7月, 2023年
会長の時間4
日田ロータリークラブ会長 北郷太門
「米山記念奨学部門2023学年度 夏季セミナー」について
7月22日(土)~23日(日)、2日間にかけて行われた米山の夏季セミナーについて、お話します。
2720地区米山夏季セミナーは、東有田の羽田(はた)多目的交流館で、行われました。
ロータリー米山記念奨学会は、我々ロータリアンの寄付金を財源として、日本に在留している外国人留学生に対し、奨学金を支給し支援する民間の奨学団体です。
目的は、将来母国と日本の架け橋となって、国際社会で活躍する優秀な留学生を支援する事となっています。
金額としては、学部生には2年間毎月10万円、大学院生には2年間毎月14万円が支給されます。
会場になった、羽田多目的交流館は、旧羽田小学校の建物を利用して、さまざまなイベントに活用されています。ロータリーでは、IM(インターシティ ミーティング)でも利用したことがあります。
土曜日の午後1時から、山下副部門長の進行で、スタートしました。
参加者は、地区米山奨学生22名、地区米山委員18名、カウンセラーなど30名、地区ガバナーご夫妻、パストガバナー、ガバナーエレクトなど、全体で約80名でした。
日田ロータリークラブからは、膳所ガバナーご夫妻、米山学生選考委員の橋本信一郎会友が、
参加されました。
開会式では、来賓のガバナーやパストガバナーの紹介があり、最後に私も地元クラブ代表として、紹介されました。
最初に、「ロータリーとは」との演題で、膳所ガバナーより、お話がありました。
奨学生のために、スライドは英語で準備して、分かりやすくお話をされていました。
その後、いくつかのセミナーがプログラムに従って、進められました。
午後3時からは、日田祇園の見学、夕食はバーベキューで、参加者と学生との交流を深めました。その後、入浴、消灯、就寝となり、1日目が終わりました。
2日目は朝食、清掃、片付けのあと、先輩に学べということで、米山奨学生OBで、現在第5代米山親善大使として、グローバルに活躍している中国西安出身の陳 瑶さんの講演がありました。
最後に、奨学生が感想文を発表して、この夏季セミナーは終了となりました。
あまりの暑さに、私は途中退席しましたが、充実したセミナーだったと思います。
米山奨学生の皆さんには、このセミナーで学んだ経験を活かし、将来は母国と日本の架け橋となって、友好親善に活躍して欲しいと願っています。
8月の例会
・8月2日(水)午後12時30分 日田市のマリエール オークパイン日田
会員増強委員会卓話 出前セミナー
・8月9日(水)
納涼夜間例会
延期になりました。休会です。
・8月16日(水)午後12時30分 日田市のマリエール オークパイン日田
外部卓話 メンタルヘルスについて
・8月23日(水)午後12時30分 日田市のマリエール オークパイン日田
内部卓話 2名
会長の時間3
日田ロータリークラブ会長 北郷太門
「 会員満足度アンケート調査について 」
新年度になり、例会時の着席を都度、変更することになりました。
これは、石松会長年度の4月19日の例会で行われた「会員満足度アンケート調査」の
結果を見て、一ノ宮幹事からの発案によるものです。
久しぶりに例会に来られた方や、前回欠席の方は、驚いたかも知れませんが、継続して行きますので、宜しくお願いします。
本日の会長の時間では、この会員満足度アンケート調査での皆さんからのご意見について、お話をしたいと思います。
まず、クラブの全体的な雰囲気についてですが、いくつか紹介します。
会員の減少、出席率の悪さが、現状を物語っている。
雰囲気が、良いとは言えない。
後から入会した会員は、何をすればいいか分からない。
先輩会員からの声掛けが必要ではないか。
新入会員が、一つのテーブルに集まる傾向にある。
会長が、入り口で、新入会員へ声掛けをしてはどうか。
次に、例会のあり方や、クラブとの関わりについてです。
食事について、マンネリ化していて、あまり食が進まない。
例会の開催は、月3回で良いのではないか。
例会場での着席場所を毎回変更して、色々な会友と接する機会を増やすことが必要。
夜間例会を増やしてはどうか。
若い会員が、どんどん発表できる例会がよいと思う。
今、行われている会員スピーチは素晴らしい試みだと思うので、ずっと続けて欲しい。
日田中央クラブ、玖珠クラブとの交流が出来ていない。
RI財団が、寄付を何に使っているか分かりにくい。
地区大会には、入会3年未満の会員を、積極的に誘うべきである。
その他、奉仕プロジェクトや会員であることの価値、費用、例会場、食事についても、様々なご意見をいただいています。
