います。各世界の状況は資料の通りです。日本ではカーボンニュートラルを宣言している自治体が432あります。これらの自治体がいつまでにといった具体的な目標はまだでておりません。いまこういう状況ですが、まずカーボンニュートラルとは何かという事ですが、温室効果ガスを0にするという事です。発電で出るCO2や廃棄物の 焼却で出る新エネルギーのCO2等を含めて温室効果ガスといいます。カーボンニュートラルではこれを出さないようにする。しかしどうしても出てしまうので出る部分については山林や森林の整備をして吸収させる取り組みをします。2018年度のCO2の排出量ですが電力の発電にかかわる分が約4割です。ここのCO2を出す発 電を減らしていくという事になります。九州電力としてはお手元の 資料にダイジェスト版で記載しております。ご参照ください。

 

今後2050年に向けて我々はCO2を出さないようにして今後 CO2を出さない電源を使って電化を進めていくことに向けて取り組んでいきます。

外部卓話:イサゴタクシー株式会社  後藤信寬社長 

2021-08-18

「私の履歴書」

イサゴタクシー株式会社 後藤 信寬 

 

 今日は『私の履歴書』と題し今までの経歴を時系列でお話しします。
 実は私は以前日田中央ローターアクトクラブに入会しておりまして、2012年に日田で年次大会を行った際は日田ロータリークラブ様より多くのご登録をいただきました。この場を借りてあらためて御礼申し上げます。

 

1、略歴
 私は昭和57年生まれ39歳、吹上在住で妻と妻の両親、子供3人暮らしです。林工卒業後建築塗装会社東工業に入社。塗装工見習いとして働きながら、チャンピオンを目指しボクシングを始めプロライセンス取得。生涯成績5戦4勝1敗で引退。地元日田に戻り父が経営する藤山観光に入社。9年間バス運転士として働いたのちに「創業社長になりたい」と思い退社したが、事業を行うことが出来ず、もがいている中で商工会議所青年部の当時の末武会長から日田玖珠地域産業振興センターが求人募集していることを聞き、面接を経て同団体に入社、日田産品の販路拡大のミッションを受け流通対策専門員として日田市アンテナショップひた生活領事館を担当。その後紆余曲折を経て縁あってイサゴタクシーの株を取得する形で同社代表取締役に就任。現在に至ります。

 

2、ボクシング時代
 元々格闘技が好きでプロレスやボクシングなどテレビでよく見ていました。当時ガチンコファイトクラブという番組がありよく見ていたのですが、ボクシングをよく調べてみると体重別に17階級に分かれており一番下の階級は47.61キロのミニマム級であると知りました。当時50キロしかなかった私は「体重が同じならチャンピオンになれる」と思い込み「ミニマム級の世界チャンピオンになる」と決意し、そのためには東京に行ってボクシングを始めなければならないと考え、東京の就職先を探しました。
 東工業という建築塗装会社に入社し、寮に住みながら塗装工の傍ら渋谷三迫ジムに入会し塗装工見習いとボクシング練習生の生活が始まりました。一生懸命頑張りましたがランクが上がるにつれ力の差を感じ挫折。ボクシングを辞めて地元に戻りました。

 

3、バス運転士・日田中央ローターアクト時代
 地元に戻り藤山観光で9年バスの運転士をしました。28歳で結婚を機に営業を始める中で知人からローターアクトの紹介を受け入会、アクト活動を一生懸命やる中で、年次大会を日田で行なうことが出来ました。

 

4、(公財)日田玖珠地域産業振興センター時代
 32歳で入社。地場産業振興を目的に主に福岡都市圏でのイベント企画運営やアンテナショップひた生活領事館の担当をさせていただきました。思うような売上が作れなかったり、効果的なPRが出来なかったり失敗も多かったのですが、地場産業にかかわる多くの人と知り合うことが出来、今につながる良い経験を積むことが出来ました。

 

5、イサゴタクシー代表
 タクシー業界は過疎化のあおりを受け近年市場規模が大きく減少しており、非常に厳しい経営状況です。業界再編(M&A)は生き残る手段の一つで、旧経営者の苦渋の決断だったと思います。令和元年6月に株式譲渡する形で事業承継いたしました。10月から代表取締役社長として経営をはじめ、人員の配置転換、営業時間の変更、業務効率化を図り徐々に上向きかけていた矢先、コロナウィルス感染症が拡大し緊急事態宣言で大きな痛手をこうむったのですが、行政の支援策をフル活用しなんとか危機的状況をしのぎました。

 今後の展開を考える中で、現在の本社は旧経営者からお借りしているため、立地条件の良い土地(旧小松軒跡地)を確保し本社と車庫を移転する事にしました。お金がない中での計画のため、旧経営者のご親類である河津建設の河津社長に相談すると「俺に任せておけ」とおっしゃっていただき社屋施工を行っていただきました。 隈町の新社屋で市民の足として末永く事業を営んでまいる所存です。

 

会員卓話:日田市における新型コロナウイルスワクチン接種ついて 膳所会友

2021-08-11

日田市における新型コロナウイルスワクチン接種ついて

日田市医師会会長 膳所和彦

 

8月となり全国ではデルタ株を主とした新型コロナウイルス感染症が再び急激に拡大しこれまで以上の感染者数の増加を認めており、いわゆる第5波が襲来しております。

日田市におきましても徐々に感染者数が増加傾向で、特に先週からは県外からの多くの帰省者に関連する新規感染が多数報告されてきています。特にこの数日間の感染拡大は顕著であり、感染症指定医療機関であります済生会日田病院の現在の入院者数は21人となっています。24床(6床から一時的に増床)の専用病床がほぼ満杯となっており、医療逼迫状態がすぐそこまで来ています。

 

