Archive for the ‘卓話’ Category

外部卓話 パゴダ会 代表 古庄 重生 氏

2016-12-14

パゴダ会 代表 古庄 重生 氏


1、自己紹介
 私は別府から来ました、古庄です。団塊の世代の68才です。平成13年に私の勤めていた会社、㈱祭原食品卸が現三菱食品と合併し、その時退職し1年くらいブラブラしていましたが、若い頃からの夢で何かボランティアをしたい思いがあり、タイに当時タイ味の素の友人を訪ね、一時的にはエイズ撲滅のボランティアに参加していました。タイは経済発展著しく私は疑問に思っていました。そんな時、APUの卒業生のミャンマー人に誘われて、ミャンマーに初めて行きました。ミャンマーには私の子供の時の世界があり、人々は優しく、一回で虜になってしまい、13年が過ぎようとしています。

2、ミャンマーについて
 国 名 ミャンマー連邦
 面 積 67万平方キロ(日本の約1.9倍)
 人 口 5100万(2015年調査) 5400万(2004年調査)
     「正確ではない」 一説では6000万という人もいます。
 首 都 ネーピードー
     2006年までヤンゴン(経済の中心はヤンゴン)
 公用語 ミャンマー語
      英語はイギリスの統治100年でできる人多数
    「ミンガラーバー」…「おはよう、こんにちは、こんばんは、挨拶」
    「チーズテンバレー」…「ありがとう」
 宗 教 仏教徒85% キリスト教、その他15%
 通 貨 KS(チャツト) 1000KSが日本円で約100円
            10分の1と思ってください。
 時 差 日本と2時間半、
      日本12時であればミャンマーは9時半です

3、現在の政情
 皆さん、テレビや新聞の報道で3年前に比べてかなり正確な情報が入っているのでわかっていると思いますが、簡単に説明いたします。
 1960年代にスーチーさんのお父さんが暗殺され中国の影響下社会主義が1990年まで続いていました、1990年の総選挙でスーチーさん率いるNLDが圧勝しましたが、スーチーさんを監禁し、さまざまな圧力をかけ、中国の肝いりで軍事政権が誕生しました。2011年には総選挙をし、NLDがボイコットしましたが少しずつ民主化に向かっていました。2015年に再度総選挙を行い、NLDが大勝し、今年の4月より民主政権が誕生しています。
 今までの軍の動きを見ていると、3月に何か起きるのではと思いましたが、スムーズに政権交代が出来てうれしく思っています。

4、治安
 40年以上社会主義政権、軍事政権が続き治安は安定しています。仏教徒が多数ですので優しい人が多いです。日本人は尊敬されているので特に大事にしてくれます。外国人には危害は加えません。反面小銭がよくなくなります。

5、学校建設のきっかけ
 2008年5月、ミャンマーの人々が経験したことのない台風「サイクロン」がエーワーデー管区とヤンゴン管区を襲いました。政府発表で13万人の人が亡くなった大災害でした。私はヤンゴンに住んでいました。電気、水道が10日止まり、不自由な生活を強いられました。エーワーデー管区は食料が不足し、私たちはミャンマーの若い人と持てるだけのお米やラーメンなどの食糧は持ち込もうとしましたが、外国人には規制線があり、私は入ることが出来ませんでした。若い人に食糧を託し、引き揚げました。
 その後3ヶ月が経ち、現地ユニセフの友人に誘われ、エーワーデー管区の村に入ることが出来ました。現地の家は木材と竹とヤシの葉で造る簡単な住まいです。なるほど多くの犠牲者が出るはずだと思いました。その時ユニセフの友人が飛んでしまった学校を前に私に学校建設を依頼されました。
 日本も70年前アメリカを中心とした国々から支援を得て現在の繁栄があります。基礎教育は国家成長の基盤で本来はもちろんその国が自ら行うべきものですが、それが経済的に困難で悔しい思いをしている地域が多く存在しています。私たちは現在の経済的地位を日本が自らの力で得たと誤解や思い上がることなく後発の国々を当然支援しなければいけないと思います。「経済的に利用しよう」などの考えはもっての外です。
 なんとかしなくてはと思い、1校目は私と友人でお金を出し合い建設しました。1校建設することで村々からの要望があり、現在12校を私の友人知人の協力で建設しています。
 ロータリー関係は日田ロータリーと兵庫県の加古川中央ロータリーに協力いただいています。大分中央ロータリーに先月8日に出向き、建設依頼の卓話をいたしました。

6、学校建設にかかる費用、時間、資金調達
 現在1校あたり日本円100万円を基本にしています。村の人に労働力は提供してもらい、村の人にも自助努力させています。子供たちの机や椅子や黒板も寄贈したいと思っています。工期は4ヶ月くらいでできます。
 資金調達は私の知人友人に働きかけています。今まで造ってくれた人も友人に働きかけてくれています。自分のできることを無理せずやろうと思い、色々な話はありますが、NGOやNPOは立ち上げていません。