この貴重な意見を参考に、理事会等で検討して、改善できるところから取り組んでいこうと考えています。
会長の時間2
日田ロータリークラブ会長 北郷太門
「 日本丸館 」
今年度の週報には、豆田町の日本丸館を載せることにしました。
私の同業の大先輩であり、父親の代でも交流のあった日本丸岩尾薬局の話をします。
この建物は、木造4層3階建てになっており、江戸時代から昭和初期にかけて増改築を重ねました。展望楼もあり、豆田の天守閣とも呼ばれています。
平成14年に国の有形文化財に登録されています。
もともと掛屋(諸藩から屋敷に届いた産物を換金したり、金貸しを生業としていた)を営んでいた14代岩尾半蔵が、岩尾家に300年伝わる薬に目をつけ、伏見屋岩尾古雲堂を開業しました。
その後明治20年、15代岩尾昭太郎が、日の丸をイメージする「日本丸 にほんがん」と命名し、心臓や熱さましに効果のある薬として、販売を始めました。
興味あって成分を調べましたら、中国由来の伝統的な漢方処方で、牛や熊の胆のう成分や鹿の内臓等をすりつぶして、薬草と混ぜたものでした。
当時としては、ユニークな宣伝文句を使って、爆発的な売り上げになりました。
ふしぎによくきく 日本丸 火の用心 病の用心 日本丸
いろいろ飲んだがやっぱり日本丸 のんだ寝た おきた治った 日本丸
東京大阪北海道の国内だけでなく、領土拡大に伴い、朝鮮満州台湾、ブラジルやハワイまで販路を広げました。
15代岩尾昭太郎は、昭和18年にゼロ戦を一機寄付するなど、莫大な財産を築きました。
日田商工会館の建設時には、用地を寄贈するなど、地域社会にも貢献し、初代日田商工会議所会頭を務められました。胸像が、4階の大会議室の前方に設置されています。
特筆すべきは、女子の教育に関心を寄せたことです。
昭和14年、「 国を興すも、家を興すも、女子の教養にあり 」との建学の精神を掲げられ、日田家政女学校を創立しました。
その後、組織変更等があり、現在は岩尾昭和学園、昭和学園高等学校として、第4代草野義輔理事長のもと、日々発展を遂げられています。
会長の時間1
日田ロータリークラブ会長 北郷太門
本年度、会長を仰せつかりました北郷です。
早いもので、日田ロータリークラブに入会して19年が経ちました。
資料を見ましたら、平成17年の入会となっています。41才の年でした。
同期入会に井上明夫会友、河津龍治会友、小ケ内会友、江藤会友がいます。
入会当時、会長は佐竹享会友、幹事は藤原秀樹会友でした。
入会してすぐ、亀山亭ホテルで新人研修があり、佐藤建身会友、南昇会友からロータリーやロータリー用語について、1時間程度の説明がありました。
その中で、ロータリーは例会への出席が一番大事ですと言われました。
ずっと以前は、メーキャップに久留米や甘木のクラブに行っていたとの話を伺いまして、何やら大変なところに入ったなと感じた記憶があります。
最初にインターアクト委員会に入りました。委員長は薫長酒造の富安宏さんでした。
その年、阿蘇であったインターアクトの年次大会に、藤蔭高校の学生数名を、富安委員長と引率し、二日間往復しました。
富安さんは、その後すぐ退会されましたので、今度会ったら当時のことをゆっくり話したいと思っています。
私は入会以来、あまり熱心な会員ではなかったので、まさか会長をするようになるとは、全く考えてもなかったです。
唯一、頑張ったのは台湾嘉儀玉山クラブとの友好です。
はじめて行ったときは、まだ新幹線がなくて、空港から嘉儀まで、バスで5時間かけて行きました。バスの中から見た南国の風景、ビンロウ売りの女性に癒されました。
今では、台湾新幹線の開通により、1時間半で行けるようになっています。
中野友徳会長、井上太香美幹事の年には、国際委員長として頑張り過ぎて、色々とご迷惑をかけましたが、何とか今に至っています。
また沢熊会長、田嶋幹事の年は、中国語講座で勉強する機会もいただきました。
このような私を、これまで導いていただいた先輩方に感謝申し上げ、あとの方にしっかり繋いでいかなくてはと、責任を感じているところです。
会長の時間を終わります。
7月の例会
・7月5日(水)午後12時30分 日田市のマリエール オークパイン日田
会長新年度運営方針発表 北郷会長
・7月12日(水)午後12時30分 日田市のマリエール オークパイン日田
クラブ協議会(委員会 話し合い)
・7月19日(水)午後6時30分 日田市のマリエール オークパイン日田
クラブ協議会(大委員長 活動方針発表)
・7月26日(水)午後12時30分 日田市のマリエール オークパイン
新入会員卓話 佐藤彬会友