一方、日田市におけるコロナワクチン接種は、

①本年3月より医療従事者(歯科医師、薬剤師、救急隊も含む)と高齢者施設関係者、
②5月より一般高齢者、
③7月末より基礎疾患のある方、60-64歳、高校3年生、
④8月末より12-59歳の方と 国が示した優先順位に従い、事業を行って来ました。

接種方法は集団接種(アオーゼ)、個別接種(一般医療機関)、職域接種に分けられ、各々順調に事業が進んでいます。

7月31日の時点で、日田市における全人口に対する接種率は1回目 40.3%、2回目32.%であり、これは大分県平均の1回目37.6%、2回目27.4%を超える数字となっています。また高齢者接種も1回目90.4%、2回目82.5%と予想以上に多くの方の接種がほぼ完了しました。

 

日田市ではファイザー社ワクチンを主に使用し、職域接種のみがモデルナ社ワクチンとなります。ともにm-RNAワクチンで、その有効率は94-95%と非常に高くなっています。副反応については接種後に接種部位の痛み、筋肉痛、倦怠感、発熱などが見られますが、ほとんどが軽症であり数日で回復することが報告されています。但し、1回目接種より2回目接種で頻度が高く、また若年者で多く見られる傾向でした。

 

最も重大な副反応であるアナフィラキシー反応は日本全体で1,776例(0.003%)報告されていますが、ほとんどが迅速な処置にて回復しています。これまでのところ日田市ではこのアナフィラキシー反応報告例はありません。現在緊急事態宣言やまん延防止等重点措置法が一部の地域で発令されていますが、人の流れはまったく静止できていません。

新型コロナウイルス感染症を収束させる唯一の手段が、このワクチン接種となります。できるだけ多くの市民の皆様へ、できるだけ早く、コロナワクチンを接種していただくこと 強く希望いたします。

 

お盆休みがピークを迎える中、新型コロナ感染症患者がさらに増加することが危惧されます。皆様におかれましては、万全の感染防御対策を実践し、なるべく自粛生活していただくことをお願いいたします。

会員卓話:会員増強維持委員会 佐藤浩之委員長

2021-08-04

8月は会員増強・新クラブ結成推進月間ということで、会員増強維持委員会よりお話しをさせて頂きます。

先日も発表しましたが、本年度の

 

【活動方針】は今年度2名増を目標とし、60名の会員数を目指す。

【活動計画】は1、今年度は純増2名の会員増強を目指す。2、女性会員の積極的な入会を勧める。3、各委員会と協力して現会員の退会防止に努める。

 

という事で活動してまいります。

 

 

そこで今日の卓話は、活動計画3番目の会員の退会防止に努めるという観点から、これまでに退会された方々へのロータリーによる調査結果という資料がございましたので、その内容をお話しさせて頂きます。これはロータリー歴1年以内から段階的に10年以上のケースまで調査されていますので、皆さんそれぞれのロータリー歴によって興味をもって頂けるといいと思います。

 

ロータリーによる調査結果

クラブの強化は、退会理由を理解することから始まります。退会者アンケートはロータリーが、世界中のクラブにおける退会理由を調査した結果と、その対策です。

 

入会後1年以内の退会

1年以内に退会する会員の多くは、入会前に会員義務について十分な説明を受けてなかった、入会後にロータリーに関する十分な教育を受けなかった、という理由を挙げています。また、出席規定や経済的な負担、期待したほど会員同士の交流がなかった、という理由もありました。

 

対策

*会員となることで得られる機会、会員として果たすべき義務を、入会前に十分説明する。

*有意義な入会式を行い、クラブ全員で入会者を歓迎する。

*楽しく、活気があり、堅苦しくない雰囲気をつくる。

*新会員のメンターとなる会員を決める。メンターは、クラブの文化と伝統を 新会員に説明し、質問に答え、ほかの会員との交流を援助する。新会員が連絡なく例会を欠席した場合は、メンターが連絡を取って事情を聞く。

*新会員オリエンテーションを実施する。

*新会員を委員会委員などの役割に抜擢する。

*新会員と対話する機会を設け、ロータリーについてよく理解してもらう。

 

入会後1~2年後の退会

入会1~2年後に退会した会員の多くは、クラブに溶け込めなかった、期待したほどの親睦がなかった、多忙で出席規定が守れなかったという理由を挙げています。

 

対策

*会員が関心のある活動や委員会に参加できるようにする。

*クラブの親睦や活動を活性化させるアイデアを会員から募る。

*青少年交換学生の世話役や、ロータリーアクト/インターアクトクラブとの 「連絡役となってもらい、若者との交流を図る。

*新会員だけでなく入会後1~2年後の会員にもメンターを付ける。メンターとの相性が合っているかどうか定期的に確認し、会員が別のメンターを望む 場合は、ほかの会員に交代してもらう。

 

入会後3~5年後の退会

入会3~5年後に退会した会員は、期待ほどの親睦がなかった、クラブのリーダーに不満を感じた、多忙で出席規定が守れなかったという理由を挙げています。

 

対策

*リーダー的役割を担う機会を与える(役員、メンター、地区活動への参加など)そうすることで、クラブに貢献し、重視され、運営上の決定にかかわっていると実感してもらう。

*会員の意欲を高め、例会や活動の活性化を図るために新しい試みを取り入れたり、現会員の教育プログラムを実施したりする。

*クラブ改善のアイデアを会員から募る。 *会員が自分の専門知識やスキルを活用できる機会を設け、その貢献を認める。

 

入会後6~10年後の退会

入会6~10年後に退会した会員からは、期待ほどの親睦がなかった。 クラブのリーダーに不満を感じた、という理由が挙げられました。また、退職や 移転による退会もありました。

 

