1月, 2018年

会長の時間27 平成30年1月31日(水)

2018-01-31

日田ロータリークラブ 会長 諌山高之

1月28日、日田中央ロータリークラブと一緒に、ロータリー事務局が、日田商工会館の1階から3階に引っ越しました。日田ロータリー、日田中央ロータリー、ローターアクトの12名で引っ越しをしました。3階には、日田青年会議所や日田玖珠法人会があり、日田玖珠法人会の隣になりました。今度の事務局は眺望が良く、全面ガラス張りで気持ちが良いです。皆さん、事務局に遊びに来てください。明日から2月です。2月といえば、天領日田おひなまつりです。現在のおひなまつりは、昭和51年に町おこしのきっかけにて、草野本家さんの貴重な建物と雛人形の一般公開から始まりました。当時はまだこういった地域のひなまつりはほとんど無かったので、本当に人が来てくれるのか不安でした。ところが、1か月で3千人の予想が、なんと初日で3千人という結果でした。今では、毎年10万人以上の観光客が全国から訪れています。

「日田玖珠法人会について」公益社団法人日田玖珠法人会 会長 佐竹 享

2018-01-31

1、法人会の成り立ち
戦前の行政庁が国民の納税額を決める賦課課税制度から昭和22年4月申告納税制度への移行、経営者が難しい税法を理解して自主的に納税できるかが危ぶまれた。そのため、納税者自身が団体を結成し、その活動を通じて帳簿の整理、税知識の普及を図る必要性が生じ、企業の間から自発的に生まれた団体。

2、全国組織
法人会が全国に出来ると組織をより強固にするため、都道府県単位の連合体がまずでき、1954年(昭和29年)に全国組織全国法人会総連合(全法連)が生まれた。また、地域では税務署単位で単位会ができた。現在、全国約80万社の会員、全国440の単位会、大分県9単位会8178社。

3、法人会の理念・行動規範
理念:法人会は税のオピニオンリーダーとして
企業の発展を支援し地域の振興に寄与し
国と社会の繁栄に貢献する 経営者の団体である

4、法人会の活動
①税の提言活動
公平で健全な税制の実現を目指して会員企業の意見や要望を反映しながら、税のあるべき姿や将来像を見据えて建設的な提言を行っています。法人会の提言活動は、法人税の引き下げなどをはじめ、同族会社の留保金課税制度の抜本的見直し、事業承継に関する税制の創設など中小企業の活性化を目指す税制の構築に寄与しています。経済3団体、経団連、日本商工会議所、経済同友会に並ぶ提言機関ですが、財務省、国税庁は法人会の要望を重視してくれています。
主な提言先 自民党、公明党、民進党、財務省、総務省、国税庁、中小企業、国会議員、県知事、県議会議長、市町村長、市町村議会議員

②会員企業の福利厚生
大同生命との連携で、会員企業、および従業員の福利厚生を担っています。

③社会貢献活動
各単位会では、地域社会の税知識の高揚として各種の活動をしています。

5、公益社団法人
平成22年から公益社団法人ができ、一般社団法人との違いをはっきりさせ総費用の50パーセント以上を公益事業に使えば税制面で優遇されることになった。

6、法人会と大同生命
法人会会員が大同生命に加入すると手数料として法人会に還元される。それが法人会の活動資金の約半分を担っている。法人会会員が大同生命に加入すると、団体加入となり保険料が安くなる。法人会向けの大型保障保険等独自の保険があり、会員企業の福利厚生制度として利用されています。現在、日田玖珠法人会の予算1100万のうち大同生命の保険手数料が600万円で運営に大きく寄与しています。ちなみに、日田商工会議所の一般会計7000万円のうちアクサ生命の保険手数料2300万円です。

