Archive for the ‘会長の時間’ Category

会長の時間27

2022-04-27

日田ロータリークラブ 副会長 石松雅彰

 

本日は会長が不在ですので、私が代理で会長の時間を務めます。

宜しくお願いいたします。

今日は、先日開催されました2022~2023年度地区研修・協議会について報告と所見をお話ししたいと思います。

 今回の地区研修・協議会はコロナ禍と言うことで、一部のハイブリッド開催を除き、基本的にはZOOMによるオンラインで開催されました。

3月21日の「青少年奉仕部門」から4月24日の「ロータリー財団部門」まで、1か月以上にわたり、全体会を含め11の会議が開催されました。

ご参加いただいた次年度の各委員長さん方につきましては、大変お疲れさまでした。本当にありがとうございました。

今回の研修・協議会を通じて、私が最も興味を惹かれましたのは、全体会での前ガバナー硯川昭一氏による基調講演『メタモルフォーゼ』でした。

講演の内容は、ロータリーの創設者ポール・パーシー・ハリス氏の生い立ちからロータリーを立ち上げる経緯、その思想などに関するお話でした。

ロータリーを立ち上げた後のお話はこれまでに聞く機会がありましたが、幼児期から少年期、青年期の話は初めて聞き、紆余曲折を経てのシカゴでの法律事務所の開設、依頼人が全くなかった初期の事務所の話など、非常に興味深く聞かせてもらいました。併せて硯川前ガバナーの博識ぶりにも驚かされました。

若い会友たちにもぜひ聞いてもらいたい講演でした。

また、各部門別協議会では地区委員の皆さんが、慣れないオンラインでの進行に悪戦苦闘し、懸命にご努力頂いたことに深く感謝申し上げたいと思います。

でも、やっぱり一つの会場に集いて対面で行う研修会が私には合っている気がしました。

次年度は、何とか通常開催ができるとよいですが・・・・・

各部門別研修会の内容については、後日 各委員長からの報告もあろうかと思いますので、ここでは割愛させてもらいます。

最後に、この研修会を通じ心に留まったことが二つあります。

一つは、研修会を取り仕切った地区の委員長さんや発表者の方々の年齢が若く、そしてロータリー歴も浅い方がたくさんおられたことです。それぞれが各部門の専門家・リーダーとしてご活躍され、とても素晴らしいことだと思いました。  

いい年をして、ロータリー歴も10年以上にもなっていながら何ら貢献できていない自分がいることに恥ずかしくなりました。

若い会友の皆さんは、お仕事も忙しいでしょうが、できるだけ早い時期に地区委員などを経験されると、また新しいロータリー観が見えるかもしれません。

二つ目は、資料の件です。今回、研修資料はすべてデータで示されました。

Zoomを見ながらデータを見ることができず、やっぱり前もって印刷をしないといけないけど、ページが60ページを超えるものもあり、印刷も大変でした。

地区でも、経費負担が大変でしょうが、資料はできたら冊子でお願いできたらと思っています。

今年の地区研修・協議会は何とか終わりましたが、次年度はぜひ一堂に会した研修会が開催されますことを祈って、会長の時間を終わります。

会長の時間26

2022-04-20

日田ロータリクラブ会長 河津龍治

介護付き老人ホーム譲渡

 

皆さんはロータリーの休会中、いろいろあったと思いますが、私もありました。河津建設が17年間、経営してきた41床の介護付き有料老人ホームを譲渡することになりました。去年、施設長が突然亡くなり、後継者を探していたのですが、なかなか見つからず、コロナ渦の中、慢性的な人手不足に悩まされ続けていました。譲渡の条件は、当社の運営方針をそのまま引き継いで貰い、入居者や職員も、同じ待遇であることを条件とし、全て、仲介業者にお任せしました。俗に言うM&Aという方法です。仲介業者が査定した金額で契約をし、あとは一切口出しが出来ません。何処に売却するとか、一切知らされず、途中で条件を変えることも出来ませんでした。

 

今、河津建設は約30億の売り上げがありますが、当時は、15億ぐらいで、今のように災害もなく、少ない公共工事を奪い合っていました。このままでは先が見えなく、何か手を打たなければと、焦っていました。いろいろ考えた末、日高町に持っていた、資材倉庫とアパートを壊し、そこへ老人ホームを建てることにしました。補助金を一切貰わずに立ち上げたため、当時の市長、大石さんから、俺は反対したが、おまえが勝手に作ったということにして、今後、こういった老人ホームは一切作らせないと言っていました。社会福祉法人じゃないから、いろんな制約がありません。施設長の給料は幾ら貰っても良いわけです。また食事の制限もありません。塩分を控えた美味しくない物を食べて、20年生きるより、塩分たっぷりの味の濃いい、美味しい物を食べて10年生きた方がどれだけ楽しいかという、コンセプトで運営していました。最初の1年目は3人しか入居者がいなかったのですが、大分県は最初から41床分のスタッフを揃えなさいということで、5千万の赤字でした。次の年は1千万の赤字で、3年目からようやく黒字になりました。当初からWI-FIを備え付け、完全個室と言うことで、海外在住が長かった方など、ハイレベルな生活をされていた方が、入居するようになり、それからはほぼ満床が続きました。

 