7、先生について
 1校目、2校目は先生4人は私たちが雇っていました。大分の元丸食監査役長野氏、大分中央農産渡辺さん、弁護士の岩崎先生、永松さん、私が、月額3千円でした。急激な経済発展で先生がヤンゴンに行き、困っています。
 3校目は尼さんが運営し、先生をされています。4校目以降は政府から先生を派遣してもらっています。
 政府が先生を派遣してくれる基準が、学校の広さが縦30フィート横60フィートですので、今はその基準の学校を建設し、派遣してもらっています。1校目のテンゴン村は現在広島のグループの協力で新しく建設を行い、3月に開校式を行います。20F×40Fを30F×60Fにし、先生を政府から派遣されます。

8、キィタンゴン村について
 2014年3月にみなさまの日田ロータリークラブの資金協力でできました。生徒数は74名で元気に勉強しています。昨年はお米が豊作で村の地主が隣に中学校を建設してくれました。今年の2月にはみなさまの協力で井戸をキィタンゴン村とワチョン村に寄贈しました。乾期の水不足は解消され、遠くまで水汲みしなくてよくなり、子供たちや先生は大喜びです。小学校建設がきっかけで中学校や井戸ができ、少しずつですが子供たちが勉強できる環境ができています。本当に感謝いたしております。
 みなさん、時間が取れましたら行って見てあげてください。ツアーでは経験できない旅ができますよ。

9、今後について
 継続することが大切です。私は現在年6回の訪問で各学校を最低でも年2回は訪問しています。12校で来年は2校増え、私自身大変ですが頑張っています。一人でも多くの子供たちに勉強のできる環境をと思っていますがなかなか思うようにできません。先月広島で岡村さんのグループに15校目の建設をお願いしました。
 学校を建設していただいた個人やグループには1年に1度の訪問をお願いしています。「継続が大事」みなさん快く来ていただいています。私自身大変ですが、できることを一歩一歩して行きます。皆様方の協力、切にお願いいたします。今後ともよろしくお願いいたします。

豆田の歴史こぼれ話と草野本家」草野義輔会友

2016-11-09

豆田の歴史こぼれ話と草野本家」草野義輔会友

 1772年 豆田町のほとんどが焼けてしまったと伝えられる。
 当時の落首として
「豆田町 みな丸焼けに 大井川 迷惑年に 腹は立つ年」
・丸焼け:火元が丸屋(今の薫長)
・大井川:丸屋の酒の銘柄
・迷惑年:明和9年(1772年)
・立つ年:辰年

草野家の伝承
 大火にも2棟焼け残ったとあり、内1つは仏間棟で、今河津建設さんにより解体中。
 蔵1棟焼け残りとあったが、大火災とみられていた一番奥の蔵を解体中に延享5年の墨書が発見される。延享5年は1748年。今年の9月に発見。

明治元年(1868年)、松方正義日田県知事として着任
 松方正義は、日田金を新政府に持っていくことが仕事と見られ、日田ではあまり喜ばれない存在だった。しかし。一新橋を架けるなど多少は役に立つことも行っている。
  ・慶応4年1月:窪田郡代 逃亡
  ・慶応4年3月:京都に鎮撫の公家派遣依頼
  ・慶応4年4月:松方着任
  ・慶応4年7月:新しい架橋のお願い
  ・慶応4年9月:明治となる

豆田の町衆が嘆願した文書
 草野家にあった嘆願文書(慶応4年7月)
 嘆願書名者 豆田町1丁目6人、岡2丁目6人、岡3丁目6人、最後に廣瀬久右衛門、草野忠右衛門

松方が架けた一新橋
 豆田町衆の嘆願により新政府の支援で「一新橋」が架けられ、同年12月3日渡り初めが行われた。この橋が出来る数年間は元治元年の橋は2本とも流失していたようで、この橋は上町と下町の中間に架けられた。従って、川沿いの川端町の集落は移動せざるを得なくなり、これも新政府の支援で行われた。日田市史によれば、この橋は豪華な石橋とある。

一新橋に掛かった費用(草野家文書から)
一新橋仕上げ書き上げ
※当時の1両は、現代の貨幣価値で10万円とみられる。
 合金 5781両永3文5分3厘
 内金 900両(豆田町献納)
 内訳 金 50両 中嶋屋善助 出金
    金230両 廣瀬久右衛門 出金
    金200両 草野忠右衛門 出金
    金420両 日田殿横頼母志講の他借金
      故刀屋国助等も加わり積み立て検分

