Archive for the ‘会長の時間’ Category

会長の時間34

2023-05-10

日田ロータリークラブ会長 石松雅彰

 いよいよ、5月に入りました。今年度も残すところ2カ月を切りました。

そして、5月は「青少年奉仕月間」となっております。

当初、本日は青少年奉仕委員会による卓話を計画いたしておりましたが、スケジュール調整のため委員会卓話を組むことができなくなり、松浦委員長には誠に申し訳ありませんでした。

つきましては、本日の会長の時間では、「藤蔭高校インターアクトクラブ」の活動を含め、青少年奉仕に関する動きについて報告いたします。

2月27日、藤蔭高校インターアクトクラブ第2回例会に、松浦委員長とともに参加いたしました。

今年度も、コロナ禍で例会が計画通り開催できず2回目の今例会が本年度最後の例会になったようです。

冒頭、新役員紹介がありました。新部長には2年生の徳田君、副部長には同じく2年生の多武君が就任し、新体制での例会となりました。2年生はこの2名だけで、1年生が6名(内2名は弓道部兼任、1名は通信制の学生)の、総勢8名の会員とのことです。

開会の言葉を新副部長が、点鐘を新部長が務め、全員でインターアクトの歌を斉唱しました。新部長の徳田君の挨拶は、少し緊張して声もやや小さく感じましたが、しっかりと挨拶をされました。

その後、卒業される3年生2名からお別れの卓話がありました。

前部長の井上優汰君は、卒業後は鶏卵メーカーに就職するそうで、高校生活の思い出は鹿児島・宮崎への修学旅行と話していました。前副部長の小野ひなたさんは、卒業後は山川の特別養護施設に就職するそうで、高校生活の思い出は街頭募金活動やオリンピックスタッフとしての活動でしたと話されました。顧問の梶原先生は、「コロナ禍で十分な活動ができなかったが3年生として皆を引っ張ってくれたこと、そして以前は人前ではなかなか話もできなかったが、インターアクトクラブの活動を通じて色んな高校との交流や友情を深め、自分の考えをハッキリと話せるようになり、大きく成長したと思います。社会に出ても、これらの経験を生かして頑張ってほしい。」と話されていました。

3年生には、在校生からは花束が贈られ、我がクラブからは図書券を贈りました。

高校は、4月が年度の切り替わりですので、新体制の活動がすでに開始されていますが、新1年生がどの位クラブに加入していただけるか楽しみにしています。

6月からは藤蔭高校理事長である佐藤彬さんが我がクラブに加入されることとなっています。佐藤さんにも、是非強力に支援してほしいと願っております。

また、5月19日から3日間、天草市においてRYLA(青少年指導者養成プログラム)セミナーが開催されます。私も、以前3年ほど地区委員としてRYLA委員会に所属し、セミナーのお世話をしましたので、参加者が少ないと聞き、心配しています。

今回は2泊3日で、開催場所も遠いことから止むを得ないとは思いますが、機会があれば会員の皆さんの後継者や従業員の方の積極的なご参加を進めていただけるよう期待しています。

最後に、ローターアクトについての動きですが、2016年4月の規定審議会で、ローターアクターが正会員となることを認めることが採択され、2019年4月の規定審議会にてローターアクトクラブのRI加盟が承認されました。そして、同年10月にはローターアクト定款が変更され、2020年7月より年齢制限の撤廃や提唱クラブなしでのローターアクトクラブの結成、さらにはローターアクトクラブを提唱クラブとするローターアクトクラブの結成なども可能となりました。

しかし、2020年1月のRI理事会では人頭分担金の徴収(8$)決定と合わせ年齢制限撤廃については、クラブ細則で上限を定めることができ、義務化しないことに修正が行われました。さらに、2022年4月の規定審議会においては、ローターアクトの年齢制限を設ける制定案(40歳以下または30歳以下)が提出されましたが、全て否決されています。年齢制限については、これからも何らかの動きがある可能性を秘めています。

いずれにしましても、ここ数年でのローターアクトクラブを取り巻く環境は大きく変わりつつあります。RIの動きを注視していく必要があると思っています。

断片的な情報で申し訳ありませんが、これで本日の会長の時間を終わります。

会長の時間33

2023-04-26

日田ロータリークラブ会長 石松雅彰

 本日の会長の時間は、先週実施いたしました「会員満足度アンケート」につきまして、

少し報告をいたします。

 今回は、例会内にてアンケート調査を実施いたしましたので43名の会員から回答を頂き、回収率は78.2%となりました。たくさんの会員の皆さんにご協力を頂きありがとうございました。

 設問の1では、「本クラブの会員であることの満足度」についてお尋ねいたしました。

「満足している」が19名(44.2%)、「ある程度満足している」が16名(37.2%)となり、81.4%の皆さんが、概ね肯定的な回答をされました。

 しかしながら、それ以降の個別の項目につきましては、かなり否定的な意見も多くみられましたので、それらを中心にご報告をしたいと思います。

 まず、設問2の「新会員がすぐに打ち解けられるよう配慮している」の項目では、「どちらともいえない」が16名(37.2%)で、「あまり思わない」9名(20.9%)、「そう思わない」が4名(9.4%)と、30%を超える方が否定的な回答をしています。

コメントでは「雰囲気があまり良くない」「会員の減少、出席率の悪さが現状を物語っている。」などが寄せられており、早急な対応が必要になっています。

設問3の「例会について」では、「職業のネットワークづくり」や「交流に充てる時間」の項目が、「あまりよくない・よくない」の割合が高くなっています。

設問5の「クラブのコミュニケーション」では、全体的に「どちらともいえない」を含めて、否定的な回答が多く感じられました。

設問6の「会員であることの価値」については、特に「クラブでは私の才能・スキルを活かす機会がある」の項目で肯定的な意見は少なく、全項目で不満を持つ会員の数がやや多く出ています。

設問7の「クラブへの参加」では、「クラブの行事に家族、友人、同僚をよく誘う」や「資格のある候補者に入会を誘っている」の項目で、否定的な意見が多くみられました。

設問8の「会員が払う費用」では、「例会の食事」が「高すぎる」の意見が18.6%ありました。

これらのアンケート結果や皆様から頂きました貴重なご意見、ご提言につきましては、本日開催いたします理事会に報告し、その対応を検討していきたいと思っています。

 

 

会長の時間32

2023-04-19

日田ロータリークラブ会長 石松雅彰

 

本日の会長の時間は、先週末 人吉市で開催されました地区大会について報告いたします。

 まずは、遠方にもかかわらず地区大会にご参加いただきました会友の皆さんに深く御礼申し上げます。次年度は、当クラブがホストクラブとなって日田市で地区大会が開催される予定になっていますことから、大会の運営状況の視察や各種情報の収集、次期開催のPRなどのため、25名程度の参加を計画いたしていましたが、概ね予定通りの23名の会友の皆さんにご参加を頂きました。本当にありがとうございました。

 まずは地区大会前日14日(金)、熊本市の「ホテル日航熊本」におきまして国際ロータリー会長代理歓迎晩餐会が開催されました。それぞれの年度により歓迎晩餐会や会員交流会のやり方が異なっており、今回の歓迎晩餐会は来賓と地区役員、各クラブの会長のみの出席に制限されていました。

 総合司会は、日航の職員でもあります熊本南RCの「西原口 香織」さんが、キャビンアテンダントの制服で、フライト風の案内をされ、会場は最初からかなり盛り上がっていました。