対策

*多くの人と知り合い、所属クラブ以外での経験を積んでもらうために、地区の活動(地区大会の計画、地区委員会など)に参加したり、ロータリー親睦 活動グループへの参加を勧める。

*退職とともに退会を予定している会員には、退職後もクラブに留まり、豊かな経験を活かして若手会員のメンターになるなど、後進の育成にあたることを進める。

*移転する会員をMy ROTARYからほかのクラブに紹介する。または、退会者がほかのクラブへの移籍を希望する場合は、ロータリーに知らせるよう勧める。

*会員が自分の専門知識やスキルを活用できる機会を設け、その貢献を認める。

 

入会後10年以降の退会

入会10年を過ぎて退会した会員の多くは、例会や活動に関心が持てないことを理由として挙げています。また、退職、家庭の事情、経済的な負担、健康上の理由から退会を選ぶ人もいます。

 

 

対策

*できるだけ対話の機会を設け、上記のいずれかの理由によって退会する可能性があるかどうかを探る。理由自体を変えることができなくても、事情を認識することで、退会という事態を避けられる場合があります。

*例会を活性化するアイデアを募る。または、ガバナー、ガバナー補佐、地区委員会委員長となることへの関心があるかどうか尋ねる。

*(退職などによって)経済的な負担を感じている場合、会費を軽減することを検討する。

*会員が自分の専門知識やスキルを活用できる機会を設け、その貢献を認める。

*新会員のメンターとなることに関心があるかどうか尋ねる。

 

以上がロータリーによる退会者への調査結果でありました。これを見まして私が思ったことは、退会する理由はたくさん有る様ですが、まずは会員増強維 持委員の私自身がこの退会者にならない様、努めて行きたいと思います。

新入会員卓話:大塚智会友

2021-07-28

新入会員卓話 大塚 智会友

株式会社オオツカ 大塚酒店の大塚智 です。本日は、新入会員卓話ということで、会社や個人について何か話しをと うことでしたので、簡単な自己紹介と仕事について、お話しさせていただきます。

1971年10月18日生まれ、10月で50歳になります。咸宜小学校入学、東部中学校入学、日田高校入学、立正大学入学、株式会社マイカル入社 (旧ニチイ、ビブレ)、26歳の時に日田に戻り、家業の酒屋を継ぎます。

もともとは、うきは市吉井で「花吹雪」というお酒を造る酒蔵をしていたようですが、曾祖父さんの時に2~3年連続で作りに失敗して、三芳小渕町に移転して小売の酒屋を始めたようです。残念ながら当時の記録が、昭和28年の筑後川大水害で全て流れてしまい詳しいことはよくわかりません。

全て流されたのち、現在の中央一丁目に移転し酒屋を再開。三芳小渕町では新たに木履製造業を始めました。私の父である、大塚武明が酒類販売業を継承し、叔父である豊三郎が木履製造業を継承。現在は、酒類部を私が、履物部を従兄弟の裕一が経営しています。

ホテル、レストラン、居酒屋、スナック、バーなどの飲食店を対象とした業務用酒類卸。市内近郊、約200件ほどの飲食店様や、企業、事業所様とお取引しております。地元日田の地酒や焼酎、全国の銘酒、自然派ワイン、シャンパーニュ、シングルモルトなど2,000種類以上の品揃えです。

J.S.A 認定ソムリエ・J.S.A 認定 SAKE DIPLOMA・SSI 認定馴 酒師・SSI認定 焼酎朔酒師などワイン、日本酒、焼酎の資格を持ち、お客様のお好みや料理にあうお酒選びのお手伝いをします。

また、ホームページを刷新し情報発信やオンラインショップでの販売にも力を入れています。フェイスブックやインスタグラムといったSNSもやっておりますので、ぜひご登録お願いします。

「なしのお酒 梨園」は、今から15年ほど前に、「水郷ひたを代表するような特産品を作りたい」という思いから開発した商品になります。当時、美味しいのに少し傷があったり、形や大きさが基準をクリアしていないことから市場に流通しない梨が年間130トンほどありました。しかし梨は、味や香りが繊細で、色も褐変しやすく 加工が難しい為、有力な加工品がありませんでした。そこで農商工 業連携ということで各分野のプロにお集まりいただき梨園プロ ジェクトチームとして梨園を開発しました。


私と、全日本フレアバーテンダー協会の会長を努め、世界一にも輝いたことのあるBar if の江田氏が、企画、監修を務め、JAおおいた日田梨部会の130軒の梨農家さんが、丹精を込めて作った梨 を、株式会社つえエーピーさんで搾汁。出来上がった高品質の日田梨果汁をベースに老松酒造さんの高い技術力により、「なしのお酒 梨園」を作り上げました。

 

トップバーテンダーの江田氏が満足する味と品質の梨リキュールの開発は、困難を極め、完成まで3年の月日を費やしました。その分、味も香りも素晴らしく同業他社が真似できないクオリティーの「なしのお酒 梨園」が生まれました。まるで梨そのものを食べているようなみずみずしい美味しさと、日田梨の梨袋をイメージしたパッケージが話題となり、日本全国、さらには台湾や香港などの海外へと販路が広がります。発売から10年を超えるロングセラー商品となり、累計40万本以上を販売する大ヒット商品に成長しました。なしの生産者、食品加工メーカー、酒造メーカー、流通・小売業者、レストラン・飲食店など関連する分野の裾野が広く、大分県の農商工連携のモデルケースとし て取り上げていただきました。このように、地域に貢献できる商品 の開発に携われたことは本当に嬉しく、また光栄に思っています。

 

以上、私の自己紹介と事業内容、取扱商品についてお話しさせていただきました。コロナ禍により、酒類業界、飲食・旅行業界は、大変苦労しておりますが、精一杯、頑張りたいと思います。

