会長の時間19

2023-01-11

日田ロータリークラブ会長 石松雅彰

新年、明けましておめでとうございます。

会員の皆様におかれましては、ご家族お揃いで健やかな新春をお迎えのことと、お慶び申し上げます。

さて、昨年末の28日の例会は、急遽休会といたしまして大変申し訳ございませんでした。不覚にもコロナに感染し、ご迷惑をおかけいたしました。

当日、会長卓話として予定いたしておりました「上半期を終えて」につきましては、別途週報に掲載してもらいましたので、後ほどご覧頂ければ幸いです。

会長任期も残り半年となりました。最後まで全力で取り組みたいと思っておりますので、どうぞ宜しくお願いいたします。

 

 

 今日の会長の時間は、「ロータリーの友」についてお話いたしたいと思います。

12月初めに、ロータリーの友委員会より、2021-2022年度の事業報告が届きました。

「ロータリーの友」はRIの認定を受けた地域雑誌として、RIにより設置が義務付けられた「ロータリーの友委員会」の監督の下、「一般社団法人ロータリーの友事務所」がその発行業務を担っております。財政的には過去数年にわたり赤字決算が続いており、当該年度も収支改善に数々の努力をされたようですが、会員数の減少および広告収入の伸び悩みにより不安定な状況が続き、さらに新型コロナウイルス感染症の拡大により、ロータリークラブの活動が困難さを増したことで投稿数も減少し、冊子の質の維持にも苦労するなど厳しい状況が続く中、「ロータリー日本100年史」を発刊し、全国のロータリークラブに無償寄贈を行うなど新たな対応もあり、残念ながら赤字決算となったとのことです。

 このため、1975年1月以来据え置かれていた購読料(1冊200円税別)を本年度より

1冊250円(税別)に改定いたしました。これにより、出版収益の大幅な悪化は回避できるものと予想されているとのことです。

毎月、素晴らしい企画と取材、編集などにご尽力を頂いている「ロータリーの友事務所」の皆さんに深い敬意と感謝の意を捧げたいと思います。

 

 

 当クラブでは、毎月、雑誌委員長の草野義輔会友より、ロータリーの友の掲載記事等についてご紹介やお話を頂いていますが、ぜひ愛読したいと思います。

そこで、11月号に掲載されていました「ロータリーの友」創刊70周年特別企画、【バックナンバーでたどる『友』70年1970~80’S】の中から、少しご紹介をしたいと思います。

 38ページに掲載されていました「女性入会への道筋」です。

 「1978年3月、RI定款に反し3人の女性を入会させたことでRI理事会がアメリカのドアテ(デュアルテ)RCを除名、RI除名を不服としたドアテRCが提訴するも、カリフォルニア州上級裁判所は却下、ドアテRCがなお不服として上告、州控訴院が「女性会員の入会拒否は違法」と判決、今度はRI理事会がアメリカ連邦最高裁判所に訴えたが、最高裁は女性の入会を支持した。」との経過が掲載されていました。そして、その経過はロータリーの友の83年4月号、86年9月号、87年7月号に紹介されているとのことです。

アメリカ連邦最高裁まで争われて獲得された女性会員の入会は、今年度ロータリー史上初の女性RI会長「ジェニファー・ジョーンズ」誕生につながっています。

恥ずかしながら、私は、女性入会の権利獲得の経緯は全然知りませんでした。

今や、若い会員、女性会員をいかに入会させるかが、ロータリークラブ存続のカギとなっていると言っても過言ではありません。

会員の入会資格は大幅に緩和され、多様化が強く求められています。我がクラブでも、さらに多くの女性会員や若い会員の確保に努めたいものです。

「ロータリーの友」は情報の宝庫です。これだけの情報が満載された冊子が、250円とは驚愕です。

ぜひ、愛読したいものです。

ロータリーの友事務所の皆さんのご尽力に感謝しながら、本日の会長の時間を終わります。

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