職業奉仕賞 小川幸子師長 新関内科医院

2016-10-26

業奉仕賞受賞者 小川 幸子 氏

 今回このような賞を頂き、日田ロータリ−の皆様にお礼を申し上げ、簡単に私の職歴をここで述べさせて頂きたいと思います。
 出生地は大分県の穀倉地帯宇佐平野で、団塊世代の生まれです。
 京都の看護学校を卒業して小児科病棟主任として小児科看護を専攻していました。しかし、日田では小児科病棟がなかったため、日田中央病院の外科で一年半勤務を致しまして、新関内科新設開業するにあたり中央病院院長紹介のもとに就職し、今年の8月で40年になりました。その間、今では介護保険の導入で在宅診療の訪問看護と在宅での療養が主となりつつありますが、40年前は往診というかたちで院長と同行したものです。雨の日も雪の日も、猛暑の日も、在宅で先生の来る日を待っている患者さんのもとに出向き、凍結した坂道を往診カバンを抱えてよじ登り、冷たい手に息をふきかけて診察介助をしたものです。ほとんど変わらない診察介助でも診療報酬の請求する場所が違っているのかと思っている私です。
 さて、私の仕事に新しく加わったのが、日田准看後学院の非常勤講師です。大学の教育課程で学んだこともない私が講師として講義をするのです。ただ先輩が後輩に、これから現場で働くために学んで欲しい基礎課程を教える役目です。患者さんの立場になってこんな看護師さんがそばに寄り添ってくれればと思ってくれる看護師を育てようと、明るい笑顔ではなくて、微笑みを絶やさない人になってほしいと、鏡を見ての練習でなく、幼児がそばにいれば笑顔を投げかけて、それに対して可愛らしい笑顔を返してくれたり、手を振ってくれたりすれば、その顔こそ素敵な微笑みだから決して声をたてて笑う必要がない。やさしい眼差しで常に相手を二人称と思って看護して欲しいと言ってきました。
 さて最後になりましたが、一番初めに手掛けた仕事が、地域の看護師さんの質の向上を少しでも伸ばそう。大病院のない地域に根差している看護師さん達に少しでも先進医療看護を知ってもらいたい。高速道路が開通していない時、県看護協会の講演会研修会に参加するには公共機関の乗り物を利用する事、駐車場がない。朝一番下り列車に乗るには5時に日田を出て森駅で久大線に乗り換えての参加でしたので、なんとか日田で多くの看護師が参加できるには自分たちで講師を招き、場所を探して実行することができました。今では事務局の役割を西部保健所が手伝ってくれて、日々、看護師の質向上のために引き続けてくれています。
 以上、私が日田で看護師としての皆様の協力で頑張ってこられた現状です。ありがとうございました。

2016規定審議会修正条項と今後の対応について 織田莊太郎会友

2016-10-19

2016規定審議会修正条項と今後の対応について
織田莊太郎会友

1・規定審議会
 規定審議会は、2016年4月10~15日の間にアメリカ、イリノイ州シカゴで開かれています。2720地区からは山崎勝PGが代表議員として参加され立法案の採決がなされています。その内容は『国際ロータリー2016年規定審議会立法案集』として462ページもの資料になりますが、インターネットで『規定審議会』と打ち込めば簡単に検索出来ます。

2・規定審議会立法案集
 その立法案集の中には16-01~16-181までの181件の案件が記載されています。これが各地区から選出された537人の代表議員によって採決されます。参考までに重要と思われる制定案を2件表示しています。 制定案16-21、16-36、(P5~P8)  

3・採決結果一覧表
 ここで審議された結果を簡単に一覧表にまとめたものが『2016年規定審議会提出立法案採決結果一覧表』というものです。これは立法案181項目を16ページにまとめています。この中から我々に特に関係あるものを選び(P2~P4)にまとめてみました。

4・採決結果を受けての定款の変更
16-01:書面による理事会議事録について規定する件
16-02:クラブ会計が理事会のメンバーとなるよう規定する件
16-15:クラブ内の委員会について規定する件…等々

5・ロータリーの重大な変更について
制定案 16-21クラブ例会と出席に柔軟性を認める件…
【毎月最低2回の例会開催に修正】
今迄、月4回あった例会を2回まで減らして良いという、これが今回最大の問題点です。各クラブで検討し、その結果を細則に盛り込めば細則が優先すると規定しています。
新定款  第7条 例会と出席に関する規定の例外…
(例会を月2回に修正する件)

6・その次に重要な変更
制定案 16-36 会員身分の柔軟性を認める件…
【クラブ細則の中で、会員の職業分類システムを削除したり修正したり、会員身分に関する規定の一部を修正できるように、クラブに柔軟性を与える事を目的とする】この件も細則に盛り込めば、定款より細則が優先されると言う事になっています。
この条令は新しい定款の 第9条 会員身分に関する規定の例外 に規定しています

7・定款細則の変更について
1.制定案16―21 クラブ例会と出席に柔軟性を認める件【毎月最低2回の例会開催に修正】
制定案16-36 会員身分に柔軟性を認める件
  【商業分類の削除、修正の柔軟性】
この件については理事会だけの決定ではなくクラブの総意で決定すべきである。
2.この決定に依っては、定款細則の制定及び変更が必要となる。
3.定款細則の変更は、かなり難しい作業と成りそうである。従って特別チームを編成し新定款細則を検討すべきである。

