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新入会員卓話 門松孝治会友

2021-08-25

 

新入会員卓話門松孝治会友

7月から入会させていただきました九州電力の門松と申します。宜しくお願い致します。

 

本日卓話という事でしたので営業所の方のキッチンスタジオでエプロン姿で冷凍食品等をIH器具で調理してお見せしようかと思いましたが、最初ですので真面目にやらせていただきます。自己紹介と今話題になっている「カーボンニュートラル」について簡単に説明させて頂きたいと思います。

 

お手元の資料は九州電力のカーボンニュートラルに向けた取り組みのダイジェスト版になっております。お持ち帰りいただきお時間のある時にゆっくり見て頂ければと思います。

 

生年月日は昭和41年5月25日で、今年で55歳になります。門松という名前は大分にはあまりいないと思います。私は高校時代3 年間野球をしておりまして、私の時代で一番強かったのが春の大会でベスト4に行きました。高校を出て学校の先生になって野球の指導等に携われたらいいなと当時は思っていました。しかし当時就職担当していた野球部の部長から呼び出されまして「九電から求人が来ている」と、今年は誰も希望者がいないらしく今年受けないと来年から求人が来なくなるとの事で、受けるだけでもいいから受けてくれと言われ受ける事にしました。試験当日、性格上負けたくないという気持ちになりアピールし合格してしまいました。その後担任と野球部長から親共々呼び出され、合格したのに断る と後々学校に迷惑がかかってしまうので行ってこいと言われ就職した流れとなります。

 

電力の自由化が始まって、その後福島の事故、計画停電や電気料の値上げ等皆様に大変ご迷惑をお掛けしました、営業活動も10年間ぐらい出来ませんでした。創業以来大変厳しい時代を経験し、4~5年前からやっと営業活動も再開しました。今では別会社を作り関東関西に営業をかけ、出来るだけ九州にお金を持ってこようと考えてます。

 

カーボンニュートラルについてご説明させていただきます。テレビや新聞でよくみられるとは思いますが、資料にあるようにこれは人類のエネルギー消費量のグラフです。19世紀半ばからエネルギーの消費がのびてます。これは蒸気機関が発明され、発電が行われるようになって人類の生活様式が急激に進化したことによるものです。世界のエネルギーの消費量と世界のCO2の排出量を見るとヨーロッパ等は横ばいの状態ですがアジア圏は急激にのびています。これらを踏まえて菅総理がカーボンニュートラルを宣言しました。今年の7月のサミットの中でも2030年度に温室効果ガスを2013年度から45%削減と表明しています。2018年の時に2013年比2030年度までにマイナス25%~26%という数字が出ていたのにいきなり20ポイントも変わってます。これを達成するためには日本全国で取り組まないと難しいです。日本は取り組みが遅いと世界から圧力をかけられてこのような宣言をしたと思います。各世界の状況は資料の通りです。日本ではカーボンニュートラルを宣言している自治体が432あります。これらの自治体がいつまでにといった具体的な目標はまだでておりません。いまこういう状況ですが、まずカーボンニュートラルとは何かという事ですが、温室効果ガスを0にするという事です。発電で出るCO2や廃棄物の 焼却で出る新エネルギーのCO2等を含めて温室効果ガスといいます。カーボンニュートラルではこれを出さないようにする。しかしどうしても出てしまうので出る部分については山林や森林の整備をして吸収させる取り組みをします。2018年度のCO2の排出量ですが電力の発電にかかわる分が約4割です。ここのCO2を出す発 電を減らしていくという事になります。九州電力としてはお手元の 資料にダイジェスト版で記載しております。ご参照ください。

 

今後2050年に向けて我々はCO2を出さないようにして今後 CO2を出さない電源を使って電化を進めていくことに向けて取り組んでいきます。

会長の時間8

2021-08-25

日田ロータリークラブ会長  河津 龍治

 

建設業界

建設業は大きく分けて土木、建築、電気、管、舗装工事に分かれています。

我々、大分県建設業協会日田支部は土木、 建築、舗装工事をする会社が入っています。

土木 A18社 B20社 C20社 D7社 

建築 A7(4)社 B5(3)社 C1社 舗装3 (1)社 計74社

土木A  年間売上 2億1千万以上  技術者5名(1級2名) 設計金額4千万以上 

土木B  年間売上7千6百万以上  技術者3名(1級1名) 設計金額2千万以上 

土木C  年間売上 2千8百万以上  技術者1名  設計金額8百万以上  

土木D  設計金額8百万未満

建築A 年間売上2億1千万以上 技術者5名(1級2名) 設計金額7千万以上 

建築B 年間売上1億円以上 技術者3名(1級1名) 設計金額3千万以上 

建築C  年間売上5千万以上 技術者1名 設計金額1千万以上

建築D 年間壳上設計金額1千万未満

舗装A  年間売上1億円以上 技術者3名(1級2名)  設計金額400万以上

舗装B  年間売上1千5百万以 上技術者2名 設計金額100万以上 

舗装C 年間売上 設計金額100万未満

我々建設業者は工事を受注するうえで、技術者が大変重要になってきます。技術者には1級と2級の技術者がおり、国家試験に通らなければなりません。土木4千万以上の工事をするには、1 級土木施工管理技士を1人常駐させなければなりません。また建築7千万以上の工事を受注するには、1級建築施工管理技士を1人常駐させなければなりません。1級施工管理技士の試験を受けるには大学の土木、建築学科を卒業して3年以上、2級施 工管理技士を受かって、3年以上たたなければ、受験資格がありません。2級を受けるには高校の土木、建築学科を卒業し、3年以上なので、順調に行って、高校を卒業し6年目に1級を受けられます。合格率は1級の1次試験で50%ぐらい、2次試験となると、30%ぐらいになります。

 

