会長の時間4

2022-07-27

日田ロータリークラブ会長 石松雅彰

 

 今日は、先日、皆さんにご協力を頂いた会員満足度調査についてお話しします。

 今年度のスケジュールでは、来年5月に1年間を振り返り、クラブ評価例会として、会員満足度調査を計画いたしていましたが、「地区クラブ活性化ワークショップ」が、7月23日に開催されることに伴い、急遽7月6日に満足度調査のご協力をお願いいたしました。急なお願いで、どの位の回収ができるのか不安でしたが、22名の会友にご回答を頂き、大変ありがとうございました。回収率は、40%で、やや寂しい結果となりました。

 

 調査結果について、いくつか紹介したいと思います。

まず、日田クラブの会員であることに対する満足度は、「満足している」が59%、「ある程度満足」が27,3%で、全体的に評価は高い結果となっています。 

 しかしながら、各質問項目においては、満足度が低い項目もございましたので、そこを中心に報告いたしたいと思います。

 まず、「クラブは、新会員がすぐに打ち解けられるよう配慮している」の項目では、「そう思う」という肯定意見は22.7%で、全項目中最も低い結果となっています。

 

 次に、「クラブは各会員の関心、スキル、スケジュールに応じてできるだけ活動に参加するよう呼び掛けている」の項目でも、肯定意見は45.4%と低い結果となっています。

 例会にかかる項目では、「長さ」「場所」「曜日」「プログラム」などについては評価が高いものの、「ロータリー最新情報の紹介」「交流に充てる時間」「職業のネットワークづくり」「テーマの多様さ」の項目で不満の意見がやや多くなっていました。

 奉仕プロジェクトの数については、「多すぎる」と「少なすぎる」の両意見が拮抗する結果となりました。

 「クラブのコミュニケーションと対応」の項目では、「クラブは会員の声に十分耳を傾けている」「会員からの意見やアイデアを積極的に募っている」「会員の意見やアイデアに基づいて運営されている」「会員のニーズに合わせて手続や規定を更新している」などの項目で不満の割合が高く、特に「会員からの意見やアイデアを積極的に募っている」では、59.1%が否定的な回答で、今後の大きな課題と言えそうです。

 

 「会員であることの評価」の項目では、「クラブで歓迎されていると感じる」「自分の才能、スキルを活かす機会がある」「ロータリーを通じて世界に貢献できる」の項目で評価が低く、「クラブへの参加」についての項目では、「クラブの行事に家族や友人、同僚を誘う」「新入会員の勧誘」の項目で、否定的意見が半数を超える結果となりました。

 

今回、得ました結果を踏まえ、早急に取り組めるものについては、直ちにその対応を検討していきたいと思っています。

 皆様の、ご理解とご協力を改めてお願いする次第です。

 会長の時間を終わります。

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