功能会長から…
 私の会長在職時は、クラブ細則の変更はしません。次期会長下で検討をお願い致します。

職場例会 日田玖珠広域消防本部 日田消防署

2016-09-28

日田玖珠広域消防組合
消防本部消防長
消防監 吉田 憲二郎様

 皆様には平素より消防行政に対しご協力を頂き、この場を借りて御礼申し上げます。本年2月にこの場に移転しましたが、熊本地震の影響で色々な被害があっている中で、日田玖珠だけお祝いするのは心苦しいこともあり、お祝いは控えさせて頂きました。
 救急関係では、日田市内で今年に入り8月までで1925件。昨年より10件増です。一昨年一年間で4165件の救急出動がありました。今年の夏は暑く、去年8月単月は246件でしたが、今年8月単月は292件と46件増となっています。また、熱中症も患者さんは29件発生しています。
 ドクターヘリは、日田玖珠地区では大分ドクターヘリと福岡ドクターヘリの2台を要しています。玖珠・九重は大分ドクターヘリを使用し、日田は福岡ドクターヘリを使用しています。大分ドクターヘリは料金は要りません。福岡ドクターヘリは24万円掛かります。半額は大分県が、残り半額を日田市が負担して頂いています。日田まで福岡ドクターヘリは久留米から13分、大分ドクターヘリは豊後大野から20分かかるので、少しでも救命率を上げるため近くを選んでいます。
 火災は、日田市で去年9月末現在29件、今年9月末で24件と5件減っています。日田玖珠で39件と増えていますが、もう少し予防策を施して行きたいと思っています。
 消防の基本理念は、地域住民の安心・安全を第一に考えています。職員118名中61名の20代が在籍しここ数年若い組織に変わってきています。
 この後、庁舎内の最新設備をごご覧頂きます。今後も消防行政にご協力をお願い致します。

ガバナー公式訪問

2016-09-26

前田ガバナーが公式訪問例会が、日田中央ロータリークラブとの2クラブ合同でありました。
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「身体と心」の卓話

2016-09-14

外部卓話「身体と心」
ZERO保険企画株式会社 代表取締役 佐藤靖明氏
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「熊本震災復興支援チャリティコンサート」について 社会奉仕委員長 石松雅彰

2016-08-31

社会奉仕委員長 石松雅彰
 2016〜2017年度の社会奉仕委員会の活動方針は、先日クラブ現況報告及活動計画書でご説明いたしましたが、改めてお話したいと思います。
 本年度のRIテーマは「人類に奉仕するロータリ−」です。壮大なテーマでどこから手をつけてよいのか分からないというのが本音です。
 ジョン・ジャームRI会長は「ロータリ−全体の発展を望むなら全員が同じ方向に進まなければならないということです。クラブ、地区、RIのレベルにおけるリーダーシップの継続は、ロータリーを繁栄させ、その秘めたる可能性を最大限に発揮する唯一の方法です。新会員の入会や新クラブの結成だけでは十分ではありません。私たちが目指すのは、単にロータリアンの数を増やすことではなく、ロータリ−による善き活動をより多く実現させ、将来にロータリ−のリーダーとなれるロータリアンを増やすことです。」とおっしゃっています。
 このような活動が、本当にできるのかは全く自信がありませんが、地区スローガンに掲げられた「学ぶ・まもる・育てる・未来に向けて」に沿って、出来ることから手を付けていきたいと思っています。
 そのため、本年度は地域社会のニーズの掘り起こしとこれまでの取組の検証を行い、今後取り組むべき奉仕活動について学習し、新たな取組についても挑戦したいと思っています。
 その一環として、この度チャリティ邦楽コンサートを企画いたしました。この企画は、宮崎秀人会友の発案で熊本震災復興に対する強い思いが込められております。地域ニーズとしても、時節を得た企画ではないかと考えております。
 これまで皆さんにチケットの販売やポスター貼りなどご協力頂きましたが、何とか350枚を超える販売が達成できました。誠にありがとうございました。
 出演者も非常に有名な方々にご協力をいただきました。すべて吉冨会友の日頃の活動と人的ネットワークによるもので、改めて吉冨さんのすごさを認識したところであります。少しプロフィールを紹介致しますと、津軽三味線の髙橋浩寿さんは佐賀市のご出身で2歳から民謡を始められ、H6年に津軽三味線髙橋流皆伝を取得され、各大会で入賞し民謡では産経民謡大賞で内閣総理大臣賞を受賞するなど九州を中心に演奏活動をなさっておられます。
 和太鼓の髙見大志さんは熊本県大津市のご出身で、幼少の頃から太鼓歴40年の父のもと太鼓を始め、大津太鼓清流会打頭を務めるほか、指導や作曲にも取り組んでおられ、熊本城大太鼓打ち最優秀賞、富士山大太鼓打ち最優秀賞など全国の大太鼓打ちコンテストで数多くの日本一を獲得された方です。
 尺八の古閑凌山さんは熊本市のご出身で、11歳で尺八を始め、都山流尺八を村山梢山氏に支持し、H9年京都市において師範試験に主席で合格された方であります。
 また、友情出演は小野岳滅鬼太鼓のみなさんです。
 吉冨さんのプロフィールについては改めて紹介の必要はないと思いますが、たくさんの市民の方からぜひ聴きたいとの声が多く寄せられました。
 いよいよコンサートも来週土曜日に迫ってまいりました。当日は例会を兼ねておりますので皆さん多数のご出席をお願いいたします。
 なお、昨日までに出欠のご返事を頂いた会友を中心に役割分担を委員会で行わさせていただきました。意に沿わぬところもありましょうが、ぜひご協力お願い致します。そしてたくさんの益金が寄付できます事を願っております。