しかし近年ではあまりにも災害が多いので、技術者が不足しており、合格率が上がったと聞いています。売上を伸ばすには、施工監理技術者を何人持っているかで決まります。

しかし仕事が取れないと宝の持ち腐れになってしまいます。そこの兼ね合いが大変難しいわけです。

ではAクラスでも、これだけ違いがあるということをお知らせし、終わりたいと思います。

外部卓話:イサゴタクシー株式会社  後藤信寬社長 

2021-08-18

「私の履歴書」

イサゴタクシー株式会社 後藤 信寬 

 

 今日は『私の履歴書』と題し今までの経歴を時系列でお話しします。
 実は私は以前日田中央ローターアクトクラブに入会しておりまして、2012年に日田で年次大会を行った際は日田ロータリークラブ様より多くのご登録をいただきました。この場を借りてあらためて御礼申し上げます。

 

1、略歴
 私は昭和57年生まれ39歳、吹上在住で妻と妻の両親、子供3人暮らしです。林工卒業後建築塗装会社東工業に入社。塗装工見習いとして働きながら、チャンピオンを目指しボクシングを始めプロライセンス取得。生涯成績5戦4勝1敗で引退。地元日田に戻り父が経営する藤山観光に入社。9年間バス運転士として働いたのちに「創業社長になりたい」と思い退社したが、事業を行うことが出来ず、もがいている中で商工会議所青年部の当時の末武会長から日田玖珠地域産業振興センターが求人募集していることを聞き、面接を経て同団体に入社、日田産品の販路拡大のミッションを受け流通対策専門員として日田市アンテナショップひた生活領事館を担当。その後紆余曲折を経て縁あってイサゴタクシーの株を取得する形で同社代表取締役に就任。現在に至ります。

 

2、ボクシング時代
 元々格闘技が好きでプロレスやボクシングなどテレビでよく見ていました。当時ガチンコファイトクラブという番組がありよく見ていたのですが、ボクシングをよく調べてみると体重別に17階級に分かれており一番下の階級は47.61キロのミニマム級であると知りました。当時50キロしかなかった私は「体重が同じならチャンピオンになれる」と思い込み「ミニマム級の世界チャンピオンになる」と決意し、そのためには東京に行ってボクシングを始めなければならないと考え、東京の就職先を探しました。
 東工業という建築塗装会社に入社し、寮に住みながら塗装工の傍ら渋谷三迫ジムに入会し塗装工見習いとボクシング練習生の生活が始まりました。一生懸命頑張りましたがランクが上がるにつれ力の差を感じ挫折。ボクシングを辞めて地元に戻りました。

 

3、バス運転士・日田中央ローターアクト時代
 地元に戻り藤山観光で9年バスの運転士をしました。28歳で結婚を機に営業を始める中で知人からローターアクトの紹介を受け入会、アクト活動を一生懸命やる中で、年次大会を日田で行なうことが出来ました。

 

4、(公財)日田玖珠地域産業振興センター時代
 32歳で入社。地場産業振興を目的に主に福岡都市圏でのイベント企画運営やアンテナショップひた生活領事館の担当をさせていただきました。思うような売上が作れなかったり、効果的なPRが出来なかったり失敗も多かったのですが、地場産業にかかわる多くの人と知り合うことが出来、今につながる良い経験を積むことが出来ました。

 

5、イサゴタクシー代表
 タクシー業界は過疎化のあおりを受け近年市場規模が大きく減少しており、非常に厳しい経営状況です。業界再編(M&A)は生き残る手段の一つで、旧経営者の苦渋の決断だったと思います。令和元年6月に株式譲渡する形で事業承継いたしました。10月から代表取締役社長として経営をはじめ、人員の配置転換、営業時間の変更、業務効率化を図り徐々に上向きかけていた矢先、コロナウィルス感染症が拡大し緊急事態宣言で大きな痛手をこうむったのですが、行政の支援策をフル活用しなんとか危機的状況をしのぎました。

 今後の展開を考える中で、現在の本社は旧経営者からお借りしているため、立地条件の良い土地(旧小松軒跡地)を確保し本社と車庫を移転する事にしました。お金がない中での計画のため、旧経営者のご親類である河津建設の河津社長に相談すると「俺に任せておけ」とおっしゃっていただき社屋施工を行っていただきました。 隈町の新社屋で市民の足として末永く事業を営んでまいる所存です。

 

会長の時間7

2021-08-18

日田ロータリークラブ会長  河津 龍治

 

災害について

今年のお盆は嘗て無いほどの大雨に見舞われました。今までに経験したことがありませんでした。私もお盆に、こんなにゴルフに行かなかったのは、初めてです。

 

幸いに日田市は大きな被害がありませんでしたが、武雄市や久留米市は大変なことになりました。今回の被害は河川の決壊などではなく、内水面の被害でした。つまり貯まった雨水が排水されずに、そのまま湛水されてしまったわけです。廻りの河川の水位が高いために、排水が出来ずに起きました。

 

地方では抜本的な対策がないのが現状です。都会では地下に大きな貯水槽を造り、一時貯めます。これは莫大な費用が掛かるため、大都市でしか無理です。福岡市でも地下の喫茶店に水が流れ込み、死亡事故が起きたのでその後、地下貯水池が出来ました。日本の公共工事は死亡事故が起きれば、一気に進むのが慣例です。高速道路の片側1車線の交互通行で、死亡事故が数回起きると、直ぐ4車線化に進みます。

 

平成29年、小野の土砂災害で1人が亡くなった時は、数十億円かけて、防災工事をしています。一度、小野の現場を見てください。壮観な工事が進められています。我々業者もここまでやるか、と思っています。

 

さて、災害の対応はどのように行われているか、説明します。災害が起きた時、地元住民や通行者の連絡が一番多いようです。市役所や土木事務所に連絡が行きますが、それぞれ管轄があります。国道210号線は国の管轄で、それ以外の大きな幹線道路は県、市内の道路や枝線は市、と言う具合に分かれています。河川も筑後川と花月川は国、それ以外は県、その河川の支流は市、と言う具合に分かれており、お互いに一切干渉はしません。

 