年間売り上げは、平均で1億5千万、純利益も平均で6百万ありました。もちろん、税金は河津建設が払いますし、銀行からの借り入れもありませんので、17年間である程度、貯金が出来ていました。令和4年3月31日をもって、パートを含め39名の職員を解雇し、退職金を払い、残りの有給休暇を買い取ることにしました。また、4月1日をもって引き継いでくれる、新しい会社と雇用契約を改めて結んで貰うようになりました。当初は営業もせずに毎年1億5千万の現場があるという考えで始めたのですが、建設業の場合は1億5千万の工事は社員が2人おれば、十分ですが、介護付き老人ホームの場合は、40人の職員が要るということで、その職員を集めるのがどれだけ大変か、後で分かりました。この業界は人の出入りが激しいと聞いていましたが、退職金の一覧表を見て、改めて、驚きました。勤務年数10年以上はたったの6名、3年未満が21名と、義理人情もない、本当に切ない業界であることが、思い知らされました。今は、やめて良かったと、つくづく思っています。以上 会長の時間を終ります。

会長の時間25

2022-04-13

日田ロータリクラブ会長 河津龍治

ウクライナ侵攻

 

ようやく例会が開催されるようになりました。私としましては、6月まで休会をしたかったのですが、そういう訳にもいかず、先週の理事会で、コロナは当分収まりそうもないので、しっかり感染対策をし、Withコロナということで、例会を始めようと言うことになりました。約3ヶ月弱の休会でありました。

 

その間にいろんなことがありましたが、なんと言っても、驚いたのが、ロシアによるウクライナ侵攻でした。テレビや新聞によって毎日毎日、戦場での悲惨な状況が報道されています。そういった中で、私が一番強く印象に残ったのは、核を持つと言うことは、これほど強いのかということでした。アメリカもEUも武器は供給するが、手も足も出せない、というのが、実情らしいです。次がハイブリッド戦です。サイバー攻撃をしたり、SNSの偽情報で混乱させたり、人工衛星やレーダーを妨害したり、軍事と非軍事の境界を意図的に曖昧にした現代戦と言われています。まるでSFの世界で、ついにここまできたか、と驚いています。

 

ところで中国が台湾を攻めたら、アメリカは軍事参入をするのでしょうか、はなはだ疑問です。このような状況で、保守系の新聞は防衛費の増強を求めています。また革新系の新聞はシェルターの設備を求めています。とうとう今月の文藝春秋は核武装のすすめという特集まで出ました。その中で、今回の戦争は、強いロシアが弱いウクライナを攻撃しているのではなく、弱いロシアが強いアメリカを攻撃しているらしいのです。これを機会に日本の防衛というものを、改めて考え直す時かもしれません。そのような中で、日本を含め、世界各国はロシアに対し経済制裁を強めていますが、当然、我々国民にもしわ寄せが来るわけですから、早く停戦交渉が妥結することを祈るばかりです。

 

さて、話は変わりますが、今日、重量子線の治療が終りました。3月の半ばから、照射を始めました。朝一番の治療をお願いしていましたら、毎日、90人の患者がおり、治療時間は選べませんと言われました。ところが、膳所先生より、サガハイマットの理事長は私の後輩で、電話しといたよ、と連絡を受けました。それが原因か分かりませんが、12回の照射は全て、朝一番の9時からになりました。毎朝、7時前に家を出て、8時前につきます。8時20分にオシッコを出し、コップ2杯の水を飲み、膀胱に水をため、9時から治療が始まります。与えられたパンツに履き替え、位置を合わせるのに時間が掛かり、照射時間は2分程度です。痛くも痒くもなく、15分間で治療が終り、10時半までには家に帰り着き、いつも通り、昼からゴルフに行けました。この治療で一番辛いことは、お酒を飲めないことだけです。禁酒して今日で1ヶ月になります。照射により直腸や尿道を傷つけているので、後1ヶ月は飲めません。よって夜間例会は1ヶ月後になります。もちろんコロナが収束していなければなりません。早くマスクの要らない環境が来ることを願って、会長の時間を終ります。

会長の時間24

2022-01-19

日田ロータリクラブ会長 河津龍治

市議会議員

 

市役所の執行部と市議会議員がギクシャクしているのが気になります。市役所の1階にある階段を撤去するか、しないかでもめています。当初、あの階段は我々建設業者が一番使っていました。1回の入札に10名から20名が参加し、9時から始まり30分おきに開催され、午後まで続くときもあります。入札室は2階ですので、1階の待合室におり、時間が来れば、ぞろぞろと、例の階段を使って、入札室に行くわけです。大変便利が良かったです。このことは石松副会長が当事のことは、一番分かっていると思います。

 

しかし今では電子入札です。市役所に行かなくて良いようになりました。入札の日は駐車場を探すのも大変で、多くの人が、例の階段を上ったり、降りたりしていたのですが、今は使っていません。だから撤去するという話が出たときは、当然だと思いました。費用はコロナ対策で国から出るし、待合場所も広くなるので、大変良いことだと思いました。しかし市議会議員が反対し撤去されなくなりました。

 

2~3人の市議会議員になんで反対か聞きました。答えは「事前に相談が無かった」ということでした。これを聞いたときは、唖然としました。つまり、根回しが無かったから、反対したそうです。私は、当時の入札の話をし、事前に相談があったか、無かったかは、関係なく、市民にとって、どの選択が一番良いかが、大事じゃ無いでしょうか、と話をしたら、黙りこくっていました。余りにも、程度の低さにあきれてしまいました。

 