7、日田玖珠法人会
日田玖珠法人会は、昭和63年5月初代会長を瀬戸製材の瀬戸基彦氏として発足。それまでは商工会議所の中で運営したものを、瀬戸基彦氏が商工会議所の会頭を辞められたのを機に設立。以来13年間平成13年4月まで13年間会長を歴任。その後、平成23年5月まで10年間中央発条工業の竹内一晃氏が会長を務める。3代目の会長は想夫恋の角弘起氏で、竹内会長の後を平成29年まで6年間務める。角会長初年度に九州で3番目、大分県でトップで公益財団法人の認定を受ける。そして、昨年5月30日の総会において私佐竹享が第4代の会長に選任されました。

現在の日田玖珠法人会は3支部と青年部会、女性部会からなっています。
日田支部 会員数612人
支部長  佐竹 享(本部会長)
副支部長 江藤秀平(本部副会長)
同   田嶋 篤(本部常任理事
同   田中常雄(本部常任理事)
同   河津龍治(本部常任理事)
同   大庭清美(本部常任理事)

玖珠支部 会員数163人
支部長  桑野雅典(本部副会長)
副支部長 喜見秀一郎(本部常任理事)
同   浅田健治(本部常任理事)

九重支部 会員数114人
支部長  吉武勝広(本部副会長)
副支部長 池辺俊慈(本部理事)
同   川野浩治(本部理事)

青年部  会員数054人
部会長  高橋進太郎(本部理事)

女性部会 会員数066人
部会長  中野和子(本部理事)

その活動
①本部支部で講演会、税務研修会12回  特に改正税法を税務署の法人課税部門統括国税調査官に解説していただいたり、税理士さんに経営に関する指導助言をしていただきます。

②社会貢献活動
本  部 チャリティゴルフ
日田支部 税金クイズ大会、新小学生全員防犯ベル贈呈 玖珠支部 税金クイズ大会、コンサート
九重支部 税金クイズ大会 青年部会 昨年小学校9校、中学校6校で租税教室
女性部会 いちごプロジェクトとして節電啓発うちわを集団顔見世で配布 税と環境街頭活動を税を考える習慣にイータックス推進チラシと水切りネット街頭配布 小学生対象の税の絵葉書コンクール ペットボトルのキャップ回収でポリオワクチン388人分贈呈
このようにいろんな活動をしています。

8、自主点検チェックシート
全国法人会連合会のホームページよりダウンロードできる。企業の税務コンプライアンス向上のための取り組みとして、企業における内部統制面や経理面の自主点検を推奨しています。企業を成長させるには、売り上げを上げるのはもちろんですが、内部統制面の強化や経理面の質を向上させることが重要です。「入出金が適切に管理されるようになる」「内部の不正行為を未然に防止できる」など企業の成長にもつながります。現在、チェックシートをきちんとしていれば税務調査を軽くできないかと税務当局とも話しています。

9、最後に、日田玖珠法人会へのおすすめ
年会費5000円で各種講演会、研修会、総会に出席する権利ができます。規制が変わり、法人でなくても、個人企業でも入会できるようになりました。
本日は日田ロータリークラブの卓話にお呼びいただき、またご静聴いただきありがとうございました。日田ロータリークラブのますますのご発展と会員皆様のご多幸ご健勝をご祈念申し上げ、閉じさせていただきます。

会長の時間26 平成30年1月24日(水)

2018-01-24

日田ロータリークラブ 会長 諌山高之

日田商工会議所の十時会頭、本日は日田ロータリークラブ例会に出席していただきありがとうございます。今日は、商工会議所の歴史の話をします。1940年(昭和15年)日田商工会と三芳商工会が合併し、日田商工会議所になりました。初代会頭は、岩尾昭太郎です。昭和18年、国策により大分県商工経済会日田支部になりました。昭和21年大分県商工経済会日田支部は解散となり日田商工会議所になりました。そして、日田ロータリークラブ事務局がはいっている商工会館が昭和40年に落成しました。総工費は、4,611万8千円でした。昭和54年、天領祭りが始まりました。そして、平成21年水郷日田プレミアム付商品券が始まり、市内経済活動の活性化となりました。日田商工会議所は今年で78年となり、十時会頭は16代会頭になりました。これからも日田市のために頑張ってください。