藤蔭高校インターアクトクラブの皆さん来訪

2016-08-17

藤蔭高校インターアクトクラブの皆さんが地区大会の報告に来られました。
201608172

「インターアクト年次大会報告」
 藤蔭高校インターアクトクラブ部長 蒲池俊樹さん

 今年の年次大会では、1日と短かったのですが、他の高校のインターアクトクラブの活動を知るいい機会となりました。例えば、校内のいらなくなった体育館シューズを回収して貧困の地区に輸送を行ったり、地区のローターアクトの人たちとの交流を行っている。などと知り、感心しました。私たちも見習わなければならないと思いました。
 また、今回のホスト校であった国府高校は、テレビでもあったグランドにパイプ椅子を並べて「SOS」を書いていた高校ですので、一時期は今回はやらないということになったそうですが、希望もあり行うことになりました。こんな大変な中、僕たちの為に安全な場所で、このような会を開いてくれた国府高校インターアクトの生徒さんに感謝しています。帰りに益城町を通ったのですが、あの日以降、手付かずのまま屋根をビニールシートで覆い、1階部分が倒壊したままの建物などがまだまだ手付かずのままあり、復興ま
では、まだまだ遠いと思いました。最後に、私はインターアクトを3年間続けてきて、あまり人のために何か出来たと思えません。ですので、今後大学に進学して、ローターアクトなどの組織に入り、ボランティアを続けて行きたいと思います。ありがとうございました。

 藤蔭高校インターアクトクラブ副部長 河津尚希さん
                 (代読:榊春香さん)

 私は今回の年次大会で熊本に行って、様々な経験をさせて頂きました。
 まず最初に、インターアクトの活動報告では2番目だったので、緊張しながらも藤蔭高校が力を入れている東南アジア支援物資輸送活動について、しっかり発表することが出来たと思います。他の高校の活動も聞かせてもらい、フィリピンにスリッパを送る活動などがあり、とても感心しました。そして、熊本・大分大震災で大きな被害を受けた益城町を訪れたときは、地震の怖さや、普段から普通に生活できていることのありがたさを痛感しました。今回の年次大会で本当にたくさんのことを知ることが出来ました。本当にありがとうございました。

 井上太香美幹事

 藤蔭高校の皆さんの発表は残念ながら優秀賞には選ばれませんでしたが、前田ガバナーからは「藤蔭高校の皆さんの発表は素晴らしい」のお褒めの言葉を頂いています。高校生の活動は無償の奉仕、見返りを求めない奉仕です。貴重な体験をされ、非常に真面目に生徒さんが発表されたことを報告します。

 地区インターアクトクラブ委員長 湯浅総会友

 年次大会は地震の影響で、2日の日程を1日に短縮して、ホテル日航熊本で行われました。最優秀は大分舞鶴高校が受賞しましたが、藤蔭高校の生徒さんの発表は東南アジアに関わる活動が20年続いています。他校にはこのように継続している活動はないので、是非皆さんの協力で支援物資の補助をお願い致します。また、3日間短期研修された生徒さんは、見違えるほど英語力が上達しています。インターアクトクラブはロータリークラブの大事な青少年発達プログラムですので、日田RCでもインターアクト、ローターアクト、ロータリアンの流れを作って行きたいと思いますので、協力宜しくお願い致します。

「インターアクト年次大会報告」

2016-08-17

「インターアクト年次大会報告」
藤蔭高校インターアクトクラブ部長 蒲池俊樹さん

今年の年次大会では、1日と短かったのですが、他の高校のインターアクトクラブの活動を知るいい機会となりました。例えば、校内のいらなくなった体育館シューズを回収して貧困の地区に輸送を行ったり、地区のローターアクトの人たちとの交流を行っている。などと知り、感心しました。私たちも見習わなければならないと思いました。
また、今回のホスト校であった国府高校は、テレビでもあったグランドにパイプ椅子を並べて「SOS」を書いていた高校ですので、一時期は今回はやらないということになったそうですが、希望もあり行うことになりました。こんな大変な中、僕たちの為に安全な場所で、このような会を開いてくれた国府高校インターアクトの生徒さんに感謝しています。帰りに益城町を通ったのですが、あの日以降、手付かずのまま屋根をビニールシートで覆い、1階部分が倒壊したままの建物などがまだまだ手付かずのままあり、復興ま
では、まだまだ遠いと思いました。最後に、私はインターアクトを3年間続けてきて、あまり人のために何か出来たと思えません。ですので、今後大学に進学して、ローターアクトなどの組織に入り、ボランティアを続けて行きたいと思います。ありがとうございました。

藤蔭高校インターアクトクラブ副部長 河津尚希さん
(代読:榊春香さん)

私は今回の年次大会で熊本に行って、様々な経験をさせて頂きました。
まず最初に、インターアクトの活動報告では2番目だったので、緊張しながらも藤蔭高校が力を入れている東南アジア支援物資輸送活動について、しっかり発表することが出来たと思います。他の高校の活動も聞かせてもらい、フィリピンにスリッパを送る活動などがあり、とても感心しました。そして、熊本・大分大震災で大きな被害を受けた益城町を訪れたときは、地震の怖さや、普段から普通に生活できていることのありがたさを痛感しました。今回の年次大会で本当にたくさんのことを知ることが出来ました。本当にありがとうございました。

井上太香美幹事

藤蔭高校の皆さんの発表は残念ながら優秀賞には選ばれませんでしたが、前田ガバナーからは「藤蔭高校の皆さんの発表は素晴らしい」のお褒めの言葉を頂いています。高校生の活動は無償の奉仕、見返りを求めない奉仕です。貴重な体験をされ、非常に真面目に生徒さんが発表されたことを報告します。