 オープニングムービーでは、関場慶博RI会長代理と故野田三郎パストガバナーや

堀川ガバナーとの出会いとポリオ根絶の取組、人吉での豪雨災害とその復旧・復興の取組などが紹介されました。

 その後、永田壮一パストガバナーの先導にて会長代理関場氏と奥様がご入場され、 それから、ウェルカム演奏がありました。演者は球磨郡あさぎり町在住のピアニスト「月足さおり」さんで、生まれつき進行性の難病と闘いながら小学1年生から始めたピアノで昭和音楽大学を首席で卒業。その後、右手のマヒが進むも、左手ピアニストとしての演奏は世界的にも評価され、「ウイーン国際障がい者ピアノフェスティバル」に初出場で金賞を受賞された方で、現在は主に指4本で全鍵盤を駆使した演奏を続けられているそうで、素晴らしい演奏でした。

 堀川ガバナーの歓迎の挨拶、関場RI会長代理の挨拶の後、膳所ガバナーエレクトの乾杯の発声でいよいよ開宴となりました。

 シェフが料理メニューの説明をしましたが、歓談が始まっており、よく聞き取れなかったことは残念で申し訳なかったですが、料理はどれもとても美味しかったです。

 アトラクション1は、オハイエ音楽隊の演奏がありました。「NPO法人オハイエくまもと」は、知的発達障がいのある人たちを中心とした音楽活動を通じて、障がいのある人もない人も一緒に音楽を楽しみ、心のバリアフリーを目指す活動を行っている団体で、熊本南RCもこれまで楽器の提供など支援を行ってきたそうです。総勢30名以上の演奏会は楽しく、心を穏やかにしてくれる“ひととき”でした。

 今回の晩餐会は、堀川ガバナーの「今を生きる全ての人への優しさと愛にあふれた気持ち」が凝縮されたものに感じました。

 翌15日は、会場を人吉スポーツパレスに移して本会議が行われ、草野義輔次期大会実行委員長をはじめ沢山の方にご参加を頂きました。会場は広い体育館スペースに、特設ステージを設置し、パイプ椅子が約千席設けられていました。

友愛広場は、中庭屋外での特設テントで、焼きそば、おにぎり、豚汁、たこ焼きなどが提供されていました。前日からの雨は上がって特に支障はありませんでした。

 今大会のテーマは「人吉発⇒世界平和」で、基調講演は外部講師をお呼びしての講演ではなく、関場RI会長代理によるロータリーの現状報告と記念講演「ポリオとロータリーと私」があり、インドでのポリオワクチン投与活動のお話などがご紹介されました。      続いてメインプログラムでは「未来へ架ける約束の橋」をテーマに、ロータリー平和センター・広報アンバサダー山崎敬生 氏をコーディネーターに、水野功国際ロータリー理事ノミニ―と3人の平和フェローによるパネルディスカッションが行われました。

 平和活動の実態と困難さ、展望などが披露されましたが、現地で活躍されている皆さんのご苦労に頭が下がる思いです。

今大会の登録者数は会員959名、ご家族17名、御来賓など合わせて1000名を超えると報告されましたが、当初は約8割強、途中からはやはり空席が目立つようでした。

夜の希望交流会は、会場が2ホテル4会場での分散開催となりました。

時間の都合で詳しくはご紹介できませんが、次年度地区大会開催に向け参考になる面も多数あったと思います。

以上で会長の時間を終わります。

会長の時間31

2023-04-12

日田ロータリークラブ会長 石松雅彰

 本日の会長の時間は、4月5日に開催いたしました理事会についてご報告いたします。

 理事会議事録が皆様のお手元に配布いたしておりますので、ご参照ください。

 まず、「4月・5月・6月のスケジュールについて」でございます。

 私の会長年度もいよいよ残すところ3カ月を切りました。会友の皆様には、色々ご迷惑をおかけいたしましたが、あともう少しでございます。御辛抱頂いて、お付き合いをお願いいたします。

 4月の12日、本日は外部卓話として、日田公証役場公証人 土師実千秋 氏に卓話をお願いしております。

 19日は、出席100%例会を計画いたしておりますので、出来るだけたくさんの皆さんにご出席いただけたらと思っています。卓話の時間には、この1年間を振り返り、また次年度を迎えるにあたって、会の運営や活動内容などについて皆さんのお意見を頂く「会員満足度アンケート調査」を実施する予定でございます。

 26日の例会では、日田保護司会会長の妙栄寺住職 掛橋泰定 氏に卓話をお願いいたしております。

 5月の第1週3日は、祝日のため例会は休会となっています。

 5月10日の例会は職場例会を計画いたしております。草野会友のご協力を頂き、改修を終えられた草野家の見学をお願いいたしております。

 5月第3週は17日ですが、14日の日曜日に2720地区の地区研修・協議会が本市で開催されます。日田クラブは、ホストクラブとして研修会開催に対応する必要があります。

14日に動員をかけ、また17日に例会を開くことは、会員の皆さんにとっても負担が大きいことから、本来17日に行う予定の例会を、14日に振替実施することといたしました。

 当日の役割、業務分担につきましては別途ご連絡をいたしますので、ご協力をお願いいたします。

 24日の例会は、卓話の時間を「60周年記念式典実行委員会」に充て、担当委員会ごとに協議を行うことといたしております。各委員会の委員長さんは、協議のための準備を宜しくお願いいたします。

 31日の例会は、外部卓話を予定いたしております。講師は、メディポリス国際陽子線治療センター福岡事務所長 広庭 孝次 氏にお願いいたしております。

 6月は、私の会長年度の最後の月となります。

 まず、6月4日(日曜日)ですが、これまで新型コロナウイルス感染拡大により開催を見合わせておりました会長杯ゴルフ大会を、井上・河津・石松の3年度合同大会として開催いたします。

 開催要領は、別途親睦活動委員会よりご案内いたしますので、ふるってご参加ください。

 7日は、最後のクラブ協議会を開きます。各委員会での協議の後、大委員長より1年間の総括を発表していただきますので、よろしくお願いいたします。

 14日は、献血例会を予定しており、21日は、年度末家族夜間例会を計画いたしております。ここ数年、家族を交えての夜間例会は行うことができていません。

 7月からは、本格的に膳所ガバナー年度が始まります。家族の皆さんとともにロータリークラブを盛り上げるためにも、是非実現したいと思っています。

28日は、最終例会となります。1年の総括をいたして会長年度を終了いたしたいと思っています。

スケジュールの詳細につきましては、改めて担当部署よりご連絡をいたす予定です。

 

次に、15日、人吉市で開催されます「地区大会について」でございます。

遠方にもかかわらず、23名の会友の参加を頂きました。ありがとうございます。

当日の行程が、皆さんそれぞれ異なりますが、どうぞよろしくお願いいたします。

また、議事録中、中島会友のお名前が間違っておりました。「幸生」とすべきところを「幸雄」となっています。お詫びして訂正いたします。

 

次に、台湾 「嘉義玉山扶輪社24周年式典及び友好クラブ延長締結調印式」は、今のところ5名の参加希望を頂いております。経費につきましては、前例を参考に予算措置を考えています。参加希望の方は、お早めに事務局までご連絡ください。

以上のとおり、4月の理事会の協議内容を報告し、会長の時間を終わります。

 

会長の時間30

2023-04-05

日田ロータリークラブ会長 石松雅彰

 

本日の会長の時間は、3点、確認や報告をいたしたいと思います。

まず第1点は、4月15日に人吉市で開催されますRI第2720地区・地区大会において、皆さんのお手元に配布いたしております決議(案)が、上程、決議されることとなっています。このため、各クラブでは事前に提示、検討するよう要請を受けています。

