9月, 2011年

会長の時間12 9月28日(水)

2011-09-28

日田ロータリークラブ会長 武内眞司

 

みんさん、こんばんは。今日は恒例となりました観月例会です、夏の納涼例会に続き、多くのご夫人方に参加していただき、ありがとうございます。

花鳥風月・雪月花の風情を愛でることが出来るのは、美しい四季を持つ日本人の特権ですし、その上に屋形船で月見の宴を楽しめるのは、日本人1億2千万人の中でも10万人に一人ぐらいの幸運だと思います。

今夜はそんな幸運に感謝しながら、みなさんと秋の夜長を楽しみたいと思います。

親睦委員会のお骨おりで、今夜はヴァイオリンの生演奏等も用意しております、美味しい料理、お酒を楽しみながら、存分に美しい秋の宵をご堪能ください。

 

会長の時間11 9月21日(水)

2011-09-21

日田ロータリークラブ会長 武内眞司

 

私には人生の師として故筑紫哲也さんがいることは先日紹介しましたが、商いの師としては世界的に有名なアニメ映画監督の宮崎駿(はやお)さんがおります。

筑紫さんのご縁で以前お泊り頂いた際親しくお話する機会があり、その際頂いた言葉が私のその後のサービス業経営の指針となりました。

 

宮崎アニメといえば「千と千尋の神隠し」や「風の谷のナウシカ」「魔女の宅急便」「もののけ姫」等々の作品全てが大ヒットしたのはご案内の通りです、そんな作る映画作る作品が次々にヒットする秘訣をお聞きした際の言葉は衝撃的なものでした。

 

監督曰く「みんなを喜ばそうと思って作った映画は1本も無く、自分が一番大切に想う人達のために全ての作品を作って来ただけで、それが孫であったり姪であったり亡くなった母であったりしただけの話。そんな私の想い人が喜んでくれたらそれでいいんだよ」続けて「みんなが喜ぶ作品は単に面白いだけで、感動はそれほど与えないものだからね」でした。そんな話を風早のラウンジで深夜まで話したのが、秋子想を創業し15年ほど経た時であり、マンネリが原因で経営全般に迷いのあった時期でもあったので、正に目からウロコの心境になったのを昨日のことのように覚えています。

 

その後、レストランでもホテルでも全てのお客様に満足してもらおうなんていう無謀な試みはスパッとやめました。お客様の味の好みやホテル室礼(しつらえ)の好み等は千差万別ですし、地域でもかなりの差があると考え、例えば今日は誰を想い描き料理を作るのかを厨房に訊ねたり、またホテルの予約名簿に関東の方が多い時には、味噌汁の味は少し濃くしてみようとか等を皆で検討するようになりました。

 

そんなわけで、ロータリーの家族会を2回私のお店で開催しましたが、2回ともご夫人方を喜ばせる献立を厨房に指示し、同じ食材、例えばデザートで使うマスカルポーネチーズ一つとっても、最高級のものを準備させたりしてきました。

 

来年6月の家族会は3回目となることもあり、やっと男性陣を対象にした料理を作るように厨房スタッフに指示するつもりです、美味しい本格的なローストビーフ等を今から考えておりますので、会友の皆様!来年の家族会は来なきゃきっとソンしますよ(笑)。

 

来年のことを言うと鬼が笑うと言いますので、この辺で会長の時間を終わります。

会長の時間10 9月14日(水)

2011-09-14

日田ロータリークラブ会長 武内眞司

 

先週二人目の孫が誕生しました、私に似て色白で髪のフサフサした男の子です。石井会友にまたお世話になりました、ありがとうございます。オギャーオギャーという赤ちゃんの泣き声ほど人間が元気になる素はありません、子供は国の宝、国の希望、そして国の力の源泉です。そんな意味から言っても、小子化はこの国の由々しき問題であり、人口減少がもたらす影響は社会の成り立ち、国の根幹にかかわるものと言っても過言ではないでしょう。

 

