「日田市長に就任して」    日田市長  原田啓介

2012-02-22

「日田市長に就任して」    日田市長  原田 啓介

 

皆さん、こんにちは。今日はゆっくり時間をと思っておりましたが、この後2時くらいに福岡に着いておかないといけないセミナーがございまして本当に短い時間でお伝えしたいことのみになりますが、お耳を貸していただければと思います。

私は昨年の8月に就任いたしまして約半年ちょっとになるわけでございます。今日もここに着くまで来年度(25年度)の議案提出ということで予算執行のヒアリング説明がございまして、午前中いっぱい執務をしておりました。ここに石松副市長がおられていますが、なかなか普通よりちょっと長い議会となり遅れてしまいました。

実際就任いたしまして、難しい市政運営にあたりいろいろと自分が知らなかったことも含めてやってきた次第でございます。特に今朝も新聞紙上で皆様方にご案内があったと思いますが、土地開発公社の件につきましては長年の懸案であったことでございますが、どうしても今期でやってしまわないとなかなか解決することができないのではないかということで、ここに議長さんもおられますが市長が土地開発公社の理事長としてこの問題にあたった対処するわけでございます。非常に景気が悪い中、日田市の財政も厳しい中で約130億の負債の処理をするということで将来的に市民の皆様方の中にたくさんのご不安を持つものではないかということで非常に申し訳ないという思いもしております。けれどもやるというのであれば今期でやってしまわなければという思いでこの問題解決には頑張っていこうと思っております。

先ほど来年度の予算執行に関しての説明をしておりました。この中でいろいろ事業の新しいものと削っていくものをいくつか記者クラブさんの方から質問いただきまして、特に昨年実行いたしました事業仕分けの件についての効果についてはどうかということをずいぶん聞かれました。実際結果から申し上げれば、それをやったがゆえに予算を削減したというのは8項目中2項目が完全に廃止も含めて事業を整備したということでございます。残りの6項目は即刻廃止するような話はございませんけれども、かなり改善の余地があるということで今年度公的な問題として取りかかろうということでございます。予算それから市政ということに向かっては特段大きな目新しい事業はあるということではございませんけれども、これから事業制度でございました特別交付金制度というものが変わってきます。平成27年度を皮切りに平成32年度の間に一般会計約20億円交付金というものが減るということが確実になってきます。そのためにすべての改革を進めていかなければならないという状況でございまして、これから特に3年間、もう一度きちっと行政の立場はなんだということを含めてまた機構改革を含めて全体的に見直す、本当にひとつのルネッサンスという思いで3年間しっかり市民に向けての事業改革をやっていきたいというふうなことを考えております。

今回こちらには日田の経済界の方がたくさんご列席だということで、なんとしても、特に経済的な扶養といいますかこれに手をつけななくてはならないという思いでございます。なかなかご案内の通り予算が厳しいということで公共事業等についてはこれまでのような状況にいかないということでございます。どうしても後に残っていくことになりますと民間の方がどれだけ財政的に動いていくのかと経済的な活動が活発になるのがベースだろうと考えております。

今回機構改革を起こすにあたって昨年まで農林振興部という中で流通対策室というところがございまして、そこは農産品、農産加工品をどうやって流通していくかということ中心にするような仕事でありました。それを今回、商工観光、労政というものをくっつける形の真ん中に、一応主幹は商工の方に起きますがブランド推進室という形でとにかく日田市で出来たものを外で売っていこうと、なんでも売ってこようというような目的を持った室をつくりました。

先ほどのいろんな話から皆さんは台湾に行かれたということでございましたが、実は私もブランド推進事業の一環として今、日田は梨というものを台湾に売り込むということをやっています。昨年、一度台湾の方に足を運んできました。非常に驚いたのは皆さんから見ると当たり前の状況だったかもしれませんが、初めて台湾に行ったものですから非常に驚いたのは台北空港から台北市内に入っていくまでにモノレールの建設、地下鉄の建設、銀行の建設、新幹線の建設という巨大なプロジェクトが民間で行われている。なおかつ、それをやっている事業体のほとんどが日本のスーパーゼネコンで大きな事業をやっている。でも向こうの経済改革社会部の話を聞くと、これから約5年間で30数%のGDP の増加があるというふうにはっきり目標を持って今の政治が進められてやっていると言っていました。

ちょうどお伺いした時は総統選挙があっていましてワンさんという方が選抜されましたけれども、中国大陸の付き合いの深い方を国民の中で選抜したということでございます。やはり急な右肩上がりの大きな経済成長の中で大きな需要があったということが選抜された理由であろうと思いました。ただし、もうひとりサイさんという女性の方が出られていまして、その方も国民より選抜された方で、全体的に申し上げると経済的なことを選択するとワンさん、しかし国民としてはサイさんだというようなことを多くの方がおっしゃっていました。