地区インターアクトクラブ委員長 湯浅総会友

年次大会は地震の影響で、2日の日程を1日に短縮して、ホテル日航熊本で行われました。最優秀は大分舞鶴高校が受賞しましたが、藤蔭高校の生徒さんの発表は東南アジアに関わる活動が20年続いています。他校にはこのように継続している活動はないので、是非皆さんの協力で支援物資の補助をお願い致します。また、3日間短期研修された生徒さんは、見違えるほど英語力が上達しています。インターアクトクラブはロータリークラブの大事な青少年発達プログラムですので、日田RCでもインターアクト、ローターアクト、ロータリアンの流れを作って行きたいと思いますので、協力宜しくお願い致します。

「日田ロータリークラブ会員増強・拡大月間にあたって」会員増強維持委員会委員長 佐竹 享

2016-08-03

会員増強維持委員会委員長 佐竹 享
「日田ロータリークラブ会員増強・拡大月間にあたって」

 クラブの発展は会員増強・拡大なくしてありません。
幸い日田ロータリークラブでは、会員59名と大分県側では岡村パストガバナーの大分中央ロータリークラブの65名、中津ロータリークラブの60名に次ぎ、2720地区でも熊本ロータリークラブ78名、八代ロータリークラブ71名、熊本南、人吉ロータリークラブに次ぐ、会員数でいえば7番目の大きなクラブになりました。
 ただ、このデータは5月末現在で、4月の地震により6月末で熊本・益城地区で退会者が出ているようです。
 また大きなクラブ、大体その地区で一番に出来たクラブですが、熊本・熊本南・八代・大分中央ロータリークラブの女性会員は「0」です。
 その点でも、日田ロータリークラブは女性会員3名入会し、それぞれ女性会員がすでにクラブの委員長・副委員長の職に就き
頑張って頂いています。
 地区内では、会員数が20名を切るクラブが湯布院、熊本菊南ロータリークラブの11名を最低に9クラブあります。そのクラブは、予算、諸活動に制限を受けながら頑張っています。その点では恵まれた日田クラブですが、将来を見据えて優秀な会員増強は常に考えなければならない問題です。
 どの様な新会員を選ぶかとの1つの指標として、職業分類未充填一覧表を埋めていくことがあります。同業者であっても、51名以上のクラブは10%までは入会できます。
 今年の活動計画書には、充填一覧しか載っていなかったので、田嶋会長年度の充填・未充填一覧表を各テーブルに一部置いています。その中の未充填部分の職業の会員を探すことが早いと思います。まず、保険関係、スーパー、司法書士等でお知り合いの会員候補はいないでしょうか?
 皆さんの近くで、ライオンズクラブ等に属していない人、JC(青年会議所)、YEG(会議所青年部)の卒業間近の人、卒業した人、女性経営者で優秀な方はいませんか?今日のテーブルの話し合いで会員候補を話し合い、各会員に会員推薦用紙をお渡ししますので、出来るだけ1人1名以上の推薦者を書いて頂けませんか?どうしても出せない人は事務所までお出し下さい。

「私の履歴書」

2016-05-11

石松会友が「私の履歴書」と題し卓話しました。

PH卓話

会員卓話 藤川和央会友

2016-03-23

株式会社モンリクの藤川社長の卓話。

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創立記念例会によせて 原正隆会友

2016-03-09

「創立記念例会に寄せて」
原 正隆 会友
ロータリーの早期入会者として創立記念になにか卓話せよとの事で、頭が真っ白になり、なんとか病気をつくって欠席するつもりでしたが、それも忘却の彼方で本日出席する羽目になりました。

振り返ると、チャーターメンバーの井上幸一会友(従兄)より、ロータリー入会を勧められ75年9月に入会いたしました。当時は開業医では唯一人でなかなか出席が厳しい状況でしたが、欠席が許されないことで、仕事を早めに切り上げたりしての出席をし、また、先輩会友よりロータリーの心得を切々と説かれ、出席がなにより大切であると感じ、時に仕事をさぼってでかけることもありました。

ロータリーの心得としてアイサーブ、個人の責任を説かれたものでした。かなり長い在籍となりましたが、ロータリーでは辛いことは一度もなく、楽しい思い出ばかりです。会長時代の思い出も、可もなく不可のほうが多いかもしれませんが、良い時を過ごすことが出来たこと有り難く思っております。若い会友に手をひかれながら、楽しく今後も過ごしていくつもりです。

終わりに臨み、わたしが先輩会友より言われた、出席が大事であることを会友皆さんに言い伝えて、終わりといたします。本当に、すっかり忘れてこのような話になり、またネクタイも締めずに出てしまいすみません。

 

