8月, 2018年

9月の例会

2018-08-29

・9月 5日(水)午後0時30分 日田市のマリエールオークパイン日田
9/1公共・青少年セミナー報告(青少年スポーツ支援委員会)

・9月12日(水)午後0時30分 日田市のマリエールオークパイン日田
ロータリーの友月間(雑誌委員会)

・9月19日(水)午後0時30分 日田市のマリエールオークパイン日田
ゲスト卓話 日田警察署長

・9月26日(水)午後0時30分 日田市のマリエールオークパイン日田
創立55周年 準備打ち合わせ

 

会長の時間8 平成30年8月29日(水)

2018-08-29

日田ロータリークラブ 会長 膳所和彦

我が故郷下関について

 

私は山口県下関市に生まれ、高校まで(正確には一浪時代まで)過ごしました。実家は観光地として有名な唐戸市場の比較的近くにあり、現在は弟夫婦が家を建て直し住んでおります。下関市は現在人口約26万人で、現内閣総理大臣である安倍晋三さんの選挙拠点です。ちなみに、明治維新以降山口県出身の内閣総理大臣は8名おり、全国では圧倒的に多い数です。おかげで山口県のインフラ整備は非常に整っております(私の個人的な印象ですが..)。これまで我が故郷下関が歴史上重要な舞台となった大きな出来事が3つあります。

一つ目は「源平による壇ノ浦の決戦」です。源氏と平氏の戦いは瀬戸内海から始まり、下関にある壇ノ浦で最後の決戦を向かえました。開戦当初は関門海峡の東向きの潮にのった平氏が優勢でしたが、潮の流れが西向きに変わると、源義経率いる源氏が盛り返し、平氏は滅ぼされてしまいます。この時8歳だった安徳天皇も母である建礼門院とともに海に入水し、絶命しました。その後安徳天皇の菩提を弔うため、祖父である後白河法皇が下関側にお堂をつくり、そこに安徳天皇がまつられました。このお堂は後に赤間神宮として建て直され、現在壇ノ浦を望むように佇んでいます。

二つ目は「巌流島の戦い」です。巌流島は関門海峡に浮かぶ小さな島で、元々は無人島です。1612年ここで宮本武蔵と佐々木小次郎が決闘を行い、武蔵が小次郎を倒したとされています。佐々木小次郎は当時小倉藩の剣術師範で、その流派の巌流から後にこの島が巌流島と名付けられました。しかしながら、この巌流島の戦いが実際に行われたかどうかについては疑問視されています。その理由として宮本武蔵と佐々木小次郎の年齢差が40歳くらいあったこと、そして佐々木小次郎自体が実在人物であるか不明なことなどなど、謎の多いところであります。しかし巌流島の戦いは我々下関人にとって最大のロマンであり、色褪せることのない大事な歴史絵巻です。

三つ目は「幕末維新の舞台」となったことです。今年は明治維新後150年目となる節目の年です。現在NHKテレビの大河ドラマでは「西郷どん」が放映されており、薩摩つまり鹿児島県が注目を浴びていますが、幕末の主役はやはり長州・山口県です。吉田松陰、高杉晋作、伊藤博文、木戸孝允、久坂玄瑞などは山口県萩生まれでしたが、倒幕運動の舞台となったのは海上及び陸上交通の拠点であった下関でした。イギリス、フランスなどの西欧列強国と戦った下関戦争時の砲台跡、坂本龍馬とお龍が新婚生活を送った伊藤家跡、高杉晋作が挙兵した功山寺、高杉晋作終焉の地、高杉晋作が眠る東行庵など幕末の雰囲気を感じられる場所が下関市内に数多くあります。明治維新後日本の政治を牽引して来たのは長州(山口県)でした。最初に述べたように多くの総理大臣が山口県から輩出された事実からも、そのことが窺えます。そして下関は交通の要所であることから、その中心として発展して来たのです。

以上、私の故郷下関について紹介させていただきました。皆さん、機会があれば是非下関に足を運んでいただき、歴史的名所を散策したり、また唐戸市場で新鮮な魚(特にフグ)を堪能していただければと思っております。高速道路で行けば、車で2時間かかりません。「おいでませ、山口いや下関へ」