次は中津江ホールです。令和2年7月の豪雨で、中津江高齢者生活福祉センターが、土砂災害で全壊しました。日田市は老朽化した中津江ホールを解体し、跡地に高齢者生活福祉センターと上津江、中津江が一体化したこども園を整備することにしました。しかし、市議会は、また反対しました。ホールは28年前に当社が建設しました。当時、なんでこんな物を立てるか不思議でなりませんでした。当時の村長は箱物を造るのが大好きでした。上津江や中津江、前津江は村営住宅をたくさん建てましたが、誰も入る人がいなく、役場の職員が入っていました。市町村合併になると、その職員たちは日田市に家を建て、今では誰も住んでいません。中津江ホールも当初はお盆にミュージシャンを呼んで、賑わっていましたが、今は誰も使ってなく、老朽化が進み、大規模な修繕が必要でした。場所は津江小中学校の前で、一番便利が良く、安全な場所です。何で反対するか、分かりませんでした。しかしこの件は、お年寄りに、早く住む場所を造ってやる、ということで、ホールを解体し、公共福祉施設を造る案は、ようやく議会を通ったみたいです。何でもかんでも、反対すれば、自分の存在価値が見いだされる、と思っているのでは無いでしょうか。このように、今の市議会議員は、なんかおかしいと思っているのは、私だけでしょうか。

 

 

会長の時間23

2022-01-12

日田ロータリクラブ会長 河津龍治

1月12日  正月 三が日

明けましておめでとうございます、今年もよろしくお願いします。さて、皆様は、正月の三が日は、いかがお過ごしでしたか。私は元旦、千葉にいる次男が、2歳の孫を連れて帰ってきたので、アフリカンサッファリに行ってきました。ジャングルバスは1時間半待ちで、大変な賑わいでした。私は初めて行きましたが、結構楽しかったです。二日は草野家とゴルフ対決です。私は勝ちましたが、息子は負けましたので、引き分けということになりました。草野浩輔君は、すばらしいドライバーを連発し、この日の為に、密かに練習したのでは無いかと思いました。3日は、日田校グランドで、恒例の新春ラグビー祭を開催しました。去年はコロナで中止しましたが、今年はみんな来てくれるか、心配したのですが、何とか開催することが出来ました。この、新春ラグビー祭は、私が現役の時から続いている、日田ラグビー協会の一大イベントです。当初は日田校ラグビー部OBが集まって、現役と試合をしていました。それから昭和学園にもラグビー部が出来ましたが、なかなか一緒にやろうとしませんでした。私がラグビー協会の会長になってからは、ラグビーを楽しむのに、日田校とか昭和学園は関係ない、と言うことで、日田市内のラグビー関係者が、全員集合することになり、大きなイベントに発展してきました。また、このラグビー祭の唯一の楽しみは、息子とラグビーが出来るということでした。この夢は、息子が高校1年になり、45歳でかないました。それから次男が卒業するまでの5年間は、楽しみました。息子たちは大学、社会人とラグビーを続けていたので、正月は、帰ってきませんでした。長男が33歳の時、帰ってきましたので、また一緒にやることが出来ました。1月3日の5分間のラグビーは63歳まで続きました。ラグビーが終れば、我が家で恒例の新年会です。近年は鴨鍋が続いています。どのくらいの鴨とビールが消費されたかは、皆さん方の想像に任せ、私の新年の挨拶とさせていただきます。

会長の時間22

2021-12-27

日田ロータリクラブ会長 河津龍治

 

12月22日  サガハイマット

 

1週間前にサガハイマットに行ってきました。新幹線の新鳥栖駅のすぐ前にあり、日田からちょうど1時間でつきました。当日は前立腺がんに対し、重粒子線治療についての説明だけでした。1ヶ月前に古賀21で受けたないろんな診察のデーターを事前にCDで送っていました。私の前立腺癌は初期の癌で低リスクです。重粒子線治療はがん病巣に集中して照射を行い、周囲の直腸や膀胱への影響が少ないようです。

 

重粒子線照射は、1日1回、周4回、合計12回、総線量は51.6グレイです。線量の単位をグレイと言うらしいです。50グレイ以上で保険の請求が出来るそうです。照射は4週間で終了する予定です。来年の2月から固定具の作成を行います。柔らかくなったプラスチックの板を身体にのせ、身体に合わせて形を作り、扇風機を使って冷やして固めるそうです。最先端の割には、原始的です。そしてMRIの検査をするそうです。4日後に、治療計画を立てるため、固定具を付けてCT撮影をします。

 

治療開始は1ヶ月以上たった、3月23日から4月13日までに12回照射を行います。重粒子線治療の治療費は保険が適用されますが、3割負担で50万円です。最初の照射の時に支払わなければなりません。重粒子線治療において一番大事なことは尿をためておくことと、直腸内に便やガスがないようにすることらしいです。照射は2~3分ですが、1時間前に行って、排尿し、コップ2杯の水を飲み、1時間後に照射です。また照射の1ヶ月前から下剤を飲まなければなりません。

 

今回の治療で一番大変なことは、治療前2週間と治療後1ヶ月は飲酒が出来ないことです。この言葉を聞いたときは、唖然とし、聞き返しました。マスクをしていても、美人と分かる女医の先生は一瞬、ニヤリとし、隠れて飲酒し、一生、袋を抱えなければならない患者さんをたくさん見てきました、と脅されました。帰りの車の中で、家内に、前立腺の全摘手術に変えようかと話しましたら、好きなようにと、つれない返事でした。痛い思いをするより、ましかと思い直し、頑張って見ることにしました。サガハイマットは1日90人の方が治療を行っており、治療時間を選べません。3月23日から1ヶ月間は例会に出られないかもしれませんので、ご了承ください。