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外部卓話 日田労働基準監督署 海老名信彦監督官

2016-03-02

日田労働基準監督署 海老名信彦監督官に労務管理についてお話ししていただきました。

Ⅰ.労働条件の明示(法第15条) ○労働者を雇い入れたときには、労働契約期間、期間の定めのある労働契約を更新する場合の基準に関する事項、就業場所・業務内容、労働時間、賃金、退職に関する事項等の労働条件を必ず書面で明示しなければなりません。 「労務管理について」
日田労働基準監督署労務管理担当課長 海老名信彦 氏 Ⅱ.労働時間、休憩、休日 1.労働時間(法第32条)  労働時間とは、労働者が使用者の指揮命令の下にある時間のことで、拘束時間から休憩時間を除いたものです。  法定労働時間 1日 8時間、1週 40時間 (常時10人未満の労働者を使用する場合①商業、②映画・演劇業、③保健衛生業、④接客娯楽業については、特例措置で週44時間で可) 2.休憩(法第34条)  使用者は労働時間が①6時間を超える場合は少なくとも45分、②8時間を超える場合は少なくとも1時間の休憩を与えなければなりません。 3.休日(法第35条) ○休日とは、労働契約上、労働義務のない日をいいます。 ○労働基準法上最低限与えなければならない休日の日数は、毎週少なくても 1日か、4週間を通じて4日以上です。 4.時間外労働・休日労働(法第36条) ○法定労働時間を超えて時間外労働(残業)や法定休日に労働させる場合は、労使協定(36協定)を締結し、所轄の労働基準監督署に届け出なければなりません。 5.労働時間適正把握 ○労働基準法により、使用者は労働時間を適切に管理する責務を有しています。

職場例会 中山化成有限会社

2016-02-24

谷口会友の中山化成有限会社で職場例会をしました。レクサスのシートを製作しているところを見学しました。

 


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外部卓話 終活アドバイザー松尾律子氏

2016-02-17

終活アドバイザー松尾律子氏に「よりよくい生きるための終活」と題しお話いただきました。

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「よりよく生きるための終活」
自分史活用アドバイザー 上級終活カウンセラー
松尾 律子 氏

終活とは… 漠然とした心配事をなくし、これからの人生をどう生きていたいのかを考えて、後悔なくより良い人生を過ごすための活動です。 エンディングノートとは… 自分に万が一のことがあったときに備えて、自分の想いや伝えておきたいことを考えるノート 基本的な項目 *基本的な自分の情報 *簡単な自分史(自分のこれまで生きてきた記録) *介護・病気になった時(告知・延命治療などについて) *葬儀やお墓のこと *財産について *保険や年金について *住所録 *これからやりたいこと *大切な方へのメッセージ 自分が大事に思うこと、気になることであれば、それが自分のやるべき終活です。  終活をするときに、自分の人生を振り返ってみることをおすすめします。表現の形式はこだわらず自分のやりやすい形で自分史を作ってみませんか。今の自分を認識することは、これからの生き方を考えるきっかけになります。またきっと、ご家族にとても大切な宝物になります。  ぜひ、元気な今、ご家族や周りの方と話し合えるところは話し合いながら、終活というものを考えてみてほしいと思って居ます。本日はありがとうございました。

 

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会員卓話 鬼武公洋会友

2016-02-10

OTOGINOの鬼武会友が、ドイツで開かれた世界最大の国際見本市「シュピールヴァーレンメッセ」に出展し、数多くの国のバイヤーさんたちにMagic桜を見てもらえたことを卓話しました。

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世界理解月間 膳所和彦 国際奉仕委員長卓話

2016-02-03

国際奉仕委員長卓の膳所会友が、国際ロータリークラブのポリオ撲滅について卓話しました。

 

<ポリオについて>

ポリオとは「急性灰白髄炎」のことであり、ポリオウイルスの中枢神経感染によって生ずる四肢の弛緩性麻痺を起こす疾患である。小児に多発することから「小児麻痺」とも呼ばれている。ポリオウイルスはエンテロウイルス属に分類され、自然宿主はヒトのみである。ヒトの糞便中に排泄されたウイルスが経口的に体内に侵入し、咽頭や小腸を介して血液中に混入する。血液中を循環したウイルスの一部が脊髄の運動神経ニューロンで感染増殖し、脊髄前角炎を起こす。  ウイルス感染による潜伏期間は4~35日とされている。ほとんど(90%以上)は不顕性感染であり、一部がカゼ症状で発症する。感染者のわずか0.1%で典型的な弛緩性麻痺が現れる。日本では昭和35年に大流行があり、約6,500人が発症した。  ポリオ感染予防のため以前よりワクチンが使用されている。ワクチンには二種類あり、一つは経口投与される生ワクチンである。生ワクチンは安価であり、国際ロータリーの活動においてもこの生ワクチンが使用されている。但し、生ワクチン投与によってポリオ感染を起こす危険性があるため、最近では不活化ワクチン(皮下注射)が使用されている。日本では2012年9月よりこの不活化ワクチンが導入され、同年11月からは四種混合ワクチンとして接種されている(乳幼児期に4回接種が必要)。

 

<国際ロータリーによるポリオ撲滅への取り組み>

国際ロータリーは、1979年にフィリピンで約600万人の子供に対してポリオ免疫活動を行った。1985年に「ポリオプラス計画」を発表し、1988年にはWHOやユネスコとともに世界ポリオ撲滅推進計画の発足に参加することとなった。2007年には「ビル・アンド・メリンダ・ゲイツ財団」が正式にポリオ撲滅運動に参画することになった。  国際ロータリーは、これまでに約12億ドル以上をポリオ撲滅のために寄付しており、その結果、2015年9月にはポリオ常在国はアフガニスタンとパキスタンの2か国のみとなった。