決議第5号では、「台湾3523地区との姉妹交流締結について」が、決議第9号では、「次年度地区大会開催の件」として、2024年5月17・18日に日田ロータリークラブをホストクラブとして、日田市において開催することなどが列記されています。

当クラブとしては、皆さんのご確認を頂き、特に異議なしとして取り扱いたいと存じておりますが、いかがでしょうか。

2点目は、先般からお話いたしておりました、台湾 嘉義玉山扶輪社友好訪問についてであります。5月20日に台湾・嘉義におきまして、創立24周年式典及び友好クラブ延長締結調印式を行う旨のご案内を頂いております。このため、訪問団として会友の皆さんにご案内をいたしました。

現在4名の参加希望を頂いておりますが、まだ半数近くの方にはご返事を頂いておりません。少なくとも、10名程度の訪問団を結成いたしたいと思っています。

公私ともにご多忙の折とは存じますが、まだ結論を出されていない会友の皆さん、是非とも前向きにご検討願いたいと存じております。よろしくお願いいたします。

3点目は、3月26日(日)に行われました「フードドライブ」についてです。

日田クラブからは、私と社会奉仕委員長の諌山会友が受付などに参加いたしました。今年度2度目であり、年度末の寒い日でしたので、若干来場者は少なく感じました。

主催者の日田市社会福祉協議会に確認いたしましたところ、前回10月29日に開催した時は約700㎏の食料品等が集まりましたが、今回は34件で約490㎏であったとのことでした。

 前回は、コメの収穫直後であったことから、玄米の提供がかなり多かったようです。前回は、私も玄米30㎏を提供しましたが、今回はインスタント食品2ケースでした。

フードバンクに集められた食料品等は、こども食堂や福祉施設、生活困窮世帯などに無償で提供されています。

 今後もフードドライブが開催される計画であり、会友の皆さんの積極的なご協力をお願いいたします。

 以上で、会長の時間を終わります。

会長の時間29

2023-03-22

日田ロータリークラブ会長 石松雅彰

 

先週の3月14日は、日田ロータリークラブの創立記念日でありました。

1964年(昭和39年)、当時の国際ロータリー第370地区において、戸畑ロータリークラブご出身の嘉村平八ガバナーのもと、中津ロータリークラブがスポンサーとなって、3月14日創立、同年5月18日に国際ロータリーより承認されました。

創立の際のクラブの特別代表は、後に中津ロータリークラブからRI会長を務められた向笠廣次氏で、向笠氏は、中津ロータリークラブの10周年の記念事業として日田ロータリークラブ創立に奔走され、当時の九州山口第370地区で73番目、日本承認順位612番目で、チャーターメンバーは26人、平均年齢は44.5歳のクラブが誕生したのであります。

2014年に執り行われました日田ロータリークラブ創立50周年の記念誌に、故 佐藤武朗 会友が「日田ロータリークラブの半世紀」として、詳細な歴史をまとめられていますので新入会員の皆さんはぜひご参照ください。

そうして、クラブ創立から既に59年が経ちました。

次年度は、我がクラブの創立60周年を迎えます。そして、その記念すべき年度に我がクラブから初めてのガバナーも誕生いたします。

そのため、次年度10月22日、我がクラブ創立60周年の記念式典を執り行うこととなっています。

既に、織田莊太郎会友を実行委員長に、その準備に着手いたしました。

これから、織田委員長より実行委員会の組織構成やスケジュールなどについて、詳しいお話もあろうかと思いますが、会員の皆さんの一致団結した取り組みで、ガバナー輩出クラブの記念式典として恥ずかしくない、素晴らしい式典といたしましょう。

併せて、2720地区の地区大会も日田RCがホストクラブとなり、2024年5月17・18日の両日、日田にて開催されます。

並行しての取組に、会友の皆さんには大変ご負担をおかけしますが、どうぞ宜しくお願い申し上げ、本日の会長の時間を終わります。

会長の時間28

2023-03-15

日田ロータリークラブ会長 石松雅彰

本日の会長の時間は、報告事項を2件お話いたします。

 まず、1件目は「ロータリー活動におけるマスク着用について」です。

 3月10日付、堀川貴史ガバナーより今後の方針について次のように通知がありました。

 「今後マスク着用は「個人の判断」が基本となり、①医療機関や高齢者施設を訪問する場合、②混雑した電車・バスに乗車する場合 にはマスク着用が推奨されますが、その他の状況では個人レベルでの対応に委ねられます。厚生労働省による新型コロナウイルス感染症対策の緩和に伴い、国際ロータリー第2720地区におきましてもその方針に準ずることといたしました。クラブ例会や地区の研修会などの様々なロータリー活動の場におきましても、このマスク着用に関する厚生労働省の方針を参考にし、対応していただくことを推奨させていただきます。」

 これを受けまして、北郷副会長と協議いたしまして日田クラブの対応を次のように定めました。

  • マスク着用は会員各位の判断とする。
  • テーブル上の仕切パネルは、当分の間、現行通りセットする。
  • テーブル着席定員も、当分の間、現行通りとする。これに伴う会場拡大についても、例会後の協議など利用頻度も高く、2室使用とする。

 これらの対応は、5月8日以降に改めて検討することといたしました。

2件目は、先日報告いたしました台湾 嘉義玉山ロータリークラブ24周年式典についてです。

 祝辞を作成しようと準備をいたしていましたが、重大なことに気が付きました。

嘉義RCとは、2007年友好クラブ締結を行い、3年ごとの更新を重ねてまいりました。

そして2022年がその更新時となっていましたが、コロナ禍と言うこともあり締結調印が行われていない状態となっていました。

 そのため、橋本国際奉仕委員長に、嘉義RCへ締結延長の意向を連絡してもらいましたところ、今回の24周年式典と合わせ調印式を行う旨の連絡がございました。

 今回の嘉義RCクラブ訪問は式典参加のみならず、友好クラブ締結調印という重要な行事も併せて執り行われることとなりました。

 ただ今、吉冨会友に行程表や経費等の作成をお願いしております。

詳細が決定いたしましたら参加者の募集を行いたいと思っていますので、多数の皆さんのご参加をお願いいたします。

 会長の時間を終わります。

会長の時間27

2023-03-08

日田ロータリークラブ会長 石松雅彰

 既にご承知の方も多いとは存じますが、本日3月8日は「国際女性デー」です。

「国際女性デー」とは「毎年3月8日、女性の社会参加と地位向上を訴える日」のことです。 その起源は諸説ありますが、1904年3月8日に、アメリカの女性労働者が婦人参政権を求めて起こしたデモがきっかけと言われているようです。こうした動きはヨーロッパやロシアなど世界中に広がり、1945年には男女平等の原則を確認する初めての国際的な合意となる「国連憲章」が採択されました。そして、1975年、国連は「女性の社会参加と地位向上を訴える日」とともに「女性の素晴らしい活躍と勇気ある行動を称える日」として毎年3月8日を国際女性デーに定めました。

 ポール・ハリスが、シカゴで世界初のロータリークラブを設立したのが、1905年2月23日ですので、概ね同じころに起源をもつようです。

 ちなみに参政権だけで見れば、アメリカでは1920年8月に白人女性に参政権が与えられ、人種に関係なく全ての女性が参政権を完全な形で獲得したのは1965年でした。

 わが国では、昭和21年(1946年)4月、戦後初めての衆議院議員総選挙が行われ、約1380万人の女性が初めて投票し、39名の女性国会議員が誕生しました。

 また、3月8日は「ミモザの日」とも呼ばれ、ミモザがシンボルとして親しまれているそうです。ミモザは黄色い房状の花を咲かせるマメ科アカシアのことで、イタリアでは男性が女性に敬意を込めてミモザを贈る習慣があり、これに因んでのことのようです。