ロータリー情報委員会 白石章二

2020-11-04

 コロナ禍の現在、世界中のロータリークラブが新しい運営方法の模索や、ネットを通じての情報の発信や検索などが盛んに行われている様です。

 日田ロータリークラブもなかなか難しい運営が続いているようです。

 現在日本でもマイロータリーというホームページがあります。

 ここに登録すると国際ロータリークラブの色々な情報がメールで送られてきますし、世界大会の登録もできますので是非お試しください。

 さて、コロナ禍以前の世界のロータリークラブの状況も多種多様なようです。

 今日は、会長になる前の会長エレクトのセミナーで頂いた資料を参考に少しお話をして見たいと思います。

 これは主に海外のロータリークラブのお話ですので、そのつもりで聞いて下さい。

 まずムーンライトRCの場合、家族や友人を例会に連れてくる事が許されていて出欠はとらないそうです。

 ベイシティRC場合は、水曜日の正午にオンラインのみの例会で運営。

 ウィローツリーRCでは会員は10名で会員の家族の参加がOKで、法人の会員はロータリークラブを知ってもらうために、毎回異なる社員が出席しているそう。

 フォックストレイル芸術会館RCでは、会員は全員がこの芸術会館の職員。

 ヤングブラッドRCでは、40名の会員の全員が35才以下で、会長は29才で最年少会員は19才、これからキャリアを積んでいく会員ばかりのようです。

 以上、世界のロータリークラブは日本とは大分状況が異なるようです。

会長の時間32

2020-06-17

年度末卓話 1年を振り返って

日田ロータリークラブ会長 白石章二

一年前の今頃は、世界がまさかこのような状況になるとは夢にも思っていませんでした。

七月に私の年度がスタートし、毎週の会長の時間の事で頭がいっぱいで、あっという間に一週間が過ぎていっていたのが、なにか遠い昔のことのように今感じています。

会長になって始めて、他クラブの例会に出席させていただき、クラブが違うとこんなに例会の様子や雰囲気が違うのかと少し驚きました。

特に玖珠ロータリクラブにお邪魔した時は、あまりの会員の少なさに少し戸惑いました。

日田ロータリークラブは本当に会員に恵まれているなあと実感しました。

最初の夜間例会の納涼例会では、新入会員の合原会友や若い会友と一緒に二次会に行き楽しい時間を過ごさせてもらいました。

8月には日隈小学校金管バンドの皆さんに来ていただき演奏を披露して頂きました。

そして去年も見事に全国大会に出場し、本当に嬉しく思いました。

9月は、今年度の一番の事業であるチャリティーコンサートが開催され、石松幹事や佐藤委員長そして当時会員だった吉冨今日子さんや会員の皆様のご協力で無事にコンサートを終えることが出来ました。

この収益金は後にNPO法人のリエラさんを通じて、九州北部豪雨災害で被災されたご家族の子供さん達に無事渡されました。

皆さんのご協力、本当にありがとうございました。

10月には長年日田ロータリークラブで活躍された、井上名誉会友がお亡くなりになるという悲しい出来事がありました。

告別式では会長として、弔辞を読むという大役を仰せつかり、とても緊張しましたが、なんとか私なりの思いを話させていただきました。

11月には中津市で地区大会が開かれました。

二日間に渡る大会で大勢の会員の皆さんと一緒にとても充実した時間を過ごさせていただきました。

20日の職場例会では昭和学園さんにお邪魔し、生徒の皆さんの手作りの昼食をご馳走になりました。

まるで京料理の様な上品な料理でとても関心しました。

12月には年末恒例の家族例会が開催されましたが、担当の親睦委員長の松浦会友のお父さんが直前にお亡くなりになり、当日は湯浅会友と高嶋会友が代わりに司会進行をして頂きました。

亡くなられた井上会友の奥様をお招きしてのパーティでしたが、とても喜んでいただき本当に嬉しく思いました。

井上名誉会友に少しは恩返しが出来たのではないかなと思っております。

1221日には、藤蔭高校のインターアクトクラブの生徒の皆さんと大原神社の大掃除をしましたが、担当の永田会友と石松幹事が早くから来られて掃除をされていました。

私もちょこっと掃除に参加しました。

一年間のすす払いが出来てとてもいい気持ちがしました。

開けて1月の新年夜間例会は亀山亭で開催致しました。

久しぶりの川端のホテルでの宴会でしたが、思えばこれがコロナ以前の最後の楽しい宴会となってしまいました。

会長の任期もあと半年になり、なかなか慣れない会長の時間も、あと半分という思いと、まだ半分もあるという複雑な思いがいたしました。

122日には職業奉仕賞贈呈式を行い、みそら会前理事長の池永惠子氏に来訪していただきました。

29日には、原正隆会友がマルチプルポールハリスフェローを受賞されました。

日田ロータリークラブとして初めての事です。

本当におめでとうございます。

2月には2年越しのお約束であった、視覚障害者への読み聞かせの活動を長年されている、「かたつむりの会」へ専用の録音機を寄付することが出来ました。

この頃から新型コロナウイルスの日本での感染が広がりだし、クルーズ船の集団感染で一気に緊張が高まり、世界中が大変な事になりだしました。

3月には学校の閉鎖が始まり、東京などで自粛が始まり、後に全国的な自粛要請が発せられました。

膳所日田医師会会長のアドバイスも考慮し、日田市として各種の会合やイベントの自粛要請が出された事から、会長として34日からの例会の中止を決定いたしました。

当初はひと月位で何とかなるんじゃないかと高をくくっていましたが、その後の世界中でのあっという間の感染の拡大と、死者数の増加に私もさすがに、これは大変な事になったと背筋が寒くなる思いがいたしました。

