2月, 2024年

会長の時間29

2024-02-28

「 半導体バブル到来 」

日田ロータリークラブ会長 北郷太門

 

 

2月22日に、日経平均株価が34年ぶりに、高値を更新しました。

長い間、低迷と混迷を繰り返してきた、いわゆる「失われた30年」でしたが、年明けから株式市場や投資家には、明るさが戻って来ました。日本だけでなく、アメリカ、ヨーロッパの株式市場でも最高値(さいたかね)を更新し、一時かなり落ち込んでいた中国市場も下げ止まりしています。

 

日経平均株価は、1989年の38,915円をピークに、20年間下がり続け、2009年に、大底7,054円を記録しました。2009年にはリーマンショック、2011年には、東日本大震災がありました。2012年からのアベノミクスで、徐々に回復し、2020年のコロナショックを乗り越え、2月22日に終値39,060円を記録しました。

 

34年前の時価総額の上位企業には、NTTや多くの銀行がありますが、2024年は、トヨタ自動車、東京エレクトロン、キーエンス、ソニー、信越化学、日立製作所などの製造業が目立っています。もの造り国家日本が復活しているようです。

 

昨今の株価高騰の理由は、大きく3つあります。一つ目は、脱デフレ、インフレ傾向にあることです。二つ目は、中国経済の悪化で、外国人投資家のマネーが、日本に流入していることです。三つ目は、エヌビディアやAMD、インテルといった半導体企業に勢いがあることです。

生成AI(人工知能)半導体の製造では、欧米や台湾企業に負けていますが、日本には半導体の製造工程での重要な技術を持っている企業がたくさんあり、外国人投資家のマネーを集めています。

また家計においては、一昨年からのインフレで、たんす預金が、NISAやiDeCoを利用して、投資に向かい始めているとのことです。

 

私も数年前からNISAを始めていますが、最近では投資金額の30%くらい含み益が出て、株価上昇を実感しています。しかし大半の国民の感覚では、株価上昇の実感はないようです。これは、賃金の上昇が物価の上昇に、追いついていないためです。

ロータリーの会員の皆様は、会社経営者が多いですが、今年は今まで以上の賃金アップを検討している方もいると思います。

私もこの機会に、社員の昇給を例年より多めにしたいと思います。余裕があれば、私自身の昇給もできればいいなあと考えています。

 

会長の時間を終わります。

会長の時間28

2024-02-21

日田ロータリークラブ会長 北郷太門
江藤秀平副会長代読

私は昨日から、日本商工会議所の観光大会で、20人程度の日田商工会議所の議員の皆様と茨城県水戸市に来ています。名物は、あんこう鍋、納豆料理、常陸牛となっています。

水戸市にある弘道館は、「近世日本の教育遺産群」として、日田の咸宜園、岡山の閑谷学校(しずたにがっこう)、足利市の足利学校と共に、2015年に文化庁が創設した「日本遺産」に認定されました。
今回の視察では、水戸市において、藩校であった弘道館や「日本三名園」偕楽園を活かした観光や街づくりへの取り組みを視察したいと思います。

弘道館とは、1841年に、水戸藩第9代藩主徳川斉昭(なりあきら)の手によって創設された藩校です。
藩校である弘道館も庭園である偕楽園も、この斉昭の「一張一弛」(いっちょういっし)という思想によって造られました。「時には厳格に、時には寛容に生きるべき」と云う儒学の思想です。
厳格に学問に励む場所が、弘道館。藩主から武士、領民まで、皆んなで楽しむ場所が、偕楽園でした。これは厳格さが重んじられていた当時では、かなり開かれた考えでした。
「教育によって人心を安定させ、教育を基盤として国を興す」という建学の精神のもと、儒学教育を礎に、文武を磨く教育機関として、機能しました。
この弘道館を舞台に「水戸学」が発展し、その思想は吉田松陰や西郷隆盛など、多くの幕末の志士にも影響を与えたと言われ、のちに明治維新の原動力になっていくのです。

会長の時間を終わります。

 

会長の時間27

2024-02-14

 「 春近し 」

日田ロータリークラブ会長 北郷太門

 

 

 