 1月11日の会長の時間でもお話いたしましたが、ロータリーでは当初女性の入会は定款上できないことになっていました。1978年3月、RI定款に反し3人の女性を入会させたことでRI理事会がアメリカのドアテRCを除名。これを不服としたドアテRCが提訴し、アメリカ連邦最高裁判所までもつれましたが、最高裁は女性の入会を支持しました。これを受け、1989年RI規定審議会にてRI定款・クラブ定款の条項のうち「男子」の文字の削除を意図した制定案が採択され、その年の7月から入会できるようになっています。6度目の提案にて採択されたとのことで、34年前のことです。

最高裁まで争われて獲得された女性の入会は、今年度ロータリー史上初の女性RI会長「ジェニファー・ジョーンズ」氏の誕生につながっています。

世界経済フォーラムが男女格差の大きさを国別に測って比較する「ジェンダーギャップ指数2022」によると、日本は先進国の中で最低レベルとなり、格差解消で後れを取っています。収入における男女格差は世界146ヶ国中100位、管理職についている男女格差は130位、経済分野全体のスコアは121位だそうです。

 我がクラブは、現在女性会員はわずかに3名です。そして会員歴は、原道子会友が最も長く、会員歴10年8カ月です。

 堀川貴史ガバナーも、若者・女性の入会を大いに奨励しております。

 国際女性デーを弾みとして、今後も女性会員の入会促進に努めてまいりたいと考えています。 皆さんのご協力を宜しくお願いいたします。

会長の時間26

2023-03-01

日田ロータリークラブ会長 石松雅彰

先日の会長の時間でもお話ししましたが、2014年10月、RI理事会は3月を重要分野である「水と衛生月間」としました。

2020年時点、世界では約20億人が安全に管理された飲み水を使用できず、世界人口の11%にあたる7億7,100万人が、限定的な飲み水、改善されていない水源、或いは地表水を利用しており、さらに、この内の1億2,200万人は、湖や河川、用水路などの未処理の地表水を使用していると言われています。

そして、7億7,100万人のうち4億人がサハラ以南アフリカで、3億600万人が東アジア・東南アジア、または中央アジア・南アジアで暮らしています。

日本では、透明で清潔な飲み水を毎日飲めるのは当たり前のことですが、世界ではこれだけ大勢の人々が安全な飲料水を飲むことができず、さらに世界人口の半数近くが安全に管理された衛生的なトイレを利用できない状態ともいわれています。

安全な水と衛生設備の利用は、全ての人がもつべき権利です。なのに、汚染水で病気になる人や命を落とす人が後を絶ちません。未来を担うはずの子どもたちは、水汲みなどの労働によって学校に通えず、つらい境遇を強いられています。

このため、ロータリーではこれらの地域で、井戸を掘ったり、雨水貯蔵システムを設置し、安全な水を確保するとともに、それらの設備を維持する方法を地域の人に教えてきました。また、衛生や伝染病に関する教育も行うことで、コミュニティ全体の生活を改善し、こどもの通学率を高めてきました。

一人に安全な水を提供するのに必要なコストは24ドルと言われています。ロータリー財団は2013年から100ヶ国余りで実施されている1000以上のプロジェクトに投資をし、これらの補助金を活用しロータリー会員が浄水、衛生教育、仮設トイレの建設、廃棄物管理などを支援しています。

日田RCの55周年式典で記念講演をいただきました川原尚行DRが理事長を務めておられる認定NPO法人 ロシナンテスもアフリカ・スーダンやザンビアで医療支援や衛生的な水の確保活動を続けられています。

我がクラブも、橋本信一郎会友や田嶋篤会友が会長を務められた時、ミャンマー・キータンゴン村での学校建設、学用品の支援、そして織田荘太郎会友が会長を務められた時に、井戸の掘削、整備などの支援活動を行いました。

2021-22年度のグローバル補助金(約11億9,900万円)のうち、約15.6%(1億8,700万円)が「水と衛生」分野に使われています.

ロータリーが重要分野での活動を進めるには、その財源が必要です。ロータリー財団への寄付が、ロータリーの活動を支える基盤となります。

今後も、皆さんのロータリー財団へのご協力をお願いし、会長の時間を終わります。

会長の時間25

2023-02-22

日田ロータリークラブ会長 石松雅彰

 先日、昨年春から日田市で避難生活をしてきたウクライナ人のジュリア・デミチェンコさんと息子のキリル君が、ウクライナへ帰国の途に就きました。

 デミチェンコさんご家族が過ごした市営住宅には、昨年、日田ロータリークラブがエアコンを設置し、少しでも日本での生活が快適になるよう支援を行いました。

 大分合同新聞によりますと、ロシアからの侵攻を受け大分県内で避難生活を送っているウクライナの方々で、帰国するのは初めてとのことです。一緒に避難してきたもうひと家族は、引き続き日田での避難生活を送るとのことです。

 今回帰国されるキリル君は、日田市での避難生活期間中、三芳小学校6年2組に在校していました。私は毎朝、孫たちの登校時の見守りを行っていますが、キリル君たち3名のウクライナの子どもたちが、地元の登校班の子どもたちと一緒に元気に登校する姿を毎日見ていました。

 帰国に先立ち、2月8日(水)に小学校では全校生で送別会を催しました。私も学校運営協議会会長として案内を受けましたが、あいにくロータリーの例会と重なり出席できませんでした。後で、出席した委員や孫たちから、素敵な送別会だったと聞きました。

 三芳小学校の校長は菅原寿明先生とおっしゃって、とてもユニークで、熱い先生です。

運営協議会では校長先生の、子どもたちを中心に置き「誰一人置いていかない」という教育理念とその情熱にいつも圧倒されます。

今回の送別会も、校長のアイデア満載だったようです。

 後日、その様子が『学校だより』で報告されましたので、一部を紹介します。

母親のジュリアさんとキリル君が出席した送別会では、この1年間の学校行事や彼の学校生活がスクリーンに映し出され、楽しかったことや頑張ったことなど、思い出溢れる1年を振り返りました。

 そしてクラスメイトからの記念品や花束贈呈と合わせ、校長からの感謝状が贈られたとのことです。キリル君は、日ごろは髪を下していましたが、送別会の写真では「ちょんまげ」結びにしていて、お茶目な可愛い一面も見えました。感謝状の内容を少し紹介します。

「感謝状  デミチェンコ・キリル 殿

あなたが、異国の地、日本の九州、大分県日田市で暮らし、ここ三芳小学校で約1年間学んだことに敬意を表します。

私たち日本人は、あなたに、ほんの少しの気持ちとわずかな時間を使うことしかできなかった許すことのできないことが、あなたやあなたの家族やウクライナを襲っている。あなたたちの逆境に負けない姿から、私たちは、真の生きる力、平和の尊さ、未来を信じる力を教わっている。

あなたたちと、そして、ウクライナは、きっと自分たちの未来を取り戻し、その未来は明るく輝いているに違いない。

私は、あなたと出会った日本人の一人として、あなたとの出会いに感謝しています。

私たちは、あなたたちを忘れることは、ありません。

私たち日本人は、自国のことのみならず、世界の平和のために行動します。そして、ゆたかな理想の愛すべきウクライナの勃興を願い、幸せな暮らしが戻る事を信じています。(中略)