会長の時間21

2021-12-14

日田ロータリクラブ会長 河津龍治

 

2月14日 週休2日制

 

今、我々建設業では、災害復旧が最盛期ですが、一番問題になっているのが週休2日制です。工事をしていくうえでいろんな制約があります。河川工事をする場合、10月末までの落ち鮎漁が終わらなければ着工できないし、年が明けて、3月中旬の鮎の放流時期までに終わらせなければなりません。

 

そういった中で、週休2日をしなさいということは、大変厳しいことです。しかし、避けては通れない道です。今の若者は、給料より、休みです。友達は休んでいるのに、なんで僕だけが働かなきゃならないか、ということで、この業界は若者がどんどん離れていきます。行政のほうも、何とかしなければいけないということで、飴を持ちだしてきました。つまり週休2日を導入したら、工事金を増やしましょうとなったのです。週休2日も二通りのパターンがあり、土曜日を交代で休む、週休2日交替制と完全に土曜日を休む、現場閉所4週8休制があります。請負金額は1億円の場合、週休2日交替制にすると、約2百3拾万円増額します。現場閉所4週8休制では、約3百3十万円増額します。土曜日を休まずに行くか、交替制にするか、完全に週休2日にするか、3通りを業者が選べます。ただし、工期は絶対に守らなければなりません。業者にとっては、大変厳しい選択をしなければなりません。

 

工期内に終わるかどうか、ひやひやしながら過ごし、2百3十万円か3百3十万円をタダでもらうか、一銭も貰わずに、ひやひやしないで行くか、悩ましいと事です。この制度は明日の12月15日から始まります。さて、どうなりますやら。

会長の時間20

2021-12-08

日田ロータリクラブ会長 河津龍治

 

12月8日 支援活動

 

アフガニスタンで人道支援活動を行ってきた、医師の中村哲さんが凶弾に倒れて、12月4日で2周年を迎えられ、いろんなマスコミが彼の功績を讃えています。

 

彼がNHKのドキュメンタリー番組で、診療所を100個つくるより、用水路1本つくった方が、どれだけみんなの役に立つかわからない、と言って自らシャベルカーに乗っていたことが印象的でした。

我々建設業者にとって、この言葉を、誇らしく思い、いろんな所で使わせて貰っています。中村先生の足下にも及ばないのですが、当社では、できる限り支援活動しようと思っています。母校の三芳小学校でなにか応援することは出来ないかと、校長先生と相談し、グランドと車道の境に、子供たちを守るため、フェンスを設けることにしました。

 

そうしたら、なんと教育委員会がストップをかけてきました。三芳校だけにしたら、ほかの小学校に対し、公平さに欠けるという理由です。あきれて物も言えませんでした。もう二度と学校の支援活動はしないと決めました。ある日何となくKCVを見ていたら、不登校の生徒にボランティアで勉強を教える、フリースクール朝日の石井誠吾先生の話が出てきました。これだと思い、早速、支援の申し出を行い、スクール周辺や裏山の草刈りと樹木の剪定を、年数回するようにしました。これだけでは物足りないので、追加支援の申し出を行いました。遠慮されながらも、作業台兼用の机と椅子、書架を望まれたので、早速、購入しました。これからも積極的に支援していくつもりです。公共工事で生計を立てている者にとって、社会貢献は当然だと考えています。これからも目に見える支援活動を続けていきたいと考えています。また、当社、独自の「奨学金返済支援制度」と「奨学金制度」があります。興味のある方は当社のホームページをご覧下さい。

河津建設HP

会長の時間19

2021-12-01

日田ロータリクラブ会長 河津龍治

 

12月1日 忘年会

 

先日、日本銀行 大分支店長と日田商工会議所、正副会頭との、意見交換会がありました。その中で経済は急激に回復していることは、間違いありません、と言われました。しかし個人消費は回復しておらず、みんな貯蓄に回っており、貯金は史上最高で20兆円あると言われました。国民一人あたり10万円ずつ配りましたが、ほとんどが貯蓄に回ったのは言うまでもありません。

 

コロナ収束後、一番行きたいところは、テーマパークじゃなくて、温泉らしいです。一番行きたい温泉地は大分で、次が群馬県、静岡県と続きます。観光動向で「大分 ホテル」がグーグルの検索で一番多かったそうです。次に人口移動ですが、転入者が多いのは大分市、豊後高田市、中津市、日出町の4つだけで、後は全て転出者が多かったそうです。その中で日田が一番、転出者が多かったようです。

 

移住者が多い多いと自慢していたのですが、それ以上に転出者が多かったのです。テレワーク実施率で、大分県は全国で2番目に低いそうです。一番低いところは島根県です。通勤時間が全国で一番低いのが影響しているかもしれません。その他、木材関係や、災害についていろいろ質問され、有意義な意見交換会でした。

 