 豆田町や隈町、駅周辺のホテルの近くを通りますと、海外からの旅行客、特に韓国、台湾の人を多く見かけるようになりました。

春節の休みで、中国からのお客様も増え、全国各地に広がっていますと新聞やテレビで報道されています。

「春節」とは、中華圏の旧正月のことで、国ごとに、毎年変わります。

中国では、今年は2月10日から17日までとなっています。ちなみに台湾は、2月8日から14日までとなっています。

日本も明治4年までは、旧暦でしたので、この春節を祝っていましたが、明治5年から今の暦である西洋暦に変わり、旧正月の祝いは廃止されました。

 

「春節」をはじめに、節分、立春、春分など、春をあらわす似通った言葉がいくつかあり、少し頭を整理したくて、調べてみました。

「節分」は、立春の前日の日で、豆まきしたり、恵方巻きを食べたり、子供の頃から、馴染みがある日です。2月3日となっています。

「立春」とは、二十四節気(にじゅうしせっき)の一つで、春分と冬至の真ん中の日です。

「春分」も二十四節気の一つで、昼と夜の時間がほぼ同じ日のことです。「春分の日」として、毎年3月20日祭日になっています。

 

春と言うと、冬の寒さに耐え、花が開く時期です。寒いのが苦手な人は、春が待ち遠しいのではないでしょうか。私もその一人です。一般的に、「春が来た」と云う言葉は、いい結果が出ることを意味します。

私事ですが、私の次女は、獣医師を目指して日大に在籍していますが、国家試験が近づいています。合格したら、長い6年間の仕送りも終わりますので、いい春が来ることを期待しています。

 

皆さんも、ご家族や周りの人で進学や就職、昇進などする方が、いるかと思います。

希望が叶ういい春を迎えていただきたいと願っています。

 

会長の時間を終わります。

3月の例会

2024-02-14

・3月6日(水)午後12時30分 日田市のマリエール オークパイン日田
外部卓話 SUP 杉森良美様

 

・3月13日(水)午後12時30分 日田市のマリエール オークパイン日田
クラブ創立卓話 草野義輔会友

 

・3月20日(水)休会

 

・3月27日(水)
夜間花見例会 三男坊 午後6時30分

会長の時間26

2024-02-07

「ロータリーは親睦が大事です」

日田ロータリークラブ会長 北郷太門

 

 

日田ロータリークラブの年間行事の一つに、以前は、3クラブ合同例会というものがありました。日田ロータリークラブ、日田中央ロータリークラブ、玖珠ロータリークラブの3クラブが持ち回りで、合同懇親会をしていました。いつの頃からか、無くなって久しいです。

ロータリー精神は、「奉仕、寛容、友情」と云われていますが、親睦活動は、ロータリーの基本的なことだと思います。

 

日田中央ロータリークラブの荒川会長とは以前から、「何か親睦になることをやりたいね。」と話していましたが、お互いゴルフが好きなので、「久しぶりに2クラブで、ゴルフの対抗戦をやりましょう。」と云うことになりました。日時は、5月5日に決まりました。

前回は、4年前、令和2年の8月に、行いました。その時は、グロス40打差で、日田ロータリークラブが勝利した記憶があります。

その後、中央ロータリークラブは、若い会員が増えたせいか、ぜひリベンジしたいとのことで、来週の例会に、挑戦状を持って、メイクアップに来たいとのことです。

佐藤親一郎会友にお骨折りいただき、ポロシャツと帽子を揃えましたので、これで気合いをいれて、迎え撃ちしたいと思います。

 

当日、ゴルフをした後は、中野川の桜並木の下で、ゴルフに参加できなかった会友も含め、日田ロータリークラブ、日田中央ロータリークラブの多くの会友でお酒を飲みながら、懇親会をしましょうと、中央ロータリークラブさんの方で、計画をしていただいています。

5月17日18日の地区大会では、中央ロータリークラブさんにも、かなり協力していただかなくてはいけませんので、今以上に、仲良くしておきたいと思います。

荒川会長からは、「ゴルフ大会の時に、膳所ガバナーから、何かいい景品を出していただけると、我々も地区大会でより一層頑張れます。」とのことでした。ガバナー、地区大会のすぐ前ですので、よろしくお願いします。

まだ少し先ですが、5月5日、日田中央ロータリークラブとの親睦ゴルフ対抗戦と懇親会で親睦を深めたいと思いますので、多くの会友のご参加をお願いします。

 

会長の時間を終わります。

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