会長の時間35 2019年4月3日(水)

2019-04-03

英国かぶれ Part 2

日田ロータリークラブ会長 膳所和彦

前回私が英国に憧れる原因となった3人のうち2人(1組と1人)について述べましたが、今回は3人目についてお話しします。3人目は前者2人とは違い私が個人的に関わった人物です。私が大学院生時代に心臓の基礎研究をしていたのですが、その研究内容の世界的権威が英国ロンドン大学セント・トマス病院のハース教授でした。当時日本からの多くの医学研究者はアメリカやドイツに留学していました。たまたま私の研究テーマの権威が、ビートルズの母国また夏目漱石の留学先である英国におりましたので、「これは何という幸運だ!」と勝手に解釈し、ハース教授の研究室に留学申請を行いました。幸運が続き、その研究室に留学できることになったのです。さらに研究室のあるセント・トマス病院はロンドンの町の中心、ビッグベンのある国会議事堂の向い側、つまりテムズ川を挟んで対岸にある大病院でした。英国生活をエンジョイするには最高のセッティングだったのです。

さて、私の英国好きの理由は他にもありそうです。それは日本と英国が非常に良く似ていることです。まず①島国であること。これにより日本も英国も他国から干渉され難く、品格ある社会が形成されていると思われます。②長年にわたり一つの王室の王または天皇がいること。現在の英国王朝は11世紀に始まっており、日本の天皇家に至っては、紀元前6世紀の神武天皇時代が起源とされています。世界の国々の中でこれだけ長期に単一の王朝が続いているのは日本と英国だけです。③規律や静寂を重んじている。英国の騎士道と日本の武士道には相通じるものがあると思います。私達日本人は決して人前では大声で話すことはありません。英国人も同じです。私は留学時代ロンドン郊外に住んでいましたので、通勤に地下鉄を利用していました。その朝の通勤電車の中では誰一人声を出すことなく、物音一つ立てないのです。少しでも音を発すると誰かが咳払いをして、無言で注意されます。④自動車は右ハンドルで左側通行である。このことは何でもないようなことかもしれませんが、現地に住むことになると自動車の運転の際、ストレスを感じることがありません。また英国では日本より交通マナーが良く、クラクションを鳴らすことはなく、道も親切に譲ってくれます。

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