4月, 2024年
会長の時間18
「 嘉儀市役所訪問、友好姉妹都市を目指して」
日田ロータリークラブ会長 北郷太門
来週の例会は、日田ロータリークラブの定款第7条、細則第5条に則り、休会とし、全会員にお知らせします。休会の理由は、会長、幹事、副会長が台湾訪問で、不在となるためです。
今回の台湾訪問は、膳所ガバナーを先頭に、総勢16名になります。24日に、嘉儀玉山ロータリークラブ創立25周年式典に出席、翌日の25日には18年ぶりに、嘉儀市役所、黄敏恵市長を表敬訪問します。膳所ガバナーと頓宮会友は、別途2720地区を代表して、台湾3523地区ガバナーを表敬訪問するとのことです。
以前の会長の時間でもお話ししましたが、昨年11月、「台湾との経済交流」という講演会が終了後、椋野市長に挨拶したところ、「次回日田ロータリークラブが台湾に行く時には、一緒に行きたいです」とのお話がありました。半分冗談だと受け取っていましたが、その後会った時に、かなり本気のようだと感じました。その後何度か、椋野市長サイドや嘉儀の黄市長サイドに打診して、日程を調整しまして、今回の嘉儀市役所黄市長訪問が決まりました。
その1週間後、「日田市では、市長の外国訪問は、議会の承認が必要になるので、無理になりました。親書をお持ちします」と伝えましたところ、「黄市長が心待ちにしているので、代わりに、副市長が来てもらえないか?」との要望がありました。
林野庁からの服部さんが副市長に決まる前のことでしたので、今回は商工観光課と農林振興課の部長が椋野市長の代理と云うことで、親書を携えて同行することになりました。当然ながら旅費の方は、各自での負担となります。
これまで、台湾嘉儀玉山ロータリークラブとの交流は19年になります。
毎年、宴会でたくさん飲まされては酔いつぶれ、翌日はゴルフ組と嘉儀市内観光組に分かれ親睦を深め、夕方に台北に戻って食事会、と云う旅行日程でした。
来週の嘉儀市役所訪問が、日田ロータリークラブと嘉儀玉山ロータリークラブの長年の友好関係を足掛かりに、日田市と嘉儀市という自治体間での交流のきっかけになれば良いなと思います。その先、学生や市民にも広がることを期待しています。
日田ロータリークラブの国際奉仕活動が、地域に貢献できることを願っています。
会長の時間を終わります。
会長の時間17
「 人生、いろいろ 」
日田ロータリークラブ会長 北郷太門
私もご縁があって、このロータリークラブに入会し、今年で19年目となり、いつの間にか、61才になりました。
企業や役所勤めの同級生は、ほぼ定年退職を迎え、第2の人生に入っています。非常勤や契約社員として、市役所や学校教員として勤務を継続している友人もいますし、全く別の仕事に就いた友人もいます。今日の会長の時間では、印象的な同級生のことを話します。
大学の同級生に、宮崎県出身の友人がいますが、彼は卒業後、大阪に本社がある大手の製薬企業に就職し、営業職として、順調に出世していました。タナトリルと云う血圧の薬がありますが、当時日本一のいい成績だったと言ってました。製薬メーカーで、いい成績というのは、病院や薬局に、たくさん薬を売ったという意味です。
彼は努力の甲斐があって、数年前、その製薬企業の子会社の社長に就任しました。大阪の道修町(どしょうまち)にある本社ビルに社長室を構え、秘書もついていました。夜は、接待も兼ねて、北新地のクラブでよく飲んでいたようです。その彼が年末、会社からの早期退職の募集に応じ、3月に退職し、「4月からは自宅近くの200床程度の病院で、新人薬剤師として、若い人達に混ざって、病院の薬局で仕事をすることになりました」との便りがありました。先日、電話で理由を尋ねたところ、「若い頃から、薬局の中で、薬を割ったり、つぶしたり、チマチマとした作業がしたかったんや。毎日新鮮で、おもろいでぇ」とのことでした。