<ポリオ撲滅のための寄付>

60セントのワクチンで一人の子どもをポリオの脅威から守ることができるとされている。国際ロータリーでは1ドルを寄付すると、さらに2ドルがゲイツ財団から追加寄付される。つまり3倍の寄付がポリオ撲滅のために使われることになる。しかしながら、ワクチン代はわずか60セントだが、このワクチンを未開発地域へ運び、接種を実施するには膨大な費用が必要となる。現実にはまだまだ資金不足の状況である。

ロータリーとしてポリオ撲滅のために寄付を行うには以下の3つの方法がある。

•クラブとしての寄付

•個人としての寄付  (ポール・ハリスフェローの対象となる)

•クラブ主催のチャリティーイベントを開催 ポリオを全世界から完全に根絶してしまうには、「もう少し:We are this close」である。我々ロータリーアンはこの悲願のため、今後も積極的に寄付活動に参加しなければならない。

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外部卓話 総務省大分行政評価事務所 高江洲さん卓話

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〈行政評価・監視・行政相談〉

・総務省とは  総務省は、中央省庁改革(中央省庁再編、1府22省庁⇒1府12省庁)によって、平成13年1月6日、総務庁、自治省及び郵政省が統廃合されて発足しました。

総務省は、行政運営の改善(行政評価・監視、行政相談など)、地方行財政、選挙、消防防災、情報通信、郵政行政など、国家の基本的仕組みに関わる諸制度、国民の経済・社会活動を支える基本的システムを所管し、国民生活の基盤に関わる行政機能を担う省です。

・行政評価局とは  行政評価局では、国民に信頼される質の高い行政を実現するため、全国の管区行政評価局・支局(8)、行政評価事務所(39)を活用し、「行政評価・監視」「政策評価」(行政評価局調査)、「行政相談」を実施しています。

・大分行政評価事務所とは  大分行政評価事務所は、総務省の出先機関として大分県を管轄区域とし、総務省行政評価局が所管する「行政評価・監視」「政策評価」「行政相談」等の業務を行っています。

※大分行政評価事務所の業務〈行政評価・監視、政策評価〉

⑴行政評価・監視

各行政機関の業務の実施状況を調査し、合規性・適正性、効率性、有効性等の観点から、業務運営上の問題点等を明らかにし、その上で、関係行政機関に対して改善方策について勧告等を行い、行政運営の改善を図っています。

ア 全国計画調査  総務省(行政評価局)が全国規模での見直しを図る必要がある問題等を取り上げて計画を策定し、管区行政評価(支)局、行政評価事務所からなる全国的な調査網を活用し、行政運営の基本的事項の改善等を図るために調査を実施しています。

イ 地域計画調査  管区行政評価(支)局、行政評価事務所が、独自にその所在する地域における行政上の課題を取り上げ、国の出先機関等を対象に、必要な改善を図るために調査を実施しています。

⑵ 政策評価

総務省本省(行政評価局)が、複数府省にまたがる政策について、計画を策定し、管区行政評価(支)局、行政評価事務所からなる全国的な調査網を活用して、必要性、効率性及び有効性の観点から政府全体の統一性又は総合性を確保するため実施しています。

(注)大分行政評価事務所では、平成24年度以降実施実績無し。

 

(参考)平成25年度及び26年度に勧告を行った政策評価(全国的規模で実施)の例は次のとおりです。

○統一性又は統合性を確保するための評価

・ワーク・ライフ・バランスの推進に関する政策評価(平成25年度)

・消費者取引に関する政策評価(平成26年度)

行政相談

国民の行政に関する苦情や意見・要望を受け付け、公正・中立の立場から、国や特殊法人等の業務、国の委任又は補助に係る業務及び法定受託事務に該当する地方公共団体の業務について、関係行政機関等に必要なあっせん等を行ない、その解決や実現の促進を図るとともに、行政の制度・運営の改善に活かしています。

⑴行政相談受付体制 ・行政評価事務所  来訪、電話、メール、合同行政相談所等で相談を受け付けています。 ・行政相談委員  公共施設などで開設している定例行政相談所、懇談会、自宅等で相談を受け付けています。※相談は口頭、電話、手紙等何れの方法でも可。相談は無料、秘密厳守。

⑵行政相談委員 ・行政相談委員は、無報酬のボランティアとして、国民の皆様から、国の行政活動全般に関する相談を受け、相談者への助言や関係機関に対する改善の申し入れなどを行っています。 ・行政相談委員は、総務大臣が委嘱した民間有識者で、全国に約5,000人(各市町村に1人以上)、大分県内前市町村(18)に68人を配置しています。 ・行政相談委員は、公共施設などで開設している定例行政相談所、懇談会、自宅等で相談を受け付けています。

日田市担当の行政相談委員(6名)

・井上太香美氏 (清水町)
・矢羽田哲雄氏 (大山町)
・今井 建二氏 (清岸寺町)
・壁村 正二氏 (上津江町)
・安達 貞男氏 (天瀬町)
・武原勇一郎氏(中津江村)

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