例会再開のめども立たない中、日田ロータリークラブのラインでの情報交換がされるようになり、私も非公式ですが、いろいろと思いをラインに載せさせて頂きました。

例会出席の為のラインでしたが、思わぬ形で役に立ちました。

ほかのクラブでは、オンラインでの例会をやっているそうだ、などの情報も入ってきましたが、日田クラブの会員数の多さや年齢層を考えると中々直ぐにはできませんでした。

5月になり段々と自粛も解除になり、13日の理事会において現在の状態が続く事を前提に、6月からの例会の再開を決定致しました。

いまだかつてない三か月に及ぶ例会の休会の間、あんなにすぐに来る水曜日の会長の時間が無いことで、一週間が意外に長く感じられたのが少し面白かったです。

休会中はこのまま私の年度も尻切れトンボで終わってしまうのかなあと、思ったりもしましたが、なんとか残りひと月でも再開することが出来て大変嬉しく思っていますが、一週間先には又何があるか、誰にもわかりません。

油断は禁物です。

ですが、何とか一年間皆さんのご協力で乗り切ることができそうなこと、本当に感謝しております。

次年度の会長他理事や委員長の皆さん、また難しい一年になりそうですが、めげずに頑張りましょう。

会長卓話 上半期を終えて

2019-12-25

7月に会長としての仕事をスタートして最初の問題は、毎回の会長の時間になにを話せば良いのかということでした。

色々な事を事前に準備しておこうかとも思いましたが、元来計画性をもって行動するのが苦手な性格なので、いきあたりばったりですが、その時々の興味のある事を話すほかないなと開き直りました。

そして何とか半年間会長の時間を乗り切りましたので、あとの半年も脈略のあまり無い話になるとは思いますが、どうかお付き合い下さい。

さて、会長として初めての対外的な仕事が日田中央RCの例会訪問でした。

会員としても他クラブの例会への参加は始めての事でしたので、例会の雰囲気の違いをすこし感じました。

特に、四つのテストを毎回みんなで読み上げていて、関心しました。

次に訪問した玖珠RCでは、会員数が少なくて、会長や委員長を毎年の様にやらないといけないようで、日田RCは本当に恵まれているなと思いました。

また最初の夜間例会では、二次会で新入会員の合原会友や吉冨会友と色んな話が出来てとても楽しい時間を過ごせました。

8月は、例会に日隈小学校金管バンドを招待し、子供達のマーチングでの演奏を皆さんに披露してもらいました。 

あとで、中西会友に心があらわれましたと言われとても嬉しくなりました。

9月は、私の会長としてのイベントであるチャリティコンサートが開催されました。

石松幹事には今年の早い時期よりいろいろ準備をしていただき本当にありがとうございました。

佐藤委員長には、実行委員長としてチケットの販売等で大変頑張っていただきました。

それに舞台に飾る竹を、わざわざ山から切り出してくれました。

本当に大変だったと思います。

感謝いたします。

また、吉冨会友がコンサートのプロデュース等本当に頑張っていただきました。

私にはコンサートの内容についての知識がまったく無く、結果として彼女に大きな負担をかけてしまいました。

会長としてもう少しサポートしてやれなかったなと思い、今でも反省しています。

またコンサートの前日の深夜より、九州を襲った台風の影響が、思ったより少なくて、ほっとしました。

当日は沢山の会員の皆さん方に朝早くから集まっていただき、順調にコンサートが進行しました。

司会をお願いした、原会友にも大変感謝しています。

おかげで、予定の金額よりも多くの収益をあげることができ全額を寄付できたこと、本当に嬉しく思っています。

10月に入り日田RCに長年貢献された井上名誉会員がお亡くなりになるという悲しい出来事がありました。

11日の葬儀の際には日田RC会長として弔辞をよむ大役をおおせつかり、自分なりではありますが、心からの思いをお話させていただきました。

30日のガバナー訪問では、瀧ガナバーとしても最後の訪問ということで、奥様と同伴でおみえになり、有意義なお話ができました。

 

11月には中津での地区大会が開催されました。

2日間にわたる大会で2720地区のメンバーが多数集まりとても盛大な大会でした。

一日目の懇親会では、瀧ガバナー本人がギターの弾き語りをされて、会場を盛り上げていました。

二日目の大会のオープニングでは、各クラブの会長がまるで甲子園の入場行進のように、一人ずつ壇上に入場行進の音楽と共に現れるという演出で、おお盛り上がりでした。

また、最後にはダイハツの軽乗用車が当たる抽選会があり、最後まで大勢の会員が残っていました。

なかなか早く帰れない演出でした。

20日には昭和学園での職場例会で、生徒の皆さんの手作りの昼食をご馳走になりました。

まるで京料理のような上品な料理で、とても関心しました。

27日の例会をもって吉冨会友が退会されましたが、とても寂しい思いがしました。

彼女にはチャリティーコンサートで色々迷惑を掛けてしまい、私自身も申し訳ない気持ちがしました。

一日も早い復帰を祈るばかりです。

12月には年末恒例の家族例会がありましたが、担当の松浦会友のお父さんが直前にお亡くなりになり、ピンチヒッターの湯浅会友と高嶋会友が代わりに司会進行してくれました。

とても楽しい家族会になりとても感謝しています。

また当日、故井上会友の奥様の井上睦子様をお招き出来、大変喜んで頂きました。

井上名誉会員の長年の日田RCへの献身へのお返しが、すこし出来たのではないかなと考えています。 

21日には、藤蔭高校のインターアクトの生徒の皆さんと、大原神社の年末の大掃除に参加しました。

私はすこし遅れて参加いたしましたが、石松幹事と永田会友は最初から掃除に参加されて、二人とも一番熱心に掃除をしていただき本当に頭がさがりました。

そのあと、宝屋で生徒の皆さんと昼食会を共にしました。

そこで生徒の皆さんの今年の出来事の発表がありました。

みんなのそれぞれの思いが伝わり、とても楽しい時間をすごしました。

会長でなければ出来ない経験をさせてもらい、本当に感謝しています。

今期は上半期に行事が集中していましたので、年が明けたらすこし気が緩むような気がしていますが、気持ちを緩めずに引き締めていこうと思っています。

皆さん風邪など引かないように、令和2年の新年をお迎え下さい。

それでは、新年会でまたお会いしましょう。

 

