会長の時間16 平成30年11月14日(水)

2018-11-14

日田ロータリークラブ 会長 膳所和彦

天領まつりと弘前ねぷた

先週末は素晴らしい晴天に恵まれ、日田天領まつりおよび千年明かりは大成功のうちに終わりました。特に豆田の町を練り歩いた「弘前ねぷた」の行列は、昨年と同じように日田の人々に大きな感動を与えてくれました。10日(土)夜の行列をご覧になった方々は気づかれたと思いますが、何故か私を含めた日田市医師会のメンバー3人がその行列に参加しました。実はこの弘前からわざわざ日田に来ていただいたねぷた隊は、弘前市医師会が中心となって運営しているものでした。昨年の7月日田市が九州北部豪雨に見舞われた際、その慰問のため遠路はるばる日田に来られたのです。この時の費用はすべて自分達で賄い、日田に元気を与えることを目的にすべての機材と人員を伴っての遠征でした。先日日田観光協会の富安会長が日田ロータリークラブにこのねぷた隊への寄付の依頼に来られました。今年は日田市の方で、費用を負担するための寄付のお願いでした。その時の説明にあったように弘前市医師会のねぷた隊のメンバーに日田市出身の方がおられ、慰問の話が進んだようです。弘前ねぷたは約400年の歴史があり、毎年8月1日から7日にかけて約80機のねぷた隊が町を練り歩く壮大なお祭りです。青森ねぶたと違い、やや小ぶりの山車(だし)が引かれます。そして「ヤーヤードー」と言う独特の掛け声を使っています。

今回同じ医師会と言うこともあり、日田市医師会としても交流と協力をさせていただくこととなりました。全医師会員に募金をお願いし、多少の金額を集め日田市の祭り担当の方へ寄付いたしました。その縁もあり是非ねぷた隊の出陣式とパレードへ参加していただきたいとの依頼がありましたので、喜んで参加した次第です。「踊る阿呆に、見る阿呆」とよく言われますが、私はいつも「見る阿呆」であり、人生初めて「踊る阿呆」になりました。日田陣屋跡地から「ヤーヤードー」の掛け声とともに行列は出発しました。とにかく沿道の観客の人の数がすごかった。圧倒されるような人、人、人でした。皆さんこちらに携帯電話やカメラを向け写真を撮っていました。まるで大スターにでもなったような気分で、恥ずかしいのですが、心地よい緊張感がありました。約45分かけってゆっくり、しかし「ヤーヤード」と声を張り上げながら、そして提灯を掲げながら、豆田の町を練り歩きました。私達医師会メンバーは往路だけの行列参加でしたが、途中顔見知りに声をかけられ、また多くの方々に拍手をしていただきました。日田の人達が笑顔を取り戻し、元気になっているのを肌で感じることができました。弘前ねぷたの皆様には心より感謝申し上げたいと思います。

 

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