市役所に災害の連絡が来た場合、管轄外で県の場合は県へ、国の場合は国へそれぞれ連絡し、県や国はそれぞれ道路の維持管理業者へ連絡し、応急措置を行って貰います。大きな災害が発生した場合、災害協定を結んでいる建設業協会へ、県や市から連絡が入ります。どこの業者にさせるかは、私が決めます。地域性などを考慮し選定していきます。復旧費用が1億近くまで掛かることがあります。

 

去年の7月豪雨では、500万円以上の災害だけで30ヶ所以上ありましたが、業者は全て私が決めました。会員企業が74社ありますが、不平不満を言う業者は1社もありません。当社の役員が、災害が起きた日から協会に詰め、土木事務所で深夜まで打合せを行い、翌日の朝は、各復旧現場へ指示を出しているのを、会員がみんな知っているからです。もちろん無給のボランティアです。そして当社だけが災害復旧工事に手を出しません。美味しい仕事だけを自分でしていたら、誰も付いてきません。これは先代からの教えで、行司は相撲を取るなが、河津家の家訓です。我田引水や私利私欲に走ってはならないことが、建設業界のトップとしての心得であると考えております。

会員卓話:日田市における新型コロナウイルスワクチン接種ついて 膳所会友

2021-08-11

日田市における新型コロナウイルスワクチン接種ついて

日田市医師会会長 膳所和彦

 

8月となり全国ではデルタ株を主とした新型コロナウイルス感染症が再び急激に拡大しこれまで以上の感染者数の増加を認めており、いわゆる第5波が襲来しております。

日田市におきましても徐々に感染者数が増加傾向で、特に先週からは県外からの多くの帰省者に関連する新規感染が多数報告されてきています。特にこの数日間の感染拡大は顕著であり、感染症指定医療機関であります済生会日田病院の現在の入院者数は21人となっています。24床(6床から一時的に増床)の専用病床がほぼ満杯となっており、医療逼迫状態がすぐそこまで来ています。

 

一方、日田市におけるコロナワクチン接種は、

①本年3月より医療従事者(歯科医師、薬剤師、救急隊も含む)と高齢者施設関係者、
②5月より一般高齢者、
③7月末より基礎疾患のある方、60-64歳、高校3年生、
④8月末より12-59歳の方と 国が示した優先順位に従い、事業を行って来ました。

接種方法は集団接種(アオーゼ)、個別接種(一般医療機関)、職域接種に分けられ、各々順調に事業が進んでいます。

7月31日の時点で、日田市における全人口に対する接種率は1回目 40.3%、2回目32.%であり、これは大分県平均の1回目37.6%、2回目27.4%を超える数字となっています。また高齢者接種も1回目90.4%、2回目82.5%と予想以上に多くの方の接種がほぼ完了しました。

 

日田市ではファイザー社ワクチンを主に使用し、職域接種のみがモデルナ社ワクチンとなります。ともにm-RNAワクチンで、その有効率は94-95%と非常に高くなっています。副反応については接種後に接種部位の痛み、筋肉痛、倦怠感、発熱などが見られますが、ほとんどが軽症であり数日で回復することが報告されています。但し、1回目接種より2回目接種で頻度が高く、また若年者で多く見られる傾向でした。

 

最も重大な副反応であるアナフィラキシー反応は日本全体で1,776例(0.003%)報告されていますが、ほとんどが迅速な処置にて回復しています。これまでのところ日田市ではこのアナフィラキシー反応報告例はありません。現在緊急事態宣言やまん延防止等重点措置法が一部の地域で発令されていますが、人の流れはまったく静止できていません。

新型コロナウイルス感染症を収束させる唯一の手段が、このワクチン接種となります。できるだけ多くの市民の皆様へ、できるだけ早く、コロナワクチンを接種していただくこと 強く希望いたします。

 

お盆休みがピークを迎える中、新型コロナ感染症患者がさらに増加することが危惧されます。皆様におかれましては、万全の感染防御対策を実践し、なるべく自粛生活していただくことをお願いいたします。

会長の時間6

2021-08-11

日田ロータリークラブ会長  河津 龍治

 

職域接種

我々建設業界は平成29年の災害復旧が終わらないうちに、令和2年の7月に集中豪雨に見舞われ、通常の2倍から3倍の工事量を抱えています。そういった中で、一人でもコロナの感染者が出れば、現場はもちろん、会社全体が2週間休まなければなりません。度重なる災害で、工事は遅れている中で、1日でも休むわけにはいきません。そこで私は職域接種を申し込むことにしました。まず千人集まるかが問題だったので、接種希望者の集計を取るのに、3日かかってしまい、大分県で21番目になってしまいました。大手企業は早くから情報を得ており、準備も整っており、素早い申し込みが出来たのだと思います。

 

次は接種会場です。駐車場も広いので建設会館で行うようにしました。まず、アオーゼに行ってどういった流れで、ワクチンを接種しているか調査させ、同じようにするようにしました。看護師については、建設業に従事している社員の奥さんが、看護師をしている方はたくさんいると思っているので、1日3万円で来てもらうようにしました。問題はお医者さんです。私が知っている限りのお医者さんにお願いしたら、皆さん快く引き受けてもらいました。

 

ワクチンを保管するフリーザーの管理など、まだまだいろんな問題があり、不安でいっぱいでした。そういった中で、医師会の理事会で、膳所先生の口添えもあって、済生会病院でワクチン接種をやっても良いということになりました。我々としては、ほっとしているところです。そして皆さんもご存じの通り、6月22日に記者会見を開くことになりました。当時は予想もしていなかったのですが、今年の5月23日にエアコン付きの発熱外来棟を寄贈したことが、今回の結果につながったのではないかと思います。我々が申請した2日後に職域接種が停止になり、どうなるかと思いましたが、来週ワクチンが届きそうなので、しっかり準備をして、職域接種を完了したいと思います。

 