さて話は変わりますが、ロータリーの忘年会はどうしますかと良く聞かれます。何も考えていません。新しい変異株が出てきたので、たぶん無いと思います。しかし新年会はします。商工会議所も役員だけで忘年会を行い、新年会は、例年に比べ、規模を縮小して行う予定です。私の会社も、忘年会はします。70名弱の社員がいますので、2ヶ所に分かれて、2回にわけて行い、計4回することになります。1ヶ所20名弱で密を避けて開催します。

 

場所は当社が施工した所を使います。商売をしていく上で、ギブアンドテイクは一番大事なことで、基本中の基本です。建設業協会の忘年会は役員だけで、新年会は会員企業74社で行います。もちろん当社が施工した場所を使いますが、例年、73社が私の所に酒をつぎに来るので、毎年、辟易していましたが、今年はコロナの影響で、返杯もしなくて良く、ほっとしています。このように夜の町も少しずつ元気を取り戻しつつあります。オミクロンという新しい変異株出てきましたが、まだよくわかっていません。今後、我々建設業協会も積極的の夜の町を元気づけたいと考えていますが、ロータリーの皆さん方は、どうされますか、悩ましいところです。以上会長の時間とします。

会長の時間18

2021-11-24

日田ロータリクラブ会長 河津龍治

 

今、国会議員の文通費が問題になっています。正式には文書通信交通滞在費といって毎月100万円が支給されるそうです。知らなかったですね??その他に議員パスというのがあり、①新幹線のグリーン車などJR全線の無料パス②JR全線無料パスと月3往復分の航空券③月4往復分の航空券の3種類あり、選挙区によって、いずれか選べるそうです。議員宿舎は3LDKで月額13万円から15万円と周辺相場の6分の1以下らしいです。

 

全議員が事務所を構える衆参両院の議員会館には、通話料は無料、光熱水費も無料、秘書の給与は3人分まで公費負担されます。国会議員には、月額129万4千円の給与と年2回の期末手当が出ますが、その他に文通費などの特権があったわけです。今回問題になったのは、在任1日で、文通費と航空券が出たことです。私もこれはあんまりだと思いました。

 

しかし文通費の見直しには、反対です。地元に秘書や事務所をそれぞれ構えて、給与だけでやっていける分けがありません。やはり特権がなければ、国会議員は誰もなり手がいなくなるのではないかと思います。高い志を持って、日本を良くしてくれるなら、今の2倍でも3倍でも払って良いと思っています。

 

こんな安い給料で国会議員になりたいという人が、いること自体信じられません。仕事をしている、していないに関わらず、頑張っている議員には尊敬の念を抱かなければならないのではないでしょうか。

 

さて話が変わりますが、私の前立腺癌です。残念ながら、骨やリンパには転移していませんでした。また、前立腺癌で亡くなった方はいませんと言われ安心しています。今後の治療には手術と放射線の2種類があるそうです。手術はロボットで前立腺を全部摘出するそうです。放射線には3種類あって内照射療法、外照射療法、重粒子線療法があるそうです。前立腺癌は今すぐどうこうする物じゃないから、1~2ヶ月かけて、この4つの治療から選んで下さい。どれも効果は一緒ですと言われました。しかし家内はどうしても指宿に行きたいらしく、陽子線療法はどうですかと、質問したら、重粒子線の方が断然、良いですと言われ、指宿行きは諦めました。そしてその場で、重粒子線でお願いしますと即決しました。古賀21から今までの検査資料などがCDで送ってきたので、早速サガハイマットに電話し、予約しました。データーは早めに送って下さいとのことで、すぐ送りました。重粒子線治療で休むことがあるかもしれませんが、よろしくお願いします。

会長の時間17

2021-11-17

副会長  石松 雅彰

 

本日は会長が不在ですので、私が代理で会長の時間を担当いたします。

 

私事で恐縮ですが、9月に鼠径部ヘルニアで6日ほど入院をしました。

これまで割と健康でしたので、物心ついてから初めての入院、手術で、とても緊張しドキドキでした。

 

最初に体調に異変を感じたのは7月中旬頃で、はじめは特に痛みなどはなかったので放置していましたが、8月ごろからだんだん状態が悪くなって不安になり、例会で井上太香美会友の話を聞いて相談したところ、膳所会友の紹介により福岡の原三信病院にて手術を受け良好とのことでした。

 

早速、膳所会友の病院で診察を受け、私も同じ病院を紹介していただきました。

原三信病院は、理事長が膳所会友の九州大学医学部の後輩で、鼠径部ヘルニアの専門外来があるとのことでした。

原三信病院の沿革を調べましたら、江戸時代黒田藩 藩医原三信が起こりで代々「三信」を襲名し、明治12年十二代原三信が現在地に外科医院として開業、明治35年には十三代原三信が九州初の私立病院を設立したという歴史と伝統のある素晴らしい総合病院でした。

 

9月2日に紹介外来で受診したところ、状態はかなりひどく早急に入院手術が必要との診断を受け、6日入院8日手術となりました。

手術は腹腔鏡下ヘルニア修復術ということで、全身麻酔での手術でしたから痛みは全然感じず、手術後の経過も良好でした。

手術の翌日、病室で休んでいますと品の良い白衣のDRが部屋に来られて「理事長の平でございます。お加減はいかかですか」とおっしゃられました。

 

まさか大病院の理事長が直接ご挨拶にお見えになるなど思ってもおらず、思わずベッドに正座し、「とても良好です。ありがとうございました。」と返事しました。すると理事長先生は、「よかったですね。膳所先生にもよろしくお伝えください。」とおっしゃって退室されました。それから後は、なんとなく看護師さんたちの態度も変化があり、担当の看護師さんからは「石松さんはどんなお仕事をされているのですか」とか「どちらからいらしたんですか」などの質問を受け少し待遇が上がったような感じがしました。