現在深刻な問題は、少子化対策に貢献をする当事者の適齢期および適齢期を過ぎた若者が結婚しないことです。最近の調査では、彼らは全く結婚したくないのではなく、真面目な若者ほど将来の伴侶との出会いの場が中々見つからず、加えて伝統的な仲人・仲立制が崩壊したことで益々結婚の機会が失われたこととあります。

そんな意味合いから、2720地区ではロータリークラブが仲人になり、より多くの若者に結婚の機会を提供しようと、本田ガバナーは今年度「ブライダル推進委員会」を立ち上げました。先日の北郷委員長の報告では県単位でこのプロジェクトを推進するとのことですが、地域が広過ぎて現実的ではないように思います。

 

私の周りだけでも、同じような悩みを抱えた若い人達や親御さんが数多くいますし、10年前の市町村合併以来日田市では3千人近く人口が減少し、当地でもその対策は焦眉の急であります。そんな訳で、ブライダル推進は日田市の若者を対称として、日田ロータリークラブが単独ででもやるべきプロジェクトではないかと考えております。

ただし、このプロジェクトはガバナーの言う通り、単年度でやれるものではなく、長期計画のもと、じっくり時間をかけ推進するプロジェクトです、会友のご理解をいただきクラブの総意が無ければ出来ないことは、言うまでもありません。

 

新しい事業を始める際、難しいや面倒だ等の否定的な意見はすぐに見つかるものですが、やるべき価値のあるものに挑戦することは、組織の活性化になると同時に、賛同者や応援者が数多く現れるものです。この事業は市内の奉仕団体の中でも伝統と品格ある「日田ロータリークラブ」でしか取り組めないような気がいたします。会友各位からの色んなご意見を頂いて検討を重ねたいと思いますので、よろしくお願いいたします。

 

尚、当クラブには現在18名のパスト会長がおられます、パスト会長は経験や識見、さらに人脈の豊富な方々ばかりですので、近々立ち上げる予定のパスト会長会が、このプロジェクトの核となる「奉仕プロジェクト委員会」の強力なサポーターとして応援願えれば心強く、またその際、本部同様にパスト会長のご夫人方にコーディネーターになって頂ければ幸いだと考えております。

 

 

 

藤蔭高等学校インターアクトクラブ年次大会報告

2011-09-14

藤蔭高等学校インターアクトクラブの生徒2名と担当の先生が日田ロータリークラブの例会に来訪。

7月に開かれた年次大会の報告をしていただきました。

会長の時間9 9月7日(水)

2011-09-07

日田ロータリークラブ会長 武内眞司

 

先日の地元新聞に「ジュニアボウリング大会」の写真と記事が掲載されました、募集案内から始め都合3回も掲載していただき、中西委員長には心より感謝いたします、日田ロータリークラブの広報に大いに役立ったのではと思います。

 

今回の12号台風の惨禍は死者・行方不明者の数100名以上という大きな災害となり、改めて自然の猛威のすごさを再確認した次第です。その中でも那智勝浦町では町長夫人とお嬢さんが共に水に流され、さらにそれが結納の日だったというニュースには特に衝撃を受けました。さらに家族の安否以上に公務を優先した寺本町長の姿勢には、感動すら覚えました。お亡くなりになられた方々のご冥福をお祈りいたしますと共に、被災された方々にお見舞い申し上げます。

 

和歌山や三重、奈良の山崩れの災害現場の映像をTVで見ましたが、日田の郡部の山の景観と変わりなく、時速10キロという超スローな台風が日田を直撃し、1000ミリ以上の雨が降り続ければ、日田の山間部でも起こりえることであり、またそうなれば、三隈川が氾濫して市内の水没も懸念されます。

 

「備えあれば憂いなし」の言葉通りに、日頃から非常食や懐中電灯の準備等を心がける必要があります、来月には「大震災復興支援委員会」のお骨折りで、例会に日田市の防災担当者をお招きし、地震や台風等に対する日田市の防災計画を聞く予定です。

 

自然災害を避けることは難しいとは思いますが、準備をしていれが被害を最小限に押さえることは可能です。常日頃より身のまわりのライフライン確保に心がけながら生活したいと思います。

 

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