会員卓話:会員増強維持委員会 佐藤浩之委員長

2021-08-04

8月は会員増強・新クラブ結成推進月間ということで、会員増強維持委員会よりお話しをさせて頂きます。

先日も発表しましたが、本年度の

 

【活動方針】は今年度2名増を目標とし、60名の会員数を目指す。

【活動計画】は1、今年度は純増2名の会員増強を目指す。2、女性会員の積極的な入会を勧める。3、各委員会と協力して現会員の退会防止に努める。

 

という事で活動してまいります。

 

 

そこで今日の卓話は、活動計画3番目の会員の退会防止に努めるという観点から、これまでに退会された方々へのロータリーによる調査結果という資料がございましたので、その内容をお話しさせて頂きます。これはロータリー歴1年以内から段階的に10年以上のケースまで調査されていますので、皆さんそれぞれのロータリー歴によって興味をもって頂けるといいと思います。

 

ロータリーによる調査結果

クラブの強化は、退会理由を理解することから始まります。退会者アンケートはロータリーが、世界中のクラブにおける退会理由を調査した結果と、その対策です。

 

入会後1年以内の退会

1年以内に退会する会員の多くは、入会前に会員義務について十分な説明を受けてなかった、入会後にロータリーに関する十分な教育を受けなかった、という理由を挙げています。また、出席規定や経済的な負担、期待したほど会員同士の交流がなかった、という理由もありました。

 

対策

*会員となることで得られる機会、会員として果たすべき義務を、入会前に十分説明する。

*有意義な入会式を行い、クラブ全員で入会者を歓迎する。

*楽しく、活気があり、堅苦しくない雰囲気をつくる。

*新会員のメンターとなる会員を決める。メンターは、クラブの文化と伝統を 新会員に説明し、質問に答え、ほかの会員との交流を援助する。新会員が連絡なく例会を欠席した場合は、メンターが連絡を取って事情を聞く。

*新会員オリエンテーションを実施する。

*新会員を委員会委員などの役割に抜擢する。

*新会員と対話する機会を設け、ロータリーについてよく理解してもらう。

 

入会後1~2年後の退会

入会1~2年後に退会した会員の多くは、クラブに溶け込めなかった、期待したほどの親睦がなかった、多忙で出席規定が守れなかったという理由を挙げています。

 

対策

*会員が関心のある活動や委員会に参加できるようにする。

*クラブの親睦や活動を活性化させるアイデアを会員から募る。

*青少年交換学生の世話役や、ロータリーアクト/インターアクトクラブとの 「連絡役となってもらい、若者との交流を図る。

*新会員だけでなく入会後1~2年後の会員にもメンターを付ける。メンターとの相性が合っているかどうか定期的に確認し、会員が別のメンターを望む 場合は、ほかの会員に交代してもらう。

 

入会後3~5年後の退会

入会3~5年後に退会した会員は、期待ほどの親睦がなかった、クラブのリーダーに不満を感じた、多忙で出席規定が守れなかったという理由を挙げています。

 

対策

*リーダー的役割を担う機会を与える(役員、メンター、地区活動への参加など)そうすることで、クラブに貢献し、重視され、運営上の決定にかかわっていると実感してもらう。

*会員の意欲を高め、例会や活動の活性化を図るために新しい試みを取り入れたり、現会員の教育プログラムを実施したりする。

*クラブ改善のアイデアを会員から募る。 *会員が自分の専門知識やスキルを活用できる機会を設け、その貢献を認める。

 

入会後6~10年後の退会

入会6~10年後に退会した会員からは、期待ほどの親睦がなかった。 クラブのリーダーに不満を感じた、という理由が挙げられました。また、退職や 移転による退会もありました。

 

対策

*多くの人と知り合い、所属クラブ以外での経験を積んでもらうために、地区の活動(地区大会の計画、地区委員会など)に参加したり、ロータリー親睦 活動グループへの参加を勧める。

*退職とともに退会を予定している会員には、退職後もクラブに留まり、豊かな経験を活かして若手会員のメンターになるなど、後進の育成にあたることを進める。

*移転する会員をMy ROTARYからほかのクラブに紹介する。または、退会者がほかのクラブへの移籍を希望する場合は、ロータリーに知らせるよう勧める。

*会員が自分の専門知識やスキルを活用できる機会を設け、その貢献を認める。

 

入会後10年以降の退会

入会10年を過ぎて退会した会員の多くは、例会や活動に関心が持てないことを理由として挙げています。また、退職、家庭の事情、経済的な負担、健康上の理由から退会を選ぶ人もいます。

 

 

対策

*できるだけ対話の機会を設け、上記のいずれかの理由によって退会する可能性があるかどうかを探る。理由自体を変えることができなくても、事情を認識することで、退会という事態を避けられる場合があります。

*例会を活性化するアイデアを募る。または、ガバナー、ガバナー補佐、地区委員会委員長となることへの関心があるかどうか尋ねる。

*(退職などによって)経済的な負担を感じている場合、会費を軽減することを検討する。

*会員が自分の専門知識やスキルを活用できる機会を設け、その貢献を認める。

*新会員のメンターとなることに関心があるかどうか尋ねる。

 

以上がロータリーによる退会者への調査結果でありました。これを見まして私が思ったことは、退会する理由はたくさん有る様ですが、まずは会員増強維 持委員の私自身がこの退会者にならない様、努めて行きたいと思います。

会長の時間5

2021-08-04

日田ロータリークラブ会長 河津龍治

 

五輪開催の報道

 

私は毎日5時に起きて、6紙の新聞を会社で 2時間かけて、読んでいます。

 

今日は、東京五輪について各社の社説を読み比べてみました。

 

7月23日(金)開会式の日、読売新聞は、新型コロナウイルスの流行に伴う、緊急事態宣言が発令される中で、約半世紀ぶりの東京五輪が開幕する。困難に立ち向かう努力の大切さや尊さを世界に伝えたい。スポーツには人の心を動かす「力」がある。コロナ禍に苦しむ世界の人々に希望が届くといい。

 