会長の時間7 平成30年8月22日(水)

2018-08-22

日田ロータリークラブ 会長 膳所和彦

他クラブを訪問して

私はこれまで他クラブへ正式なメ―クアップを経験したことがありません。今回会長となり、2720地区大分第1グループの3つのクラブを訪問させていただきました。そこで感じたのが、他クラブの例会の雰囲気や進行の仕方が多少異なっていると言うことでした。最初に訪問した日田中央ロータリークラブでは、例会が始まる前に委員会報告やスマイル発表の原稿がSAAに提出されていました。また例会が始まるとまず「四つのテスト」を全員で復唱します。その後は会長の時間、幹事報告と進み、スマイルは事前に提出されたものをスマイル委員長が発表していました。そして会場には日本茶とコーヒーのセルフサービスがセットしてありました。玖珠ロータリークラブにおいてもまず「四つのテスト」が全員で復唱されます。その後の例会の流れは我々のクラブと同じですが、会員数がやや少なく、当日も全会員数が19でありながら出席者は11-12名でした。クラブ運営にも苦労されているようでした。

そして先日我がクラブの親クラブである中津ロータリークラブに訪問して来ました。中津ロータリークラブは現在会員数60名で、創立65年目になるそうです。周年行事は10年毎に行っており、今期は特に記念式典などは予定していないとのことでした。例会場は中津駅前にあるグランプラザ中津ホテルで、会場のセッティングなどは現在の日田ロータリークラブと非常に似ており、円卓に8名前後が着席しておりました。点鐘後ローターリーソング(この時は「四つのテスト」・・・初めて聞きました)を歌い、すぐに会長の時間と幹事報告があり、その後に食事となります。そして食事中に各委員会報告がなされました。スマイル発表の後に13時より外部卓話がありましたが、少し早目に終わってもそれで閉会とはならず、13時30分まで質問などを受け、時間どおりに点鐘閉会となります。閉会直前に出席報告があり、当日は75%程度の出席率でしたが、その後のメークアップ修正率が極めて高いようです。前回も79%の出席で、メークアップにより90%となっていました。

以上、他クラブ訪問についての報告と感想でした。各々のクラブの特徴や個性を実感でき、良い経験となりました。

会長の時間6 平成30年8月8日(水)

2018-08-08

日田ロータリークラブ 会長 膳所和彦

インターアクトクラブについて

 

国際ロータリークラブ第2720地区2018~19年度ガバナーであります高山泰四郎氏の重点取り組み事項の一つとして、「青少年奉仕活動のさらなる充実」が挙げられています。現在国際ロータリークラブの青少年奉仕部門の活動プロジェクトとしては、①ローターアクト、②インターアクト、③ライラ(RYLA)、④青少年交換があります。ローターアクトは18才から30才までの青年が対象で、現在177カ国で9,500以上のクラブ数があり、会員数は約29万人です。インターアクトは12才から18才までの中学生および高校生が対象となっており、現在159カ国、2万以上のクラブ数があり、会員数は46万人以上と言われています。大分県には13の高校にインターアクトクラブがあり、日田ロータリークラブには藤蔭高校インターアクトクラブが所属しています。その活動としては、24時間テレビ街頭募金や地域清掃・美化活動などがありますが、藤蔭高校独自として以前より東南アジアへの支援物資輸送活動を行っています。この支援活動は20年以上も継続して実施されており、評価されるべき、素晴らしい活動だと思います。

藤蔭高校インターアクトクラブは日田ロータリークラブの提唱にて1968年6月に結成され、今年でちょうど50年目となります。本年度部員数は20名です。この記念すべき年度になり、初めてインターアクトクラブでは定期例会が開催されることとなりました。当面は1月に2回、第2,4火曜日の16時から1時間程度開催される予定です。この例会にはなるべく日田ロータリークラブからも参加したいと考えております。現在永田青少年奉仕委員会委員長を中心として、例会の進め方などについて検討中です。一つの案として我々ロータリアンの中から、それぞれの専門職について卓話を行うことが挙げられています。いずれにしても日田ロータリークラブは藤蔭高校インターアクトクラブを全面的にサポートし、部員の皆さんが奉仕活動を通して、貴重な体験ができるよう応援したいと考えております。今後の具体的な戦略につきましては、永田委員長に一任いたします。また会員の皆様とインターアクトクラブの生徒達との交流の場を設けることも検討中です。皆様のご協力を宜しくお願いいたします。

