4月, 2022年

会長の時間27

2022-04-27

日田ロータリークラブ 副会長 石松雅彰

 

本日は会長が不在ですので、私が代理で会長の時間を務めます。

宜しくお願いいたします。

今日は、先日開催されました2022~2023年度地区研修・協議会について報告と所見をお話ししたいと思います。

 今回の地区研修・協議会はコロナ禍と言うことで、一部のハイブリッド開催を除き、基本的にはZOOMによるオンラインで開催されました。

3月21日の「青少年奉仕部門」から4月24日の「ロータリー財団部門」まで、1か月以上にわたり、全体会を含め11の会議が開催されました。

ご参加いただいた次年度の各委員長さん方につきましては、大変お疲れさまでした。本当にありがとうございました。

今回の研修・協議会を通じて、私が最も興味を惹かれましたのは、全体会での前ガバナー硯川昭一氏による基調講演『メタモルフォーゼ』でした。

講演の内容は、ロータリーの創設者ポール・パーシー・ハリス氏の生い立ちからロータリーを立ち上げる経緯、その思想などに関するお話でした。

ロータリーを立ち上げた後のお話はこれまでに聞く機会がありましたが、幼児期から少年期、青年期の話は初めて聞き、紆余曲折を経てのシカゴでの法律事務所の開設、依頼人が全くなかった初期の事務所の話など、非常に興味深く聞かせてもらいました。併せて硯川前ガバナーの博識ぶりにも驚かされました。

若い会友たちにもぜひ聞いてもらいたい講演でした。

また、各部門別協議会では地区委員の皆さんが、慣れないオンラインでの進行に悪戦苦闘し、懸命にご努力頂いたことに深く感謝申し上げたいと思います。

でも、やっぱり一つの会場に集いて対面で行う研修会が私には合っている気がしました。

次年度は、何とか通常開催ができるとよいですが・・・・・

各部門別研修会の内容については、後日 各委員長からの報告もあろうかと思いますので、ここでは割愛させてもらいます。

最後に、この研修会を通じ心に留まったことが二つあります。

一つは、研修会を取り仕切った地区の委員長さんや発表者の方々の年齢が若く、そしてロータリー歴も浅い方がたくさんおられたことです。それぞれが各部門の専門家・リーダーとしてご活躍され、とても素晴らしいことだと思いました。  

いい年をして、ロータリー歴も10年以上にもなっていながら何ら貢献できていない自分がいることに恥ずかしくなりました。

若い会友の皆さんは、お仕事も忙しいでしょうが、できるだけ早い時期に地区委員などを経験されると、また新しいロータリー観が見えるかもしれません。

二つ目は、資料の件です。今回、研修資料はすべてデータで示されました。

Zoomを見ながらデータを見ることができず、やっぱり前もって印刷をしないといけないけど、ページが60ページを超えるものもあり、印刷も大変でした。

地区でも、経費負担が大変でしょうが、資料はできたら冊子でお願いできたらと思っています。

今年の地区研修・協議会は何とか終わりましたが、次年度はぜひ一堂に会した研修会が開催されますことを祈って、会長の時間を終わります。

5月の例会

2022-04-22

・5月4日(水)休会

 

・5月11日(水)午後12時30分 
職場例会 アプロディール紙音
マリエールオークパイン通常例会
膳所GN 卓話

 

・5月18日(水)午後12時30分 日田市のマリエール オークパイン日田

外部卓話 「水と衛生」 不二水道(株)園田匠社長

 

・5月25日(水)午後12時30分 日田市のマリエール オークパイン日田

委員会卓話 青少年世代委員会 休会(28日玖珠RC創立40周年記念式典全員登録に振替)

 

4月の例会

2022-04-22

・4月13日(水)午後12時30分 日田市のマリエール オークパイン日田
会員卓話 母子の健康 膳所会友

 

・4月20日(水)午後12時30分 日田市のマリエール オークパイン日田
会員卓話 YouTuberの話 高橋会友

 

・4月27日(水)午後12時30分 日田市のマリエール オークパイン日田

外部卓話 「劇場運営会社から興行会社へ ー地方劇場としてのチャレンジー」
博多座 上野純一氏

 

会長の時間26

2022-04-20

日田ロータリクラブ会長 河津龍治

介護付き老人ホーム譲渡

 

皆さんはロータリーの休会中、いろいろあったと思いますが、私もありました。河津建設が17年間、経営してきた41床の介護付き有料老人ホームを譲渡することになりました。去年、施設長が突然亡くなり、後継者を探していたのですが、なかなか見つからず、コロナ渦の中、慢性的な人手不足に悩まされ続けていました。譲渡の条件は、当社の運営方針をそのまま引き継いで貰い、入居者や職員も、同じ待遇であることを条件とし、全て、仲介業者にお任せしました。俗に言うM&Aという方法です。仲介業者が査定した金額で契約をし、あとは一切口出しが出来ません。何処に売却するとか、一切知らされず、途中で条件を変えることも出来ませんでした。

 