朝日新聞は、本来ならば期待に胸躍る時だが、コロナ禍に加え、直前になって式典担当者の辞任や解任が伝えられ、まちには高揚感や祝祭気分もない。分断と不信のなかで幕を開ける、異例で異様な五輪である。主催者側が具体性をもって示すことのできなかった大会の意義を、私たち一人ひとりが独自の視点で見出すようにしたい。

 

日経新聞は、コロナ禍で、様々なものがそぎ落とされてしまった開催となるが、その分、私たちは選手らの熱い思いをより身近に、そして切実に感じられるはずだ。東京の聖火が消える8月8日夜、多くの人が「開催してよかった」と振り返られるよう、アスリートらの奮闘を望むとともに、組織委や国、東京都には、これまでの反省を踏まえた適切な大会運営を切に求めたい。

 

7月24日(土)開会式の翌日、読売新聞は日本はオリンピック委員会は金メダルの獲得数は重視しない考えを示している。選手たちには、重ねてきた努力の成果を存分に発揮してほしい。その姿に、テレビ画面などを通じて大きな声援を送りたい。

朝日新聞は、日銀と気候、云々、日経新聞は取締役会、云々でどちらも五輪には触れていませんでした。

 

7月25日回競技が始まって、最初の朝刊、読売新聞は1面に高藤の「金」。朝日新聞は1面に王者内村、失望と笑み。「読売新聞827万部、朝日新聞565万部、毎日新聞 250万部日経新聞234万部。同じ新間なのにこうも違うものなのだと、改めて認識させられました。

 

 

ウナギの話をします。ウナギといえば戸山です。なぜ戸山のウナギがおいしいかといいます。買ってきたウナギは1週間ほど水にさらします、そして泥を吐かせてさばくのですが、さばいた後に竹のヘラで内臓をごしごし落とします。これをすることによって臭みがなくなります。それだけ丁寧な仕事をして秘伝のタレで焼き上げます。よいウナギが入らないときは店を閉めます。連休時はお客が道にあふれてます。11時開店で12時半ごろには終わりです。並んでも食べられない方が沢山います。それだけ品物に対してプライドがあると思います。

 

私の遠い遠い親戚なんですが、予約はしてくれません。行ったもん順です。夏休み中はいっぱいです。炎天下に30分以上待たなければなりません。その覚悟があれば是非行ってください。ウナギはやはり戸山だという事をお伝えします。

9月の例会

2021-08-04

・9月 1日(水)午後12時30分 日田市のマリエール オークパイン日田

委員会卓話 雑誌委員長 白石章二会友

 

・9月 8日(水)午後12時30分 日田市のマリエール オークパイン日田

インターアクト年次大会報告 インターアクト委員長 松浦善剛会友

 

・9月15日(水)午後12時30分 日田市のマリエール オークパイン日田

外部卓話 日田市社会福祉協議会事務局長 梶原浩様

 

・9月21日(火) ガバナー公式訪問 延期になりました

 

・9月22日(水) 午後12時30分 日田市のマリエール オークパイン日田

会員卓話 草野義輔会友

 

・9月29日(水) 休会

 

新入会員卓話:大塚智会友

2021-07-28

新入会員卓話 大塚 智会友

株式会社オオツカ 大塚酒店の大塚智 です。本日は、新入会員卓話ということで、会社や個人について何か話しをと うことでしたので、簡単な自己紹介と仕事について、お話しさせていただきます。

1971年10月18日生まれ、10月で50歳になります。咸宜小学校入学、東部中学校入学、日田高校入学、立正大学入学、株式会社マイカル入社 (旧ニチイ、ビブレ)、26歳の時に日田に戻り、家業の酒屋を継ぎます。

もともとは、うきは市吉井で「花吹雪」というお酒を造る酒蔵をしていたようですが、曾祖父さんの時に2~3年連続で作りに失敗して、三芳小渕町に移転して小売の酒屋を始めたようです。残念ながら当時の記録が、昭和28年の筑後川大水害で全て流れてしまい詳しいことはよくわかりません。

全て流されたのち、現在の中央一丁目に移転し酒屋を再開。三芳小渕町では新たに木履製造業を始めました。私の父である、大塚武明が酒類販売業を継承し、叔父である豊三郎が木履製造業を継承。現在は、酒類部を私が、履物部を従兄弟の裕一が経営しています。

ホテル、レストラン、居酒屋、スナック、バーなどの飲食店を対象とした業務用酒類卸。市内近郊、約200件ほどの飲食店様や、企業、事業所様とお取引しております。地元日田の地酒や焼酎、全国の銘酒、自然派ワイン、シャンパーニュ、シングルモルトなど2,000種類以上の品揃えです。

J.S.A 認定ソムリエ・J.S.A 認定 SAKE DIPLOMA・SSI 認定馴 酒師・SSI認定 焼酎朔酒師などワイン、日本酒、焼酎の資格を持ち、お客様のお好みや料理にあうお酒選びのお手伝いをします。

また、ホームページを刷新し情報発信やオンラインショップでの販売にも力を入れています。フェイスブックやインスタグラムといったSNSもやっておりますので、ぜひご登録お願いします。

「なしのお酒 梨園」は、今から15年ほど前に、「水郷ひたを代表するような特産品を作りたい」という思いから開発した商品になります。当時、美味しいのに少し傷があったり、形や大きさが基準をクリアしていないことから市場に流通しない梨が年間130トンほどありました。しかし梨は、味や香りが繊細で、色も褐変しやすく 加工が難しい為、有力な加工品がありませんでした。そこで農商工 業連携ということで各分野のプロにお集まりいただき梨園プロ ジェクトチームとして梨園を開発しました。


私と、全日本フレアバーテンダー協会の会長を努め、世界一にも輝いたことのあるBar if の江田氏が、企画、監修を務め、JAおおいた日田梨部会の130軒の梨農家さんが、丹精を込めて作った梨 を、株式会社つえエーピーさんで搾汁。出来上がった高品質の日田梨果汁をベースに老松酒造さんの高い技術力により、「なしのお酒 梨園」を作り上げました。