もう一人の中学からの同級生は、最近自宅の一部を改装し、シュミレーションゴルフの機械を設置し、ゴルフのインストラクターの資格を取って、新たな事業を始めています。
彼は20年以上前に、ローレルゴルフクラブのクラブチャンピオンになった実力がありましたが、家業を継いで飲食店の経営、その後いくつかアルバイトで不遇の経験をした後、一念発起して、レッスンプロとしての実技試験や講習を受けて、資格を取得しました。
転職の理由を尋ねたら、「やっぱりゴルフが好きで、ゴルフに関わる仕事がしたかったから」とのことでした。私も何回か行きましたが、前後左右4つのカメラでチェックしてもらい、長年染みついた変なスイングの癖を修正してもらっています。お蔭で、ダフリが減ったようです。皆さんの中でも興味がある方やじっくり習いたい方がいれば、紹介しますので、お申し出下さい。
不器用な私は相変わらず、親から引き継いだ薬屋の仕事を淡々と続けていますが、これが良いのか、分かりません。同級生の進路を見て、人生いろいろだなあと感じています。
これからも薬屋の仕事をしながら、ロータリー活動も取り組んでいきたいと思います。
会長の時間を終わります。
5月の例会
・5月1日(水)午後12時30分 日田市のマリエール オークパイン日田
外部卓話 フリースクールあさひ 石井誠吾先生
・5月8日(水)午後12時30分 日田市のマリエール オークパイン日田
地区大会全員打合せ 2回目
・5月15日(水)休会(地区大会との振替)
・5月17日(金)‐18日(土)地区大会
・5月22日(水)午後12時30分 日田市のマリエール オークパイン日田
内部卓話 未定
・5月29日(水)休会(5週目のため)
会長の時間16
「 新入会員研修会 」
日田ロータリークラブ会長 北郷太門
3月13日の例会では、日田ロータリークラブ創立記念として、ロータリー歴45年の草野会友から、創立の経緯、例会場の変遷、これまでの周年事業等について、卓話があり、その後、5月の地区大会についての準備状況について、江藤会友より説明がありました。
当日の夜は、石松ロータリー情報委員長のお世話で、コロナ禍でしばらく中断していた「新入会員研修会」が行われました。
改装したばかりの亀山亭ホテルにて、新入会員の方々が13名、パスト会長の方々が12名と、多くのご参加をいただき、活気ある研修会になりました。
膳所ガバナーから、30分程度、講話をいただきました。その後、石松情報委員長より、ロータリークラブの定款細則について、また日田ロータリークラブの細則についての話がありました。
膳所ガバナーは、パワーポイントを使い、ロータリーの歴史、基本理念、ロータリーの目的、ロータリーの5大奉仕、「ビジョン声明」などについて、分かりやすく説明をされました。
次年度RI会長のステファニー・アーチック様は、「ビジョン実現のための戦略計画」を重視しているので、クラブとして何らかの対応が必要になるのではないか?とのことです。次年度江藤会長、宜しくお願いします。
膳所ガバナーが、最後に話した内容が印象に残りました。それは、APUアジア太平洋立命館大学、前の学長出口治明(でぐちはるあき)氏の言葉です。「人生には3つの醍醐味がある」として、1、本を読むこと 2,旅をすること 3,人と出会うこと 、との言葉が紹介されました。その話を聞いて、私も旅をしたくなりました。久々の海外旅行になりますが、4月の台湾旅行を楽しみたいと思います。
その後、ホテルの2階で懇親会が行われました。久しぶりの大人数での懇親会でした。亀山亭さんのお料理もおいしく、お酒も進みました。その席で、クラブの運営に対し、色々な意見をいただきました。いただいた意見は、次年度にも引き継ぎますので、理事会などで、協議していただきたいと思います。
石松情報委員長さんには、素晴らしい研修会と懇親会を企画していただき、新入会員さんも大変喜んでいました。お骨折りいただき、有難うございました。
会長の時間を終わります。