ウクライナに平安を  あなたとあなたの家族に幸あれ ウクライナとともに

 (以下略)」と書かれていました。

 感謝状の内容は、小学生には少し難しかったとは思いますが、通じた思いがあると信じています。

 送別会終了後にクラスメイト達と撮った記念写真も掲載されていましたが、キリル君もお母様も、とても嬉しそうにしていました。

まだ、三芳小には二人のウクライナの女の子が登校する予定となっています。

 キリル君が無事に帰国でき、そして日本に残るもう一家族の方々も、安心して故郷に帰れる日が一日も早く来ることを願っています。そして、それまでは、私も学校関係者の一人として、精一杯の支援をしていきたいと考えています。

 

会長の時間24

2023-02-15

日田ロータリークラブ会長 石松雅彰

 ロータリーの友には、俳壇、歌壇、柳壇(りゅうだん)のコーナーがあります。

 俳壇を担当する選者は、『夏井いつき』さんと『長谷川櫂』さんです。

 夏井さんは、皆さんよくご存じのTBSテレビ系列「プレバト」の俳句の才能査定ランキングの選者でもあります。長谷川さんは熊本出身の俳人で、東京大学卒業後、読売新聞記者を経て俳句に専念され、朝日俳壇選者も務めておられる方です。

 俳壇コーナーは、お二人が毎月交互に選者を務めておられ、13~14名程度の方の俳句が選定、紹介されています。

このコーナーに、昨年の12月号から今月号まで3カ月連続して梅野親典会友の奥様 啓子さんの句が選定されています。

梅野さんの奥様は、私と同級生で、同じ刃連町のご出身でもあり、小・中・高を共にした方です。小さい頃から、書や絵画が上手で、多彩なご趣味を持っておられる方です。

ご実家のお母様も聡明なお方で、今でも俳句や短歌を楽しんでおられ、西日本新聞の日田玖珠版にはよく作品が紹介され、啓子さんとお二人のお名前を拝見することも多くありました。

啓子さんやご実家のお母さんとは、うちの母や家内も非常に懇意にしていただいており、今回の俳句の件を話したところ、我が事のように喜んでいました。

ロータリーの友では、創刊70周年特別企画「俳句コンテスト」の作品募集中です。

たぶん奥様も応募されておられるかと思いますので、楽しみにいたしております。

 俳句がらみで、もう一つ。水戸RCの牧さんの投稿をご紹介します。

 コロナ禍で、マスク着用に黙食と会話も途絶えがち。さらに、会員が楽しみにしている新年例会や納涼例会でも懇親会が無くなるなど、例会もすっかり様変わりしてしまった中で、クラブ内の会員同士の話題作りや、例会を盛り上げる目的で、会員から俳句や短歌、川柳を募集してみてはどうかとの提案を行い、理事会の承認を得て2021年11月から22年6月まで実施したそうです。会員数は120名ですが、果たして作品が出てくるのか不安の中でスタートされたそうですが、期間中のすべての例会で作品が出品されたとのことです。例会場で作品を読み上げると、会場から「オー!」と歓声が沸いたり、思わず漏れる笑い声に、例会の雰囲気が和み、気分転換に一役買うことができたと安堵しているとのことでした。また、せっかく集まった会員の作品ですから、一つにまとめたいとの思いから、「しおさい」創刊号を作ったとのことでした。

 それぞれのクラブでも、長引くコロナ下で、例会を盛り上げるため色んな工夫やアイデアを凝らして頑張っておられることを、また一つ学びました。

 今期は、もう半分を過ぎましたが、面白いアイデアややって欲しいことなどがありましたら、ぜひお寄せください。お待ちしています。

会長の時間23

2023-02-08

日田ロータリークラブ会長 石松雅彰

 ロータリーには、特別月間というものがあります。

 特別月間とは、クラブだけではなく、ロータリアン一人ひとりが、ロータリーの活動に参加するよう強調するため、国際ロータリー(RI)が指定した月間のことです。

 2022―23年度当初の特別月間は、8月(会員増強・新クラブ結成推進月間)、9月(基本的教育と識字率向上月間/ロータリーの友月間)、10月(地域社会の経済発展月間/米山月間)、11月(ロータリー財団月間)、12月(疾病予防と治療月間)、1月(職業奉仕月間)、2月(平和構築と紛争予防月間)、3月(水と衛生月間)、4月(母子の健康月間)、5月(青少年奉仕月間)、6月(ロータリー親睦活動月間)となっていました。

 ただし、9月のロータリーの友月間と10月の米山月間は日本独自の強化月間となります。

 ロータリーの友1月号の情報によりますと、2022年10月のRI理事会決定40号により、特別月間が一部改正になったとのことです。

 その改正内容は、2023年4月が新たに(環境月間)となり、2023年7月が(母子の健康月間)なりました。

 環境問題はRIの重点分野であり、「天然資源の保全と保護を強化し、環境の持続可能性を高め、人と環境との調和を促す活動を支援する。」月間として決定されたものです。

 今回、4月から7月に移動した(母子の健康月間)は、2014年10月RI理事会にて4月の特別月間に決定されたもので、5歳未満の幼児の死亡率と罹患率の削減、妊婦の死亡率と罹患率削減、そしてより多くの母子に対する基本的な医療サービスの提供、保健従事者を対象とした研修などを強調する月間とされています。

 ところで、今月2月は「平和構築と紛争予防月間」であるとともに、1905年2月23日、ロータリーの創始者ポール・ハリスが友人3人と最初に会合を持った日であり、この2月23日を祝うロータリー創立記念日は「世界理解と平和の日」として順守されています。

ちなみに、日本では、2月23日は天皇誕生日の祝日で、日田では「広瀬淡窓」が現在の地に咸宜園を開いた「咸宜園の日」と定められています。

 今月のガバナー月信でも、冒頭にロータリー創立記念日のことやウクライナでの支援活動について述べられています。また、膳所ガバナーエレクトのロータリー国際協議会のご報告も掲載されています。

 興味のある方は、月信をぜひご覧ください。また、ネットで「ロータリーの歴史」と検索すると、ロータリー創立の経緯やその後の活動などについて詳しく書かれており、大変参考になります。

 

会長の時間22

2023-02-01

日田ロータリークラブ会長 石松雅彰

 先日、ロータリーの友1月号を見ていましたら、投稿記事に知った方が載っていました。

 皆さんもよくご存じの方です。さて、誰でしょう。

それは、「友愛の広場」コーナーの『バイクで広がる、親睦グループの輪』という記事の中です。

  北海道の富良野市のロータリアン松田英朗さんの投稿で、2021年8月に設立した「バイクのロータリー親睦活動グループ」日本支部という組織があり、現在140人を超える会員がおられ、その活動などをフェイスブックなどに載せていたそうです。そのつながりから、北海道のツーリングを予定していた九州地区の熊本江南RC・田中俊宏さんと、大分キャピタルOliOliロータリー衛星クラブ・林秀一さんから連絡が入り、昨年8月7日、北海道ツーリングの最終日に、富良野に立ち寄ってくれたとの内容でした。林さんたちは、道中、広島でも同じグループ仲間である広島西RCの諏訪昭浩さんと会って、夕食を共にしたとのことでした。

そして、初めて会ったにもかかわらず、親睦活動グループの仲間同士、ずっと前からの知り合いだったかのような既視感を抱かせ、すぐに仲良くなり、ランチをしながら今後のグループの活動などを話し合ったとのことで、「ロータリーは、不思議な力を持っています。」と結んでいます。

林さんは私と同じ刃連町で、以前日田中央RCのメンバーだった方です。

改めて、ロータリーの輪、絆を強く感じた記事でした。

もう一つは、地区大会略報Ⅱでの記事です。

ここは、全国各地区の地区大会の報告が掲載されているコーナーで、今回は8つの地区の報告が掲載されていましたが、この中で、第2710地区(広島・山口)の地区大会の報告がありました。