今、河津建設は約30億の売り上げがありますが、当時は、15億ぐらいで、今のように災害もなく、少ない公共工事を奪い合っていました。このままでは先が見えなく、何か手を打たなければと、焦っていました。いろいろ考えた末、日高町に持っていた、資材倉庫とアパートを壊し、そこへ老人ホームを建てることにしました。補助金を一切貰わずに立ち上げたため、当時の市長、大石さんから、俺は反対したが、おまえが勝手に作ったということにして、今後、こういった老人ホームは一切作らせないと言っていました。社会福祉法人じゃないから、いろんな制約がありません。施設長の給料は幾ら貰っても良いわけです。また食事の制限もありません。塩分を控えた美味しくない物を食べて、20年生きるより、塩分たっぷりの味の濃いい、美味しい物を食べて10年生きた方がどれだけ楽しいかという、コンセプトで運営していました。最初の1年目は3人しか入居者がいなかったのですが、大分県は最初から41床分のスタッフを揃えなさいということで、5千万の赤字でした。次の年は1千万の赤字で、3年目からようやく黒字になりました。当初からWI-FIを備え付け、完全個室と言うことで、海外在住が長かった方など、ハイレベルな生活をされていた方が、入居するようになり、それからはほぼ満床が続きました。

 

年間売り上げは、平均で1億5千万、純利益も平均で6百万ありました。もちろん、税金は河津建設が払いますし、銀行からの借り入れもありませんので、17年間である程度、貯金が出来ていました。令和4年3月31日をもって、パートを含め39名の職員を解雇し、退職金を払い、残りの有給休暇を買い取ることにしました。また、4月1日をもって引き継いでくれる、新しい会社と雇用契約を改めて結んで貰うようになりました。当初は営業もせずに毎年1億5千万の現場があるという考えで始めたのですが、建設業の場合は1億5千万の工事は社員が2人おれば、十分ですが、介護付き老人ホームの場合は、40人の職員が要るということで、その職員を集めるのがどれだけ大変か、後で分かりました。この業界は人の出入りが激しいと聞いていましたが、退職金の一覧表を見て、改めて、驚きました。勤務年数10年以上はたったの6名、3年未満が21名と、義理人情もない、本当に切ない業界であることが、思い知らされました。今は、やめて良かったと、つくづく思っています。以上 会長の時間を終ります。

会長の時間25

2022-04-13

日田ロータリクラブ会長 河津龍治

ウクライナ侵攻

 

ようやく例会が開催されるようになりました。私としましては、6月まで休会をしたかったのですが、そういう訳にもいかず、先週の理事会で、コロナは当分収まりそうもないので、しっかり感染対策をし、Withコロナということで、例会を始めようと言うことになりました。約3ヶ月弱の休会でありました。

 

その間にいろんなことがありましたが、なんと言っても、驚いたのが、ロシアによるウクライナ侵攻でした。テレビや新聞によって毎日毎日、戦場での悲惨な状況が報道されています。そういった中で、私が一番強く印象に残ったのは、核を持つと言うことは、これほど強いのかということでした。アメリカもEUも武器は供給するが、手も足も出せない、というのが、実情らしいです。次がハイブリッド戦です。サイバー攻撃をしたり、SNSの偽情報で混乱させたり、人工衛星やレーダーを妨害したり、軍事と非軍事の境界を意図的に曖昧にした現代戦と言われています。まるでSFの世界で、ついにここまできたか、と驚いています。

 

ところで中国が台湾を攻めたら、アメリカは軍事参入をするのでしょうか、はなはだ疑問です。このような状況で、保守系の新聞は防衛費の増強を求めています。また革新系の新聞はシェルターの設備を求めています。とうとう今月の文藝春秋は核武装のすすめという特集まで出ました。その中で、今回の戦争は、強いロシアが弱いウクライナを攻撃しているのではなく、弱いロシアが強いアメリカを攻撃しているらしいのです。これを機会に日本の防衛というものを、改めて考え直す時かもしれません。そのような中で、日本を含め、世界各国はロシアに対し経済制裁を強めていますが、当然、我々国民にもしわ寄せが来るわけですから、早く停戦交渉が妥結することを祈るばかりです。

 

さて、話は変わりますが、今日、重量子線の治療が終りました。3月の半ばから、照射を始めました。朝一番の治療をお願いしていましたら、毎日、90人の患者がおり、治療時間は選べませんと言われました。ところが、膳所先生より、サガハイマットの理事長は私の後輩で、電話しといたよ、と連絡を受けました。それが原因か分かりませんが、12回の照射は全て、朝一番の9時からになりました。毎朝、7時前に家を出て、8時前につきます。8時20分にオシッコを出し、コップ2杯の水を飲み、膀胱に水をため、9時から治療が始まります。与えられたパンツに履き替え、位置を合わせるのに時間が掛かり、照射時間は2分程度です。痛くも痒くもなく、15分間で治療が終り、10時半までには家に帰り着き、いつも通り、昼からゴルフに行けました。この治療で一番辛いことは、お酒を飲めないことだけです。禁酒して今日で1ヶ月になります。照射により直腸や尿道を傷つけているので、後1ヶ月は飲めません。よって夜間例会は1ヶ月後になります。もちろんコロナが収束していなければなりません。早くマスクの要らない環境が来ることを願って、会長の時間を終ります。

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