 

トップバーテンダーの江田氏が満足する味と品質の梨リキュールの開発は、困難を極め、完成まで3年の月日を費やしました。その分、味も香りも素晴らしく同業他社が真似できないクオリティーの「なしのお酒 梨園」が生まれました。まるで梨そのものを食べているようなみずみずしい美味しさと、日田梨の梨袋をイメージしたパッケージが話題となり、日本全国、さらには台湾や香港などの海外へと販路が広がります。発売から10年を超えるロングセラー商品となり、累計40万本以上を販売する大ヒット商品に成長しました。なしの生産者、食品加工メーカー、酒造メーカー、流通・小売業者、レストラン・飲食店など関連する分野の裾野が広く、大分県の農商工連携のモデルケースとし て取り上げていただきました。このように、地域に貢献できる商品 の開発に携われたことは本当に嬉しく、また光栄に思っています。

 

以上、私の自己紹介と事業内容、取扱商品についてお話しさせていただきました。コロナ禍により、酒類業界、飲食・旅行業界は、大変苦労しておりますが、精一杯、頑張りたいと思います。

会長の時間4

2021-07-28

日田ロータリークラブ  石松雅彰副会長

 

本日は、会長がご親族のご不幸により 欠席いたしておりますので、副会長であります私が代理で、「会長の時間」を担当 させていただきます。

第32回夏季オリンピック東京大会の開会式が、7月23日、国立競技場で開催されました。新型コロナウイルスの影響で史上初めて1年間の開催延期となり、さらには国内のみならず世界的にも感染拡大の不安が募る中での祭典となりました。NHK総合テレビで開会式が放映され、私も自宅で視聴しました。

 

この式典の平均世帯視聴率は56.4%だったそうで、前回1964年東京五輪の視聴率61.2%には及ばなかったものの驚異的数字と26日に報道されました。開会式は大会関係者を1000人程度に抑え、無観客での祭典となり、祝祭ムード抑制の中ではありましたが、選手団は一応に明るい笑顔での入場行進でした。

 

しかしながら、何を表現しているかわかりにくいアトラクションパフォーマンス、長々と続くバッハIOC会長の挨拶、天皇陛下の開会宣言が始まった途中で促されたように慌てて起立した菅総理など個人的感覚としては不満の残る開会式でありました。

競技種目での日本選手は、メダルが期待された体操の内村航平、水泳の瀬戸大也、卓球の張本智和、テニスの大坂なおみなど予想外の敗退があったものの、柔道、スケボー、ソフトボールなど数多くの種目で大活躍を続けており、27日現在、金10個、銀3個、銅5個、計18個のメダルを獲得しています。

 

今後、さらに多くのメダル獲得に向け、選手の皆さんの大活躍を大いに期待しているものです。
一方で、日本のコロナ感染の波は再び増加傾向にあり、27日には東京都で過去最多となる2,848人の感染者が確認され、このうち感染力の強いインド由来変異株が半数を上回るなど、歯止めがかからない状況となっています。日田でも昨日、新たに1名の感染者が確認されています。オリンピックと直接的な関係は薄いと思われますが、長引く自粛の中で、我々国民の気のゆるみもあるのかもしれません。

 

ロータリー活動にも影響が出ますので、引き続き三密に注意し、オリンピックは自宅で声援し、更なる感染者が出ないよう感染防止に努めましょう。

8月の例会

2021-07-23

・8月 4日(水)午後12時30分 日田市のマリエール オークパイン日田

会員卓話 会員増強委員会 佐藤浩之会友

 

・8月11日(水)午後12時30分 日田市のマリエール オークパイン日田

会員卓話 膳所会友

 

・8月18日(水)午後12時30分 日田市のマリエール オークパイン日田

外部卓話 イサゴタクシー 後藤社長

 

・8月25日(水)午後12時30分 日田市のマリエール オークパイン日田

新入会員卓話 門松孝治会友

会長の時間3

2021-07-21

日田ロータリークラブ会長  河津 龍治

 

私は学校を卒業し、最初の現場が人吉ループ橋でした。私の社会人の原点でもありますので、週報にも使わせて頂きました。最初の3ヶ月は、測量だけで、毎日毎日、重たい測量器械を担ぎ、リュックの中は機械式計算機、三角関数表、図面と野帳が入っていました。その後、関数計算ができる電卓、カシオFX10が出たときは感無量でした。

橋脚の下は深層工法という現場打ちのコンクリート杭が」入っています。朝一番、前日打ったコンクリートの型枠を外し、写真を撮り、次はダイナマイトを詰める 削孔を始めます、削孔が終ると、作業員は昼食に入ります。我々技術者は昼食の間にダイナマイトを装填し、爆発させます。爆発させた土砂はクラムシェルという機械で搬出し、最後は人力で土砂を撤去します。それから側面の型枠を組み、組み終わる頃には生コン車がカランコロンと音を立て、待っています。いつも生コンを打ち終わるのは7時か8時頃で、それから現場事務所に戻り、書類を整理し下宿に帰り着くのは、いつも10時過ぎです。

 

下宿には風呂もシャワーもありませんので、日曜日、温泉に行くのが唯一の楽しみでした。また日曜日に洗濯を忘れると、次の週は、一度履いたパンツを裏返しにして履かなければなりませんでした。毎日毎日インスタントラーメンばかりで、所長に残業は苦になりませんが、毎日ラーメンだけは、と訴えました。すると焼肉をしてくれるのですが、すぐラーメンに戻ります。当時はコンビニもない時代でしたかから仕方がありません、そうこうしているうちに、何も食べず、帰ってから人吉の町を徘徊するようになりました。 寿司や焼肉や、炉端焼きなどいろいろ開拓していきました。貰った給料は全て飲み食いに使っていました。 もちろん貯金は0です。寿司屋の親父は今でも付き合っています。

 

 