当該地区大会は、10月15日~16日に周南市の文化会館で行われたとのことです。

記事では、『すがすがしい秋空の下、永田壮一RI会長代理をはじめ延べ1,300人を迎えての開催。』と紹介されていました。我が地区のパストガバナーである永田氏が会長代理として出席し、会長・幹事会で、ジェニファー・ジョーンズ会長の「会長イニシアティブ」、「女児のエンパワメント」「会員増強:行動計画とクラブ活性化」について講演をなさったそうであります。

ちなみに、基調講演は、東京大学大気海洋研究所 道田豊教授から「海洋プラスチック汚染とは何か~瀬戸内海の現状を踏まえて~」と題し、講演がなされたとのことでした。

また、会議終了後のRI会長代理歓迎晩餐会では、時節柄円卓の席数制限を行い、3会場に分散して開催されたそうです。

ロータリーの友は、情報の宝庫でありますが、知っている方に関する記事があれば、また興味も倍増します。興味のある方は1月号を改めてご覧ください。面白いと思います。

ロータリーの友1月号からの、紹介でした。

会長の時間21

2023-01-25

日田ロータリークラブ会長 石松雅彰

 

先週行われました堀川貴史ガバナー公式訪問に関しましては、早朝から会場設営、受付・案内、駐車場整理などに、親睦委員会の皆さんをはじめ沢山の会友の方々のご協力を頂き、おかげさまで何とか無事に行うことができました。大変ありがとうございました。

 合同例会前の10時からは、ガバナーと会長・幹事・会長エレクト・幹事エレクトとの懇談会が行われました。会場にはガバナー、ガバナーパートナー、吉光ガバナー補佐、作守地区幹事が出席され、日田クラブからは今年度および次年度の会長、幹事に合わせ、膳所ガバナーエレクト、小ケ内地区幹事エレクトが出席いたしました。

 初めに出席者の自己紹介と合わせ、ロータリーへの思いやこの半期で心に残ったことなどを披露しあい、穏やかな雰囲気の中で進められました。

 ガバナーからは、今年度の活動計画書から、クラブの運営方針や各委員会での取組についてご指導、ご意見を頂きましたが、特に公共イメージ委員会の「新たな広報チャンネルとして、毎月1回、地元新聞にて奉仕活動だけではなく、ロータリーを広く知っていただく内容を掲載していく」活動について、高い評価を頂きました。そして、単年度だけの取組ではなく、数年は取り組んでみてはどうかとのご示唆と合わせ、この取り組みについて、地区のホームページにもアップして欲しいとのご要望も頂きました。永田委員長、お骨折りをおかけいたしますが、よろしくお願いいたします。

 また、予算について奉仕プロジェクト(職業奉仕、社会奉仕、国際奉仕および青少年奉仕)にかかる予算は、スマイルなどの収入で賄うことが望ましく、日田クラブの予算書は、概ねその基準を満たしている。今後もスマイルの収入を確保し、奉仕活動を進めてほしいとのご指導も頂きました。

 午後の合同例会で行われたガバナーアドレスでは、スクリーンの配置場所に検討を要する感じがいたしました。主催者席をもう少し移動し、スクリーンをできるだけ中央部に設置し、ガバナーが中央部でお話しするほうが良かったかなと思いました。

 いずれにいたしましても、本年度の重要な取組みの一つが終了いたしました。大変ありがとうございました。

 さて、1月も本例会で終わります。11日の例会で、藤原会友からロータリーの友1月号の掲載内容について紹介がありました。1月号も、盛り沢山の情報に溢れていますが、『ロータリーの友』創刊70周年特別企画 バックナンバーでたどる『友』70年の1990年~の中から、心に留まった記事を少し紹介いたします。

 一つは、1990年オレゴン州のポートランド国際大会にソ連が初参加し、RIに復帰した東欧各国のクラブ代表との記者会見が行われた。そして、ソ連・東欧代表のパネル討論会終了後には、演壇に多数のロータリアンが握手に詰めかけたとの記事です。この時にRIは、ソ連に奉仕クラブを持つ世界初の民間国際団体になったとのことです。2002年にはロシアのクラブは71にもなったようです。その後の活動については把握していませんが、ロシアとウクライナの紛争を見るとき、複雑な思いに駆られます。

 もう一つは、1995年1月の阪神・淡路大震災です。

 1月17日、午前5時46分52秒、兵庫県の淡路島北部沖の明石海峡を震源として、マグニチュード7.3の兵庫県南部地震が発生いたしました。近畿圏の広域が甚大な被害を受け6434人が亡くなりました。当時、早朝からテレビで断続的に放映される被害の状況は日本国内のみならず、世界中に大きな衝撃を与えました。あれからもう28年にもなりますが、毎年1月になると当時のことが思い出されます。記事では、ロータリアンも被災者となる中、全国で救援活動が展開され、95年の3月号、5月号、6月号、7月号、8月号などに関連記事が掲載されたとのことでした。

 ロータリークラブの沿革や活動実績を知るにつれ、諸先輩会員の方々が積み上げてこられた歴史や活動に頭が下がる思いです。

 私自身は大したことはできませんが、今後も会員の一人として頑張りたいと思っています。

 これで、本日の会長の時間を終わります。

会長の時間20

2023-01-18

日田ロータリークラブ会長 石松雅彰

本日の会長の時間は、先週開催いたしました理事会での協議事項について、いくつかご報告いたしたいと思います。

 まず1点目は、2月のスケジュールについてです。

 2月15日の例会は、外部講師をお迎えして卓話をお願いする計画でありました。

このため理事会で協議した結果、現在ライオンズクラブ国際協会337-B地区でガバナーを務めておられる杉野恭市氏に卓話をお願いすることになりました。杉野ガバナーは、日田ライオンズクラブのライオンでもあります。きっかけは、膳所ガバナーエレクトから、RIではライオンズクラブを含む国際的な奉仕団体と積極的な交流や活動をすすめており、当クラブでも交流を深める機会の一つとして、杉野ガバナー在任中に卓話をお願いしてはどうかとのご提案を受けておりました。杉野ガバナーに打診をいたしましたところ、『光栄であります。ぜひ例会に出席させていただきます。』とのご快諾を頂きました。杉野氏を個人的にご存じの方は多いと思いますが、ライオンズクラブの活動等については知らないことも多いと思われます。ぜひ楽しみにしていただきたいと思っています。

 

二つ目は、台湾 嘉義玉山RCからに書簡についてです。11月中旬、同クラブからメールが届きました。内容は、この3年間、新型コロナウイルス感染症拡大に伴い出入国が制限され、相互訪問を中断せざるを得なかったが、10月11日以降出入国制限が緩和され両クラブの友好を深める日が近づいてきました。近々日本を訪問する予定があり、都合の良い訪問日を知らせてほしいとのことでした。橋本国際奉仕委員長が嘉義玉山RCと調整を行っていただき、10月22日開催予定の60周年式典への参加案内を行うことといたしました。

最後に、定款・細則委員会の設置についてです。

今年度、当クラブの定款・細則の見直しを行うよう準備を進めてまいりましたが、2022年手続要覧も届きましたので、本クラブに定款・細則委員会を設置いたしたいと思っています。委員長には織田莊太郎会友、副委員長には橋本信一郎会友、委員に草野義輔会友、佐竹享会友、武内眞司会友、北郷太門会友、一ノ宮勝己会友にお願いいたします。今後、3月頃までを目途に協議を進めていただき、4月の例会時に審議、決定を目指したいと思っています。