 

また、看護師さんの中に昭和学園高校出身の方がおられ、草野理事長先生の話も出て、6日間がアッという間でした。

退院し、膳所先生にお話ししたところ、「平理事長は大学の後輩でロータリアンでもある」と改めてお聞きし、人のつながり、ロータリアンのありがたさを実感したところであります。

 

今後も、このつながりを大切にし、ロータリアンとして微力ながら頑張りたいと思っています。

会長の時間16

2021-11-10

選挙

 

日田ロータリクラブ会長 河津龍治

 

今回の選挙、本当におもしろかったです。自民党候補が野党候補にリードされ続け、最後の最後に日田の票が出て、一発逆転劇となりました。

 

会長の時間15

2021-10-27

日本VSオーストラリア

 

日田ロータリクラブ会長 河津龍治

 

先週、お話しした前立腺癌はありました。14ヶ所、針生検を行い、2ヶ所で見つかりました。これで指宿に行かれると思っていたら、そう簡単には行かせてくれません。癌が骨やリンパ節に転移してないか、骨シンチグラフィ、CT、MRIなどで詳しく検査していくらしいです。今から忙しくなります。

さて、23日の日本対オーストラリア戦、大変盛り上がりました。後半4点差まで縮めましたが、逆転するために、無理な戦い方をして、最終的に23対32で敗れました。写真を撮ってきたので見てください。

会長の時間14

2021-10-20

前立線

日田ロータリクラブ会長 河津龍治

実は先週の例会は、古賀21から退院して直接この会場に来ました。退院と言っても1泊しただけでした。前にも話したように、私は毎年、古賀21でペット検診を受けており、今年も異常ありませんと言われていました。

 

後日、私の携帯に古賀21から電話が掛かってきて、腫瘍マーカーPSAが毎年上がってきており、今年は4を超え、前立腺がんの疑いがあるので、泌尿器科で見て貰った方が良いと言われ、早速、行きました。前立腺に癌が発生しているか、調べるには、前立腺に直接針を刺して、細胞を採取し、顕微鏡検査をすることが、唯一の検査らしいです。

 

早速、生検をして貰うようにし、その日が先週の火曜日、9日でした。午前中、入院の手続きを終え、午後から手術です。まず、下半身に麻酔をかけるため、脊髄注射を打ちました。それから、看護師さんから、パンツを脱がされ、仰向けになり、両足を上げた状態でした。看護師さんはみんな若かったのですが、手慣れたもので、テキパキしていましたが、ちょっと恥ずかしかったです。赤ちゃんを産むときは、こんな格好かなーと想像したりしていました。肛門にエコーを差し込み、前立腺の位置を確認しながら、針を刺していきます。場所はチンチンと肛門の間で会陰と言うらしいです。14か所刺されました。刺すときパチンと音が聞こえるのですが、どういうふうになっているかわかりません。手術は30分ぐらいで終りました。翌日の朝まで、動くことは出来ないので、昼間は本を持って来たので、良かったのですが、夜は尿道の中に管を入れられており、自動でシッコが出るようになっているらしいけど、なんかチンチンを引っ張られているようで、1時間ほど、うっつら、うっつら、しては、直ぐ目が覚めると言う繰返しで、朝を迎えました。

 

いよいよ管を抜くときが来ました、痛くはなかったのですが、こんなに長いのが入っていたのには驚きました。男性は女性に比べ、尿道が長いらしいです。最後の関門がやって来ました。シッコが出なければ帰れないそうです。シッコは出たのですが、メチャクチャ痛かったです。尿の中には血も混じっています。2日ほどシッコをするたびに、痛かったですが、今は何ともありません。今回の手術で一番辛かったのは、最初のオシッコの時でした。

 

退院の時、家内が迎えに来たのですが、いろいろ調べてきたらしく、もう癌と決めつけ、前立腺癌は粒子線治療が良いらしく、九州には2ヶ所あるそうですが、温泉があって、美味しい物が食べられる、指宿の病院が良いと、もう旅行気分です。そして極めつけは、10年以上も高いお金を使って、ペット検診をしてきたので、何か無いと、割に合わないと言う始末でした。来週の月曜日に結果がわかりますが、癌でなければ何年かおきに、生検をしなければならないので、家内が言う、指宿でも良いかなと思っています。

会長の時間13

2021-10-06

ラグビーについて

日田ロータリクラブ会長 河津龍治

 

 

ラグビーについて少し話をします。ラグビーの試合を見ると痛そうだ、危険だと思う方がほとんどだと思います。だからラグビーはそう簡単に始めようという人はいません。そこで、まず初めに「ダマシ」からはいります。タックルのないタッチフットボールなど、楽しいラグビーをします。そして、徐々に慣らしていきますと、試合に出たくなります。じゃあやってみるかと、試合に出しますと、ルールのあるけんかで、おもしろいのですが、痛い、きついということになります。

 