中津・中津中央・中津平成 3クラブ 高山ガバナー公式訪問

2018-08-07

中津RC・中津中央RC・中津平成RC、 3クラブの高山ガバナー公式訪問に、橋本ガバナー補佐、中西ガバナー補佐幹事で出席しました。

橋本ガバナー補佐 中津平成RCに公式訪問

2018-08-02

中島会長

玖珠RCガバナー公式訪問に出席 橋本ガバナー補佐

2018-08-01

玖珠RCガバナー公式訪問に出席しました。

会員増強卓話 石井会友

2018-08-01

会長の時間5 平成30年8月1日(水)

2018-08-01

日田ロータリークラブ 会長 膳所和彦

ヒトの体液バランスについて

 

最近は日本中いや世界中で異常高温状態が続いており、毎日のようにニュースで熱中症による患者数の増加が報告されています。中には重症例さらに死亡例もあり、決して軽視できない状況です。熱中症予防のためには、なるべく外出せず冷房の効いた部屋で過ごすこと、また水分補給や塩分補給などが勧められています。そこで今日はヒトの体液のバランスについて基礎的なお話しをし、熱中症対策に水分補給や塩分補給が何故必要であるかを説明したいと思います。

ヒトの体液は体重の約60%に相当し(残りの40%は骨、脂肪などの固形成分)、その中の1/3が細胞外液、2/3が細胞内液となります。細胞外液には組織間液、血液(血漿)、リンパ液があります。例えば体重50kgの人では、体液量は約30Lで、そのうち10Lが細胞外液、20Lが細胞内液と言うことになります。細胞外液と細胞内液には、各電解質イオンが存在していますが、外液と内液ではその構成配分が全く異なっています。細胞外液ではナトリウムイオンが140mEq/Lと最も多く、カリウムイオンは4mEq/Lと少なくなっています。一方細胞内液ではナトリウムイオンが15mEq/Lでカリウムイオンが150mEq/Lと多くなっており、その配分が逆転しています。このバランスが細胞活動にとって重要な役割を果たしますが、今回はそのことについては省略します。細胞外液も細胞内液もこのイオン分布によって「浸透圧(水を引きよせる力)」を維持しています。つまりこれら電解質イオンが存在しないと細胞内も細胞外も水を保持できず、干からびるのです。正常状態では細胞内外の浸透圧は同じ値で一定となっています。もし熱中症により異常発汗や不感蒸泄のため脱水状態が急激に誘発され、細胞外液とナトリウムイオンが少なくなると細胞内外の水やイオン分布のバランスが崩れ、細胞障害が誘発されます。脳細胞が障害されると気分不良や精神障害、筋肉細胞が障害されると脱力や筋肉の痙攣などの症状が出現します。この時にナトリウムなどの電解質成分のない水だけを補充すると、摂取された水はまず細胞外液に分布するので、細胞外液の浸透圧が低くなります。つまり水膨れ状態です。そこで水だけではなく、細胞外液と同じ電解質イオン成分、特にナトリウム(塩分)をある程度含む飲料を補充すると、細胞外液の浸透圧が維持され、正常な体液分布が取れることになるのです。熱中症の際に単に水だけでなく、塩分も摂取するようアドバイスしているのはこのためです。ちなみに大塚製薬から発売されている「OS1」はナトリウム40mEq/L、カリウム20mEq/L、グルコース1.8g/Lが含まれており、脱水の治療には比較的有効だと思われます。

皆さん、今後も暑い日が続きそうです。熱中症にならないように十分な休息をとり、そして水分と塩分補給を行って下さい。

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