「目を外に向けよう」日田商工会議所 十時 康裕会頭

2018-01-20

【1】日田商工会議所2018年度4つの方針  会頭(トップ)の方針に従って、各委員会、職員が活動することが大切→バラバラでない有機的連携・エネルギーの集中、が成果を生む ①経営指導の充実  ・会員数1760 組織率53%  ・会員の高齢化→事業承継の支援  ・県引継ぎ支援センターと連携→月1回相談日  ・日田からなくなったら困る店(一品香 など)  ・ビズサポや金融機関との連携を強化し、指導を充実する。 ②交流人口の取り込み  ・定住人口の拡大   →簡単ではない、合併時人口78千人→66千人   →昨年、IJUターン県下1位(172人)17人  ・交流人口は拡大   →伸びる分野への取り組み大切→川の流れ、経営  ・インバウンド   →昨年28百万人→2020年、4千万人   →クルーズ船・福岡1位、天瀬、天領観光   →湯平温泉・小さい旅館  ・国内旅行者含めると、交流人口→4千万〜5千万人  *観光業の拡大   →文化・歴史遺産、たくさんある   →西国筋郡代、日田陣屋  ・祇園山鉾・集団顔見   →木を土に→市・関係団体と協議会設立、情熱   →観光客増、付加価値、富裕層取込み、福岡で披露  ・陣屋の再現→地域開発委員会、高山陣屋を参考  ・芸者・置屋の復活(日本的なものが大切)  ・街歩きアプリの開発   →街、歴史紹介、お土産・焼きそば  ・産業観光→日田が推進、連携する ③元気の輪を広げる  ・市内にも元気企業が多い  ・元気企業に表に出てもらい、元気の輪を広げる  ・景気は気から→気持ちが大切    →経営者が暗い顔したら会社も暗く  ・月1回常議員会→元気企業の経営者に講話   2月:中山化成 谷口社長   3月:揚柳会 森山氏   5月:稲葉氏→100名、   音楽祭(日田音楽祭 H30年4月15日)  日本フォレスト(バイオマス)森山社長、大分からあげ ④ネットを利用してマーケットを広くとらえる  ・マーケットを広くとらえて日田の物産・製品を売り込む  ・日田出身者で日田以外に住む人→多くいる、バーチャル市民  ・日田出身者をネットで結ぶ(バーチャル市民)→日田情報発信  ・日田出身者のネットワーク(SNS,LINE等)作り、それをさらに拡大  ・情報発信と同時に物産・製品を売り込む 以上4つの方針を重点的に取り組み、日田を元気にする。 【2】会議所の職員に言っていること ①民間企業の発想で仕事をすること  ・会員は民間企業(売り上げ、利益の追求)  ・民間企業は必ず成果を出す  ・議会への要望事項→毎年、結論を得ず(無駄なことをしない)  ・行政→調査・アンケートで終わること多い     →計画が大きく実行が小さいことが多い ②PDCAのDとCを大きくする ③連携プレイを強化する  ・限られた人員・予算で最大の成果を出す   →バラバラでは成果小さい  ・市・関係諸団体との連携強化する ④IT化が遅れている  ・携帯電話、メールアドレス登録(郵便・FAXをやめる)、   給料振込み、スマホ活用、郵便・FAXを止める 【3】商工会議所に入会をお願いします  ・色々の特典があります。  以上の方針を確実に実行し、日田市を少しでも元気にしましょう。ご協力をよろしくお願いします。

職業奉仕賞 三隅 清作氏  (彌助寿司隈町本店店主)

2018-01-17

ただいま紹介してもらった三隅清作です。このような場所で話すということは初めてですのでドキドキしています。  私は13年1月20日生まれで、あと3日で80才になります。光陰矢の如しです。  今日は「たかな巻」のことでお呼びいただきましたので「たかな巻」のことを話させていただきます。