その他の事項につきましては、お手元に議事録を配布いたしておりますので、ご参照ください。

本日の会長の時間を終わります。

会長の時間19

2023-01-11

日田ロータリークラブ会長 石松雅彰

新年、明けましておめでとうございます。

会員の皆様におかれましては、ご家族お揃いで健やかな新春をお迎えのことと、お慶び申し上げます。

さて、昨年末の28日の例会は、急遽休会といたしまして大変申し訳ございませんでした。不覚にもコロナに感染し、ご迷惑をおかけいたしました。

当日、会長卓話として予定いたしておりました「上半期を終えて」につきましては、別途週報に掲載してもらいましたので、後ほどご覧頂ければ幸いです。

会長任期も残り半年となりました。最後まで全力で取り組みたいと思っておりますので、どうぞ宜しくお願いいたします。

 

 

 今日の会長の時間は、「ロータリーの友」についてお話いたしたいと思います。

12月初めに、ロータリーの友委員会より、2021-2022年度の事業報告が届きました。

「ロータリーの友」はRIの認定を受けた地域雑誌として、RIにより設置が義務付けられた「ロータリーの友委員会」の監督の下、「一般社団法人ロータリーの友事務所」がその発行業務を担っております。財政的には過去数年にわたり赤字決算が続いており、当該年度も収支改善に数々の努力をされたようですが、会員数の減少および広告収入の伸び悩みにより不安定な状況が続き、さらに新型コロナウイルス感染症の拡大により、ロータリークラブの活動が困難さを増したことで投稿数も減少し、冊子の質の維持にも苦労するなど厳しい状況が続く中、「ロータリー日本100年史」を発刊し、全国のロータリークラブに無償寄贈を行うなど新たな対応もあり、残念ながら赤字決算となったとのことです。

 このため、1975年1月以来据え置かれていた購読料(1冊200円税別)を本年度より

1冊250円(税別)に改定いたしました。これにより、出版収益の大幅な悪化は回避できるものと予想されているとのことです。

毎月、素晴らしい企画と取材、編集などにご尽力を頂いている「ロータリーの友事務所」の皆さんに深い敬意と感謝の意を捧げたいと思います。

 

 

 当クラブでは、毎月、雑誌委員長の草野義輔会友より、ロータリーの友の掲載記事等についてご紹介やお話を頂いていますが、ぜひ愛読したいと思います。

そこで、11月号に掲載されていました「ロータリーの友」創刊70周年特別企画、【バックナンバーでたどる『友』70年1970~80’S】の中から、少しご紹介をしたいと思います。

 38ページに掲載されていました「女性入会への道筋」です。

 「1978年3月、RI定款に反し3人の女性を入会させたことでRI理事会がアメリカのドアテ(デュアルテ)RCを除名、RI除名を不服としたドアテRCが提訴するも、カリフォルニア州上級裁判所は却下、ドアテRCがなお不服として上告、州控訴院が「女性会員の入会拒否は違法」と判決、今度はRI理事会がアメリカ連邦最高裁判所に訴えたが、最高裁は女性の入会を支持した。」との経過が掲載されていました。そして、その経過はロータリーの友の83年4月号、86年9月号、87年7月号に紹介されているとのことです。

アメリカ連邦最高裁まで争われて獲得された女性会員の入会は、今年度ロータリー史上初の女性RI会長「ジェニファー・ジョーンズ」誕生につながっています。

恥ずかしながら、私は、女性入会の権利獲得の経緯は全然知りませんでした。

今や、若い会員、女性会員をいかに入会させるかが、ロータリークラブ存続のカギとなっていると言っても過言ではありません。

会員の入会資格は大幅に緩和され、多様化が強く求められています。我がクラブでも、さらに多くの女性会員や若い会員の確保に努めたいものです。

「ロータリーの友」は情報の宝庫です。これだけの情報が満載された冊子が、250円とは驚愕です。

ぜひ、愛読したいものです。

ロータリーの友事務所の皆さんのご尽力に感謝しながら、本日の会長の時間を終わります。

会長の時間18

2022-12-14

日田ロータリークラブ会長 石松雅彰

 

本日の会長の時間は、11日(日曜日)に行われました、こども食堂ハッピータイムでのクリスマス会の報告と、本日行われますクラブ協議会についてお話ししたいと思います。

 本年度の地区補助金を活用した社会奉仕事業「こども食堂ハッピータイム支援事業」は、エアコン設備設置工事、案内看板設置、横断幕設置、そしてイベント協賛事業となっており、すでにエアコン設置、案内看板・横断幕設置については完了し、贈呈式を済ませたところですが、イベント協賛事業はコロナ禍の中で未達成でありました。

 このためハッピータイムさんと、イベント実施について協議を進めてまいりましたが、

去る12月11日の日曜日にクリスマス会を開くこととなり、日田ロータリークラブも協賛させていただくことになりました。

 当日は、膳所ガバナーエレクトをはじめ、財団委員長の織田会友、次年度幹事の一ノ宮会友、そして中西会報編集委員長のご協力の下、私がサンタのコスチュームを着て会場で子供たちに心ばかりのプレゼントを配らせていただきました。

 会場には、乳幼児から中学生まで25~6人の子どもさんが参加されており、保護者やボランティアスタッフを含め40名近くになっていました。

 サンタのコスチュームは思いのほか子どもたちに『大うけ』で、皆とハイタッチしたり、記念写真を撮るなど、短時間ではありましたが、大いに盛り上がりました。

 これで、一連の事業が終了しましたので、実績報告書を出すことができます。

 ご協力いただきました会友の皆さんに深くお礼申し上げます。

 さて、本日はこの後、クラブ協議会を開いていただくことになっています。

 今回のクラブ協議会では、年次目標に向けた前半の進捗状況と後半の活動計画を協議していただくことになります。

 また、来年1月18日(水)には、ガバナー公式訪問が予定されています。

 当日の準備等に若干名、実行委員としてご協力いただきたいと思っています。

 接客や、駐車場、会場準備など担当委員会を理事会にて決定いたしましたので、それぞれの委員会では、協力いただける会員の人選をお願いいたします。

 クラブ協議会終了後は、大委員長より担当部門の「前半の進捗状況と今後の計画」について簡潔に報告してもらうこととなっています。

どうぞ、よろしくお願いいたします。

 これで、本日の会長の時間を終わります。

会長の時間17

2022-12-07

日田ロータリークラブ会長 石松雅彰

 

 12月は、ロータリーの「疾病予防と治療月間」です。

これに因みまして、本日は日田市社会福祉協議会職員で健康運動実践指導者であります「新川美奈子」様に我々の健康保持のための卓話をお願いいたしております。

疾病予防は平常の健康管理から始まります。卓話を楽しみにしています。

今月の堀川ガバナーの月信でも「世界で数百万人が病気によって苦しみ、貧困を強いられています。ロータリーが疾病の予防と治療に力を注ぐのは、このためです。」と述べられています。そして「病気は何もせずに予防できるものではありません。命にかかわる病気の蔓延を食いとめ、予防を徹底させるために、私たちロータリー会員は、医療従事者への研修、病気や衛生習慣に関する市民への指導など、世界で毎日、数百ものプロジェクトを実施しています。」と述べられています。