さて、現場打ちコンクリート杭が終ると、次は上へ上へと上がっていきます。鉄筋、型枠、コンクリートの繰返しです。高いところでは30m近くになりますので、強風の時は大変です。

 

 

橋脚が完成する頃、上部工やさんが来て測量を始めます。橋脚と橋脚の距離は、3センチの許容範囲内に入っています、と言う報告を受けたときは、感無量でした。もちろん報告を受けるまではドキドキ、ハラハラは言うまでもありません。

 

私の妹が鹿児島におり、たまに行きます。行く時、高速を人吉で降りて、このループ橋を眺めていると、寝ていた家内や、子供たちが起きて来て、父ちゃん、また~と言うわけです。帰りもえびねで降りてこのループ橋を通り、人吉から高速に乗るわけです。自分の作った道を通りたいと思うのは当然で、我々は地図に残る仕事をしていますし、これからもしていくつもりです。

会長の時間2

2021-07-14

日田ロータリークラブ会長  河津 龍治

 

7月10日9:00より管理運営セミナーがZOOMによるオンラインで開催されました。

当クラブから、私と運営委員長の石松さんが参加しました。 私はビデオで撮っていた、ラグビーを観戦しながら聞いていたのですが、聞いていたというより、聞いていたふりをしていたのですが、なんと、地区研修リーダーが永田さんでした。

 

熊本のお医者さんで、ロータリーの国際大会には何回かご一緒させてもらいました。その永田さんからいきなり振って来られました。最後のどう思いますかという言葉だけが聞き取れました。私も適当に聞いていたから、慌てて、よく聞き取れなかったので、もう一度質問をお願いしますと、答えました。

質問はオンラインよる例会は可能かということでした。私は即座に、うちのクラブはお年寄りが多いから無理ですと返事をし、なんとかその場を乗り切りました。これだけたくさんの参加者がいる中で、まさか指名されるとは思ってもいませんでした。また次回の国際大会ヒューストンには行かれますかという質問には、つい、行きますと答えてしまいました。冷や汗をかいたセミナーでした。

 

日曜日、ゴルフプレーが半分終わり、食事に上がってこようとした時、ガガガ!ドドド!と音が聞こえてきました。なんと、工事をしているではありませんか、ある人が、もちろん誰かわかると思いますが、土、日は休んで週休2日とかなんとか、偉そうな事を言っていた奴がいたなと来たわけです。またまた冷や汗です。

 

次の日、担当を呼んで「俺は大恥をかいたぞ」というと、工期が大変厳しいということでした。5月の連休はかき入れ時です、休むわけにはいきません。また11月3日が開場記念日ということで、間に合わせなければなりません。おのずと工期が決まってくるわけで、5月の連休明けから10月末までとなるわけです。民間の建築工事はいつも工期が厳しい物件ばかりです。建設工事の9割を占める、公共の土木工事で災害工事以外は週休2日で設計されていますから、工事の規模にもよりますが、守らないと2~4%減額となります。近頃は冷や汗をよくかく1週間となりました。

会長の時間1

2021-07-07

日田ロータリークラブ会長 河津龍治

 

2021-2022年度、日田ロータリークラブ会長を仰せつかりました河津龍治です。
歴代会長に比べ、いささか品位に欠けることは、十分承知しておりますが、精一杯頑張りますので、皆様方のご協力をお願いたします。
スローガンは「明るく、楽しい、元気なロータリー」とし、会員が出席したくなるような例会を目指します。

私は(2021年7月1日現在)、主な公職は以下の5件を引き受けております。

 

  1. 大分県建設業協会 日田支部長
  2. 大分県労働基準協会 日田支部長
  3. 大分県ラグビーフットボール協会 副会長
    (日田市ラグビーフットボール協会 会長兼務)
  4. 日田商工会議所副会頭
  5. ローレル日田カントリークラブ 理事長

 

 

この他にもいくつかあるのですが、出来る限りロータリーを優先し、出席するように努めます。よって、建設業協会、本部や商工会議所には、水曜日は予定を入れないように、申し込んでおります。また週3日のゴルフは、続けようと思っていますので、心当たりのある方は、水曜日はお誘いがないと思って、しっかり仕事をしてください。
会長の時間は、建設業とラグビーを中心に、話をしていきたいと考えています。そして皆様方の中で、お子さんやお孫さんに、ラグビーをさせてみたい、建設業に入れたい、と思ってくれる方が、一人でもいれば幸いです。

 

また、しゃべるだけでは、興味が湧かないので、出来るかぎり、パワーポイントを使っていきたいと考えています。
コロナの影響は、当分続くと思われますので、全会員の皆様が、2回目の接種が終わるまで、懇親会等は一切しないで、 例会だけを粛々とやります。
前年度はほとんど行事がなく、例会も休みが多かったため、繰越金が6百万ほどあります。理事会の皆さんと相談しなければいけませんが、どこかに寄付するようなことは、したくはありません。すべて会員のために使いたいと考えています。臼杵にフグを食べに行ったり、福岡で野球観戦に行きおいしものを食べて帰るとか、いろんなことを考えています、また行かれない方もおりますので、かかった経費の半分以上は、参加した会員の自己負担とします。

あくまでも土曜日、日曜日を使って行いますので、土日、休みがない方は残念ですが諦めてください。今は完全週休2日の時代で、建設業も災害復旧工事以外は、週休2日の時代になりました。日曜日はともかくとして、土曜日が休みでないと、若い人はやめていきます。会員の皆さんも、しっかり週休2日を進めてください。
私が会長の間は台湾との交流はしません。一気飲みが苦手です。いろんな所で、ロータリーの仲間を大切にしたいと考えています。河津建設としても、出来るだけロータリーの会員企業の協力を仰いでいきたいと考えています。会員企業がお互いに利用しあい、また協力しあいながら切磋琢磨し、会員企業の皆様方がますます成長することを願い、私の運営方針といたします。

 

 

