10月, 2011年

会長の時間16 10月26日(水)

2011-10-26

日田ロータリークラブ会長 武内眞司

 

今月は職業奉仕月間となっております、本日は当クラブが職業奉仕賞を差し上げる梶原さんがお見えです、お忙しいところお越しいただきありがとうございます。のち程卓話もお願いしておりますのでどうぞ宜しくお願いいたします。

 

先日、川嶋ガバナー補佐から、2720地区第一分区の次期ガバナー補佐を日田ロータリークラブから選出するようにとの申し出がありました。そこで臨時理事会を急遽開催し、またパスト会長のみなさんと協議した結果、日田クラブの総意として佐竹会友を推挙することにいたしました。本人にお願いしたところ、当初は固辞されましたが、ロータリークラブの発展のためにとの熱い心でお引き受けして頂くことになりました。心より感謝申し上げご報告いたします。

 

ところで職業奉仕という言葉で思い出すのは女優の吉永小百合さんです。

以前、自由の森大学の講師を依頼した際、「謝礼は不要です、謝礼を出すのならまいりません。女優の仕事ではなくライフワークの原爆の詩の朗読をさせてもらうのですから」がご返事で、頑としてギャラは受け取りませんでした。

日田来訪の際親しくお話をさせていただきましたが、「生活を豊かにする仕事と人生を豊かにする仕事が世の中にはあると思いますが、ライフワークはその後者の仕事だと思います。長いようで短いのが人生だと思いますので、良い人生を送るために良いライフワークを見つけることができたら幸せですよね」とニッコリ。

あの優しくか細い声でそんな言葉を言われた時、一瞬でガッテンガッテンと私は納得いたしました。たぶん会友各位もそうなると思います。

 

小柄で寡黙な吉永さんですが発するオーラのすごさは尋常ではなく、日本一の大女優と呼ばれる所以は、外見の美しさだけではなく中身の充実を国民が評価するからだと思います。

今年還暦を迎えましたが、私にはまだ確固たるライフワークが見えません、少しあせっている今日この頃です。

吉永さんとのエピソードを少し紹介し会長の時間といたします。

 

職業奉仕賞授与式

2011-10-26

職業奉仕委員会 松本裕二委員長

今回授賞の梶原善人さんは、合資会社千原電気事業所の代表を務められております。昭和30年より電気工事業務の方に多年にわたり貢献していただいております。その上、大分県電気工事業組合の理事長を平成13年5月から平成21年5月まで長きにわたり務められております。その間に、地域における災害復旧等、九電さんとタイアップしたいくつかのシステムを構築したことで地域社会にも多大な貢献をしていただいている方でございます。そこで、職業奉仕月間の中で表彰させていただきたいということになりました。ありがとうございます。

 

職業奉仕委員会 松本裕二委員長

合資会社 千原電気事業所 代表 梶原善人 さん

 

 

 

会長の時間15 10月19日(水)

2011-10-19

日田ロータリークラブ会長 武内眞司

 

 

先日のチャリティバザーは多くの会友及びご夫人方の参加を得て無事に終えることができました、ありがとうございます。特に準備等にお骨折りいただいた田嶋社会奉仕委員長はじめ、委員会にみなさん方に心より感謝いたします。

 

ところで、チャリティという概念自体は古代、先史の時代にその起源はあり、日本でも縄文時代から、身体的障害を持って生まれた者や、狩り等で障害を負った者を相互扶助していたものと考えられております。

狩猟から農耕を伴う文明が発達するにつれ、富の集中化という現象が見られるようになり、

社会に格差が生じてきますと、それを緩和するために宗教が生まれました。その後、富の再配分に宗教的な意味合いを加味して、アジアではインドで生まれた「喜捨」が中国・日本へと伝播して行きました。

 