先日行われましたポリオ根絶街頭募金活動もこれらプロジェクトの一環であろうと考えています。

WHOによって発表された「国際的に懸念される公衆衛生上の緊急事態」の対象も、ポリオウイルスと新型コロナウイルス感染症とされているそうです。

今後も、ポリオ根絶に向け活動を進めることが重要です。

さらに今、ウクライナではロシアの軍事行為による人道的危機が起きています。

この地域に対するロータリーの医療支援活動のニュースが二つ、マイロータリーで閲覧できましたので、紹介いたしたいと思います。

一つが、ロータリーとUkraine Friends との合同による救急車プロジェクトです。

両団体が30万米ドルずつ寄付して救急車を40台確保し、ウクライナとスロバキアのロータリー地区が引き渡しの手配を行ったそうです。

これらの救急車には酸素ボンベ、除細動器、心電図検査機、人工呼吸器といった医療機器が備わっており、Ukraine Friendsが運転手を確保、ロータリー第2232地区(ウクライナとベラルーシ)が燃料を購入し、40台の救急車のうちチェコ共和国とスロバキアのロータリークラブが購入した18台は民間使用を目的にウクライナ保健省に、Ukraine Friendsが提供した22台はウクライナ領土防衛隊に寄贈されたとのことでした。

もう一つのニュースは、中・北米、アルゼンチン、ヨーロッパのロータリー会員が、米国のウクライナ人医師会との協力や、自らのネットワークを駆使し、医療物資100トンを収集したというものです。これらの物資は、2機の貨物輸送機でシカゴからヨーロッパに運ばれ、現地で最も必要とされる物資を特定するため、ロータリー会員が病院と毎日連絡を取り合い、提供しているとのことです。

このほか、シカゴ近郊の病院が救急車1台を寄贈したり、米国メーン州のロータリアンが爆弾金属片による負傷者のための可動式X線装置を確保し、これらの物資が北米ウクライナ医師会が運営する倉庫に次々に集まっているとのことです。

さらに、これらの物資の整理と仕分け、梱包、発送もロータリーのボランティアが行っているそうです。

 本当に、世界のロータリアンたちの活動に頭が下がる思いです。

 私たち個人は大きなことはできませんが、皆が力を合わせればこんなに素晴らしいプロジェクトも進めることができるんだと、ロータリーのすごさを改めて実感したところです。

 これで、本日の会長の時間を終わります。

会長の時間16

2022-11-16

日田ロータリークラブ会長 石松雅彰

本日の会長の時間は、11月のガバナー月信からお話ししたいと思います。

 11月は、ロータリー財団月間ということで、冒頭にロータリー財団についてコメントがありました。

 これについては、後ほど織田財団委員長より卓話が予定されていますので省略させていただきます。

 次に、10月8~9日に熊本市で行われましたロータリー・リーダーシップ研究会

(RLI)パートⅠについての報告がありました。

 今回のパートⅠでは、6セッションを1日目に4セッション、2日目に2セッションというスケジュールにて行われ、2日間の長丁場でもあり最終的に終了証を受けられた会員は72名中56名であったとのことです。

 日田クラブからも、一ノ宮勝己会友と小ケ内聡行会友が参加され、佐竹享会友がDL(ディスカッション・リーダー)として参加されています。

 この研修は、クラブの将来のリーダーを育てるという目的と合わせ、新会員には他クラブの会員と意見交換することにより、より広い視野を持った会員に育てることができるとされています。

 来年2月25日(土)には、パートⅡとして大分のホルトホール大分にて開催される予定となっており、今回参加できなかった会員もぜひ参加してほしいとのコメントがありました。

 また、先に打診のあっておりました台湾3523地区との交流について、地区内の13クラブが交流を希望するとの意向があり、11月中旬に3523地区より、熊本に10名程度で来訪される予定があり、11月15日には懇親会を予定してあるとの報告もありました。

 ガバナー月信には、地区やRIなどの最新情報が盛り沢山ですので、暇があればぜひご覧ください。

 また、地区ホームページでは10月23日、熊本で開催されました「世界ポリオデー」街頭募金活動の報告もありました。

 サクラマチ熊本の横に併設された「熊本マチナカ音楽祭」会場にて堀川ガバナーのあいさつの後、おそろいの真っ赤なTシャツを着て募金活動を行い、九州4地区で活動を開催した2700地区(福岡)や2740地区(佐賀・長崎)からも、それぞれ担当の部門長が参加されるなど、総勢300名の会員、ファミリーなどにより募金活動が行われたそうです。

 2時間での募金額は、401,780円で、参加された会員の皆さんや、8月から諸準備を重ねてきた実行委員会の皆さんに感謝の言葉があり、「ロータリーの理解と奉仕の原点がここにあったと感動した」と報告されていました。

我々の地域でも、同日、総勢31名のロータリアン、ローターアクトの皆さんのご協力を頂き募金活動を行うことができ、10万5千円以上のご寄付を頂いたことは大きな意味を持つと改めて皆さんに感謝申し上げ、会長の時間を終わります。

ありがとうございました。

 

会長の時間15

2022-11-09

日田ロータリークラブ会長 石松雅彰

本日の会長の時間は、11月6日に日田市民文化会館パトリアで執り行われました

「日田ライオンズクラブ65周年記念大会」についてご報告いたします。

 日田ライオンズクラブは、1957年(昭和32年)7月7日、久留米ライオンズクラブのスポンサーにより九州で4番目、県下では最初に結成されたクラブで、以来65周年を迎えたとのことでした。

 これまでに3名のガバナーを輩出され、今年度も杉野恭市氏がガバナーを務める歴史と伝統のあるクラブだと、祝辞の中で紹介されました。

 式典は、坂田光寿会長の開会宣言・開会ゴングで始まり、大韓民国国歌並びに日本国国歌斉唱、物故者黙祷に続き、来賓、地区役員、そして参加ブラザークラブなどの紹介があり、その後に竹井信之大会実行委員長による歓迎の言葉、坂田会長による大会会長挨拶と続きました。祝辞は、杉野恭市ガバナーに続き大分県知事代理で吉田副知事、日田市長、日田商工会議所会頭、そしてスポンサークラブ、姉妹クラブの会長がそれぞれ祝辞を述べられました。

 記念事業は、日田市へ日田駅北側広場記念樹・サークルベンチ寄贈、ライオンズ大分県・アイ・腎バンク協力会へ金一封、LCIF基金へ献金2000ドル、そして日田少年少女合唱団、日田市柔道連盟・少年部、日田市サッカー協会・少年部、日田市ソフトテニス協会・少年部の4団体へ金一封、ウクライナ人道支援 金一封と紹介され、それぞれの団体に目録が贈呈されました。

引き続いて功労者表彰、5年間会長表彰などが行われ、式典が終了いたしました。

式典所要時間は、丁度1時間30分でした。後で聞きましたら、リハーサルでは1時間10分程度だったとのことですから、本番では少し時間が掛かったとのことでした。

 当日、配布された大会冊子は65周年記念誌との合同版で、日田ライオンズクラブの「65年の歩み」や「アクティビティ」が写真付きで紹介されており、後日に別途記念冊子を作るよりも合理的だなと感じました。

 また、参加者へのお土産は、日田の地元3酒造(井上酒造・クンチョウ酒造・老松酒造)のお酒3本セットで、日田市の観光パンフレットやマスクもなども同封されていました。これも、小粋な企画だと思いました。

 大会の最後には、ガバナー輩出地で行われるライオンズクラブ国際協会337-B地区年次大会の案内を、壇上で横断幕を使い周知していました。

 17:30分からは会場をサッポロビール九州日田工場日田森のビール園に移して、祝宴が行われました。焼き肉の食べ放題となっていました。

 参加者が多く、材料はセルフになっていましたので、食材コーナーは長蛇の列でしたが、十分にビールもお肉も頂きました。

 今回の日田ライオンズクラブ結成65周年記念大会は、次年度に60周年式典を迎える我がクラブにとっても参考になることが多かったと思っています。

 今回の各種資料は、実行委員会に全て提供いたすことにしています。

 会長の時間を終わります。

 

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