会長の時間23

2023-02-08

日田ロータリークラブ会長 石松雅彰

 ロータリーには、特別月間というものがあります。

 特別月間とは、クラブだけではなく、ロータリアン一人ひとりが、ロータリーの活動に参加するよう強調するため、国際ロータリー(RI)が指定した月間のことです。

 2022―23年度当初の特別月間は、8月(会員増強・新クラブ結成推進月間)、9月(基本的教育と識字率向上月間/ロータリーの友月間)、10月(地域社会の経済発展月間/米山月間)、11月(ロータリー財団月間)、12月(疾病予防と治療月間)、1月(職業奉仕月間)、2月(平和構築と紛争予防月間)、3月(水と衛生月間)、4月(母子の健康月間)、5月(青少年奉仕月間)、6月(ロータリー親睦活動月間)となっていました。

 ただし、9月のロータリーの友月間と10月の米山月間は日本独自の強化月間となります。

 ロータリーの友1月号の情報によりますと、2022年10月のRI理事会決定40号により、特別月間が一部改正になったとのことです。

 その改正内容は、2023年4月が新たに(環境月間)となり、2023年7月が(母子の健康月間)なりました。

 環境問題はRIの重点分野であり、「天然資源の保全と保護を強化し、環境の持続可能性を高め、人と環境との調和を促す活動を支援する。」月間として決定されたものです。

 今回、4月から7月に移動した(母子の健康月間)は、2014年10月RI理事会にて4月の特別月間に決定されたもので、5歳未満の幼児の死亡率と罹患率の削減、妊婦の死亡率と罹患率削減、そしてより多くの母子に対する基本的な医療サービスの提供、保健従事者を対象とした研修などを強調する月間とされています。

 ところで、今月2月は「平和構築と紛争予防月間」であるとともに、1905年2月23日、ロータリーの創始者ポール・ハリスが友人3人と最初に会合を持った日であり、この2月23日を祝うロータリー創立記念日は「世界理解と平和の日」として順守されています。

ちなみに、日本では、2月23日は天皇誕生日の祝日で、日田では「広瀬淡窓」が現在の地に咸宜園を開いた「咸宜園の日」と定められています。

 今月のガバナー月信でも、冒頭にロータリー創立記念日のことやウクライナでの支援活動について述べられています。また、膳所ガバナーエレクトのロータリー国際協議会のご報告も掲載されています。

 興味のある方は、月信をぜひご覧ください。また、ネットで「ロータリーの歴史」と検索すると、ロータリー創立の経緯やその後の活動などについて詳しく書かれており、大変参考になります。

 

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