会長の時間22

2024-01-10

日田ロータリークラブ会長 北郷太門

「 原正隆会友、ご逝去 」 

 

新年、明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。 

今年の正月三が日は、我々日本人にとって、大変心苦しい三が日になりました。 

 

大半の方が4日から仕事始めだったと思いますが、ご存知の通り、私たちのクラブの最年長会員であり、敬愛する原正隆会友がお亡くなりになりました。先日の家族会でも、お話ししたばかりでしたし、10月の60周年記念祝賀会では、元気に乾杯のご発声をされましたので、信じられない気持ちで、お通夜と葬儀に出席し、弔辞を申し上げました。 

今日の会長の時間は、原正隆会友について、お話させて下さい。 

 

原正隆会友は1976年9月12日に、チャーターメンバーであり、従兄関係にあった故井上幸一会友の紹介で、日田ロータリークラブに入会されました。この年は、創立11年目の年でした。その後、1991年から1年間、会長を務められました。幹事は、佐藤武朗会友でした。当時の会員数は52名で、予算は約880万円とあります。ちなみに今年度は1820万円の予算となっています。当時は、シニアアクチブ会員という制度があったようです。 

原会長年度の活動計画書を見ますと、原会長は、重点課題として、①クラブの充実を図りたい ②会員増強に努めたい ③出席率の向上 ④ロータリー財団と米山に理解を深めたい ⑤地球環境の保全、と抱負を記されています。 

特に2番目の会員増強で実績を上げられ、9人の増強があり、一時は61人となりました。当時の会員増強委員長は江藤俊男会友でした。また出席率は、94.65%となっています。 

私が入会した頃は、先生は大変お元気で、髪の毛はいつもテカテカ、身なりもいつもビシッとすきがなくて、話し掛けるには畏れ多い先輩でした。夜間例会やお酒の席では、興が高じると、スマトラ島のジャングルに原住民の案内で、虎狩りに行った話をしてくださいました。暗闇のなかで、虎の目が光った話を聞いた時は、ゾクゾクした記憶があります。他にも豪快な伝説をいくつか聞いていますが、少し時間が経ってから、話したいと思います。 

今年度、膳所会友がガバナーになったこと、地区大会が日田で行われることを大変喜んでおられましたので、ロータリーが大好きだったご本人が一番無念だったと思います。あとに続く我々は力を合わせて、いよいよ5月に近づいた地区大会を成功させなければならないと思います。 

 

原正隆会友の長年に亘る日田ロータリークラブでのご尽力とご協力に感謝申し上げ、ご冥福をお祈りいたします。 

 

会長の時間を終わります。 

 

 

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