欧州では以前から「喜捨」的概念はあったようですが、キリスト教の登場と共に教会を中心にして「慈善」というチャリティ概念が社会的に一般化して行き、19世紀後半にイギリスのロンドンで民間初のチャリティ団体が組織され、それが米国に渡り、ご案内のようにライオンズクラブやロータリークラブ等々の奉仕団体へと発展いたしました。

20世紀になると、公的な社会福祉が高度に整備されたため、民間が行うチャリティは傍系に置かれるようになりましたが、民間のチャリティは公的社会福祉がカバーできない分野を現在でも担っており、世界的にその存在意義は深化しております。

 

先般本田ガバナーから説明がありましたが、大震災という国難に際し、日本のロータリークラブは総力を挙げ、震災遺児を応援するため、年間7億円、総額30億円の拠出を既に決定しております。

個人単位での支援は難しい面がありますが、ロータリークラブの会員であれは、今後の日本復活を担う青少年の応援が長期間にわたり可能です。そんな意味合いもあり、会員増強がロータリークラブの主な目的ではありませんが、会員が多ければ奉仕の力も大きくなるのではないかと思います。奉仕の精神を共有する仲間をこれからも増やして行ければ幸いに存じます。

 

会長の時間14 10月12日(水)

2011-10-12

日田ロータリークラブ会長 武内眞司

 

皆さんこんにちは、今日は恒例のチャリティバザーの日です。

準備等にお骨折りいただいた田嶋社会奉仕委員長はじめ、委員会のみなさん方に心より感謝いたします。

日田ロータリークラブのチャリティバザーは、生活者の応援に加え、当クラブ唯一のご夫人方と共に作業する奉仕活動であり、意義のあるものだと私は思います。

今日は朝の準備から半日大変でしょうが、最後までよろしくお願いいたします。

チャリティーバザー

2011-10-12

社会奉仕委員会 田嶋 篤 委員長

10月12日、パトリア日田でチャリティバザーをしました。会友、ご夫人、皆さまのご協力で無事終わりました。ありがとうございました。

チャリティーバザーは、ロータリーと市民の方々との数少ないふれあいの場であり、また、ロータリアンご夫人方との共同作業もたのしくできました。

会長の時間13 10月5日(水)

2011-10-05

日田ロータリークラブ会長 武内眞司

 

先週の観月例会は多くの会友またご夫人方にも参加していただき、大いに盛り上がり秋の夜長を楽しむことが出来ました。みなさんお疲れ様でした。

 

さて、現在、歴史的な超円高やドル安・ユーロ安、また株安が進み、その影響を受けている会友もいるのでは思います。専門家に言わせれば元凶はギリシャ問題であり、2009年から始まったと言われるギリシャの財政危機は、ヨーロッパ全域を金融不安と疑心暗鬼に陥れ、先進国が恐れるデフォルト(債務不履行)さえ懸念される状況となっております。

 

報道では、長く続いた社会主義政権の陰で公務員優遇政策が進み、働かずして権利ばかりを主張する公務員が、現在ギリシャの全人口100万人の4人に一人、25万人を占めているとのこと、日本に置き換えると3000万人が公務員ということになります。

日本の国家公務員が100万人、地方公務員が300万人、それに独立行政法人の15万人を加えて比較しても、ギリシャの異常さがわかります。しかし年々度を越す公務員優遇が続く日本ですので、<今日のギリシャは明日の日本>のような気がしてなりません。

 

今、国の借金が1000兆円になろうとする日本に、財政問題を解決するための時間はそう多くは残されてないように思われます。未曾有の災難の大震災をこの際好機と捉え、転んでもタダでは起きない気概を全国民が持ち、現世代で解決するアイデア出し合い、次世代には、今より良い国を残したいと思います。

 

ところで、ギリシャの多くの会社・商店では納税するのが馬鹿馬鹿しくなり、レシートは発行せずに脱税が横行しているとのことですが、私から見れば「さもありなむ」です。

日本が今以上に公務員天国になれば、私もギリシャを参考にしたいと思います。

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