だから痛くないためには、ウエイトトレーニングをし、筋肉の鎧を作ることの大切さを教えます。また、きつくないためには、ひたすら走りこんで体力をつけることを教えます。私は高校3年の時と体重が変わりませんが、ウエストは当時76センチでしたが、今は88センチです。つまり胸の筋肉が腹の油となっていきました。いくら身体を鍛えても、首から上は鍛えることが出来ません。だから肩から上のタックルは厳しい反則が取られ、出場停止などになったりします。高校の時、同級生が体育の授業で、スクラムを組んでいて、首を骨折し亡くなりました。また大学の時、2年下の後輩が、脊髄損傷で、車いす生活になりました。

 

これだけ危険なスポーツに、どっぷりはまり、2人の息子には強制的にさせた、ラグビーの魅力を、何回かに分けて伝えていきたいと思います。

 

会長の時間12

2021-09-29

日田ロータリークラブ 直前会長井上太香美

 

河津会長から「急用で例会に出られないので、会長の時間を代わりにやってくれ」と連絡がありました。なぜ私に指名があったのかわかりません。とりあえず本日は代理を務めます。

この1年コロナ禍で失われたものがたくさんありました。逆にたくさん得るものがありました。私が得たものは読書の時間です。たくさんの本を読むことができました。コロナウイルス騒動が始まったころ、感染症に関するものから始まり細菌学、ウイルスの研究者に関するものを読みました。次第に政治に関するものに移っていき、困難な時代に政治家がどう動いたか知りたくなり、城山三郎の「男子の本懐」などを読みました。国際問題に目が行き、今年出版されたオバマ元大統領の回顧録、米国が心配でトランプ前大統領の暴露本を次々に読みショックを受けました。いまはバイデン大統領やハリス副大統領の本を読んでいます。若いころに集めた文学全集もいま読み返すと当時とはまた違ったものを感じます。いわゆる文豪と呼ばれる方々の名文を読むと日本語の美しさを感じることができます。特に感銘を受けたのが、島崎藤村の「夜明け前」。日本の開国時の動乱の世を若者がいかに真剣に生き抜いていったのか、久々に鼓動の高まりを覚えました。戦時ものでは「聞けわだつみの声」死に直面したエリートの心境に胸が詰まりました。福沢諭吉の「学問のすすめ」など自分の年を忘れて楽しい時間を過ごすことができました。巣ごもりもまた楽しからずや。

会長の時間11

2021-09-15

日田ロータリークラブ会長  河津 龍治

 

業者選定

 

前も話したとおり、工事を受注するためには1級施工管理者を付けなければなりません。その技術者が、施工管理、品質管理、工程管理、安全管理、原価管理等を行います。だから良い物が出来るか、儲かるかは技術者次第です。当社では1億円以下は、技術者1~2人で、1億円以上は3人体制で工事を管理します。技術者が多いからといって、良い物が出来るわけではありません。やはり優秀な技術者と堅実な下請け業者が必要になります。

 

我々業者が工事を受注した場合、ほとんど下請けに出します。土木工事の場合はほとんど1社に出しますが。建築工事の場合は10社から20社程度になります。今では下請け業者と言わず、協力業者という言葉を使っていますが、ここでは敢えて下請けという言葉を使います。土木工事の場合は公共工事がほとんどですから、どこを選んでも良いのですが、これだけ災害が多いと、下請け業者の方が強くなり、我々としましても、何とか下請けをして貰えないでしょうかと、頭を下げ続けているのが、現状です。

 

建築工事の場合は民間工事と公共工事があります。公共工事の場合は、どこを選んでもかまいませんが、民間工事の場合はそうはいきません。発注者の意向が一番です。発注者がこの業者を使ってくれと言われれば、使わざるを得ません。

 

2番目は技術力です。いくら安いからと言って技術力がなければ、使いません。当クラブで表彰した、原田左研の原田さん、地元の建設業者では誰も使う人がいません、まず、工事費が普通の請負金の1.5倍から2倍掛かります、また工期も1.5倍から2倍掛かります。だから誰も使いたがらないわけです。しかし草野家の保存修理工事では、彼しか出来ません、6層に塗った壁を1枚1枚ずつはがし、それぞれに保存し、また1枚1枚ずつ塗っていくわけです。こんな技は原田左研にしか出来ませんし、貴重な職人です。

 

3番目は信頼関係です。正月の夜、雪がやまず、210号線を全面通行止めにするという指示が、国土交通省から出されたとき、ガードマンを20人以上すぐ配置できるかは、日頃の信頼関係にあります。無理なことをお願いできると言うことは、日頃のお付き合いが大事だと思います。昔のようの数社から見積もりを取り、一番安い所に決めるという、やり方をしていては、どこの業者も取り合ってくれません。

 

前も述べたように、今年の8月、日本製鉄がトヨタに対して値上げを発表しました。あのトヨタに対してですよ、今は売る方が強いのです。それと同じように、元請よりも下請けの方が強いのです。これだけ災害が増えたら、下請け業者を探すのは、大変なことです。今は職人が不足しており、施工業者も少なく、今一番大事なことは、下請け業者としっかり、信頼関係を築いていくことが大事なことだと思っています。

会長の時間10

2021-09-08

日田ロータリークラブ会長  河津 龍治

 

口内炎

 

私は最近まで1年以上、口内炎が次から次へ出来て、なかなか治りませんでした。歯医者さんから済生会病院を紹介して貰い、いろいろ見て貰ったのですが、なかなか治らずに、諦めていました。

 