 

会長の時間45 2019年6月26日(水)

2019-06-26

一年の会長任期を終えて

 昨年7月4日に今期最初の例会を会長として迎えてから、早いもので1年が経ちました。今年度は例会場が亀山亭さんからこちらのマリエール・オークパインさんに変更になりました。この件につきましてはこれまでもお話して参りましたので、本日はこれ以上述べませんが、いずれにしましても日田ロータリークラブにとりまして大きな転換期となったことは間違いありません。さらに出席率の向上と昼食費の節約を目的として、LINEによる事前出欠報告を行うことにいたしました。その結果、平均出席率は前年度73.8%でしたが、今期は81.3%とかなり向上しました。また皆さんがメーキャップした総回数も年間59回から108回へと増えており、出席に対する意識が高まったのではないかと考えております。My Rotary登録者数も高嶋公共イメージ委員長のおかげで、現在37.1%となり、これは第2720地区平均登録率32.9%を上回っています。

 10月6日には創立55周年の記念講演会と記念式典・祝賀会を行い、皆様の御協力により盛会に終えることができました。特に川原尚行先生の講演会場を提供していただきました昭和学園様には心より感謝申し上げます。また準備委員会の皆様には早い時期から準備に関わっていただきました。お陰様でほぼ完ぺきな創立記念事業を行うことができました。10月31日には日田中央ロータリークラブと合同での高山ガバナーの公式訪問がありました。高山ガバナーの今期のスローガンは、「ロータリーを信奉し、奉仕に行動しよう。~ロータリーは心の太陽~」でした。ガバナーのお人柄がにじみ出ている実に品位のあるフレーズだと思います。実際高山ガバナーは非常に温厚で、柔和であり、私達にも気さくにお話をしてくださいます。高山ガバナーの下でクラブ会長として仕事ができたことをとても幸運であったと思います。

 今年は藤蔭高校インターアクトクラブが創立50周年となりました。青少年奉仕委員会の頓宮前期委員長と、今期の永田委員長のご尽力により、定款が作成されるとともに、定期例会が開催されるようになりました。またこれまで以上に日田ロータリークラブとも親交を深めることができました。両会友には感謝の言葉しかありません。12月に開催された年末家族例会は、吉野親睦委員会委員長と委員の皆さんのおかげで非常に楽しい会となりました。特にビンゴゲームでの商品がいかにも美味しそうな食品が中心であったことは良いアイデアだったと思います。ちなみに私の家内は最後の方でズワイカニをゲットしました。

 年度が変わりまして、3月16日に橋本ガバナー補佐主催による大分第1グループのIMが開催されました。高山ガバナー、瀧ガバナーエレクト、秋吉地区社会・国際奉仕部門長出席のもと、大分第1グループの各6クラブの代表者が「社会奉仕・国際奉仕等を通じたロータリー公共イメージの向上」をテーマに発表を行いました。各クラブ独自の取り組みが拝聴でき、非常に有意義な場であったと思います。橋本ガバナー補佐、中西補佐幹事本当にお疲れさまでした。年号が平成から令和に変わり、5月11日には台湾嘉義を訪問、嘉義玉山ロータリークラブとの友好クラブ調印式に出席しました。こちらからは私達夫婦を含め総勢14名での参加でした。特に今回は女性陣の参加が多く、お陰さまで華やかな旅行になりました。また台湾では母の日のイベントに併せて調印式が行われましたので、式典および祝賀会にも多くの御婦人や子供さんが参加されました。このため全体を通して非常に穏やかな雰囲気で会が行われたような気がします。そして先日河津会友ご夫妻とともにハンブルグで開催されましたロータリー国際大会に参加して来ました。約3万人のロータリアンが世界各国から集い、華やかなセレモニーが行われました。来年はハワイ、そして再来年は台湾で国際大会が開催されます。皆さん、是非一緒に参加しましょう。

 今年度は4人の新入会員が入会いたしました。新関修氏、和田誠氏、穴井亮次氏、そして合原幹知氏です。若い方が多く、今後の会の活性化につながるものと期待しております。また現時点では退会者は一人もおりません。ただ残念ながら藤川和かず央ひさ会友が仕事の都合で今期末をもって退会されます。日田ロータリークラブとしては非常に素晴らしいロータリアンを失うこととなりますが、藤川会友の新天地でのさらなるご活躍をお祈りしたいと思います。

 最後になりますが、1年間私を会長として支えて下さいました松本幹事、白石副会長、そして全会員の皆様に衷心より感謝申し上げたいと思います。ロータリークラブの会長そして幹事の仕事は年々ハードとなって来ています。時には自分の仕事を多少犠牲にしてまででも、ロータリー業務を遂行しなければなりません。日田市全体が人口減少や少子高齢化などのためやや活性が薄れる中、本業以外のロータリー業務に専念することはかなり困難な時代です。次期会長であります白石会友が気持ちよくロータリー会長としての職務を全うできますよう是非皆さんで応援してあげて下さい。私も微力ながら直前会長としてサポートしたいと思います。次年度が素晴らしい年度となりますことを心より祈念いたしまして、会長としての私の最後の挨拶とさせていただきます。