私は中学を出て親戚の和菓子屋に5年、大阪で1年修行し、和菓子屋をするつもりで帰って来ましたがすでに親父が「彌助すし」を始めてましたのでそのまま寿司の方に入りました。仕事はすぐ覚えました。修行はそのとき職人さんが2人いて、1人は綺麗な仕事をする人、もう1人は接客や話術が上手な人で、この2人からいろいろ学びました。40才を過ぎたころ何か珍しいものはないか?といつも考えていました。久留米のすし屋で珍しいすしはないかと言ったらたかなのきざんだ手巻すしを食べました。そのとき「たかな」が頭の隅にずっと残っていました。  今の「たかな巻」になるまでは中の具をこんにゃく、梅等いろいろ入れてお客さんにサービスで出していました。最終的になぜ納豆、山芋、ネギになったのか覚えていませんが、これが今現在の「たかな巻」です。すなわち「たかな巻」は私が生みの親です。  その後、東京のデパートで2回ほど九州物産展、全国すし大会で出店しました。また、60年(私が47才)の頃、全国放送の「ルックルックこんにちは」の取材に来られ、だんだん知られるようになりました。  これまで親父が土台を作り大きくなりました。借金も多く大変でしたが、その土台を作ってくれた親父には感謝しています。弟が大学を出て、他所に望みがあったと思うのですが、すでに支店ができていましたので弟が継ぐことになりました。大分に出した店(潰れましたが)等借金も大きく弟とともに返しました。これもお客さんのおかげです。  苦しいことばかりでなく楽しいこともいっぱいありました。特に26才ごろからウエイトリフティングの練習をして県体で優勝、全九州大会で優勝しました。また国体には山口、岐阜、新潟の3回出させていただきました。新潟では東京オリンピック金メダリストの三宅よしのぶさんと同じステージに立ったのが良い思い出です。ウエイトリフティングはそのまま続けています。  私のところは娘二人なので後継なしですが、支店の長男が頑張っていますので「たかな巻」はずっと続いて行くことと思います。どうぞよろしくお願いします。  梶原上智さん、永田さん、推薦ありがとうございました。本日は本当にありがとうございました。

会長の時間25 平成30年1月17日(水)

2018-01-17

日田ロータリークラブ 会長 諌山高之

今日は、三隅様、職業奉仕賞受賞おめでとうございます。三隅様は、同じ三隈町の人で、いつもお世話になっています。日田は、杉の関係の職場が多いです。日田杉の起こりは、江戸時代、日田を治めていた代官の岡田庄太夫の命令で、藤六甚平の兄弟は日向に造林の見習いに行きました。その時、木の仕方を身につけ、日田の人々に伝えたことが始まりだといわれています。その後の、1818年(文政元年)、代官の塩谷大四郎も、山々にさし木に適した気候条件を見つけ、熱心に杉の植林を勧めました。明治になって、日清日露戦争後にたくさんの杉材が使われました。ますます植林熱が高まり、現在のような山の頂上まで続く杉の 人工美林が日田の山々にできあがっていったのです。

1月の例会

2018-01-16

・1月10日(水)午後6時30分 日田市の歴史の宿亀山亭
新年夜間例会

・1月17日(水)午後0時30分 日田市の歴史の宿亀山亭
職業奉仕賞表彰

・1月24日(水)午後0時30分 日田市の歴史の宿亀山亭
外部卓話 日田商工会議所 十時会頭

・1月31日(水)午後0時30分 日田市の歴史の宿亀山亭
外部卓話 日田玖珠法人会 佐竹会長

 

会長の時間24 平成30年1月10日(水)

2018-01-10

日田ロータリークラブ 会長 諌山高之

あけましておめでとうございます。昨年中はお世話になりました。今年もよろしくお願いします。ロータリーも今日から始まります。がんばりますのでよろしくお願いします。今年は3月に地区大会がありますのでみなさま参加してください。今日は1月10日はえびす祭です。えびす様は商売の神様です。みなさまは商売も頑張ってロータリーの例会にも出席してください。

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