どちらかというと皆さん方も感じている通り台湾というのは日本に対して親密的でありますし、文化も気候もいいし日本の名前がありふれている町で非常に頼もしいなという思いをいたしております。そういうのもありまして先ほど申しました様に新しくブランド推進課を立ち上げて国内はもとより海外にも経済的に外貨をとり行くのだということをしっかりやっていきたい。これまでのような日本経済の成長はなかなか見込めないだろうという思いでおります。

3日程前に福岡で別の会がございまして、政治学者の福岡正行さんとご一緒になりいろんな話をさせていただきました。冗談半分で言ったのでしょうがこれからの日本は持てて3年、10年は持たないとはっきりおっしゃっていました。持たなかったらどうなるのかということに対する対応はどうするのか、我々個人個人が一地域や地方がしっかり持っていないとなかなか厳しいのだろうなという気がいたしております。

先刻も同じような質問になろうかと思いますが、震災の後の瓦礫の引き受け手を国内でということで話が来ております。直接、知事がTVで大分県も受け入れをやりたいというふうなことをおっしゃっておりましたけれども、個人的には放射能の安全を確立できないものはここには持ち込めないと思っております。やはり最終的には地方がきちんと食べ物ですとか、生命につながる部分だけは

しっかり守っておかないと次の立ち上げが出来ないだろうというふうな話をしているところでございます。

先ほどのブランド推進事業という中で地域の食べ物を活かしてこの地を守りながら環境を守りながら新しいステージを見つけていきたいと、そのための強みの3年間だというふうに思っています。地味ではありますけれども確実な機構改革を含めた方向性というものを広げていきたいというふうに考えております。

先ほどから申し上げております様にこの後2時ぐらいまでに福岡に着いておかなくてはいけないのではありますが、そちらにお伺いして、そこでパネルディスカッションがあります。それは熊本の天草の市長さん、青年会議所時代の先輩でもあるのですが、その方と話がありまして、やはり地域の起業というものを進めていって、もう一度経済のしっかりした足腰を作り直そうよという話がしたいし、この件につきまして京都大学の経営管理大学院というのがシンクタンクになりまして九州というものを選定した上で総務省、国交省と連携しながら新しい経済活動を進めていくようなものをやりたいということのプロジェクト作りをやいりたいということで今日、今からお伺いします。いずれにいたしましても今回この事業の中では日田市としましても九州市長会の中でその旨を伝えた上で新しいこの事業等をやりたいということを申し上げていきます。やはりどこかで九州というのは地域的に恵まれていると思いますので特に東南アジアと北東アジアに向けて歴史的な魅力的な街だと思っていますので、何とか九州の中である位置をしっかり日田市として存在のある位置付けとしてやっていきたいと思っております。

先日も九州知事会と九州市長会の中の合同委員会がございまして、九州都構想という道州制について議論をおこなってまいりました。九州知事会の会長はご存じの通り広瀬知事がやっております。九州市長会の会長は大分市長の釘宮さんがやっています。お互いの立場に立ってということでそれぞれのお話をされたわけでございますけど、どうもガバナンスが違ってどれもかみ合わないような話になって知事会と市長会の話になって間に立つ私と中津の新貝さんは立場が悪いところで話を聞いてきたわけでございますけれども、最終的にイメージとして私が持っているのは九州は日本の中で、もちろん九州としての役割を持つような広域行政としては必要かもしれないが、気概としては独立国家九州としての気持ちでこの国の中で、またアジアの中で自分たちの作っていく気概で望まないと今後の未来が描けないだろうということが実感として感じています。そのような観点に立ちまして3年間というのが先ほどの新しい起業とかを含めてもう一度しっかりとした社会のインフラというものを整備して望んでいきたいと感じております。なかなかその中でも、とは言ったものの日々の行政というものは続いておりまして、しっかりと指導はやっていますし、また議会の議長さんもいらっしゃいますのでいろいろとご指導いただきながら進めていきたい状況でございます。

簡単ではございますが、これから進めていく中で経済界の皆さん方の力、それからご理解ですとかご協力を含めてご支援いただきたいと考えております。役所に対する行財政改革というものは粛々と役場内部でも進めてはおりますけれども、もう一度立ち上がってしっかりこの町の経済再生に向けて取り組みたいと思っておりますので是非ともご協力をよろしくお願い申し上げて簡単ではございますが、これで終わらせていただきます。

 

(武内会長より一言。先ほどお伺いしたところ当選より休みが1日しか無く朝から晩まで飛び回っているそうです。若いけれども健康に留意されて頑張ってください。どうも今日はありがとうございました。)

 

 

 

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