本当に有難うございました。

会長卓話 <上半期を終えて>

2018-12-26

日田ロータリークラブ会長 膳所和彦

 先日年末家族会も無事終了し、私の年度も残り半期となりました。本年度は例会場変更と言う日田ロータリークラブにとって大きな転換期となる年となりました。振り返りますと、例会場を変更するために前年度初期から検討と議論を重ねてきましたので、非常に長い期間を要したように感じています。また創立55周年事業も会員皆様の絶大なるご協力により、10月6日に無事終えることができました。こちらも約1年前より準備を行って来ましたので、やはり長い時間を費やしたように思います。さらに青少年奉仕委員会の前委員長である頓宮会友と本年度委員長である永田会友のご尽力により、藤蔭高校インターアクトクラブの定款が完成し、さらに先日からは定期例会が開催されるようになりました。同インターアクトクラブも今年がちょうど創立50周年にあたります。この節目の年にクラブの活性化が図れたことは非常に意義あるものだと思います。今年度RI第2720地区高山泰四郎ガバナーの重点取り組み事項の一つに、青少年活動の充実が挙げられています。日田ロータリークラブとしても正にタイムリーな活動となりました。これを機に藤蔭高校インターアクトクラブとの交流を深め、同クラブが益々活性化するよう協力したいと思っております。

 年が明けますと、3月には橋本ガバナー補佐主催による大分第1グループIMが日田市で開催されます。各クラブよりなるべく多くのロータリアンの参加していただき、盛大な会になるよう願っております。4月になりますと友好クラブである台湾嘉義玉山ロータリークラブの創立20周年記念式典出席のため台湾訪問が予定されています。日田ロータリークラブ創立55周年記念式典には嘉義より多くのロータリアンおよびそのご家族が参加されました。私達もなるべく多くの会員で嘉義を訪問し、益々友好を深めたいと思います。

 来年度は大分第1グループにおいて私達日田ロータリークラブのスポンサークラブである中津ロータリークラブより瀧満氏がRI第2720地区のガバナーとなられます。このためすでにその準備が大分第1グループ内で行われています。日田クラブからも橋本ガバナー補佐を中心として、現会長や幹事、さらに地区副幹事に任命された3名の会友がお手伝いさせていただいております。年が明けますと、次年度の研修会などの諸行事も始まりますので、日田クラブとしてもできる限りのサポートを行いたいと考えております。会員の皆様のご協力を宜しくお願いいたします。

 この半年間のうちに、創立55年記念式典、ガバナー公式訪問、地区大会と主要行事を大過なく終えることができました。これも一重に白石副会長、松本幹事、そして会員の皆様のご支援のおかげです。心より感謝申し上げます。来年4月には平成が終わり、5月からは新天皇が即位され、新しい年号となります。日本にとって、そして私達ロータリアンにとっても素晴らしい年となることを祈念いたしまして、私の本年度最後の卓話とさせていただきます。残り下半期も何卒宜しくお願いいたします。

日田ロータリークラブ創立55周年記念事業を終えて

2018-10-17

日田ロータリークラブ会長 膳所和彦

10月6日に開催いたしました日田ロータリークラブ創立55周年記念講演会・式典・祝賀会はすべて盛会にうちに終えることができました。これも一重に会員の皆様の絶大なる御協力によるものと深く感謝申し上げます。

記念講演会はNPO法人ロシナンテス代表であります川原尚行先生にスーダンでの医療を中心とした支援活動についてお話いただきました。川原先生が長年行っている活動はあまりにも過酷であり、私達の想像を超えるものでありました。先生がいかなる苦難にも真っ向から立ち向かう姿に対し、私達は深い感動を覚えざるを得ません。その活躍は医療だけでなく、学校建設や井戸設置など人々の生活そのものにも大きな影響を与えており、スーダンの人々にとって正にスーパーヒーロー的存在ではないでしょうか。今回の講演会にはロータリアンだけでなく、一般日田市民の方や日田市医師会准看護学院と昭和学園看護専攻科の学生さん達などを含め、約600人の聴衆に参加していただきました。これは私達の予想を超えるものでした。台風襲来中の悪天候にもかかわらず多くの方々に参加していただいたことは、私達にとって感慨深いものがありました。また講演会を実行するにあたり、会場となりました昭和学園のスタッフそして学生の皆様には、多大なる御協力をいただきました。心より御礼申し上げます。

記念式典からは会場を道路の向かい側にあるマリエール・オークパインに移りましたが、会員の皆様の円滑な誘導により、来賓およびロータリアンの方々の移動もスムーズに行われました。記念式典には残念ながら、大分県知事広瀬勝貞様、日田市長原田啓介様、国際ロータリー第2720地区ガバナー高山泰四郎様は出席できず、すべて代理の方々の参加でした。皆様より代理としての祝辞を賜ることができました。さらに中津ロータリークラブ時松会長よりお言葉をいただき、最後に台湾嘉義ロータリークラブ会長の許朝謀様より日本語での祝辞をいただきました。かなりの長文であったにもかかわらず、すべて日本語で述べられてことには感激いたしました。来年春には嘉義ロータリークラブの周年行事に参加予定ですが、その時の挨拶を中国語で行なうかどうか……今から不安です。式典担当の皆さんのおかげで記念式典も予定通り進行し、1時間で終えることができました。

記念祝賀会は同じマリエール・オークパインの3階で行われました。式典が順調に、また時間通りに行われたので、祝賀会もスムーズに開演となりました。司会が三苫会友から松浦会友に代わりましたが、なかなかうまくこなしていたと思います。乾杯の前に永田副ガバナーのサプライズ・バースデーのお祝いを行い、非常に喜んでいただきました。その後宴が進行し、なでしこ会による女性日田祇園囃子と変面のショーが行われ、喝采を受けました。私もなるべく多くの席を回り、多くの方たちとお話したかったのですが、全員と接することはできませんでした。この点は大いに反省しております。今回初めて企画したバーコーナーは意外と好評だったようです。皆さんも色々なお酒を楽しまれたと思います。最後は武内祝宴委員長による日田式の締めで会を閉じました。