ある会合で、済生会の林田院長に会い、その話をしたら、後日、会社に電話が掛かってきて、「君のカルテは見た、絶対直すから来るように」と連絡がありました。口腔外科には2人の先生がいるのですが、今回は意気込みが違います。いろんな薬を飲まされ、あらゆる手を尽くし、ようやくたどり着いたのが、マウスピースでした。

 

私はお酒を飲んだときは、いびきがうるさいらしく、無呼吸症状群と言うことで、家内から、脳の細胞が、だんだん死んでいくと脅され、数年前からCパップを付けて寝るようになりましたが、10分も経たないうちに、無意識で外していました。学生時代のラグビーで鼻が曲がっていましたし、副鼻腔炎もあり、鼻呼吸が出来ないので、次は思い切って、鼻の手術をすることになりました。そうしたら、朝までCパップを付けることが出来るようになりました。いびきもかかなくなり、家内も喜んでいたのですが、今度は、口内炎が出来はじめたのです。私は学生時代から40年以上、口をポカーンと開けて寝ていたわけです。今度は、口をつぶって寝ますから、歯並びが悪いので、舌と歯がこすり合って、口内炎が出来るようになった分けです。

 

一番最悪の時は2019年6月のハンブルグ国際大会の時でした。廻りには、お医者さんはたくさんいましたが、痛み止めは持っているのですが、さすがに口内炎の薬はありません。家内と二人でハンブルグの町を口内炎の薬を求め、探し回りました。結局ありませんでした。と言うより、口内炎という言葉が通じませんでした。旅行でどこに行ったか、何を食べたか、一切覚えておらず、最悪の国際大会でした。今では、いびきもかかなく、Cパップも付けなくて良いようになり、マウスピースだけを付けて寝るようになりました。この中にCパップを付けて寝ている方には、鼻の手術をおすすめします。まるで風が吹けば桶屋が儲かるような話でした。最後に職域接種、口内炎と2度も助けていただいた、林田院長には感謝しかありません。

会長の時間9

2021-09-01

日田ロータリークラブ会長  河津 龍治

 

職域接種

膳所先生から無謀と言われた職域接種が8月28日~29日に済生会病院で無事に行うことが出来ました。医師会及び済生会の皆さんには、心から感謝いたします。

 

我々は千年明かりの竹切りや道路の清掃活動などいろんなボランティア活動をやっていますが、私はいつも協会の青年部を使います。 彼らは文句ひとつ言わず、無報酬で頑張ってくれます。今回も駐車場係、会場の案内係、受付などしてもらいました。済生会は医師、看護師、事務職を含め、20~30人態勢でやっていただきました。一番大事な問診には、お医者さんが3名体制で看護師と一緒に、3か所で行いました。医師会立日田准看護学院で受付、待機、問診を行い、その後、済生会で注射、症状観察を行いました。

 

午後1時半開始予定でしたが、あまりにも多くの方が早くから来ていたので、時間を早め、12時半には開始し、16時30分には終了しました。1日目が310名、2日目が300名と大変スムーズ に接種することが出来、大成功に終わりました。済生会の皆様には改めて感謝申し上げます。

会長の時間8

2021-08-25

日田ロータリークラブ会長  河津 龍治

 

建設業界

建設業は大きく分けて土木、建築、電気、管、舗装工事に分かれています。

我々、大分県建設業協会日田支部は土木、 建築、舗装工事をする会社が入っています。

土木 A18社 B20社 C20社 D7社 

建築 A7(4)社 B5(3)社 C1社 舗装3 (1)社 計74社

土木A  年間売上 2億1千万以上  技術者5名(1級2名) 設計金額4千万以上 

土木B  年間売上7千6百万以上  技術者3名(1級1名) 設計金額2千万以上 

土木C  年間売上 2千8百万以上  技術者1名  設計金額8百万以上  

土木D  設計金額8百万未満

建築A 年間売上2億1千万以上 技術者5名(1級2名) 設計金額7千万以上 

建築B 年間売上1億円以上 技術者3名(1級1名) 設計金額3千万以上 

建築C  年間売上5千万以上 技術者1名 設計金額1千万以上

建築D 年間壳上設計金額1千万未満

舗装A  年間売上1億円以上 技術者3名(1級2名)  設計金額400万以上

舗装B  年間売上1千5百万以 上技術者2名 設計金額100万以上 

舗装C 年間売上 設計金額100万未満

我々建設業者は工事を受注するうえで、技術者が大変重要になってきます。技術者には1級と2級の技術者がおり、国家試験に通らなければなりません。土木4千万以上の工事をするには、1 級土木施工管理技士を1人常駐させなければなりません。また建築7千万以上の工事を受注するには、1級建築施工管理技士を1人常駐させなければなりません。1級施工管理技士の試験を受けるには大学の土木、建築学科を卒業して3年以上、2級施 工管理技士を受かって、3年以上たたなければ、受験資格がありません。2級を受けるには高校の土木、建築学科を卒業し、3年以上なので、順調に行って、高校を卒業し6年目に1級を受けられます。合格率は1級の1次試験で50%ぐらい、2次試験となると、30%ぐらいになります。

 

しかし近年ではあまりにも災害が多いので、技術者が不足しており、合格率が上がったと聞いています。売上を伸ばすには、施工監理技術者を何人持っているかで決まります。

しかし仕事が取れないと宝の持ち腐れになってしまいます。そこの兼ね合いが大変難しいわけです。

ではAクラスでも、これだけ違いがあるということをお知らせし、終わりたいと思います。

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