最後になりますが、私も建設業協会で生計を立てていますので、行事がロータリーと重なった時は、建設業を優先させてもらいます。その時の会長の時間は、前会長の井上太香美さんにお願いしています。井上さんも前回、話し足りなかったらしいので、喜んで引き受けてもらいました。副会長の石松雅彰さんにも了解を取っています。その他の商工会議所やラグビーなどは、ロータリーを最優先にしたいと思いますので、ご協力をお願いいたします。

7月の例会

2021-06-30

・7月 7日(水)午後1時 日田市の建設業会館

河津龍治会長 新年度運営方針

 

・7月14日(水)午後12時30分 日田市のマリエール オークパイン日田

クラブ協議会 各委員会話合い

 

・7月21日(水)午後12時30分 日田市のマリエール オークパイン日田

クラブ協議会 各委員会活動方針発表

 

・7月28日(水)午後12時30分 日田市のマリエール オークパイン日田

新入会員卓話 大塚智会友

会長の時間27

2021-06-30

日田ロータリークラブ会長 井上太香美

 早いもので1年が経過し、本日が最後の会長の時間です。思い返せばコロナ禍の中に在り、何もできずに終えた会長の任期でありました。今日は何を話そうかと思案して参りましたが、私の一番好きな芝居の話で締めくくりたいと思います。芝居や歌舞伎の中にはそれぞれに名場面、名セリフというものがございます。金色夜叉であれば「来年の今月今夜の月を俺の涙で曇らせて・・・・」や、国定忠治であれば「足の向くまま気の向くまま、当ても果てしもネエー旅に出るのだ・・・・」とか、白波五人男の「問われて名乗る藻おこがましいが・・・」など思うだけでも楽しくなります。コロナ禍以前は博多座で芝居に熱中したあまり、隣の人を小突いてお叱りを受けたこともありました。今日は来年度の日田ロータリークラブが、様々な難関を突破してほしいという願いを込めて、歌舞伎18番「勧進帳」の場面から武蔵坊弁慶が読み上げる勧進帳をやってみたいと思います。この場面は長唄でやるのですが、朗読でやります。

勧進帳・・・・・「それ、つらつら、惟(おも)ん見れば、大恩教主の秋の月は、涅槃(ねはん)の雲に隠れ、生死長夜の長き夢、驚かすべき人も無き、ここに帝おはします。

おん名を聖武皇帝と申し立てまつり、日頃三宝を信じ衆生慈しみ給う。たまたま霊夢に感じ給うて、国土安泰、天下安穏の為廬舎那仏を建立したもう。しかるに、去んじ、治承のころ焼亡し終わんぬ。かかる霊場無きを歎き、俊乗房重源、勅命こうむって無常の関門涙を流し、上下真俗を勧めて再建せんと諸国勧進す。一紙半銭奉財の輩(ともがら)は、現世にては無比の楽を誇り、到来に手は数千蓮華の上に座す。帰命稽首(きみょうけいしゅ)敬って申す。

 

1年間のご協力誠にありがとうございました。

会長の時間26

2021-06-23

日田ロータリークラブ会長 井上太香美

 本日の新聞は、各紙とも香港のリンゴ日報が廃刊の危機にひんしていることと、日本ではいわゆる「赤城ファイル」の公開がなされたという内容でありました。香港の問題はこういう流れになるだろうと予測はついていましたが、予想を上回るペースでの言論の封殺に背筋の凍る思いでいます。思想信条の自由や通信、結社の自由というものがいかに大切なものであり、対して国家権力がその気になれば簡単に抑え込めるものであるかということを、今回は思い知らされました。

中国共産党政権が民主化運動の諸氏を不当に弾圧していることに断固たる抗議の意思を示すとともに、彼らの無事を祈るものであります。

 それに対して「日本は自由でいい国だ」と言いたくなるのが、今回の「赤城ファイル」の公開です。最初財務省は「そのような文書は存在しない」と明言しました。赤城さんが死をもって後世に託した文書です。彼の奥さんが粘り強く交渉しましたが、そのたびに政権は様々な理由をつけて公開を拒んで来ました。裁判所にいわれてしぶしぶと公開したのが今回の真相です。政権は自分にとって都合の悪い事件を隠蔽しようとしました。それを阻止したのが世論であり、報道各社の良心でありました。米国では「フェイクニュース」を公然と流すメディアがあることを過去4年間で目にしました。ロシア、ベラルーシ等世界中で専制国家と呼ばれる国が台頭してきています。政権を握る者は報道を極端に意識します。真実を曲げて報道するよう求めてくる傾向があります。私たちは「自由」を確保して生きていきたいと願いますし後世に先人の素晴らしい遺産として残さねばならないと思います。

今、世界中で起きている自由に対する弾圧は、アリの穴から広がっていきます。私たちは自由に対する些細な抑圧傾向に目を凝らし、日々自由のために研鑽して参りましょう。

 

 

6月の例会

2021-06-04

・6月 2日(水)休会

 

・6月 9日(水)休会

献血例会

 

・6月16日(水)休会

 

・6月23日(水)午後1時20分
日田市のパトリア日田 スタジオ1 ※食事はありません
クラブ協議会

 

・6月30日(水)午後1時20分
日田市のパトリア日田 スタジオ1 ※食事はありません
最終例会 会長卓話 一年を振り返って

新型コロナワクチン集団接種会場スタッフに水を寄贈

2021-06-02

6月2日、井上会長、頓宮幹事、三笘社会奉仕委員長はアオーゼを訪れ、日田市に水とお茶(ペットボトル500ml)をそれぞれ500本、合計1,000本寄贈しました。

新型コロナワクチンの集団接種会場で働く医療従事者に水分補給をしてもらおうというもの。井上会長は「これから暑くなる中でのワクチン接種業務で、熱中症対策になればと思います。日頃から医療の最前線で働く方々に感謝の気持ちをを込めて贈ります」と目録を原田市長に手渡しました。

左から、三笘社会奉仕委員長、頓宮幹事、井上会長、原田市長、膳所医師会長

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