全体を通して、会としてはつつがなく進行できたと感じております。参加していただいた方々より、賛辞の声をいただきました。私としては満足できる創立記念行事となりました。これもすべて会員の皆様の最高のパフォーマンスによるものです。日田ロータリークラブは最高です。

会員増強卓話 石井会友

2018-08-01

外部卓話 「難聴について」上野耳鼻咽喉科医院 上野哲子様

2018-05-30

耳の構造は、音を集めて鼓膜まで伝える外耳、音を増幅する中耳、音の振動を電気信号に変換する内耳の3つの部分からなり、聴こえはそこから蝸牛神経、大脳へと連携して認識される。  難聴は純音聴力検査の結果により伝音難聴、感音難聴、混合性難聴に大きく分けられ、加齢による難聴は感音難聴である。  加齢による難聴は、高音域を中心に40歳代から始まり、60歳代になると自覚する方が急激に増える。聞き間違いが起こる、大きな音はうるさい、言葉がはっきりしないなどの特徴がみられる。家族や友人とのコニュニケーションがうまくいかなくなる、危険を察知する能力が低下するなど、社会的に孤立することで生活に支障を来し、認知症のリスクを大きくすると言われている。  機序は、内耳にある音を感知する細胞=有毛細胞の数が減少、その聴毛が脱落するためであり、残念ながら根本的な治療法がない。補聴器をつけて聴こえを補う対策をする。  予防には、テレビ・音楽を大音量で1時間以上連続して聴いたりしない、騒音など大きな音が常時でている場所をさける、騒音下の仕事では耳栓をする、静かな場所で耳を休ませる時間を作ることが大切である。また、栄養のバランスのとれた食事、規則正しい睡眠、適度な運動、禁煙に努め、生活習慣の見直しも心がける。補聴器には耳あな形、耳かけ形、箱形の3タイプ。小型のものは電池交換やボリューム調整など手先の操作が細かくなる点にも注意を。補聴器を使いこなすには、耳栓をあわせる、7割程度の音量で開始し静かな所から、できれば常時装用をする、2週間から1か月ごとに徐々に音量を大きくし音の刺激の少ない状態に慣れた脳をトレーニングしていく、おおよそ安定までに3か月はかかると心構えを。補聴器をつけて聴こえが悪くなったと感じるときは聴力検査をうける、ピーピー音がする、はっきり聞こえないと感じるのは再調整が必要なサイン。補聴器の限界として、聞きたい音だけを大きくすることはできない、早口言葉は不明瞭、うるさい・広い場所では完全ではないこともある。高齢の方への話しかけは、特にゆっくり、はっきりと。大きいだけでは不充分。  皮膚は自分でキレイになる(外耳の自浄作用)。耳掻きのしすぎは、外耳真菌症、炎症、鼓膜にふれても痛みを感じにくくなり鼓膜穿孔、耳垢塞栓を起こすことがある。耳の癌は100万人に1人、その7割は耳掻き愛好者ともいわれている。耳垢のたまる場所は入口部から1cm程度、その場所を軽くふき取る程度で充分。

外部卓話「献血について」大分県赤十字血液センター献血推進課 小原 友也様

2018-05-23

平成30年6月13日㈬に日田ロータリークラブ様からのご協力をいただき、日田市内で献血が実施されます。 今回は献血実施前の卓話として、輸血を受けられた患者さんのDVDを視聴していただき、その後、献血の現状について説明をさせていただきました。輸血を受けられる患者さんは1日平均で約3,000人いらっしゃいます。患者さんのもとへ安定的に血液をお届けするためにも、一人でも多くの方からの献血へのご協力が必要となります。 また、献血をお願いするうえで、皆様に知っていただきたい事柄が2点ございます。 1.60歳から64歳までに献血の経験がある方は、69歳まで献血にご協力いただ けます。   献血にご協力くださる方の中には、65歳を過ぎると献血に協力できなくなると思われている方もいらっしゃいますが、上記の条件を満たせば69歳まで献血にご協力をいただくことができます。 2.お薬を服用されていても、種類によっては献血をお願いすることができます。 薬を服用したら献血ができなくなると思われる方もいらっしゃいますが、降圧剤などのお薬でしたら当日服用されていても献血にご協力いただけます。献血が可能なお薬なのか献血会場で調べることも可能です。薬品名が必要となりますのでお薬手帳などをご持参ください。    以上の点を踏まえ、当日は献血とお声がけのご協力をいただけると幸いです。  よろしくお願いいたします。

マイナンバーに関する卓話「個人情報保護に関心を」 井上太香美会友

2018-05-16

平成30年5月より、公共職業安定所に提出する書類にマイナンバーの記載が必要になりました。この番号は当初平成28年の1月から記載が義務付けられる予定でしたが、行政の不手際が続き、厚労省の分野では宙に浮いたような状態になっていました。導入当時神経過敏になっていましたが、いよいよ記載が義務化され、収集に回って感ずるところはちょっと管理が緩いように感じます。3年前にここでお話しさせて頂きましたが、その復習版です。番号を集めるときには次の手順を踏んでください。 1.番号通知書と本人が相違ないか、公的証明書(運転免許証等)で確認する。 2.使用目的を明示する。(就業規則等に記載すること) 3.事務責任者と番号の保管方法を通知する。 4.外部の者に管理させるときは、本人にその旨を通知し同意を得る。 5.配偶者の番号を預かるときは、本人の委任状を預かる。 6.廃棄の方法、時機を説明しておく 等が必要です。  個人番号の管理は、自社のセキュリティーの一環です。自社を守るために今一度管理体制の見直しをいたしましょう。

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